2018/03/29

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」第4章「The BODY」

最近「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を観ている。

ご承知の通り「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は1980年代のポップカルチャーへのオマージュに満ちており、スティーブン・スピルバーグ、ジョン・カーペンター、スティーヴン・キングなどの影響を見て取る事ができる。

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そんな中、今回紹介するのはシーズン1の第4章「遺体("The Body")」

スティーヴン・キングファンとしてはこのタイトルで驚く事になる。と言うのも "The Body" とは「スタンド・バイ・ミー」の原題なのである。

「スタンド・バイ・ミー」はご承知の通り、4人の少年たちが、失踪した少年の「死体"The Body")」を探すイニシエーションの旅に出る物語である。

もちろんこの「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の冒頭の物語は、第1章「ウィル・バイヤーズの失踪(" The Vanishing of Will Byers")」で失踪した少年を4人の少年たちが探す、と言うものである。

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そしてもう一点興味深いのは、第4章「遺体("The Body")」には登場人物の一人がスティーヴン・キングのハードカバーを読んでいるシーンがある。

そこのシーンのセリフは「その本いいよな。面白い話だ」である。本編映像では残念ながらどのハードカバーを読んでいるのかは確認する事はできないが、キングのハードカバーの中では比較的薄い本のような印象をうける。

そんな「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、スティーヴン・キングのテイストあふれる作品である。関心がある方は是非。

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2018/03/26

「ポプテピピック」もキングの影響を!?

「ポプテピピック」
古今東西のサブカルチャーの雑多なパロディでストーリーやイメージが構成されているアニメーション作品「ポプテピピック」だが、ご多分にもれず「ポプテピピック」にはスティーヴン・キング作品のパロディも含まれていた。

「ポプテピピック」第9話「奇跡とダンスを」より
「ポプテピピック」第9話「奇跡とダンスを」より。

「ポプテピピック」第11話「呪館 JUKAN」より
「ポプテピピック」第11話「呪館 JUKAN」より。

前述の通り「ポプテピピック」には古今東西の映画・ゲーム・マンガ・アニメ等のパロディが含まれている。その中にいくつかにキング作品があったからどうだ、と言う話ではないし、残念ながら特に語ろうとも思わないところである。

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2018/03/21

「シャイニング」のジャック・ニコルソンの衣装がオークションに!?

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2018年3月21日のKUBRICK.blog.jpのエントリー『【ブログ記事】キューブリックのパーソナルアシスタント兼運転手のエミリオ・ダレッサンドロが、所有するプロップや衣装をオークションに出品』によると、スタンリー・キューブリックのパーソナルアシスタント兼運転手のエミリオ・ダレッサンドロが、生前のキューブリックから譲り受けた映画関連のプロップや衣装、メモ類をオークションに出品する模様。

『【ブログ記事】キューブリックのパーソナルアシスタント兼運転手のエミリオ・ダレッサンドロが、所有するプロップや衣装をオークションに出品』

オークション出品カタログ

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「シャイニング」関係の出品は、ロビーカード、プロモーション用のTシャツ、ジャック・ニコルソン着用のシャツ、オーバールックホテルのキーホルダー、キューブリックのメモ、未公開フィルム、ジャック・ニコルソン着用のジャケット、コロラドラウンジのカーペット等。

キューブリックファンとしては、先ほど紹介したオークションのカタログを眺めているだけで楽しい気持ちになってしまう。

オークションは2018年3月27日にトリノで開催される。

どうやらここでオンライン入札出来る模様。

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2018/03/18

「シャイニング」と「シェイプ・オブ・ウォーター」

先日のエントリー【ギレルモ・デル・トロもキングの影響を】で紹介した通り、第90回アカデミー賞授賞式において、作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の4冠に輝いた「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)だが、その授賞式において同作の監督・脚本・原案・製作のギレルモ・デル・トロはスタンリー・キューブリックの「シャイニング」(1980)に登場するオーバールック・ホテル237号室のカーペット柄のポケットチーフを使っていた。

オクタヴィア・スペンサー また「シェイプ・オブ・ウォーター」に出演し、第90回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオクタヴィア・スペンサーもギレルモ・デル・トロと同じ柄のスカーフを使用していた。

この写真を見る限りだが、オクタヴィア・スペンサーはフォトセッションの際、スカーフをプレスに対しわざわざ見せるような行動を取っているのがわかる。

しかもオクタヴィア・スペンサーのドレスは緑色である。

さて、このスタンリー・キューブリックの「シャイニング」に登場するオーバールックホテルの237号室のカーペットだが、この237号室のシーンを見ると「シェイプ・オブ・ウォーター」でギレルモ・デル・トロが何を考えているのかが見てとれるのではないだろうか。


観点は次の通り。

・237号室の色彩設計
・237号室のカーペット
・237号室のトイレ
・237号室のバスタブ
・237号室の女性とジャックの抱擁

いかがだろうか。

シェイプ・オブ・ウォーター そう考えた場合、この「シェイプ・オブ・ウォーター」のポスターもジャックと237号室の女のように見える。

でしょ。

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2018/03/08

ギレルモ・デル・トロもキングの影響を

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2018年3月4日に開催された第90回アカデミー賞授賞式において、作品賞、監督賞、美術商、作曲賞の4冠に輝いた「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)だが、その授賞式において同作の監督・脚本・原案・製作のギレルモ・デル・トロはスタンリー・キューブリックの「シャイニング」(1980)に登場するオーバールック・ホテルのカーペット柄のポケットチーフを使っていた。

なお、この柄のカーペットは「シャイニング」では237号室の室内に敷かれている。
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まあ実際のところ、スティーヴン・キングの影響ではなく、スタンリー・キューブリックの影響なんですけどね。

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2018/02/26

「ミスター・メルセデス」は2月27日からスターチャンネルで


テレビシリーズ「ミスター・メルセデス」は2018年2月27日よりスターチャンネルで放送が開始される。

スターチャンネルの「ミスター・メルセデス」紹介映像を紹介する。

なおこの映像で使用されている曲は、第2話で使用されているドノヴァンの「魔女の季節(Season Of The Witch)」

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2018/02/25

「ダークタワー」シリーズ続編はAmazonプライムで!?

Darktower201802
2018年2月23日に /Film が伝えるところによると、「ダークタワー」シリーズのテレビシリーズ化のプラットフォームはAmazonプライムになる可能性が出てきた模様。

‘The Dark Tower’ TV Series Somehow Still Alive, Lands at Amazon

なお映画「ダークタワー」でローランドを演じたイドリス・エルバは、映画の続編を望んでいるが、テレビシリーズでローランドを演じるかどうかは不明。

余談だが、わたしの知り合いの映画ファンは映画「ダークタワー」について懐疑的で、どうせ物語の結末まで描かれないのだから、つまり途中で放り投げられてしまうシリーズになる可能性が高いのだから、「ダークタワー」は観ない、と語っている。

また、仮にシリーズが継続したとしても、イドリス・エルバとマシュー・マコノヒーでシリーズを牽引する事は難しいのではないか、とも語っていた。

実際のところ、われわれ映画ファンは様々な作品、とくにテレビシリーズに多いのだが、物語を結末まで描かずに、シリーズが打ち切りにされてしまう経験を何度もなんども味わっている。

アメリカのテレビシリーズのプロダクションサイドは、物語を結末まで描くことより、シリーズを延命させるため物語を水増しし、物語の結末を描かず継続させる事を良しとする風潮がある。

はたしてローランドとカ・テットの運命はいかに。

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2018/02/06

huluオリジナル「キャッスルロック」予告公開

2018年夏にhuluオリジナル作品として公開されるテレビシリーズ「キャッスルロック」の予告編が第52回スーパーボウル内のCM枠で公開された。

「キャッスルロック」
監督:マイケル・アッペンダール、ダニエル・アティアス、ケヴィン・フックス
出演:メラニー・リンスキー、スコット・グレン、アンドレ・ホランド、ジェーン・レヴィ、テリー・オクィン、ビル・スカルスガルド、シシー・スペイセク

キング的にはビル・スカルスガルド(「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のペニーワイズ)とシシー・スペイセク(「キャリー」のキャリー・ホワイト)が強烈。

またキングは、「キャッスルロック」のシーズン1は全10エピソードらしいのだが、なんと10エピソードの脚本を担当している模様。

もちろん、テレビシリーズ「キャッスルロック」の脚本家は10名もいるので、キングが全てを書いている訳ではないと思われるが、少なくとも部分的には全てのエピソードに絡んでいるのではないかと思われる。

因みに3名の監督のうちダニエル・アティアスは「死霊の牙」の監督でもある。

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2018/01/28

映画「ドクター・スリープ」の監督はマイク・フラナガンか!?

Mikeflanagan
2018年1月26日にDEADLINEが伝えるところによると「シャイニング」の続編である「ドクター・スリープ」の映画化作品について、監督はマイク・フラナガンが務める可能性が出てきた模様。

Mike Flanagan To Helm Stephen King’s ‘The Shining’ Sequel ‘Doctor Sleep’

因みにマイク・フラナガンはNetflix作品「ジェラルドのゲーム」の監督・脚本・編集を務めている。

ここで興味深いのは「ドクター・スリープ」「シャイニング」の続編で、ダニーは中年にさしかかり、ダニーのような《輝き("shine")》を持つ人間を探し出し、彼らの《輝き》を抽出し、それを喰らって生き続ける、滅び行く一族《真結族("True Knot")》と言う吸血鬼のような存在が登場する。

そして先日お伝えしたように映画「ダークタワー」は、「シャイニング」の《輝き》を援用し、ウォルターは少年少女の《輝き》を集めその力で《ダークタワー》を破壊しようとしている。そして「ダークタワー」ではジェイクは「シャイニング」のダニー同様に《輝き》の巨人として描かれている。

ここで「ドクター・スリープ」の映画化である。

「ドクター・スリープ」の当初の脚本家はアキヴァ・ゴールズマンであり、マイク・フラナガンはゴールズマンの脚本をリライトする、と言う話が伝わってきている。
そしてアキヴァ・ゴールズマンは「シャイニング」に寄せた「ダークタワー」の脚本も担当している。

ここでアキヴァ・ゴールズマンの脚本上だが「ダークタワー」「ドクター・スリープ」の《輝き》を求める集団の利害関係が一致する。

映画「ドクター・スリープ」へのジェイクとローランドの乱入は決して考えられないことではない。

huluで製作が予定されているテレビシリーズ「キャッスル・ロック」を念頭に置きながらも、「アベンジャーズ」「ジャスティス・リーグ」もびっくりのスティーヴン・キングユニバースの誕生が待たれる。

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2018/01/27

「ダークタワー」本日日本公開

映画「ダークタワー」

2018年1月27日 映画「ダークタワー」が日本国内で公開された。

「ダークタワー」
監督:ニコライ・アーセル
原作:スティーヴン・キング
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ピンクナー、アナス・トマス・イェンセン、ニコライ・アーセル
出演:イドリス・エルバ(ガスリンガー/ローランド・デスチェイン)、マシュー・マコノヒー(黒衣の男/ウォルター)、トム・テイラー(ジェイク)、クローディア・キム(アラ)、フラン・クランツ(ピンリ)、アビー・リー(ティラナ)、ジャッキー・アール・ヘイリー(セイヤー)

本作「ダークタワー」についてだが、先ずは良い作品に仕上がっていた。
2017年に公開された「IT/イット “それ”が見えたら終わり。」に続き、スティーヴン・キング原作の映画化作品として、良い流れになってきている。

さて本作だが、原作と比較してどうのこうのと言う話は無意味なので、特に本作については原作をお読みの方々にとっては既にご承知の通り全く無意味なので割愛するが、長大な「ダークタワー」シリーズの第一話として、つまりジェイク・チェンバースとローランド・デスチェインの登場篇として非常に良い作品に仕上がっていると言える。

本作「ダークタワー」のレビューだが、本日公開の作品なので、それは次回に譲るとしてネタバレにならない程度に気になった点を紹介する。

先ずは次の動画をご覧いただきたい。


おわかりだろうか、本作はなんと《テット・コーポレーション》製作と言う体裁をとっているのだ。

また、驚いた事に本作は「シャイニング」と直接的にリンクを張ろうと試みている。
そのため、ニューヨークのウォルターの部下たちがまるで「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」に登場する《真結族》であるかのような印象を与える事に成功している。

また《ドア》にあたる《ポータル》で《中間世界》と《根本原理世界》を行き来するイメージは「タリスマン」のそれのような印象を受けるし、《中間世界》のプロダクション・デザインは「タリスマン」に登場する異世界《テリトリー》を意識しているかのような印象も受ける。

あとはまあそれ以外にもキング作品への言及が出るは出るは。いちいち紹介はしないが、キングファンはそれを探す楽しみもあると思う。

本作「ダークタワー」は原作のエッセンスを見事に抽出し、良心的に翻案した素晴らしい娯楽作品に仕上がっている。

この続きはNetflixやhuluで、と言う流れだったら結構人気作になるのではないか、と思えてならない。

関心がある方は是非劇場へ。
ランニングタイムはなんと95分。そのあたりも個人的には良い判断だったと思う。

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