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2006年12月の10件の投稿

2006/12/26

最新短編"Willa"「月刊プレイボーイ日本版」に掲載決定!

Pb200612 2007/01/25発売予定の「月刊プレイボーイ日本版」2007年3月号にスティーヴン・キングの最新短編"Willa"の翻訳が掲載される、と言う情報が「月刊プレイボーイ日本版」オフィシャル・サイトで公開された。

曰く、

スティーヴン・キングの短編"WILLA"
モダンホラーの帝王、待望の新作を『PLAYBOY』に発表

とのこと。

既にお伝えしているように、キングの最新短編"Willa"は、2006/11/10発売の米「プレイボーイ誌」12月号に掲載された短編で、同誌は日本国内で12月上旬から洋雑誌販売書店で販売されている。

因みに、わたしが日本国内で購入した価格は税込3,360円也。

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2006/12/23

「2番目のキス」

Feverpitch 2006/12/23 東京池袋「新文芸座」の企画上映「シネマ カーテンコール2006<第二部>」で「2番目のキス」を観た。

なぜこんな事を言っているかと言うと本作「2番目のキス」にはスティーヴン・キングが出演しているのだ。

ところで、わたしは年間300本の映画(DVD等含む)を観ることにしているのだが、2006年7月に日本公開された「2番目のキス」は諸般の事情で見逃してしまった。

で、今回池袋の名画座「新文芸座」で「2場目のキス」が上映されることを知り、いそいそと劇場に向かった訳である。

「2番目のキス」(2005)
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
原作:ニック・ホーンビィ「ぼくのプレミア・ライフ」(新潮文庫刊) 
脚本:ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル
出演:ドリュー・バリモア(リンジー)
ジミー・ファロン(ベン) 
ジャック・ケーラー(アル) 
アイオン・スカイ(モリー) 
ジェイソン・スペヴァック(ベン/少年時代) 
スコット・H・セヴェランス(アーティー) 
ケイディー・ストリックランド(ロビン) 
スティーヴン・キング(ノン・クレジット)

ストーリー:
ビジネス・コンサルタントとして大成功をおさめたリンジー(ドリュー・バリモア)と、生徒にバツグンの人気を誇る高校の数学教師ベン(ジミー・ファロン)。住む世界のまるで違うふたりが運命の出会いを果たしたのは、ボストンに冬の気配が忍び寄ってきた10月のことだった。 生徒たちを連れて、リンジーの会社へ社会見学にやって来たベンは、才色兼備のリンジーにひとめ惚れ。生徒に後押しされたことも手伝って、その場でリンジーをデートに誘う。だが、デートの当日、運悪く食あたりをおこしたリンジーは、バスルームから一歩も出られない状態に陥ってしまった。そんな彼女を献身的に介抱し、バスルームの掃除まで買って出るマメなベン。その特大の優しさに、リンジーは大感激。「それほどの男がいまだに独身なのは、どこかに問題があるのでは?」という友人たちの心配をよそに、彼女はベンとの交際をスタートさせるが・・・・。
オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

なぜこの映画にスティーヴン・キングが登場しているのか、と言うのも、実はこの映画はジミー・ファロン演じるベンを超熱狂的なボストン・レッドソックスファン、-日常生活の全てをレッドソックスに捧げるほどのファン-、として描いており、物語はベンがレッドソックスを愛するがゆえにリンジーとの間に巻き起こる数々のドタバタをコメディ・テイストで描いているのだ。

そして、我らがスティーヴン・キングは、皆さんご承知のように熱狂的なレッドソックスファンであることから、キング自身として本作に登場、レッドソックスの開幕戦の始球式を行ってしまうのだ。

因みにキングのシークエンスは、2004年9月4日に撮影され、当時10連勝中だったレッドソックスはこの試合に破れ、ボストン・グローブ誌でキングは非難されてしまった。

キングが登場するのはわずか2カット。
ただ単に始球式を行うだけである。

普通に始球式をしているキングは、結構元気そうであった。

あと、最初のデートの際、「でぶっ尻ホーガンの復讐」への言及と思われるセリフがあった。
食あたりをしたリンジーが、トイレで吐きつつ、「大食い大会には出場できない」と言う軽口を叩くシークエンスである。

「でぶっ尻ホーガンの復讐」とは、「スタンド・バイ・ミー」に収録されている作品で、「スタンド・バイ・ミー」の主人公ゴードン・ラチャンスが創作したことになっている作品。

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2006/12/22

『「デッド・ゾーン」シーズン2コンプリートBOX』本日発売!

パラマウント・ピクチャーズから「デッド・ゾーン」シーズン2の国内版DVDがリリースされた。

「デッド・ゾーン」シーズン2コンプリートBOX』
発売日:2006/12/22
価格:12,000円(税抜)
発売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

仕様
■オリジナル英語音声:5.1chサラウンド
■日本語吹替:ドルビーデジタル ステレオ
■字幕:日本語/英語/吹替用日本語
■16:9 スクイーズ(ビスタサイズ)
■カラー
■830分(本編)
■片面2層
■5枚組(全19話収録)
■複製不能

収録エピソード
Disc1
「死の影の谷」
「地の底へ」
「再び地上へ」
「アウトサイダー」

Disc2
「6人のドナー」
「過去の傷跡」
「謎を解く女たち」
「恐怖のフライト」

Disc3
「消える男」
「死者は語る」
「神の真似事」
「天国の教会

Disc4
「嵐」
「ウィルス」
「デジャ・ヴードゥー」
「ハント」
Disc5
「マウンテン」
「コンビネーション」
「ヴィジョンズ」

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2006/12/21

「暗黒の塔(下)」店頭に出ています。

2006/12/21 やっと、と言うか、とうとう、と言うか新潮文庫版「ダーク・タワーVII 暗黒の塔(下)」が店頭に並び始めた。

本当に永かった。
が、とうとう本当に完結なのだ。

「ダーク・タワーVII 暗黒の塔(下)」
スティーヴン・キング著、風間賢二訳
ISBN:4-10-219357-X
定価:900円
初版発行日:2007/01/01

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2006/12/15

「タリスマン」はミニシリーズに!?

allcinemaonlineが伝えるところによると、

キング原作「タリスマン」は6時間のミニシリーズへ

スティーヴン・スピルバーグが長年映画化に取り組んできたスティーヴン・キングとピーター・ストラウブ共著よるダーク・ファンタジー「タリスマン」(新潮文庫)が、ケーブルテレビ局TNTで6時間のミニシリーズとして製作されることが明らかとなった模様。脚本は、これまで同作の映画版の脚本化に取り組んできたアーレン・クルーガーが引き続き担当する。同作の映画化に当たっては、一時エドワード・ズウィック監督が候補に挙がっていたが結局実現せず、アーレン・クルーガー自身も2時間にまとめることの困難さを告白していた。ミニシリーズ版の監督は未定ながら、放映は2008年夏を予定。スピルバーグは製作総指揮を務める。TNTは「死霊伝説 セーラムズ・ロット」「Nightmares and Dreamscapes」でキング作品の映像化に実績を残しているほか、「INTO THE WEST イントゥー・ザ・ウエスト」ではスピルバーグとのコラボも経験済み。

とのこと。

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2006/12/11

「世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト201!」

2006/12/11 ロッキング・オン社からCUT別冊「世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト201!」が発売になった。

本日発売の書籍なのでランキングについての言及はさけるが、スティーヴン・キング原作関作品は何作品入っているのかな、と思った方は書店へゴーなのだ。

ある意味興味深いランキングが楽しめるかも。

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2006/12/10

「ブルックリンの八月」刊行!

2006/12/06 文春文庫から「ブルックリンの八月」が刊行されました。

詳細は次の通り。

「ブルックリンの八月」
スティーヴン・キング著
吉野美恵子他訳
定価(税込):650円
ページ数:272ページ
初版:2006/12/10
ISBN:4-16-770541-9

本書、「ブルックリンの八月」文春文庫)は、文藝春秋社からハードカバー上・下巻で刊行された短編集「ナイトメアズ&ドリームスケープス」を4分冊にして文庫化したものの第四弾です。

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2006/12/08

キングのサイン会レポート!

London02 ロンドン在住のたまきさんのご好意により、2006/11/07にロンドン市内で行われた"Lisey's Story"のプロモーション・ツアーに参加した際のレポートと写真をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

たまきさん、どうもありがとうございました。

「STEPHEN KING at BATTLESEA PARK EVENTS ARINA」
日程:2006/11/07 開場:17:30 開演:19:00
会場:Battlesea Park Events Arena / Battlesea Park, London
概要:インタビュー、朗読、質疑応答、サイン会

今回のイベントは、2006/10に出版された"Lisey's Story"のプロモーションのイベントで、アメリカ国内各地だけではなく、なんとロンドン(イギリス)でも開催され、スティーヴン・キングのインタビュー、自作の朗読、そして質疑応答、サイン会が行われた模様。

ここからが、たまきさんのレポートです。

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■キングについて
キング様はちょっと猫背で背がかなり高いように見えました。よくしゃべる愛嬌たっぷりのカワイイおじさんという感じです。

■会場について
会場は公園の中にあるんですが、チケットと一緒に送られてきた地図が間違っていて、真っ暗な公園の中を会場を探してうろうろ歩くはめになり、スリル満点でした。
さすがキングのイベントだけあって、行く着くまでドキドキです。あちこちでファンの人たちが「おーい、会場はどこだー!」と、叫んでました。

夜の公園でサイン会なんて他に聞いたことないです~。
普通はロンドン中心の大きな本屋さんで、するんですけどね。

London01 ■イベントについて
客層はティーンエージャーからおじさんおばさん、スーツ姿ののビジネスマン、果ては家族全員で来てる方々も。
主に新作に関するインタビューの後、休憩を挟んで朗読、Q&A、そしてお待ちかねのサイン会という構成でした。サイン会はともかく、他にファンとの交流と言えるものがまったくなくてがっかりしました。大きなスクリーンが2つ用意してあって、おかげでよく見えるのですが、それだとまるでテレビを見ているようでした。
朗読中に「F**k you!」を2回繰り返す箇所があったのですが、となりのお姉さんが微かに「ビクッ!」としてたのが印象的です。言ってはいけないとされている言葉をこんなところで聞くとやっぱりびっくりします。なぜその部分が朗読に選ばれたのか、"Lisey's Story"を全部読んで確かめたいです。

■サイン会について
みんなお待ちかねのサイン会は長蛇の列。サイン会は早い者勝ちなので暴動が起きるかのような大騒ぎでした。
私はプレゼントと手紙を用意して行ったのですが、ほかにそんな物を渡しているような人はいなさそうでした。プレゼントあげたりするのってやっぱり日本人だけ?
「プレゼントです~」って渡したら、やっと顔を上げ「Thank you!」(とかすかに笑ってくれた)ほんとにそれだけ。 しかもそれだって隣で待ち構えるおねーさんに奪われそうになり、一瞬こりゃいかん!と思いましたが、キング先生が受け取って下さいました。
あの様子ではプレゼントもエックス線検査とかされていそうです。

写真を見ていただくとわかるんですが、机の前に立ってる人以外は全部スタッフなんです。「サインしてもらう本出して!終わったらすぐ行ってください!」かなりうるさかったです。並んでる間にも、係りの人たちが「サインは一人一つ、一緒に写真は撮れません!サインして欲しいものはちゃんと用意してください!
終わったらすぐ向こうにいってください!」などと叫んでいました。
単に警備が厳しかったのか、早くサイン会を終わらせるためにそうしてたのかよくわかりませんが、必死でサインしてるキング先生がちょっとかわいそうでした。

London03何か言わなきゃと思って考えてたにもかかわらず、本人を目の前にすると何にも言えませんでした。
それにサインする時間ってほんの2,3秒。あっというまに終わってしまいました。 気がついたら握手もしてもらうの忘れてたし。
キング様があまり必死にサインしてるのでちょっとかわいそうでした。こんなにたくさん並んでるのに、全部サインしたら手が痛くなるよね、きっと。

サインはやっぱりうれしいです~。もうかなりのお年だし、今度いつイギリスに来てくれるかわからないもん。
そうそう、サインしてもらった本は「小説作法」です。これしかハードカバーなかったの。貧しい時代に机がなくて、洗濯機の上で小説を書いた話が泣かせます。

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

いかがでしたでしょうか。
イベントの雰囲気が伝わりましたでしょう。

非常に興味深いのは、たまきさんがサインをもらった書籍は、なんと日本国内で出版された「小説作法」だと言うことです。

だからどうした、と言われたら困ってしまいますが、わたしが思うに、「日本で出版された書籍にスティーヴン・キングがサインした」と言う事例は非常にレアだと思います。

いやぁ、たまきさん、非常に良いサインをもらいましたね。

たまきさん、貴重なレポートと写真を本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

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2006/12/07

「yom yom」創刊号に

Yomyom2007/12/07 新潮社から新創刊された季刊誌「yom yom」にスティーヴン・キングの「ダーク・タワー」に関係した大森望のコラムが掲載されている。

『ダーク・タワー』地獄の読破録――全VII部16冊最速クリア7日間の旅 /  大森望

「yom yom」オフィシャル・サイト

因みに、大森望氏は「ダーク・タワーVII/暗黒の塔」の(おそらく中巻と)下巻はゲラで読んでいるので、出来てるんだったら、早く出せよ! 新潮社!!
と言う突っ込みは無用、ということで・・・・。

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2006/12/01

『「デッド・ゾーン」シーズン3』国内放送決定!

Deadzones3 『「デッド・ゾーン」シーズン1』『「デッド・ゾーン」シーズン2』に引き続き、日本国内での『「デッド・ゾーン」シーズン3』の放送が決定した。

『「デッド・ゾーン」シーズン3』
放送局:AXN
放送開始日:2007/01/15

現在明らかになっている放送スケジュールは次の通り。

字幕版
2007/01/15 月 10:55pm 第33話 "FINDING RACHEL, PT. 1"
2007/01/16 火 10:55am 第33話 "FINDING RACHEL, PT. 1"
2007/01/20 土 00:00am 第33話 "FINDING RACHEL, PT. 1"
2007/01/22 月 10:55pm 第34話 "FINDING RACHEL, PT. 2"
2007/01/23 火 10:55am 第34話 "FINDING RACHEL, PT. 2"
2007/01/27 土 00:00am 第34話 "FINDING RACHEL, PT. 2"
2007/01/29 月 10:55pm 第35話 "COLLISION"
2007/01/30 火 10:55am 第35話 "COLLISION"

吹替版
2007/01/18 木 10:55pm 第33話 "FINDING RACHEL, PT. 1"
2007/01/19 金 10:55am 第33話 "FINDING RACHEL, PT. 1"
2007/01/21 日 03:00pm 第33話 "FINDING RACHEL, PT. 1"
2007/01/25 木 10:55pm 第34話 "FINDING RACHEL, PT. 2"
2007/01/26 金 10:55am 第34話 "FINDING RACHEL, PT. 2"
2007/01/28 日 03:00pm 第34話 "FINDING RACHEL, PT. 2"

因みに、米USAネットワークでは、『「デッド・ゾーン」シーズン6』の2007年夏からの放送が決定した。

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