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2007年9月の22件の投稿

2007/09/29

「ミザリー」初日! 新宿「シアターアプル」

Misery_2 2007/09/29 本日より東京新宿「シアターアプル」で、舞台版「ミザリー」の公演がはじまります。

「ミザリー」
公演日程:2007/09/29~2007/10/10
劇場:シアターアプル(新宿コマ劇場地下)
料金:7,000円(全席指定)

演出:松本祐子
原作:スティーヴン・キング
脚本:サイモン・ムーア
翻訳:常田景子
出演:渡辺えり子(アニー)、小日向文世(ポール)

当日券も発売されるようなので、関心がある方は、是非劇場へ!

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2007/09/28

キングの影響はファッション業界にまで及ぶのか!?

2007/09/22に、AFPBB NEWSが伝えるところによると、スティーヴン・キングの影響は、ファッション業界にまで及んでいる模様。

【動画】クリストファー・ケイン、08年春夏コレクションを語る
2007年09月22日 21:36 発信地:ロンドン/英国

以下、同サイトよりキング関連部分を要約

ロンドン・ファッション界で最も期待される新人であるクリストファー・ケインが「08年春夏コレクション」で提案したのは、透け感のあるルーズなシルエットのドレス。

フリルたっぷりのドレスやブラウスは、淡いブルーやベージュのパイソン柄シフォンを使用。

軽やかさの中に、どこか不気味なムードを漂わす。インスピレーション源になったのは、映画「クロコダイル・ダンディー」と小説「キャリー」をはじめとしたスティーヴン・キングの作品だ。

また、動画インタビューで、クリストファー・ケインは次のように語っている。
(画像はクリストファー・ケイン)

20070928「キャリー」から強くインスパイアされた。超常的な要素と自然的な要素をミックスした。透け感のあるパイソンを縫った。自分が持つ強い力を知らない女性。そんな薄気味悪い雰囲気を表現してみたんだ。デニムとシフォンも使ったよ。豪州と米国をミックスしてみたんだ。

キングの影響はポップカルチャーに留まらず、様々なクリエイターに、そしてファッション業界にまで及んでいる、と言うお話でした。

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2007/09/27

キングのサイン本のオークション結果

「暗黒の塔」シリーズ全7冊に、スティーヴン・キングのサインが入ったセット商品が、eBay出品されている件について、オークションの結果が出たのでお知らせします。

商品名:Dark Tower books 1-7
落札金額:US $7,400.00 (日本円:848,040円)
落札者:tartmuffinsmom

今回の出品は、落札金額が、The Haven Foundationに寄付される、と言うこともあるのだが、結構良い値がついたと思える。

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2007/09/26

「バトルグラウンド」

「スティーヴン・キング 8つの悪夢」
#1「バトルグラウンド」("Battleground")

玩具メーカーの社長を暗殺した殺し屋ジェイソン。ある日、彼の自宅にミリタリー・フィギュアのセットが小包で届けられる。急に中のおもちゃの兵隊が動き出し、彼に総攻撃を開始する! (WOWOWスティーヴン・キング 8つの悪夢オフィシャル・サイト より引用)

監督:ブライアン・ヘンソン
出演:ウィリアム・ハート(ジェイソン・レンショー)

本作「バトルグラウンド」は、テレビシリーズ「スティーヴン・キング 8つの悪夢」の1エピソードとして製作された作品だが、原作の「戦場」は、短編集「ナイトメア&ドリームスケープス」ではなく短編集「深夜勤務」に収録されている短編。

物語は、玩具メーカー社長を暗殺した殺し屋の自宅に、ミリタリー・フィギュアが復讐に来る、と言うもので、身長10センチ位の緑色のミリタリー・フィギュアの小隊とウィリアム・ハート演じるジェイソン・レンショーとの戦いを描いている。

興味深いのは、本作「バトルグラウンド」には一切のセリフが無い点である。
1時間枠のテレビシリーズでセリフが一切無いエピソードを製作する、と言うのは、非常に珍しい事で、かつ意欲作だと思える。

また、「第59回エミー賞」を受賞した本作の特殊効果は、テレビシリーズのクオリティを超え、最早映画レベルの特殊効果だと言える。

と言うか、本シリーズ「スティーヴン・キング 8つの悪夢」は、全体を見てもテレビシリーズのクオリティを遥かに凌駕し、映画並みのクオリティを見せてくれている。

例えば、シリーズ全体を通じて、キャストも豪華だし、美術や照明が良い仕事をしている。
日本国内のテレビドラマと比較して雲泥の差だと言わざるを得ない。

なお、
「スティーヴン・キング 8つの悪夢」は、10月に国内版DVD-BOXの発売が決定している。

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2007/09/25

GYAOで「シャイニング」143分バージョンが!

パソコンテレビGYAOでスタンリー・キューブリック版「シャイニング」放送が始まった。
しかも、今回の放送は、なんと143分バージョンの「シャイニング」なのである。

因みに、スタンリー・キューブリック版「シャイニング」は、一般的に3種類のバージョンが存在する、と言われている。

それは、146分のオリジナル版、143分の決定版、119分の国際版(コンチネンタル・バージョン)である。(決定版は144分と表記されている場合もある)
その内、ソフト化されているバージョンは、143分の決定版と119分の国際版で、日本国内で現在販売されているのは、119分の国際版のみである。
と言うのも、現在、143分の決定版DVDは国内では廃盤扱いなのである。

そんな中、画質は若干落ちるし、途中でCMが入るものの、143分版「シャイニング」GYAOで放送される、と言うのは嬉しい出来事なのである。放送は、10月7日まで。

Amazon.co.jpでは、143分バージョンの「シャイニング」のDVDにはプレミアがついている。

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2007/09/24

「第四解剖室」みたいな出来事が!

2007/09/15に時事通信社が伝えるところによると、ベネズエラで「死亡宣告」を受けた男性が検死解剖直前に意識を回復する、と言う事件が起こった模様。

以下、同サイトからの引用。

「死亡宣告」、解剖直前に意識回復=ベネズエラの33歳男性
2007/09/15-06:50

 【サンパウロ14日時事】南米ベネズエラでこのほど、交通事故で「死亡」した男性が、検視解剖される直前に意識を回復し、間一髪で難を逃れる出来事があった。14日付の同国紙ウニベルサルが報じた。
 この男性はカルロス・カメホさん(33)。同国北部ラビクトリア市近くの幹線道路上で6日、自動車事故に遭遇。駆け付けた救急隊員に死亡を宣告され、市内の病院の遺体安置所に運ばれた。医師が解剖にかかろうとしたところ、顔から出血していることに気付いたという。出血は生きている証拠ということで、カメホさんは直ちに応急処置を受け、遺体確認のため駆け付けた妻と喜びの対面を果たした。
 カメホさんは「麻酔なしで縫合された痛さに我慢できず、意識が戻った」と話している。

この事件の概要は、皆さんご承知のようにスティーヴン・キングの「第四解剖室」のプロットに似ていますね。

生きたまま解剖される、と言う事件は、「第四解剖室」のモトネタと言われているエドガー・アラン・ポーの「早すぎた埋葬」をはじめとして、様々な作品のモチーフとなり、また数多くの都市伝説で語られていますが、実際に検死解剖の寸前まで行った人が生還する、と言う事件が本当に起き、それがメディアで紹介された、と言うのは非常に珍しい出来事だったのではないか、と思います。

とにかく無事で良かったですね。

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2007/09/23

キングのサイン本がオークションに!

「暗黒の塔」シリーズ全7冊に、スティーヴン・キングのサインが入ったセット商品が、eBay出品されている。オークションの終了日は2007/09/26。

出品者は、スティーヴン・キングのアシスタントで、売上は、The Haven Foundationに寄付される。本オークションは、The Haven Foundationのオフィシャル・オークションと言う位置付けである。

なお、
The Haven Foundationのトップページには、現在キングの文章が公開されている。

Havenf_3
以下、引用。

From the desk of Stephen King:
In the summer of 1999, I was struck by a careless driver and nearly killed while taking my daily walk. It was ten months before I was able to work productively again. Some years later, a good friend of mine, audio reader Frank Muller, suffered terrible head injuries as a result of a motorcycle accident. He will never work again. My luck was infinitely better than Muller’s, but the two events set me thinking about the uniquely perilous situation of many freelance artists. The majority of mid-list writers, audio readers, and freelancers in the book and publishing industry have little or no financial cushion in the event of a sudden catastrophic accident such as that suffered by Muller and myself. Many aren’t affiliated with any professional associations or guilds that can help them in the event of such reversals. Even those who are affiliated with organizations such as The Authors’ Guild cannot look for much beyond token help over a short period of time.

My response to this has been the creation of The Haven Foundation. Its goals will be fourfold:

First, to establish a compassionate and committed group of board members willing to sift through cases and identify those where the need seems to be the greatest. These “greatest need” cases would be freelance artists—writers, readers, and those in the associated publishing industry—who have found themselves unable to work due to disease or accident. We will also be focusing on freelancers associated with the book and publishing industry who lost their homes and work spaces (with freelancers these are often the same) as a result of Hurricane Katrina.

Second, to help a number of these individuals each year, based on need.

Third, to establish cut-off points for such help. As I have discovered, the decision to cut off aid is an agonizing one, and best made by a group rather than by an individual. I have come to believe, however, that it must be made if help is to be rendered to the many rather than the few.

Fourth, to seek fundraising opportunities so that The Haven Foundation can continue to do this work.

Stephen King
June 7, 2006


なお、The Haven Foundationとは、病気、事故、自然災害によって被害を被ったアメリカ国内の作家や芸術家を保護する事を目的とした、非営利組織です。

スティーヴン・キングは1999年夏の交通事故、そして2000年秋のフランク・ミューラーの交通事故に接し、企業等の組織に属さずフリーで活躍する作家や芸術家が突然、事故や病気、災害に遭遇した場合、彼等は金融的に非常に脆い存在だと実感し、
The Haven Foundationの設立に尽力した訳です。

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2007/09/22

「8つの悪夢」エミー賞2部門受賞!

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2007/09/16 (日本時間9/17)に、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアム「第59回エミー賞」授賞式が行われ、5部門にノミネートされていた「スティーヴン・キング 8つの悪夢」が2部門受賞した。
(当ブログでは、1日1エントリーと決めているので、エミー賞受賞の報告が遅れてしまいました。どうもすいません。)

「スティーヴン・キング 8つの悪夢」が受賞した2部門は次の通り。

■視覚効果賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画部門 
  「バトルグラウンド」
"Battleground"
   Sam Nicholson, Visual Effects Supervisor
   Eric Grenaudier, Visual Effects Supervisor
   Mark Spatny, Visual Effects Producer
   Adalberto Lopez, CGI Supervisor
   Michael Cook, Lead CGI Model Maker
   Daniel Kumiega, Lead CGI Animator
   Megan Omi, Lead Visual Effects Compositor
   Ryan Wieber, Lead Visual Effects Compositor
   Marc van Buuren, Visual Effects Producer

■劇中曲賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画/スペシャル番組部門
  「バトルグラウンド」"Battleground"
   Jeff Beal, Music by

本日、2007/09/22からWOWOWで放映が始まる「スティーヴン・キング 8つの悪夢」の放映に期待が高まる。

放映スケジュールは次の通り。

「スティーヴン・キング 8つの悪夢」

「バトルグラウンド」
   9月22日(土)   午後2:00
「クラウチ・エンド」

   9月22日(土)   午後3:00
「アムニー最後の事件」

   9月22日(土)   午後4:00
「争いが終るとき」
   9月23日(日・祝) 午後2:00
「ロード・ウイルスは北にむかう」
   9月23日(日・祝) 午後3:00
「第五の男」

   9月23日(日・祝) 午後4:00
「解剖室4」
   9月24日(月・休) 午後2:00
「いかしたバンドのいる街で」
   9月24日(月・休) 午後3:00


なお、「スティーヴン・キング 8つの悪夢」の国内版DVD-BOXは、2007/10/12に発売される予定である。

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2007/09/21

お誕生日おめでとう!

スティーヴン・キングさま

お誕生日おめでとうございます。

本日2007/09/21は、スティーヴン・キングの60歳の誕生日です。

余談ですが、誕生日のことを知ってか知らずか、エミー賞受賞の関連か、現在WOWOWでは「スティーヴン・キング 8つの悪夢」をはじめとした特集が組まれています。

詳細はコチラで。

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2007/09/20

またあの作品が1位/英HMV調査

2007/09/16にマイコミジャーナルが伝えるところによると、英HMVが来店客を対象に行った調査で、「もっとも感動した映画」は1994年公開の「ショーシャンクの空に」であるとの結果が出た模様。

もっとも感動した映画ランキング発表 - 英HMV調査
2007/09/16

英HMVが来店客を対象に行った調査で、「もっとも感動した映画」は1994年公開の「ショーシャンクの空に」であるとの結果が出た。この調査は2,000以上もの作品の中から、もっとも感動した映画に投票してもらうというもの。僅差で「シンドラーのリスト」「フォレスト・ガンプ ~一期一会」が上位3作にランクインした。

「ショーシャンクの空に」はスティーヴン・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」の映画化。ティム・ロビンス扮する銀行員アンディが身に覚えのない罪でショーシャンク刑務所に投獄されるところから物語は始まる。腐敗しきった刑務所の内部で最初は孤立していたアンディだったが、モーガン・フリーマン演じるレッドという盟友を得て、受刑者の、ひいては看守の信頼を獲得、自らの運命を切り開いていく。

第67回アカデミー賞7部門にノミネートされるも、賞はすべて同年公開の「フォレスト・ガンプ /一期一会」が総獲り。しかしビデオ化されるや口コミで評判が広まり、今もなお『不朽の名作』の名を欲しいままにしている。

次点は、1,000人以上ものユダヤ人の命を救ったドイツ人オスカー・シンドラーの実話を綴った「シンドラーのリスト、そして前述の「フォレスト・ガンプ/一期一会」が続く。

英HMVのDVD部門顧問Charles Fotheringham氏は、『「ショーシャンクの空に」はいかに映画が永い間、人々を感動させられるかを表すこれ以上ない例だ』と話す。

10位までのランキングは以下のとおり。年号は英国での公開年度。

順位 タイトル(英国での公開年)
1 「ショーシャンクの空に」(1994)
2 「シンドラーのリスト」(1994)
3 「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994)
4 「素晴らしき哉!人生」(1947)
5 「リトル・ダンサー」(2000)
6 「ブレイブハート」(1995)
7 「グリーンマイル」(2000)
8 「エリン・ブロコビッチ」(2000)
9 「タイタニック」(1998)
10「スター・ウォーズ ジェダイの復讐(ジェダイの帰還)」(1983)

と、言うわけで、キング関連作品は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」がランクインしている。

以前から、何故「ショーシャンクの空に」と言う作品が多くの映画ファンにアピールするのか不思議に思っているのだが、理由も分からないまま、また1位を取ってしまった。

以下に、「ショーシャンクの空に」が、1位を取っちゃった際のエントリー(取ってないのもありますが・・・・)を紹介しておきます。

AFI「オールタイムトップ100」にキング原作作品が!

「世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト201!」

続・世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト150!

「ショーシャンクの空に」は傑作なのか?

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2007/09/19

レッドソックスVS.ヤンキース3連戦第2戦をキングが観戦

King20070916 日本時間2007/09/16に、フェンウェイ・パークで行われたレッドソックス対ヤンキースの3連戦第2戦をスティーヴン・キングが観戦した模様。

レッドソックスファン S.キングもご満悦の勝利
最多勝対決はベケットに軍配

2007/09/16 カルロス山崎

上記、カルロス山崎氏のコラムより、スティーヴン・キング関連部分を引用すると、

■スティーヴン・キングも観戦

 16日(日本時間)に行われたレッドソックスvs.ヤンキース3連戦第2戦。一週間後に60歳の誕生日を迎える小説家のスティーブン・キングが、フェンウェイ・パークの一塁側ダッグアウトとバックネットのちょうど中間地点にいた。大のレッドソックスファンという彼は“B”のマークと “CHAMPIONS”の文字が入った白い記念キャンプをかぶり、ジーンズに茶色のスタジアムジャンパーという装いで戦況を見つめていた。

 たぶん、きょうの試合をテレビ中継した『FOX』が彼を招待したのだろう。試合開始から1時間ほど経過したころに気付いたのだが、彼の14列右にはコメディ俳優、スティーブ・マーティンの姿もあった。どうやら、翌日に『FOX』主催で行われるエミー賞がらみの“演出”だったようだ。彼らは特にコメントするわけでも、始球式でマウンドに立ったわけでもなかったが、実にシンプルで、粋な演出だったと思う。そんな彼らが見守る中、4.5ゲーム差で迎えた伝統の一戦が始まった。

前回(レッドソックスのオープン戦第三戦をキングが観戦!)のキングのレッドソックス観戦コラムもカルロス山崎氏によるものだったが、今回もカルロス山崎氏がキングの観戦を日本国内に報じている。

が、NHKの大リーグ中継では、解説者もアナウンサーも画面に映し出されるスティーヴン・キングの観戦について、全く触れなかった模様。

なお、今回のエントリーに関する情報は、前回のエントリー同様、キングファンでもありレッドソックスファンでもあるHorka氏よりいただきました。

Horkaさんのブログも是非のぞいてみてください。
days of cinema, music and foods

なお、「2番目のキス」は、スティーヴン・キングもカメオ出演するレッドソックスの大ファンを主人公にしたロマンチック・コメディ。

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2007/09/18

「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」はガンスリンガーなのか!?

Django 2007/09/15公開の映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」を観たのだが、キングファンとして非常に気になるセリフがあった。

先ず前提として、本作「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」のセリフは一部の例外を除き全て英語である。

そして、主人公のガンマン役の伊藤英明が、怪我の手当をしてもらった後、高床式の小屋から出て、礼を言うのだが、その礼のセリフはなんと「サンキャー」と聞こえるのだ。
(画像は、そのセリフがあるシーン)

もちろん、わたしの聴き間違いの可能性もあるのだが、多分本当に伊藤英明は「サンキャー」と言ってると思うのだ。
機会があったら是非劇場で確認していただきたい、と思うのだ。

また、バラも重要なプロップとして登場しているしね。
登場人物も「暗黒の塔」シリーズのキャラクターと印象がダブる印象を受けるしね。

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2007/09/17

「命の恩人」

「デッド・ゾーン」シーズン4
第55話「命の恩人」("Saved")

055 聖ヘリテージ協会のパーティーへ向かうジョニー。招待状を受け取った瞬間、スティルソンに助けを求められるヴィジョンが見え、不審に思う。そして今度はスティルソンの婚約者のミランダが、クルーズ中に行方不明になるヴィジョンをみる・・・・。(AXN「デッド・ゾーン」エピソード・ガイドより引用)

監督:ジェームズ・ヘッド
脚本:クリンティーナ・リンチ、ローレン・セーガン
ゲスト:ショーン・パトリック・フラナリー(グレッグ・スティルソン)、デヴィッド・オグデン・スタイアーズ(ジーン・パーディ牧師)、マーティン・ドノヴァン(マルコム・ジャヌス)、ローラ・ハリス(ミランダ・エリス)、ドン・S・デイヴィス(エリス上院議員)、マイケル・コプサ(ジェイク・)

シーズン4のラストを飾るグレッグ・スティルソンのエピソード。
「先駆者」で出会ったスティルソンとミランダは、エリス上院議員の目論見で結婚の直前までいってる状況。
その状況下、スティルソンとのクルーズ中にミランダが行方不明になってしまう。
果たして、ミランダは海に落ちてしまったのか・・・・。

本エピソードで興味深いのは、スティルソンがジョニーの前で頭を下げ、ミランダの捜索を依頼するシーン。このシーンとラストのシーンとの一貫性の無さが興味深い。

スティルソンは果たして本当に悪い人間なのか、それとも悪の第三者の影響を受けているだけなのか、スティルソンに気づかれないように、シナリオを書き、それを実行しようとする組織があるのか、謎が謎を呼び、釈然としないまま、シーズン4は終わりを告げてしまう。

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2007/09/16

「デッド・ゾーン」シーズン5放映決定!

Axn AXNで絶賛放映中のテレビ・シリーズ「デッド・ゾーン」だが、なんとシーズン5の放映が決定した模様。

AXNの情報によると、テレビ・シリーズ「デッド・ゾーン」シーズン5は、2007年冬にAXNで放映される模様。
(画像は、AXN放送内のインフォメーション画面)

なお、「デッド・ゾーン」シーズン5のエピソードは全11話。
タイトルは次の通り。タイトルの後の日付は、USAによる初回放映日。

"Forbidden Fruit" 2006/06/16
"Independence Day" 2006/06/25
"Panic" 2006/07/02
"Articles of Faith" 2006/07/09
"The Inside Man" 2006/07/16
"Lotto Fever" 2006/07/23
"Symmetry" 2006/07/30
"Vortex" 2006/08/06
"Revelations" 2006/08/13
"Into the Heart of Darkness" 2006/08/20
"The Hunting Party" 2006/08/27

なお、先日、お話ししたスペシャル・エピソード"A Very Dead Zone Christmas"の放映があるかどうかは不明。
希望的観測としては、「デッド・ゾーン」シーズン5の2007年冬からの放映に合わせ、2007年クリスマス時期に、"A Very Dead Zone Christmas"の放映があると嬉しい。

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2007/09/14

"A Very Dead Zone Christmas"の放映は?

Dz412 AXNで放映中のテレビ・シリーズ「デッド・ゾーン」シーズン4だが、残念なことに"A Very Dead Zone Christmas"の放映はない模様である。

そもそも、"A Very Dead Zone Christmas"とは何ぞやと言うお話だが、一応は、「デッド・ゾーン」シーズン4扱いとなっている、スペシャル・エピソードである。

もちろん、シーズン4のDVD-BOX「Dead Zone: Complete Fourth Season」にも本エピソードは収録されているし、「デッド・ゾーン」の放送局USAエピソード・ガイドでも、本エピソードはシーズン4のエピソードとして紹介されている。

因みに、アメリカのテレビ・シリーズでは、パイロット・エピソードやスペシャル・エピソードといったエピソードは、通常のシーズンのエピソードと権利が異なっている場合が多々ある。

今回「デッド・ゾーン」シーズン4の放映を行っているAXN"A Very Dead Zone Christmas"が放映されないのは、そういった大人の事情があるのかね知れない。

ところで、"A Very Dead Zone Christmas"の放映がないのが何故残念かと言うと、本エピソードはクリスマスのスペシャル・エピソードで、テイストはコメディ仕立て、そして何と言ってもわたしのお気に入りのジェニファー・フィニガン演じるアレックス(「ダブル・ビジョン」)が登場するのだ。

そう、わたしはアレックスが登場するエピソードが単純に見たい訳なのだ。

AXNさん、なんとか"A Very Dead Zone Christmas"の放映をお願いします。

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2007/09/12

「8つの悪夢」エミー賞ノミネート

2007/09/16 (日本時間9/17)に、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで授賞式が行われる「第59回エミー賞」だが、「スティーヴン・キング 8つの悪夢」がなんと5部門にノミネートされている。

「第59回エミー賞」「スティーヴン・キング 8つの悪夢」のノミネートは次の通り。

■主演男優賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画部門
  「アムニー最後の事件」"Umney's Last Case" 
   ウィリアム・H・メイシー
   William H. Macy as Clyde Umney & Sam Landry 

■視覚効果賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画部門(2ノミネート)
  「バトルグラウンド」
"Battleground"
   Sam Nicholson, Visual Effects Supervisor
   Eric Grenaudier, Visual Effects Supervisor
   Mark Spatny, Visual Effects Producer
   Adalberto Lopez, CGI Supervisor
   Michael Cook, Lead CGI Model Maker
   Daniel Kumiega, Lead CGI Animator
   Megan Omi, Lead Visual Effects Compositor
   Ryan Wieber, Lead Visual Effects Compositor
   Marc van Buuren, Visual Effects Producer

  「争いが終わるとき」"The End Of The Whole Mess"
   David Vana, Visual Effects Supervisor
   Peter Stubbs, Special FX Supervisor
   Vit Komrzy, VFX Producer
   Marc van Buuren, VFX Producer
   Monika Pavlickova, VFX Coordinator
   Jiri Linhart, Senior Animator
   Jaroslav Poklensky, 3D Senior Animator
   Jan Heusler, 2D Lead Compositor
   Jiri Forejt, 2D Lead Compositor

■スペシャル・メイクアップ賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画部門
   Angela Conte, Department Head Makeup Artist
   Katherin Birch, Key Makeup Artist

■劇中曲賞
 ミニ・シリーズ/テレビ映画/スペシャル番組部門
   Jeff Beal, Music by

詳細は、コチラをご参照願います。(PDFファイルです)

ウィリアム・H・メイシーと、特殊効果に期待、と言うところですね
「バトルグラウンド」
の特殊効果は、もしかしたら、THE AXE EFFECTのCF(CM)のAXEソルジャーズシリーズに似てるかも。

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2007/09/10

新潮社版「キャリー」

Carrie 長い間、キングファンをやっていると、キング関係のいろいろなレア・アイテムをゲットしてしまうことがある。

と言うか、我々読書ファンに課せられた使命のひとつに、失われてしまう貴重な書籍をその運命から救出する、と言うものがある。

例えば、大手チェーンの古書店で売れ残ってしまい、100円コーナーに流れ、それでも売れなかった書籍は、結局裁断破棄されてしまうのだが、書籍の価値ではなく、新しいかどうか、きれいかどうか、バーコードが付いているかどうか、で書籍の価値が決まる大手古書店チェーンは、ある意味、本の墓場とも言えるのだ。

そんな中、わたしのところにもいろいろなキング関連商品が集まってきたりすることがある。

今日は、そんなわたしのコレクションの一部を紹介してみることにした。
まあ、体の良い自慢話だと言う事である。

ところで、キング関連書籍のコレクターがぶち当たる大きな壁と言うと、やはり新潮社版の「キャリー」、集英社版の「呪われた町」、パシフィカ版の「シャイニング」、学研版の「マーティ」あたりが挙げられると思う。

そんな中、今日紹介するのは新潮社版の「キャリー」(初版:1975/05)。
現在、我が家には画像のように新潮社版「キャリー」が4冊ある。
一時は最高6冊程所有していたのだが、「スティーヴン・キング研究序説」のアクセスカウンターのキリ番プレゼントで放出してしまった関係で、4冊に減ってしまった。

入手経路は基本的に古書店とオークションである。
新潮社版「キャリー」は、日本国内最大のネットオークションサイトである「Yahoo!オークション」にも、たまに出品されているので、比較的入手しやすい書籍だと思う。

ヤフオクでは、上手く行けば、400円〜2,000円位で入手できるのではないか、と思う。

新潮社版「キャリー」の古書店での現在の相場はよくわからないが、少なくても、新潮社版「キャリー」と出会う事自体が非常に珍しい経験だと思う。

なかなか見つけられないけど、見つけた瞬間の喜びは、古書店特有の感慨だと思います。

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2007/09/08

「カミング・ホーム」

「デッド・ゾーン」シーズン4
第54話「カミング・ホーム」("Coming Home")

054 ジョニーは、サラとJJを連れて、サラの父、マーティに会う為、施設へ行く。そこで、老女ビビと出会ったジョニーは、彼女が森の中で死んでいるヴィジョンを見る。ところが翌朝、ビビは森の中でなはく、ベッドの上で突然死してしまう。不審に思ったジョニーは、調査に乗り出す。(AXN「デッド・ゾーン」エピソード・ガイドより引用)

監督:マイケル・ロール
脚本:クリンティーナ・リンチ、ローレン・セーガン
ゲスト:エドワード・アズナー(マーティ・ブラックネル)、ガブリエル・ローズ(スタンプウェル)、ベティ・リンド(ビビ/ミズ・アンダーソン)、ティーチ・グラント(スパイダー)

サラの父親が入居しているケアハウスを舞台にしたエピソード。

サラと父親マーティが、母親マージーの死の責任に関するお互いのわだかまりを解消するエピソードを縦軸に、死体消失事件を横軸に描いたエピソード。

JJの少年ながらのユーモアと冒険心、そして責任感が頼もしい。

また、ジョニーがケアハウスでサイキック・ショーを行うのが面白い。司会はなんとケアハウスでも働いているブルース。

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2007/09/07

「クリープショー」イギリス版DVD発売情報

Creepshow  GRAVE ONLINEによると、映画「クリープショー」の2枚組スペシャル・エディションDVD(UK版/リージョン2/PAL)のリリースが決定した模様。発売は2007/10/15か10/22。
詳細はコチラ

画像は、今回リリースされるDVDのパッケージ。

驚いたことに、パッケージのイラストは、なんとオリジナル同様JACK KAMEN。

「クリープショー」2枚組スペシャル・エディションDVDの内容は次の通り。
ワイドスクリーン
HDニューマスター
5.1chサラウンド
ジョージ・A・ロメロとトム・サビーニのオーディオ・コメンタリー
7章に及ぶメイキング映像 90分
削除されたシーン 12-15分
劇場版予告編
スチール・ギャラリー

なお、ヨーロッパのDVDのリージョン・コードは2だが、ビデオの形式はPAL方式なので、日本国内のリージョン2のDVDプレーヤーでは視聴する事は出来ません。

PAL方式のリージョン2のDVDプレーヤー、またはPAL方式の簡易再生ができるNTSC方式のリージョン・フリーのプレーヤーが必要です。

現在、「クリープショー」の国内版DVDは廃盤扱いになっているので、今回のスペシャル・エディションの国内版DVDの発売が期待されるところである。
因みに、Amazon.co.jpではDVD、コミックプック共に次の通りプレミアがついている。
※ DVDのパッケージが、今回リリースされるパッケージのイラストと異なっている点をご確認ください。



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2007/09/06

「過去からの警告」

「デッド・ゾーン」シーズン4
第53話「過去からの警告」("Babble On")

053 父、ハーブが作った床の張替え工事の最中、ジョニーは廃墟で大勢の死体が転がっている悪夢に悩まされていた。更に父の書斎に入ると、幼い頃の自分と父、そして床を壊す自分という二つのヴィジョンを同時に見る。この悪夢とヴィジョンの意味は一体・・・・。(AXN「デッド・ゾーン」エピソード・ガイドより引用)

監督:マイケル・ロール
脚本:アダム・ターガム
ゲスト:マイケル・カドリッツ(ハーブ・スミス)、デヴィッド・オグデン・スタイアーズ(ジーン・パーディ牧師)、アレクシス・デュモン(アリー)、ドン・マッケイ(ジェンソン医師)

ジョニーの父ハーブの過去を暴くエピソード。

ハーブは実は・・・・、と言う驚愕の展開に、シリーズ全体の構成が吹っ飛びかねない、恐ろしいリスクを持ったエピソードだと言えるのではないだろうか。

今回のヴィジョンの構成は非常に複雑でしかも時系列をはるかに超越して、最早運命的なプロット、と言っても良い感じ。

余談だが、ハーブとヴェラ、そしてジーンの青春時代が語られ、非常に興味深いエピソードとも言え、過去の出来事に微笑むジーンが魅力的である。

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2007/09/05

「死のロングウォーク」バラエティ界に進出!?

2007/09/01 日本テレビ系で「ロングウォーク〜生きるために歩き続ける〜」と言うタイトルのバラエティ番組が放映された。(未見)

番組の概要は、オフィシャル・サイトによると、

『ロングウォーク』—それは人類史上最もシンプルで、最も過酷な競技。

参加するウォーカーたちは2人1組のペアになり、背中に爆弾を背負って、ただひたすら歩き続ける。20秒以上足を止めると1度目は警告。そして2度目には…背中の爆弾が爆発!
最後まで生き残ったウォーカーには賞金100万円が与えられる。

ウォーカーたちは食事のときも、靴紐を結ぶときも、立ち止まることはできない。スタートしたらただ歩き続けるだけ…。
時にはケンカをし、時には助け合い、時には裏切り、時には励ましあい、ウォーカーたちは他人や自分の内面と向き合っていく。

この過酷なロングウォークに挑戦するのは、勇敢な14名のウォーカーたち。
彼らは、灼熱の日差しに照らされ、富士の樹海をさまよい、不安定な吊り橋を渡り、氷の洞窟を抜け、漆黒の闇夜をふらつき、それでもなお歩き続ける。

リタイアしていく仲間たちを見届けながら、気の遠くなるような時間歩き続けるウォーカーたち。はたして彼らが最後に見つけた人間の本性とは…!?

『ロングウォーク』は歩くことによって人間の存在を問いなおす、テレビ史上初のドキュメンタリー・バラエティです!!

とのこと。

では、「死のロングウォーク」は、フラング・ダラボンが映画化を企画しているらしいのだが、映画化の前に、テレビ・バラエティ化されてしまった、と言うところだろうか。

なお、本編中に一応スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)の「死のロングウォーク」の紹介と言及があった模様です。

キングファン、特に「死のロングウォーク」を愛するファンにとっては、大変酷い企画だと否定的な感想が多いようですが、一般の視聴者にとっては、企画自体が新鮮でかつ魅力的で、しかも「ラストは感動した」と言う感想が多いようです。

企画自体の魅力は、もちろんスティーヴン・キング(リチャード・バックマン)のおかげ、と言うところでしょうが、この枠「サタデーバリューフィーバー」は、今後の新番組をにらんだ、若手クリエイターの企画で制作される枠のようなので、場合によっては企画をブラッシュアップして新番組としてスタート、と言う可能性もあるかも知れませんね。


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2007/09/02

キング絶賛!「パンズ・ラビリンス」

Panslabyrinth 2007/10/06に日本公開が予定されている映画「パンズ・ラビリンス」("Pan's Labyrinth")の広告宣伝にスティーヴン・キングのコメントが惹句(キャッチ・コピー)として使用されている。

小説のキャッチ・コピーにキングのコメントが使用される事は多々あるが、映画のキャッチ・コピーにキングのコメントが使用される事は、比較的少ないと思う。

キヤッチ・コピー曰く、

美しさとエモーショナルな残忍性に完全に魅了された。
この風変わりな大人のおとぎ話は、
「オズの魔法使い」以来のベストファンタジーだ。
--------------- スティーヴン・キング(作家)

ギレルモ・デル・トロの新作で、第79回アカデミー賞「撮影賞」「美術賞」「メイクアップ賞」受賞の「パンズ・ラビリンス」のキャッチ・コピーにスティーヴン・キングのコメントが使われるとは、キングファンとしては、嬉しいものであり、また国内でのキングファンの増加の一助になるのではないか、とも思える。

「パンズ・ラビリンス」
"Pan's Labyrinth"

監督・脚本・製作:ギレルモ・デル・トロ
出演:セルジ・ロペス、マリベル・ベルトゥ、イバナ・バケロ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル

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