「死のロングウォーク」バラエティ界に進出!?
2007/09/01 日本テレビ系で「ロングウォーク〜生きるために歩き続ける〜」と言うタイトルのバラエティ番組が放映された。(未見)
番組の概要は、オフィシャル・サイトによると、
『ロングウォーク』—それは人類史上最もシンプルで、最も過酷な競技。
参加するウォーカーたちは2人1組のペアになり、背中に爆弾を背負って、ただひたすら歩き続ける。20秒以上足を止めると1度目は警告。そして2度目には…背中の爆弾が爆発!
最後まで生き残ったウォーカーには賞金100万円が与えられる。
ウォーカーたちは食事のときも、靴紐を結ぶときも、立ち止まることはできない。スタートしたらただ歩き続けるだけ…。
時にはケンカをし、時には助け合い、時には裏切り、時には励ましあい、ウォーカーたちは他人や自分の内面と向き合っていく。
この過酷なロングウォークに挑戦するのは、勇敢な14名のウォーカーたち。
彼らは、灼熱の日差しに照らされ、富士の樹海をさまよい、不安定な吊り橋を渡り、氷の洞窟を抜け、漆黒の闇夜をふらつき、それでもなお歩き続ける。
リタイアしていく仲間たちを見届けながら、気の遠くなるような時間歩き続けるウォーカーたち。はたして彼らが最後に見つけた人間の本性とは…!?
『ロングウォーク』は歩くことによって人間の存在を問いなおす、テレビ史上初のドキュメンタリー・バラエティです!!
とのこと。
噂では、「死のロングウォーク」は、フラング・ダラボンが映画化を企画しているらしいのだが、映画化の前に、テレビ・バラエティ化されてしまった、と言うところだろうか。
なお、本編中に一応スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)の「死のロングウォーク」の紹介と言及があった模様です。
キングファン、特に「死のロングウォーク」を愛するファンにとっては、大変酷い企画だと否定的な感想が多いようですが、一般の視聴者にとっては、企画自体が新鮮でかつ魅力的で、しかも「ラストは感動した」と言う感想が多いようです。
企画自体の魅力は、もちろんスティーヴン・キング(リチャード・バックマン)のおかげ、と言うところでしょうが、この枠「サタデーバリューフィーバー」は、今後の新番組をにらんだ、若手クリエイターの企画で制作される枠のようなので、場合によっては企画をブラッシュアップして新番組としてスタート、と言う可能性もあるかも知れませんね。
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コメント
先日bbsにも少し書かせて頂きましたが、「死のロングウォーク」テレビ版についての感想です。
テレビでは、当然出来ることに限界があると思います。
それをふまえた上で言わせてもらえば、残念ながらテレビ版は失敗です。
キングの小説では、自分以外は全員敵で、間接的ではあるけれど、全員を殺してしまわなければ自分の勝利はありません。
そんな極限の状況の中でも人は、友情を築こうとしたり、誰かを憎んだり、仲間を助けようとします。
一方テレビ版では、二人一組という枠を作った事により、極端に世界が小さくなってしまい、他の競争相手との関係が希薄になってしまいました。
しかも、コンビの片方がリタイヤすると、即終了です。
これは、いただけません。
せめて、コンビの片方がリタイヤすると、もう一人に5キロの重りが背負わされるが、ゲームは続行される。
この様にすると、もう少し番組が盛りあがったと思います。
いずれにしても、キングの名前を出すなら、もう少し作りこんで欲しかったです。
投稿: 貴治 | 2007/09/06 17:22
貴治さん、コメントありがとうございます。
いつもお世話になっています。
さて、「ロングウォーク」ですが、わたしは見ていないので、コメントは出来ませんが、折角なので、いろいろな意見を聞きたいと思っています。
感想がある方は、遠慮せず、どんどん書き込んでくださいね。
余談ですけど、MIXIの方でも、いろいろ感想が出ていますね。
投稿: tkr | 2007/09/15 17:20