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2007/09/10

新潮社版「キャリー」

Carrie 長い間、キングファンをやっていると、キング関係のいろいろなレア・アイテムをゲットしてしまうことがある。

と言うか、我々読書ファンに課せられた使命のひとつに、失われてしまう貴重な書籍をその運命から救出する、と言うものがある。

例えば、大手チェーンの古書店で売れ残ってしまい、100円コーナーに流れ、それでも売れなかった書籍は、結局裁断破棄されてしまうのだが、書籍の価値ではなく、新しいかどうか、きれいかどうか、バーコードが付いているかどうか、で書籍の価値が決まる大手古書店チェーンは、ある意味、本の墓場とも言えるのだ。

そんな中、わたしのところにもいろいろなキング関連商品が集まってきたりすることがある。

今日は、そんなわたしのコレクションの一部を紹介してみることにした。
まあ、体の良い自慢話だと言う事である。

ところで、キング関連書籍のコレクターがぶち当たる大きな壁と言うと、やはり新潮社版の「キャリー」、集英社版の「呪われた町」、パシフィカ版の「シャイニング」、学研版の「マーティ」あたりが挙げられると思う。

そんな中、今日紹介するのは新潮社版の「キャリー」(初版:1975/05)。
現在、我が家には画像のように新潮社版「キャリー」が4冊ある。
一時は最高6冊程所有していたのだが、「スティーヴン・キング研究序説」のアクセスカウンターのキリ番プレゼントで放出してしまった関係で、4冊に減ってしまった。

入手経路は基本的に古書店とオークションである。
新潮社版「キャリー」は、日本国内最大のネットオークションサイトである「Yahoo!オークション」にも、たまに出品されているので、比較的入手しやすい書籍だと思う。

ヤフオクでは、上手く行けば、400円〜2,000円位で入手できるのではないか、と思う。

新潮社版「キャリー」の古書店での現在の相場はよくわからないが、少なくても、新潮社版「キャリー」と出会う事自体が非常に珍しい経験だと思う。

なかなか見つけられないけど、見つけた瞬間の喜びは、古書店特有の感慨だと思います。

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