ジョー・ヒルの「ハートシェイプト・ボックス」刊行決定!
スティーヴン・キングの2人目の息子ジョー・ヒルの「ハートシェイプト・ボックス」の小学館からの翻訳刊行が決定した。詳細は次の通り。
「ハートシェイプト・ボックス」
ジョー・ヒル/著
白石朗/訳
Cheryl Koralik/カバー写真
泉沢光雄/カバーデザイン
2007/12/06/発売
2007/12/11/初版発行日
小学館文庫(ヒ−1−1)
860円/定価(税込)
ISBN:9784094081305
※ カバー写真の情報は、コラボ版ではない表紙の情報。
アメリカン・モダンホラーの新たな才能!
ロック・ミュージシャン、ジュード・コインのもとにネット・オークションで落札した「幽霊の取り憑いた黒いスーツ」が届いた時、怪異現象が始まった。その霊は、かつて彼が捨てた女の義父だというのだ。はたして・・・・。
(小学館ホームページより引用)
なお、「ハートシェイプト・ボックス」は、『小学館文庫創刊10周年フェア「小学館文庫 meets 福山雅治」』の1冊として刊行される。
ここからは当「スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室」の推測だが、今年の出版業界での大きな出来事に、太宰治の「人間失格」(集英社文庫)のカバーを人気コミック「DEATH NOTE」の小畑健のイラストに変えたところ、2007年夏の3カ月だけで10万部を突破するヒットになったのだが、これを見て小学館は福山雅治人気で小学館文庫を爆発的に売ろう、としているのではないか、と勘ぐってしまう。
その小学館が売ろうとしている中の1冊が、なんとジョー・ヒルの「ハートシェイプト・ボックス」なのだ、と言うことである。
キングファンとしては、何とも喜ばしい事である。
なお、現在までに刊行、または刊行が予定されているジョー・ヒルの小説(コミックブック)は次の通り。
"20th Century Ghosts" (2005) 短編集
"Heart-Shaped Box" (2007) 長編「ハートシェイプト・ボックス」
"Locke & Key" (2008) コミックブック
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