米コミックス出版マーベル 2007年決算大幅増収増益
2008/02/22に、アニメ!アニメ!が伝えるところによると、米コミック出版社マーベル・エンタテインメントの2007年の通期決算は、映画「スパイダーマン」シリーズの大ヒット等により、売上高、利益とも大きく躍進した模様。
一年間通しての売上高は、4億8580万ドル(約525億円)と前年比で39%と大きく増加した。また営業収益は、2億7440万ドル(約296億円)と昨年の2.4倍を越えた。利益の高い伸びは、特に昨年好調であったライセンス事業の伸びに支えられている、とのこと。
また、同記事のライセンス事業に関する部分にキングに関係する表記があるので、引用する。
ライセンス事業の中心は「スパイダーマン3」で、ソニーピクチャーズとの共同事業である。しかし、スパイダーマンL.Pだけで、1億2200万ドルの売上になっており、少数のキャラクターへのビジネス依存度の高さが感じられる。
また、安定的な収益をもたらしている出版事業も好調で、売上高は前年同期の1億850万ドルから1億2570万ドルに増加した。営業利益は、4410万ドルから5350万ドルとこちらも好調である。
好調だった作品は、「ワールド・ウォー・ハルク」と人気小説家スティーブン・キングのファンタジー小説のコミカライズド版「ダークタワー」シリーズだった。
なお、コミカライズド版「ダークタワー」シリーズは、第一期シリーズ全7冊"Dark Tower: The Gunslinger Born"が刊行済み、第二期シリーズ全6冊"Dark Tower:Long Road Home"は、2008年3月以降に順次刊行される模様。
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