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2008/02/15

「ハイスクール・パニック」をめぐる冒険

先ずは、HARADAさんの「スティーヴン・キングの話」のエントリー「静かに葬られつつある"ハイスクール・パニック"」をご覧下さい。

ご承知のように、キングは「ハイスクール・パニック」を自身の出版リストから外し、絶版にしています。

わたしの記憶では、キングが「ハイスクール・パニック」を出版リストから外したのは、1998年か1999年の事だったと思います。当時、Shiroさんのサイト"Addicted to Stephen King"の掲示板で「ハイスクール・パニック」の絶版問題について、いろいろな話をした記憶があります。

キングは当時「もし、万が一、ほんのわずかでもこの作品がSchool Shootingに影響を与えた 可能性があるのであれば、私はこの作品を世に出したままにはしておきたくない」と言うステーツメントを発表していました。

さて、ここからが今日の本題です。

ところで、「ハイスクール・パニック」の原題はご承知のように、"RAGE"と言いますが、"RAGE"と言うキーワードで思い浮かぶ作品があります。

因みに、その作品をキングは2007年のベストムービーの第9位にあげています。

そうです。その作品の名は「28週後...」
フアン・カルロス・フレスナディージョ監督、ダニー・ボイル製作総指揮の大変素晴らしいホラー映画です。

折角なので、「28週後...」のシノプシスを紹介しましょう。

感染すると凶暴性を引き起こし他の人間に襲いかかる恐るべき新種ウイルス"RAGE(レイジ)"が猛威をふるったイギリス。ウイルス感染発生から5週後に最後の感染者が死亡、11週後には米軍主導のNATO軍が派遣され、ようやく再建が始まった28週後のロンドン。スペイン旅行中で難を逃れたタミーとアンディの姉弟も無事帰国し、軍の厳重な監視下に置かれている第1街区で父親ドンと感動の再会を果たす。しかしその場に母アリスの姿はない。彼女は、田舎のコテージに立て籠もっていた時、ドンの目の前で感染者に襲われてしまったのだった。母を恋しがる姉弟は、母の写真を取り戻すため第1街区を抜け出し我が家へと向かう。するとそこで姉弟は思いがけず生きているアリスと再会する。やがて軍医スカーレットの診断で、アリスがウイルスに感染しながらも発病していないキャリアだと判明、ワクチン開発への期待が膨らむが…。

どうでしょう。
わかりましたか?
そうです。なんと「28週後...」(「28日後...」含む)は、スティーヴン・キングの「ハイスクール・パニック」の影響を受けているのです!
(ちょっと妄想気味でしょうか・・・・)

そしてキングは、自作である「ハイスクール・パニック」の影響下にある作品「28週後...」を評価している、と言う複雑な状況になっているのです。

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