新訳「アイ・アム・レジェンド」のあとがきにキングが・・・・
リチャード・マシスンの「地球最後の男」の新訳「アイ・アム・レジェンド」が映画「アイ・アム・レジェンド」とのタイアップの形で2007年11月にハヤカワ文庫から出版されたのだが、そのあとがきの冒頭に興味深い一節があるので紹介する。
「伝説の名作SFホラーがよみがえる」評論家 尾之上浩司
「リチャード・マシスンがいたからこそ、わたしも活躍できるのだ」スティーヴン・キング
「グリーン・マイル」「スタンド・バイ・ミー」などでモダンホラーの頂点に立つ作家スティーヴン・キングが、ずっと絶賛してやまない作家、それがリチャード・マシスンである。
ウィル・スミス主演の映画「アイ・アム・レジェンド」のあまりにも酷い仕上がりに、キングはどのような感想を持ったのか、個人的に大いなる関心を持ってしまう。
因みに、映画「アイ・アム・レジェンド」のあまりにも酷いエンディングは、監督のフランシス・ローレンスが元々撮影したエンディングに対し難色を示したプロダクションサイドからの要求で急遽突貫で撮影されたシークエンスが使用されている。
なお、「アイ・アム・レジェンド」のDVD化にあたり、フランシス・ローレンス版のエンディングが収録される模様である。
以下、allcinemaonlineが2008/01/17に伝えたニュースを引用する。
「アイ・アム・レジェンド」、監督が別エンディング解禁の可能性に言及 2008/01/17
完成目前にスタジオ側の意向でエンディングが撮り直されたことが公開前に波紋を呼んだ大ヒットSFアクション「アイ・アム・レジェンド」だが、ブラジルで行われたプレス・ジャンケットに出席したフランシス・ローレンス監督が、2度目のDVD発売の際にはまったく違うエンディングも収録されることになるだろうととの見解を明らかにした模様。
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