« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月の26件の投稿

2008/03/30

4月1日Sci Fiチャンネル国内放送開始!!

2008/04/01より、NBCユニバーサルの「Sci Fiチャンネル」の放送が日本国内で開始される。

「Sci Fiチャンネル」は、世界30数ヵ国で放映されているNBCユニバーサルグループのフラッグシップチャンネルで、2007年10月現在、米国のケーブルテレビ業界で第4位(米国 ニールセン調べ、25〜54歳対象)にランクされる人気チャンネル。
SF分野の映画やドラマに加え、日本のアニメなども放送している。

スティーヴン・キング関連では、「炎の少女チャーリー:REBORN」がSci Fiチャンネルで放映されており、また、キングが「シャイニング」を執筆する際に参考にしたスタンリー・ホテルを訪ねた「ゴースト・ハンターズ」もSci Fiチャンネルの人気プログラムである。(「ゴースト・ハンターズ」スタンリー・ホテルへ)

また、キングが2007年のベスト3にあげているテレビムービー「バトルスター・ギャラクティカ」もSci Fiチャンネルの作品である。

なお、「バトルスター・ギャラクティカ」日本国内での放送は「Super! drama TV」が行っている。
Sci Fiチャンネルの日本上陸に関しては、Sci Fiチャンネルの作品を多く放送しているSuper! drama TVの今後の動向も気になるところである。

余談だが、「スティーヴン・キングの悪魔の嵐」もSci Fiチャンネルの4月の放送ラインナップに入っている。
更に余談だが、「スティーヴン・キングの悪魔の嵐」DVDやNHK放送時のタイトルは「スティーブン・キングの悪魔の嵐」であるが、今回のSci Fiチャンネルでの放送では、「スティーヴン・キングの悪魔の嵐」になった模様。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/29

ジョー・ヒル「Throttle(スロットル)」を語る

Heislegend 2008/03/24 ジョー・ヒルが自身のブログでキングとの共著となる「Throttle(スロットル)」について語っています。

なお、「Throttle」は、リチャード・マシスンに関連するアンソロジー「HE IS LEGEND」に収録される予定

Throttle & The Small Presses

このエントリーについて、興味深いのは、デビューしたばかりの作家であるジョー・ヒルが、小さな出版社が驚くべき価格で限定本を出版することに対する批判のようなものを発表している点でしょう。
また、ヒルは、物語をただ楽しみたい人に対する計画があることを示唆しています。

わたしは、彼の「ハート・シェイプト・ボックス」しか読んでいませんが、同書とブログから受ける印象では、ジョー・ヒルと言う作家は、作家と言うより人間として優れた感受性と勇気をあわせ持った人物なのかも知れない、と思えてなりません。

さて、今回のブログのエントリーから気になる部分を引用します。

I mentioned that I wrote a novella with my Dad.
ジョー・ヒルはキングのことをdadと呼んでいるのでしょうか。

It’s giant truck from hell story.
「Throttle」に登場するトラックは地獄からやってくるのでしょうか。
もしかしたら、「Throttle」は、とんでもない話になってしまうのかも知れませんね。

余談ですが、ジョー・ヒルがthe crazy-steep price tagと言う表現で揶揄した「HE IS LEGEND」の価格は次の通り。

$150 750 copy signed numbered edition (signed by all contributors except Richard Matheson)/750部限定サイン入りナンバード・エデション(1~750のシリアル・ナンバー入)

$200 This numbered edition with a special beveled bonded leather slipcase with the cover art inset into the slipcase (must be ordered before November 1 to receive this slipcase) /革製の外箱付750部限定サイン入りナンバード・エデション(1~750のシリアル・ナンバー入)

$500 52 copy lettered edition in a special bonded leather traycase (design to be determined later). This is the only edition that will be signed by Richard Matheson. /52部限定サイン入りレタード・エディション(A~Z、a~zの文字入り)

$25 Bonded leather slipcase (not beveled and without the cover art. This is not a different version of the book, just a slipcase)/革製の外箱

関連エントリー
Stephen King and Joe Hill Collaborate on Novella for HE IS LEGEND

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/27

Stephen King: The 'Art' of the Blurb

ENTERTAINMENT WEEKLY #983 2008/03/21 スティーヴン・キングの最新コラム「ポップ・オブ・キング」EW.comで公開された。

Stephen King: The 'Art' of the Blurb

なお、このコラムは、2008/03/21に発売された"ENTERTAYNMENT WEEKLY" #983に掲載された模様。
画像"ENTERTAYNMENT WEEKLY" #983号の表紙。

今回のコラムは、映画や小説のプロモーション等に使われるのキャッチコピー等に対する批判と肯定的な意見、と言っても良いでしょうかね。

後半部分には、「キング絶賛!」に関するお話も掲載されています。

| | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/03/26

Stephen King and Joe Hill Collaborate on Novella for HE IS LEGEND

「HE IS LEGEND」カバー 2008/03/24にスティーヴン・キングのオフィシャル・サイトで、キングとジョー・ヒルの共著に関する情報が公開された。

なんでも、リチャード・マシスンに関するアンソロジー「HE IS LEGEND」にキングとジョー・ヒル共著の一篇が提供される、と言う話のようだ。

キングとジョー・ヒルのコラボレーションの噂は以前からあったようだが、一応これでオフィシャルな情報になった模様である。

Stephen King and Joe Hill Collaborate on Novella for HE IS LEGEND

余談だが、今回の情報には、こんな一説がある。

the first collaboration ever between Stephen King and his son Joe Hill, the novella “Throttle” their take on Matheson’s classic “Duel.”

スティーヴン・キングと彼の息子であるジョー・ヒル

多分、これ、キングとジョー・ヒルが親子であることをキングが公式に初めて認めた、と言うことではないだろうか。まあ、キングとジョー・ヒルが親子であることは周知の事実なのだが、公式なルートではあまりおおっぴらに認めてなかったのではないか、と思う。

で、気になる共著のタイトルは「Throttle(スロットル)」で、なんと「Duel」の設定を生かした作品になる模様。

「Duel」とは、皆さんご存知のようにスティーヴン・スピルバーグのテレビムービー(日本では劇場公開「激突!」(1971)の原作で、リチャード・マシスンは脚本も書いてます。

なお「HE IS LEGEND」の出版予定は、2009年2月。

因みに、次のような限定版も発売される模様。

750部限定 サイン付ナンバード・エデション(1~750のシリアルナンバーが振られた限定版)
52部限定 サイン付レタード・エディション(A~Z、a~zの52種類の文字が振られた限定版)

なお、サインつき限定版のサインは、アンソロジーに参加する全ての作家がサインするようだが、リチャード・マシスンはレタード・エディションの52部のみにサインする模様。

こちらでオーダーできるので、関心がある方はオーダーしてはいかがだろうか。

Gauntlet Press

さらに余談だが、「HE IS LEGEND」は当然ながら「I am Legend」(「地球最後の男」「アイ・アム・レジェンド」)から取られているのだが、このタイトルが意味するのは、「リチャード・マシスンこそが、伝説の怪物なのだ!」と言うことである。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/24

「ミスト」と「首都消失」をめぐる冒険

今日は「ミスト(「霧」)」「首都消失」に関する余談。

先ずは「首都消失」とは何ぞや、と言う話だが、フリー百科事典Wikipediaによると「首都消失」の概要とあらすじは次の通り。(ほぼ引用)

「首都消失」の概要
「首都消失」
は、SF作家小松左京によって書かれた小説、並びにそれを原作とする映画である。小説はブロック紙3社連合に該当する北海道新聞、中日新聞(東京新聞)、西日本新聞にて連載された。

「首都消失」のあらすじ
日本の首都・東京を中心とする半径約30km圏が正体不明の「雲」に覆われ、「雲」の外部との連絡が途絶してしまった(電波は元より有線通信も遮断、人間や物体の出入りさえ出来ない)。

なぞの「雲」による被災当時、国会が開会中だったため、主だった政治家・本省庁局長級以上の幹部職員はほとんど全員「雲」の中に取り込まれてしまった。そのため、日本の統治機構はたちまち機能不全となる。そこで、その政治・行政の空白を埋めるべく緊急避難の法理によって、全国知事会を基礎とした暫定統治機構が樹立されるが、財政・外交を中心に問題は山積する。一方で「雲」の軍事的利用を巡って、アメリカとソ連の激しいつばぜり合いが演じられる。

その後、最終的に「雲」は国際的な研究コンソーシアムにより調査が進められ、地球外生命体によって送り込まれた一種の観測機器である可能性が高いという結論に達し、継続的なモニターを行うこととなったのだが、ある日・・・・。

この「首都消失」のプロットやコンセプト、なんだか聞いたことがあるなと思ったらスティーヴン・キングの「ミスト(「霧」)」のそれらに似ていますよね。

「ミスト(「霧」)」については、既にご承知のことだと思うので、詳細は割愛しますが、両作は、「ミスト(「霧」)」は、霧や雲による怪異を内側から描き、「首都消失」は、霧や雲による怪異を外側から描いている、と言う点が気になりますね。


つまり、「ミスト(「霧」)」と言う作品と「首都消失」と言う作品は、表裏をなす作品だと言えると思う訳ですね。
両作の関連性はわかりませんが、「ミスト(「霧」)」の出来事の外では、「首都消失」的な事が起きていたと考えると非常に楽しいですよね。
キングファンのみなさんも、機会があったら「首都消失」も読んでみてはいかがかと思います。

あと、更に興味深いのは、「首都消失」は、雲に包まれた首都・東京とのコミュニケーションが完全に途絶してしまったことにより、首都機能が壊滅した国家を舞台にしたシミュレーション・ノベル的性格を持っているのですが、そのコンセプトが、スティーヴン・キングの「ザ・スタンド」等に見られる文明や政府の再構築を描いている点に類似点が感じられます。

最近翻訳された「セル」についても、一般的には「ザ・スタンド」に似ていると言われていますが、「セル」で描かれた物語以降に、文明や政府の再構築が存在するとも思えますね。

「ミスト(「霧」)」「首都消失」について、どちらの作品が先に書かれたとか言う無粋な話はさておき、アメリカと日本の作家が同じようなコンセプトで表裏をなす作品を書いていた、と言う興味深いお話でした。

余談ですけど、
わたしは「首都消失」の新聞連載時に北海道に住んでいた関係で、「首都消失」を毎日毎日切り取っていたのを覚えています。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

「ミスト」北米版DVDは2種類!?

2008/03/25に発売される映画「ミスト」の北米版DVDだが、2種類のDVDが発売される模様。

気になる仕様は次の通り。

Mistdvd2 The Mist: 2 Disc Collector's Edition
Disc 1 Feature Film
Feature Commentary by Writer/Director Frank Darabont
Deleted Scenes with Optional Commentary
Drew Struzan: An Appreciation of an Artist
Behind-the-Scenes Webisodes
Trailer Gallery

Disc 2 Special Features
Frank Darabont Introduces The Mist in Black & White
The Director's Vision: The Complete Feature Film in Black & White
When Darkness Came: The Making of The Mist
Taming the Beast: The Making of Scene 35
Monsters Among Us: A Look at the Creature FX
The Horror of It All: The Visual FX of The Mist               

Mistdvd1 The Mist
Feature commentary by writer/director Frank Darabont
Deleted scenes with optional commentary
Drew Struzan: An appreciation of an artist
Behind-the-scenes webisodes
Trailer gallery

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/23

「パニッシャー」のトーマス・ジェーン、酒気帯び運転で逮捕!!

2008/03/19にシネマトゥディが伝えるところによると、トーマス・ジェーンが酒気帯び運転で逮捕された模様。

「パニッシャー」のトーマス・ジェーン、酒気帯び運転で逮捕

[シネマトゥデイ映画ニュース] 映画「パニッシャー」「ドリームキャッチャー」、最近では映画「ミスト」にも出演しているトーマス・ジェーンが酒気帯び運転の疑いで逮捕された。カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールのスポークスマンによると、トーマスは時速190キロ以上で走行。警察が停止させたところ、血中アルコール度数が法定基準を超えていたほか、運転免許も停止されている状態だったという。現在は保釈金を支払い自宅に戻っているとのこと。ちなみにトーマスの妻はテレビドラマ「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」のパトリシア・アークエット。


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/22

キング絶賛「ノーカントリー」にキングの惹句が!

「ノーカントリー」のプロモーションのため来日したハビエル・バルデム 2008/03/15に日本公開された映画「ノーカントリー」のプロモーションに、スティーヴン・キングの言葉が引用されている。

映画「ノーカントリー」は、言わずと知れたコーエン兄弟の最新作で、米アカデミー賞を4部門受賞(作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞)しただけではなく、世界中の映画賞を114部門も受賞した作品で、キングは「ノーカントリー」を2007年のベストムービーに選んでいる。

気になるキングの言葉は次の通り。

「ノーカントリー」「ゲッタウェイ」以来最高の現代西部劇で、またかつてないほど素晴らしい小説の完璧な脚色だ。最大の驚きは、サイコパスの殺し屋アントン・シガー役として、映画を盗みかねない、かつてない怪演を披露しているハビエル・バルデムだ。
                   -------スティーブン・キング

因みに原文は次の通り。

"No Country" is the best modern-day Western since "The Getaway", and one of the best adaptations of a major novel ever. Perhaps the biggest surprise is that Javier Bardem doesn't steal the movie as psychopath Anton Chigurh.

本作「ノーカントリー」は、近年稀に見るほどの、悪い点が全く無い、と言う位のすばらしい作品に仕上がっている。

先ずは脚本がすばらしい。

たまたま主人公が犯罪絡みの大金を見つけてしまう事に端を発する物語は、残念ながらスコット・スミスの「シンプル・プラン」のような印象を与えてしまうきらいは否定できないが、その大金を持って逃げる男と追う男の、そして観客の視点とも言える一人の保安官との対比が非常に見事である。

また原題の「No Country for Old Men」が意味するところが、物語の中で言うところ、Old Menとなってしまったわたし自身にも突き刺さっている。

キャストは、先ず、エド・トム・ベル保安官を演じたトミー・リー・ジョーンズだが、このキャラクターは「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(2005)のピートを髣髴とさせるキャラクターであり、若者の行動が理解(共感)できない、われわれOld Menの視点を代弁するキャラクターを見事に演じている。

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」と言う作品は、トミー・リー・ジョーンズにとっての「許されざる者」(1992)であり、クリント・イースドウッドが「許されざる者」以降にたどった道を、今後トミー・リー・ジョーンズにも通って欲しいと思っているわたしにとっては、本作のキャラクターは出番や見せ場に乏しい印象を受けた。

と言うのも、わたしはトミー・リー・ジョーンズのキャラクターは「ファーゴ」(1996)におけるマージ・ガンダーソン役(フランシス・マクドーマンド)のようなキャラクターだと想像していたからのだ。

また、各方面から絶賛のアントン・シガー役のハビエル・バルデムも大変すばらしかった。
俳優としても十二分に良い仕事をしたと思うのだが、彼の場合、コーエン兄弟の冷徹な演出のおかげだと言っても良いのではないかと思った。

冒頭、作品で描かれる最初の殺人のシークエンスで、画面の右端でピンボケの状態で動いている姿や、その殺人後のリノリウムに残った靴の跡、中盤移行の自分で手当をする様、そして何度も描かれる他人の血を嫌う演出等々、俳優の力はもとより、数々のすばらしい演出が、アントン・シガーを非常に恐ろしくも悲しい映画史に残るキャラクターとして描ききっている。

ハビエル・バルデム演じるアントン・シガーと言うキャラクターは、すばらしいキャラクターなだけに、安易なスピン・オフ企画なんかが出てこないことを真剣に祈る。

逃げる男ルウェリン・モスを好演したジョシュ・ブローリンは、ルックスが若い頃のニック・ノルティのような感じで、想像以上にタフなモスの姿に「ダブルボーダー」(1987)のニック・ノルティを思い出した。

モスの逃亡劇としてこの作品をとらえると、前述の惹句でスティーヴン・キングは、本作を「ゲッタウェイ」(1972)になぞらえているが、わたし的にはサム・ペキンパーつながりで言うと、「ガルシアの首」(1974)あたりのテイストに近い印象を受けた。

そう考えてみると、コーエン兄弟は、サム・ペキンパーや、ウォルター・ヒルを継ぐ者としての方向性も高いのではないか、と思えてならない。

とにかく、本作「ノーカントリー」は、バイオレンス描写が苦手な方以外の映画ファン必見のすばらしい作品である。

この春、是非劇場に足を運んで欲しいと思う。

| | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/03/21

「ザ・スタンド」もコミックブックに!?

各方面で話題になっている「ザ・スタンド」のコミックブック化であるが、こちらでまとまった情報が読める。

MARVEL TO ADAPT STEPHEN KING'S "THE STAND"

マーベルのスポークスマンが「ノーコメント」と言っているのが結構笑える。

因みに、「ザ・スタンド」のコミックブック化の関連情報は、こちらをご参照願います。

「ザ・スタンド」グラフィックノベル化の可能性あり




| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/20

映画「ミスト」オンラインゲーム登場!?

2008/03/25にリリースされる映画「ミスト」の北米版DVDを記念してブロックバスター・オンラインのサイトで、映画「ミスト」のオンラインゲームが楽しめる。

CAN YOU ESCAPE THE MIST?

まあ、単純なゲームなので、何度かプレイすれば、クリアできると思うのだけど、あまり最後までプレイしてしまうと、もしかしたら「ミスト」に関する余計な情報を得てしまうかも知れないので注意が必要かも。

ミストグローブ 余談だけど、ブロックバスター・ストアで「ミスト」のDVDを購入すると、ミスとグローブが貰えるらしい。
スノードームならぬミストグローブと言うのが笑える。

更に余談だけど、日本語では一般的にスノードームと言うが、英語ではスノーグローブ(SNOW GLOBE)と言う。

| | | コメント (0) | トラックバック (2)

2008/03/19

映画「ミスト」公式サイト更新

2008/03/15 映画「ミスト」の公式サイトが更新された。

映画「ミスト」公式サイト

追加された情報は、「前売券・劇場情報」。

「セーフティ・ライト・キーホルダー」 なんでも、指定の劇場で前売券を購入すると、『緊急時に活躍!「セーフティ・ライト・キーホルダー」』が貰えるらしい。

これがあれば、「ミスト」に襲われてももう大丈夫!
一家に一個「セーフティ・ライト・キーホルダー」ですね。

因みに、「セーフティ・ライト・キーホルダー」付前売券が販売されているのは、東京では次の劇場。

有楽町スバル座
新宿オデヲン座
シネ・リーブル池袋
吉祥寺バウスシアター

わたしは個人的に、六本木で「ミスト」を観ようかと思っていたのですが「セーフティ・ライト・キーホルダー」狙いで、シネ・リーブル池袋でしょうか。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/18

スティーヴン・キング直筆サイン入超最新作『ミスト』USポスター

ここで紹介するのもどうかと思うのだが、Yahoo!オークションにこんな商品が出品されている。

スティーヴン・キング直筆サイン入超最新作『ミスト』USポスター

実はこの商品は、なんと二回目の出品なのである。
と言うのも、先日終了した一回目の出品では、一件も入札が入らなかったのである。
従って、今回の出品は落札者が出なかったための、自動出品だと思われる。

何故前回の出品時に紹介しなかったか、と言うと、個人的に落札してやろうかな、と思っていたからである。

さて、今回の出品では落札されるのでしょうか。
乞うご期待ですね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/17

「デッド・ゾーン」シーズン6放映決定!

「デッド・ゾーン」シーズン6は2008年夏放映開始 AXNで絶賛放映中のテレビ・シリーズ「デッド・ゾーン」だが、なんとシーズン6の放映が決定した模様。

AXNによると、

『「デッド・ゾーン(シーズン6)」は今年の夏に放送する予定です。お楽しみに。』

とのことである。

いよいよ日本国内においても「デッド・ゾーン」の終焉が近づいている模様である。

| | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/03/16

Stephen King vs. J.K. Rowling

= YouTubeにこんな映像が出てました。結構おもしろいので、ご参考まで。

Celebrity Deathmatch: Stephen King vs. J.K. Rowling

なお、この「セレブリティ・デスマッチ」とは、MTVで製作されているクレイアニメーションのプログラムで、ライバルと目されているセレブリティ同士がリング上で戦い、最終的には死闘の末、どちらかのセレブが死んでしまうと言うもの。

キングの「REDRUM」攻撃! 今回のエピソードは、スティーヴン・キングとJ・K・ローリングの戦いと言うことなので、一般の普通のセレブ同士の戦いと比較すると、非常にファンタジックでホラー的要素にあふれ、ビジュアル敵にもアニメーションのダイナミズムあふれるすばらしいファイトに仕上がっていると思います。

果たして、キングとJ・K・ローリングの死闘の結果は!?

なお、このエピソードは、2002年3月14日に放映された「セレブリティ・デスマッチ」シーズン4第66話のようです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/15

キングオフィシャル・サイトが!?

20080313 2008/03/13 こんなサイトがオープンしました。

と言うか実際のところは、スティーヴン・キングオフィシャル・サイトの模様替えのイメージのお披露目でしょうか。

残念ながら、コンテンツはほとんど生きていませんが、ユーザー・フレンドリーなインターフェースを備えた新オフィシャル・サイトの発展に期待です。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/12

"Dark Tower: Long Load Home #1"

「Dark Tower: Long Road Home #1」 2008/03/05に全米でカウントダウン販売されたマーベル・コミック版「ダーク・タワー」シリーズ第二弾第一巻"Dark Tower: Long Road Home #1"だが、以前紹介した渋谷「ブリスター」で、どうやら店頭販売されているらしい。

と言うのも、「ブリスター」の「今週の新作アメコミ入荷リスト」の2008/03/06入荷予定分に、"Dark Tower: Long Load Home #1"と言う記載があるのだ。

因みに、価格は760円。

懸命な読者の皆さんは既にお気づきだと思うのだが、"Long Road Home"ではなく、Long Load Home" と言うのは、ご愛嬌、というところである。

ほかの世界のLoadの帰還もしばらく時間がかかったしね。

しかしながら、3月5日発売のアメコミが、3月7日に渋谷で、しかも760円で店頭販売されてしまうとは、凄い時代になったものだ。

余談だけど、渋谷「ブリスター」は店舗を移転するらしい。
3月15日と16日に「店舗移転セール」が実施され、店内全品が表示価格より30%オフで販売されるらしい。

オモチャ好きには堪らない2日間であろう。

kingdowさんいかがですか?

| | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/03/11

英国エンパイア映画賞発表

以前、映画「1408(原題)」が【ホラー作品賞】にノミネートされていることをお伝えした、英国の映画雑誌"Empire"による2008年エンパイア映画賞だが、残念ながら「1408(原題)」の受賞はかなわなかった模様。

エンパイア映画賞【ホラー作品賞】 ☆受賞 □ノミネート
「30 Days Of Night」
「28週後...」
「ソウ4」
「デス・プルーフ in グラインドハウス」
「1408(原題)」

以前のエントリーでのわたしの予想は次の通り。

個人的にだが、作品として優れている、と思うのは「デス・プルーフ in グラインドハウス」だと思うけど、ホラー作品か、と言うと微妙である。
やはり、ホラーとして考えると個人的には
「28週後...」を推したい。

余談だが、キングは「28週後...」を「スティーヴン・キングが選ぶ2007年映画トップテン」の第9位にあげている。

関連エントリー

英国エンパイア映画賞にキング原作作品が!?

Stephen King's Best of '07: Movies and TV

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/09

キング絶賛の「ルインズ 廃墟の奥へ」扶桑社から出版!

「ルインズ 廃墟の奥へ(上)」 2008/02/29 扶桑社よりスコット・スミスの第2作目「ルインズ 廃墟の奥へ」が出版された。

ご承知のように、本作「ルインズ 廃墟の奥へ」は、スティーヴン・キングに絶賛されている。

また、以前お伝えしたように、本作は映画化が発表されている。
スコット・B・スミス原作スリラー「The Ruins」予告編公開

本書の帯にキング絶賛のキャッチ・コピーがある。

『本書は、21世紀最高のホラー小説だ
           --------スティーヴン・キング』
『スコット・スミスは、桁外れの才能を持った作家だ
           --------スティーヴン・キング』

| | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/03/08

キング、「ミスト」を語る その2

2008年5月に日本国内で公開される映画「ミスト」のプレスシートに、キングが「ミスト」について語っている記事が掲載されているので一部紹介する。 第二回。

■キングが考える恐怖の概念とは?
恐怖って、サバイバル機能を持っているよね? 例えば、狩猟のシーズン中に、夜の散歩に出かけて、赤やオレンジの服を着ていなかったら、撃たれるかもしれないという恐怖を抱くはずだよ。恐怖とは、サバイバル本能の表れだと思う。読者に対して、安全な場所にいながら、しばらくの時間、恐怖を擬似体験させて悪夢を提供したいんだ。あとで『これはすべて作り話だから』と言えるからね。映画「ミスト」で、スーパーに閉じ込められた人々の身に起きていることは説明不能だし、尋常な出来事ではない。でも遅かれ早かれ、私たちは人生で似たような出来事に直面する。それは、霧の中の『何か』ではなく『癌』かもしれない。私たちは皆、そういうものに怯えている。そして、そこを掘り下げるのが、私の重要な仕事なんだよ。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/07

アカデミー賞授賞式の追悼コーナーに、ブラッド・レンフロのファン激怒

2008/02/27にeiga.comが伝えるところによると、2008/02/25(日本時間)に開催された米アカデミー賞授賞式で上映された「In Memorium」と言う追悼映像にブラッド・レンフロの映像が含まれておらず、ファンはブラッド・レンフロを映像に含めなかった米映画芸術科学アカデミーに対し激怒している模様。

アカデミー賞授賞式の追悼コーナーに、ブラッド・レンフロのファン激怒

以下、記事を全文引用する。

[eiga.com 映画ニュース] アカデミー賞授賞式では、その年に亡くなった映画人の映像をまとめた「In Memorium」というモンタージュ映像の上映が恒例となっている。

これは、映画界に貢献した故人を偲ぶためのコーナーで、2月25日(日本時間)に開催された今年の「In Memorium」では、ミケランジェロ・アントニオーニ監督や急逝したヒース・レジャーなどの有名人から、映画会社の重役、俳優のエージェントなど裏方の人々まで、在りし日の映像が公開された。

しかし、このコーナーで特集された93名の中に、今年1月に死亡した俳優のブラッド・レンフロは含まれていなかった。この件に関し、アカデミー賞を主催した映画芸術科学アカデミーは「あのコーナーで全ての人を紹介するのは不可能です」とコメントを発表。だが、「依頼人」「スリーパーズ」「ゴールデンボーイ」などで活躍した俳優を無視するなんて許せないと、レンフロのファンは激怒している。

 

毎年毎年米アカデミー賞授賞式を楽しみにしている一映画ファンにとって、その年に亡くなった映画人を追悼する「In Memorium」のコーナーは、非常に大きな意味を持ったコーナーである。
と言うのも、「In Memorium」のコーナーは、映画芸術科学アカデミーがその年に亡くなった数々の映画人の映画に対する功績を認めることにほかならないからである。

そして、その映画人の功績を映画芸術科学アカデミーが認める、と言うことは、言い換えるならば、亡くなった映画人が、映画人としての永遠の命を得た瞬間だと思えてならないのだ。

そんなわたしは、アカデミー賞授賞式の「In Memorium」を見ながら、多分トリはヒース・レジャーで、その直前がブラッド・レンフロだろうな、と見当を付けていた。
つまり、若くして、しかも同じような理由で亡くなった二人の俳優の悲劇で「In Memorium」のコーナーがしめやかにしめくくられると思っていたのだ。

そんな中、ブラッド・レンフロがスクリーンに映し出される前に、ヒース・レジャーがスクリーンに登場した。当然と言えば当然ながら、アン・リーの「ブロークバック・マウンテン」のフッテージだ。

ヒース・レジャーがスクリーンに登場した瞬間、ブラッド・レンフロの熱心なファンではないわたしも、流石に驚いた。

ちょっと待てよ、ブラッド・レンフロってヒース・レジャー以上の扱いなのか!?
まさか、ブラッド・レンフロが選ばれてないってことないよな!?

案の定、ブラッド・レンフロの訃報は、「In Memorium」からもれてしまっていた。

一映画ファンとしても、ブラッド・レンフロの訃報が「In Memorium」からもれてしまったことは、腹立たしい出来事であるから、ブラッド・レンフロファンにとっては大激怒の出来事だったに違いない、と思う訳である。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/06

キング、「ミスト」を語る その1

「ミスト」プレスシート 2008年5月に日本国内で公開される映画「ミスト」のプレスシートに、キングが「ミスト」について語っている記事が掲載されているので一部紹介する。

「自ら語る、作家S・キングとは!?」
形容詞を巧みに用いて文学的な香りを漂わせながら、緻密な人物描写や状況描写が非常に映像的で、思わず引き込まれていくキングの小説。特に恐怖&スリラー作品は、日常描写を丹念に積み重ねながら、その日常が徐々に歪みだし、読者を恐怖に満ちた世界に導いていく。
スティーヴン・キングが、作家キングと小説について語ってくれた。

「霧」はどうして生まれたのか?
 70年代半ば、友人のカービー・マッコリーが「闇の展覧会」(早川文庫刊)という作品集を編纂していて、新しいタイプのホラー作品を探していたんだ。最初は、「カービー、私にはできない。今スランプで、何も書いていないんだ」と言ったよ。それに「キャリー」「呪われた町」「深夜勤務」を書き終えて、心底疲れていたからね。
 ある日、小さな街の地元のスーパーに行ったら、たくさんの人たちが買い物をしていた。ふと窓を見ながら、もし、ここで最悪なことが起きたら・・・窓が全部凹型に歪んでしまったら・・・と思ったんだ。私はそんな想像をしてしまう性質でね。必ずしもいいことではないけど、時がたてば何か役に立つ。
だから、そのアイデアを心の中で温めておいたんだ。「霧」はそこから生まれた話で、スランプから抜け出すきっかけとなった。だから「霧」には感謝しているよ。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/05

「ひぐらしのなく頃に」が殺人事件を引き起こしたのか?

2008/02/12に、livedoorニュースで、興味深いインタビュー記事が掲載されたので紹介する。

「ひぐらしのなく頃に」が殺人事件を引き起こしたのか?――東京大学特任講師・吉田正高氏に聞く

同インタビュー記事のリードを引用する。

未成年の少年少女が斧やナイフで家族を殺すというショッキングな事件が相次いでいる。そのたびに問題とされるのが、残虐な場面を含むアニメや漫画の影響だ。ときにはアニメ番組が放送休止になる場合もあるが、「過剰反応ではないか」との声もある。最近、事件との関連で注目された「ひぐらしのなく頃に」について、アニメやゲームなどのサブカルチャーに詳しい東京大学大学院情報学環の吉田正高・特任講師に聞いた。

――2007年9月に京都府京田辺市で16歳の少女が父親を斧で殺害するという事件が起きましたが、その影響でアニメ番組の「ひぐらしのなく頃に」「School Days(スクールデイズ)」が放送休止に追い込まれました。また08年1月上旬に青森県八戸市で、18歳少年が母親と弟と妹を殺害する事件が起きたときは、「ひぐらしのなく頃に」と思われる漫画本が警察に押収され、事件と漫画の関連性が取り沙汰されました。

実際に起きた殺人事件の報道に触れ、スティーヴン・キング作品をはじめとしたホラー小説、またホラー映画やホラーコミック、ホラーアニメはもとより、猟奇的な、また残虐な殺人シーンがたまたま含まれている作品を好む人々が、なんとも居心地の悪い気持ちを味わうことがある。

と言うのも、メディアは実際に起きた殺人事件の原因を短絡的に犯人が好んでいた作品や犯人の嗜好に結びつけ、その殺人事件があたかもその作品や作家の影響下にある、と言う論をセンセーショナルに唱える事があり、またその場合は、場合によってはその作品やその作品の作家が槍玉に上がり、作品や作家のバッシングや放映や上映の中止、不買運動が起こることもままある。

キング関連では、米国内で頻発するスクール・シューティングに悩んだキングが、スクール・シューティングを題材にした作品である「ハイスクール・パニック」の絶版を自ら決め、更に自分の作品リストからも外してしまったことも興味深い出来事だと思える。

一般的な論調である、ホラー作品と殺人事件には因果関係がない(猟奇的殺人事件における「環境決定論」の否定)、と考えるむきが大半を占めると思われるのだが、キング自身が、もしかして自作を読んだ少年少女が、スクール・シューティングを起こしてしまうような可能性が少しでもあるのならば、「ハイスクール・パニック」を絶版にしてしまおう、と言う論理には個人的に賛同しづらいが、一人の大ベストセラー作家が、スクール・シューティングの頻発に対し、少しでも影響力があるのならば、歯止めをかける側に回ろうと考えた点が非常に興味深い。

今回紹介したインタビュー記事の論調は、ホラー作品と殺人事件には因果関係がない、と言うありきたりの論理から、マスコミの批判まで及んでいるが、とりたてて目新しい点はない、と言えよう。

折角なので、キング関連のインタビュー部分を引用する。

吉田 私が視聴していたテレビ埼玉なんて、(アニメ「ひぐらしのなく頃に」が)13話で打ち切られて、いきなり「パタリロ西遊記!」になりましたからね……。でも、「ひぐらしのなく頃に」が事件の引き金になったかといえば、そんなことはないと思うんですよ。環境が犯罪を作り出すという「環境決定論」自体がそもそも間違っていると思いますし、人間の行動ってそんなに単純なものじゃないでしょ?

   鉈(なた)とか斧で人を殺す作品なんてほかにもたくさんあります。たとえばスティーブン・キングの「シャイニング」とかそうだし、ドストエフスキーの「罪と罰」だって斧で人殺しをする話ですよ。八戸の事件にしても、「ひぐらしのなく頃に」の漫画は累計で数百万部も売れているのだから、数ある本の中にあってもおかしくはない。一つの作品を見ただけで思い詰めて人を殺してしまうというのは、常識的には考えにくいでしょう。

余談ですが、スティーヴン・キングの「シャイニング」は鉈や斧で人は殺しませんね。
斧が出てくるのはスタンリー・キューブリックの「シャイニング」ですね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/04

"Ghost Brothers of Darkland County"上演決定か!?

2008/03/01に週間エンタメニュースが伝えるところによると、スティーヴン・キング原作、ジョン・メレンキャンプ作曲のミュージカル"Ghost Brothers of Darkland County"の上演がどうやら決定した模様。

週刊エンタメ情報・今週の1行ニュース(2008.3.1)

該当部分を引用する。

●00年から噂になっていたスティーヴン・キング原作/ジョン・メレンキャンプ作曲のミュージカル『Ghost Brothers of Darkland County』が、ようやく上演の運びとなった。といっても初日は09年4月の予定。

ミュージカル作品"Ghost Brothers of Darkland County"に関する今までの経緯は、次のエントリーをご参照願います。

キング原作のミュージカルようやく完成か!?

John Mellencamp Finds His Freedom

現在のところ上演予定は、2009年4月と言うことですから、まだ先は長いですが、上演までなんとか漕ぎつけて欲しいものです。

因みに今回のニュースソースはおそらくここ。

Stephen King, Mellencamp to Make Musical

この記事によると、初演はアトランタのAlliance Theatre
Alliance Theatreのサイトでは、既"Ghost Brothers of Darkland County"の情報が公開されている。

"Ghost Brothers of Darkland County"
上演スケジュールは、2009/04/15-05/10の模様。

ついでに、キングとメレンキャンプのコラボレーションの映像も紹介しておく。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/03

ホラー映画のアカデミー賞!サターン賞ノミネート作品発表!

2008/02/24にキング関連作品が第34回サターン賞ノミネートされている件についてご紹介(第34回サターン賞、ノミネーション発表)したが、2008/02/26 シネマトゥディでも第34回サターン賞のノミネートに関する記事が掲載されたので紹介する。

ホラー映画のアカデミー賞!サターン賞ノミネート作品発表!

リード部分とキングに関する部分を引用する。

ごく一部のマニアの間ではホラー映画のアカデミー賞とも呼ばれるSFファンタジー&ホラー・アカデミー主催のサターン賞のノミネート作品が発表された。1972年発足以来、今年で34回目を迎え、過去にスティーヴン・スピルバーグ監督も映画「未知との遭遇」で受賞歴があるという立派な賞だ。ホラー作品賞はもちろんのこと、SFジャンルやアクション、ファンタジーと多岐に渡る部門の中でそれぞれに賞が与えられる。

今年のホラー部門ではロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノが、キワモノ系映画を2、3本立てで上映していた劇場の上映形態にオマージュをささげた映画「グラインドハウス」。また、映画「グリーンマイル」のフランク・ダラボンがスティーヴン・キングの中編ホラー小説を映像化した映画「ミスト」などがノミネート。今年の目玉は映画「300<スリーハンドレッド>」と映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の戦いで、映画「300<スリーハンドレッド>」は10部門でノミネート。一方、映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」は9部門でノミネートされており、肉体と魔法、どちらに軍配があがるのかマニアをワクワクさせている。

 独特なセンスと作品選びに定評があるだけに本家アカデミー賞よりも面白いという声もあったり、なかったり……。ちなみに記念すべき第1回サターン賞・ホラー作品賞はワイルドな黒人ドラキュラが大暴れする「吸血鬼ブラキュラ」が受賞している。受賞結果は6月24日(現地時間)に発表される。


余談だけど、「アカデミー賞」と「サターン賞」との差は「東京国際映画祭」と「東京国際ファンタスティック映画祭」との差、国際的には「カンヌ国際映画祭」と「アボリアッツ・ファンタスティック映画祭」との差みたいなものだろうか。

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/03/02

ディメンション・フィルムズがジョー・ヒル著“Locke & Key”の映画化権を取得!

「Locke & key」 2008/02/27に、Variety Japanが伝えるところによると、スティーヴン・キングの息子ジョー・ヒル原作のグラフィック・ノベル"Locke & Key"の映画化権をディメンション・フィルムズが取得した模様。

ディメンション・フィルムズがジョー・ヒル著“Locke & Key”の映画化権を取得

キングに関する部分を引用する。

ディメンション・フィルムズが、ジョー・ヒルのグラフィック・ノベル"Locke & Key"の映画化権を取得した。シリーズ作品として企画される可能性もあるという。

著名な小説家スティーヴン・キングの息子であるヒルは、処女作「ハートシェイプト・ボックス」で初めて映画化権を売却。同作は、現在ワーナーが企画を進めている。

(中略)

ディメンションは、スティーヴン・キングとは縁がある。「1408」「ミスト」も彼の短編小説を原作としており、キングの小説「セル」もイーライ・ロス監督によって映画化されることになっている。

しかし、ディメンションの社長ボブ・ワインスタインは、ヒルがキングの息子だから映画化権を買ったわけではないと言う。「ジョーが書いた作品をすごく気に入ったんだ。ホラー・ファンが大好きな楽しい要素が入っているからね。また、この小説は、各作品で満足感が得られながらも、次の作品へと扉が続いているといった感がある。シリーズ化したい気持ちもある」。
映画化契約はワインスタインとディメンションの重役であるアンドリュー・クレイマーがとりまとめた。

(後略)

「ハートシェイプト・ボックス」にしろ"Locke & Key"にしろ、ジョー・ヒル大活躍ですね。

余談ですけど、「ハートシェイプト・ボックス」は激オモですよ。


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/01

スティーヴン・キングが 選んだ最近の映画ベスト10!?

PLAYBOY:Japanese Official Websiteによると、2008/03/25発売の「月刊PLAYBOY日本版」2008年5月号にスティーヴン・キング関連の記事が掲載される模様。

スティーヴン・キングが 選んだ最近の映画ベスト10
モダンホラーの帝王は、映画にもこだわりがある

「最近」って一体「いつ」のことよ!


| | | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »