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2008/03/03

ホラー映画のアカデミー賞!サターン賞ノミネート作品発表!

2008/02/24にキング関連作品が第34回サターン賞ノミネートされている件についてご紹介(第34回サターン賞、ノミネーション発表)したが、2008/02/26 シネマトゥディでも第34回サターン賞のノミネートに関する記事が掲載されたので紹介する。

ホラー映画のアカデミー賞!サターン賞ノミネート作品発表!

リード部分とキングに関する部分を引用する。

ごく一部のマニアの間ではホラー映画のアカデミー賞とも呼ばれるSFファンタジー&ホラー・アカデミー主催のサターン賞のノミネート作品が発表された。1972年発足以来、今年で34回目を迎え、過去にスティーヴン・スピルバーグ監督も映画「未知との遭遇」で受賞歴があるという立派な賞だ。ホラー作品賞はもちろんのこと、SFジャンルやアクション、ファンタジーと多岐に渡る部門の中でそれぞれに賞が与えられる。

今年のホラー部門ではロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノが、キワモノ系映画を2、3本立てで上映していた劇場の上映形態にオマージュをささげた映画「グラインドハウス」。また、映画「グリーンマイル」のフランク・ダラボンがスティーヴン・キングの中編ホラー小説を映像化した映画「ミスト」などがノミネート。今年の目玉は映画「300<スリーハンドレッド>」と映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の戦いで、映画「300<スリーハンドレッド>」は10部門でノミネート。一方、映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」は9部門でノミネートされており、肉体と魔法、どちらに軍配があがるのかマニアをワクワクさせている。

 独特なセンスと作品選びに定評があるだけに本家アカデミー賞よりも面白いという声もあったり、なかったり……。ちなみに記念すべき第1回サターン賞・ホラー作品賞はワイルドな黒人ドラキュラが大暴れする「吸血鬼ブラキュラ」が受賞している。受賞結果は6月24日(現地時間)に発表される。


余談だけど、「アカデミー賞」と「サターン賞」との差は「東京国際映画祭」と「東京国際ファンタスティック映画祭」との差、国際的には「カンヌ国際映画祭」と「アボリアッツ・ファンタスティック映画祭」との差みたいなものだろうか。

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コメント

>余談だけど、...
よく判らない例えですが、「ファンタスティック」が肝ですね。

投稿: HARADA | 2008/03/03 02:28

身近な例で再度例えるとすると、「芥川賞」と「直木賞」の差ではないかと思います。

「アカデミー賞」は高尚で程度が高い、と一般的に思われ、「サターン賞」は低俗で程度が低い、と思われているのではないか、と言う事です。

日本国内でも、例えば映画を題材にすると、SFやホラーは低俗で程度が低いと一般的には思われているのではないか、と思います。

国内ではコメディもレベルが低いと思われていますね。

投稿: tkr | 2008/03/03 13:07

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