Stephen King and Joe Hill Collaborate on Novella for HE IS LEGEND
2008/03/24にスティーヴン・キングのオフィシャル・サイトで、キングとジョー・ヒルの共著に関する情報が公開された。
なんでも、リチャード・マシスンに関するアンソロジー「HE IS LEGEND」にキングとジョー・ヒル共著の一篇が提供される、と言う話のようだ。
キングとジョー・ヒルのコラボレーションの噂は以前からあったようだが、一応これでオフィシャルな情報になった模様である。
Stephen King and Joe Hill Collaborate on Novella for HE IS LEGEND
余談だが、今回の情報には、こんな一説がある。
the first collaboration ever between Stephen King and his son Joe Hill, the novella “Throttle” their take on Matheson’s classic “Duel.”
~スティーヴン・キングと彼の息子であるジョー・ヒル~
多分、これ、キングとジョー・ヒルが親子であることをキングが公式に初めて認めた、と言うことではないだろうか。まあ、キングとジョー・ヒルが親子であることは周知の事実なのだが、公式なルートではあまりおおっぴらに認めてなかったのではないか、と思う。
で、気になる共著のタイトルは「Throttle(スロットル)」で、なんと「Duel」の設定を生かした作品になる模様。
「Duel」とは、皆さんご存知のようにスティーヴン・スピルバーグのテレビムービー(日本では劇場公開)「激突!」(1971)の原作で、リチャード・マシスンは脚本も書いてます。
なお「HE IS LEGEND」の出版予定は、2009年2月。
因みに、次のような限定版も発売される模様。
750部限定 サイン付ナンバード・エデション(1~750のシリアルナンバーが振られた限定版)
52部限定 サイン付レタード・エディション(A~Z、a~zの52種類の文字が振られた限定版)
なお、サインつき限定版のサインは、アンソロジーに参加する全ての作家がサインするようだが、リチャード・マシスンはレタード・エディションの52部のみにサインする模様。
こちらでオーダーできるので、関心がある方はオーダーしてはいかがだろうか。
さらに余談だが、「HE IS LEGEND」は当然ながら「I am Legend」(「地球最後の男」「アイ・アム・レジェンド」)から取られているのだが、このタイトルが意味するのは、「リチャード・マシスンこそが、伝説の怪物なのだ!」と言うことである。
| 固定リンク | 0
コメント