バラエティ・ジャパンにフランク・タラボンのインタビュー映像が!!
バラエティ・ジャパンのトップ・ページに映画「ミスト」の監督であるフランク・ダラボンのインタビュー映像がはりつけられている。
フランク・ダラボン監督 インタビュー 1
「このストーリーを語りたかった」
インタビュアー:こはたあつこ(Variety JAPAN)
今回のインタビュー映像は「フランク・ダラボン監督 インタビュー 1」と言うことなので、続きが気になるところだが、語っている内容は、映画ファンにとってすばらしい内容である。
映画「ミスト」の制作秘話を語る孤高の映画人フランク・ダラボンに感涙モノである。
例えば、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作(2001-2003)のピーター・ジャクソンにしろ、「スパイダーマン」シリーズ(2002-2007)のサム・ライミにしろ、彼等が登場してきたのは、ゲロゲロでグチャグチャのホラー映画である。
しかもそんじょそこらのお上品なホラー映画ではない。
ピーター・ジャクソンなんか、「バッド・テイスト」(1987)の頃は、「ニュージーランドからきちがいがやって来た」位の言われようだったし、サム・ライミにいたっては「死霊のはらわた」(1983)だったか「死霊のはらわたII」(1987)で「映画の良心はこの作品によって破壊された」とまで言われていたのに、今自分で監督しているのは、ハリウッドの大作映画ばかりじゃないかよ。
それにひきかえフランク・ダラボンはえらい!!
「ショーシャンクの空に」(1994)、「グリーンマイル」(1999)のような所謂ハリウッドの大作娯楽作品で確固たる地位を築いた後に「ミスト」のような孤高でスピリッツ溢れる映画を作っちゃうなんて、本当にダラボンはえらいぞ!!
今回のインタビュー映像は、映画ファンがそんな気持ちになってしまう、すばらしいインタビュー映像だと言える。
機会があれば、是非バラエティ・ジャパンのサイトでフランク・ダラボンのインタビュー映像を視聴して見て下さい。
バラエティ・ジャパンのインタビュー、と言うことなので、ダラボンが極秘で来日したのかな、と思ったら、インタビュアーのこはたあつこはLA在住だった。形式的にはパラエティ・ジャパンのLA特派員と言うことのようである。
つまり、日本版の「ミスト」のポスターをLAに持ち込んでフランク・ダラボンのインタビューを行っている、と言うことである。
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