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2008年8月の21件の投稿

2008/08/31

「ヘリテージ」

「デッド・ゾーン」シーズン6「ヘリテージ」 「デッド・ゾーン」シーズン6
第68話「ヘリテージ」("Heritage")
何年かぶりに、聖ヘリテージ協会主催のフェスティバルが開催されることになった。そんな中、ジョニーは親友ウォルトの葬儀のヴィジョンを見て、衝撃を受ける。その死亡日が、フェスティバル当日だったことから、ジョニーはウォルトの死を阻止すべく、奔走する。(AXN「デッド・ゾーン」エピソードガイドより引用)

監督:ジェームズ・ヘッド
脚本:アン・ルイス・ハミルトン
ゲスト:ショーン・パトリック・フラナリー(グレッグ・ス ティルソン副大統領)、デヴィッド・オグデン・スタイアーズ(ジーン・パーディ牧師)、マーティン・ドノヴァン(マルコム・ジャヌス)

本エピソード「ヘリテージ」はシーズン6の第1話にしてシリーズ全体にとって非常に大きな意味を持つエピソードである。

バナーマン一家の引越、サラの妊娠、ブルースの転職話、スティルソン副大統領、パーディ牧師の心変わり、ジャヌスの死、ジョニーの過去、そしてウォルトの・・・・。

シーズン6はシリーズ全体を通じて目を離せないシーズンだったのだろうと思う。
このシーズンでシリーズが打ち切られるとは・・・・。
シリーズ全体のテコ入れを計った製作者サイドとしては非常に残念な事だったのだと推測できる。

思えば、「デッド・ゾーン」と言う物語はフェスティバルから始まっていたのを思い出す。

なお、シーズン6からオープニングが超短くなり、J・J・バナーマンの役者がコナー・プライスに変わりました。

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2008/08/30

勝手広告「スタンド・バイ・ミー」編?

宣伝効果絶大か?単なるありがた迷惑か?映画の勝手広告が登場

話題の勝手広告だが、この度スティーヴン・キング原作の「スタンド・バイ・ミー」をモチーフとした映画「イントゥ・ザ・ワイルド」の勝手広告がYou Tubeで公開されたので紹介する。

勝手広告 JTBイントゥザワイルド-5 スタンドバイミー編

「イントゥ・ザ・ワイルド」オフィシャル・サイト

映画「イントゥ・ザ・ワイルド」イントロダクション(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

1992年の夏、アラスカの原野でクリス・マッカンドレスという若者のしたいが発見された。この出来事をマスコミが大々的に報じ、全米の多くの人々の関心を引いたのは、彼の死があまりにも謎めいていたからだった。裕福な家庭で育ち、優秀な成績で大学を卒業。人生のエリートコースを約束されていた若者が、ある日突然すべてを捨てて旅立ち、2年間のさすらいの果てに、アラスカで早すぎる最期を迎えたのだ。
この謎の解明に挑んだのが、ジャーナリストにして登山家のジョン・クラカワーである。彼が綿密な追跡取材を基に発表したノンフィクション「荒野へ」は一躍ベストセラーとなり、センセーショナルな反響を呼び起こした。

映画「イントゥ・ザ・ワイルド」はクラカワーの「荒野へ」に感動したショーン・ペンによって映画化された作品。

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2008/08/29

「スタンド・バイ・ミー」のような出来事が・・・・。

日本国内で、スティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」のような事件があったので紹介する。(記録のため全文を引用する)

岐阜・高山市の廃屋から白骨化遺体 以前から地元の子どもたちの間でうわさ

岐阜・高山市の廃屋で20日夜、白骨化した遺体が見つかった。地元の子どもたちの間で「この廃屋には遺体がある」と以前からうわさになっていて、大人と確認に行ったところ、遺体が見つかった。
遺体が見つかったのは、高山市神明町にある平屋建ての廃屋で、20日午後6時前、44歳の女性が、押し入れの中で白骨化している遺体を発見した。
「この廃屋には、白骨化した遺体がある」と、地元の子どもたちの間で以前からうわさになっていて、この女性が、次男らと一緒に確認に行ったところ、見つけたという。
調べによると、遺体は男性とみられ、身長は170~185cm、赤のパジャマ姿で、死後数年以上たっているとみられる。
この家は25年前から空き家で、所有者は「遺体には心当たりがない」と話しているという。 (08/21 13:33 東海テレビ)

このニュースについては、各メディアがそれぞれ報じているので既にご承知の方も多いだろうと思うのだが、個人的に印象に残ったのは、「この廃屋には、白骨化した遺体がある」と、地元の子どもたちの間で以前からうわさになっていた、と言うこと。

つまり、地元の子どもたちは白骨化死体の存在を以前から知っていて、おそらく何人もの子どもたちが白骨化死体を肝試しのような感覚で見に行っているのではないか、と思われる。
そして、その子どもたちは、警察や大人たちには一切知らせずに、子どもたちのネットワークの中だけでこの白骨化死体の存在が語られていた、と思えるのだ。

もちろん、人が亡くなっている訳だから、事実とフィクションの相違を云々するのは不謹慎な事だとは思うが、今回の事件はキングの「スタンド・バイ・ミー」の根本的なコンセプトに似ているような気がしてならない。

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2008/08/22

「デッド・ゾーン」シーズン6サブタイトル一部公開

AXNで2008/08/18より放送されている「デッド・ゾーン」シーズン6(全13話)の放送予定がAXNのサイトで更新された。

これによって、サブタイトルの翻訳が明確になって来た。

現在公表されている初回放送スケジュールは次の通り。

「デッド・ゾーン」シーズン6 吹替版
2008/08/18 (月) 20:00  第68話「ヘリテージ」
2008/08/25 (月) 20:00  第69話「エゴ」
2008/09/01 (月) 20:00  第70話「再突入」
2008/09/08 (月) 20:00  第71話「大テント」
2008/09/15 (月) 20:00  第72話「埋められて」
2008/09/22 (月) 20:00  第73話「すり替え」
2008/09/29 (月) 20:00  第74話「凍えて眠れ」

「デッド・ゾーン」
シーズン6 字幕版
2008/08/21 (木) 21:00  第68話「ヘリテージ」
2008/08/28 (木) 21:00  第69話「エゴ」
2008/09/04 (木) 21:00  第70話「再突入」
2008/09/11 (木) 21:00  第71話「大テント」
2008/09/18 (木) 21:00  第72話「埋められて」
2008/09/25 (木) 21:00  第73話「すり替え」

因みに、「デッド・ゾーン」シーズン6のエピソードは次の通り。
日付は、USAネットワークでの初回放送日。

「HERITAGE」2007/06/17
「EGO」2007/06/24
「REENTRY」2007/07/01
「BIG TOP」2007/07/08
「INTERRED」2007/07/15
「SWITCH」2007/07/22
「NUMB」2007/07/29
「OUTCOME」2007/08/05
「TRANSGRESSIONS」2007/08/12
「DRIFT」2007/08/19
「EXILE」2007/08/26
「AMBUSH」2007/09/09
「DENOUEMENT」2007/09/16

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2008/08/21

「スリープウォーカーズ」DVDでてました。

2008/08/20 映画「スリープウォーカーズ」の国内版DVDがリリースされてました。
発売元は、ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント
同時に「クリスティーン」もリリースされてました。
なんと、ピクチャー・ディスク仕様!
価格は、1,480円

「スリープウォーカーズ」




「クリスティーン」

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2008/08/20

これは「ドランのキャデラック」の写真なのか?

クリスチャン・スレイター

先日、クリスタル・ケイが映画「ドランのキャデラック(原題)」の主題歌を担当する話を紹介したが、その際、日本の複数のメディアがクリスチャン・スレイターの写真として、この写真を使用している。

写真を見る限りは、比較的最近のクリスチャン・スレイターで、写真右側にテーブル(らしきもの)があるところを見ると、スレイターはリムジン(のような自動車)の中で電話をかけているように見える。

もし、この写真が「ドランのキャデラック(原題)」の写真だとしたら、世界に先駆けて公開、と言う話なのかも知れない。
また、もしこの写真が「ドランのキャデラック(原題)」の写真ではないとしたら、この写真を選んだ担当者は「ドランのキャデラック(原題)」の内容を知った上で、作品にマッチした良い写真を選んだのではないか、と思る。

先日監督がジェフ・ビーズリー から、エリック・カニュエルに変わったのではないか、と言う記事を紹介したが、どうやらそれは日本のメディアの誤報ではないか、と思う。

「Dolan's Cadillac」(2009年公開予定/邦題未詳)
監督:ジェフ・ビーズリー  (エリック・カニュエルに変更か?/スポーツ報知情報)
脚本:リチャード・ドーリング
原作:スティーヴン・キング
製作/配給:フィルム・ブリッジ・インターナショナル、マインド・アイ・エンターテインメント
配給:フィルム・ブリッジ・インターナショナル
キャ スト:クリスチャン・スレイター(ジミー・ドラン)、エマニュエル・ヴォージア(エリザベス)、ウェス・ベントレー(ロビンソン)、サイモン・シン(ア レックス)、アル・サピエンザ(マイケル・フレッチャー)、グレッグ・ブリック(チーフ)、エイミー・マティシオ(ソニア)、Sharmaine Yeoh(ベティ)、Darla Biccum(レバ)


ちよっと詳しい記事がまた公開されたので、記録のため、全文を引用する。

クリスタル・ケイの歌声がハリウッド進出

クリスタル・ケイの未発表の新曲が、米映画『Dolan’s Cadillac(原題)』主題歌に起用されることがわかった。日本で活動するシンガーが、全米公開の映画の主題歌を担当するのは、極めて異例な抜擢だ。

『Dolan’s Cadillac』は、スティーヴン・キングの同名の短編小説が原作のサスペンス・スリラー。妻を殺された教師が、ラスベガスのギャングのボスに奇想天外な復讐を挑むストーリーで、既に5月にクランク・インしている。

主演は、『トゥルー・ロマンス』『告発』などで日本の映画ファンの間でも絶大な人気を誇るクリスチャン・スレイターが悪役のドランを。そして、ドランに復讐を誓う若き教師役を、『アメリカン・ビューティ』でアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされた実力派俳優ウェス・ベントレーが演じる。

そんな映画の最後を飾るのが、クリスタル・ケイの未発表の新曲「HOLD ON」。驚きのエンディングをスリリングに彩るロック・テイストの楽曲に仕上がっているという。

クリスタルは2008年9月に大学を卒業する予定で、卒業後は幼い頃からの夢であった全米デビューに向けて、本格的に準備をすすめる決意を固めているという。

■起用を受けて、Crystal Kayのコメント
「海外公開の映画の主題歌を担当させて頂くのは初めてなので、すごく嬉しいです。 今回の新曲『HOLD ON』はポジティブな内容を歌ったロックナンバーなのでサスペンス映画のダークな雰囲気と共に楽しんで頂きたいです。」

■製作総指揮:エレン・ワンダー氏による、Crystal Kay起用に寄せてのコメント
"We are thrilled to be working with a singer who has the talent and excitement of Crystal Kay. Stephen King's "Dolan's Cadillac" is a very special film which provides a perfect backdrop for her stylized and provocative music."
「才能と刺激あふれるシンガー、Crystal Kayと仕事をできることに、とてもワクワクします。 スティーヴン・キングの「ドランのキャデラック」は彼女の美しく刺激的な音楽にピッタリの背景を備えた格別の映画です。」

また、この映画のほか、全米進出への一歩として、海外のプロデューサーとの制作活動や、渡米しての音楽活動を積極的に行なっているクリスタル。現在発売中の最新アルバム『Color Change!』に関しても、ジャネット・ジャクソンらのプロデュースで知られるプロデューサー・ユニット“Jam & Lewis(ジャム・アンド・ルイス)”とともに、ロサンゼルスのスタジオで制作した楽曲が2曲収録されている。

Color Change!(初回生産限定盤)(DVD付)
Crystal Kay
Amazonで購入
9年間に及ぶ学業と音楽活動を両立する生活へのピリオド、そして、世界へ向け、いよいよ本格的な活動がスタートする。

 

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2008/08/19

「デッド・ゾーン シーズン5 コンプリートBOX」リリース決定!

2008/08/18よりAXNで放映が開始される「デッド・ゾーン」シーズン6だが、先日レンタル版のDVDのリリースをお知らせしたが、セル版のDVDのリリースが決定した模様。

「デッド・ゾーン シーズン5 コンプリートBOX」

なお、上記リンク先で、次のような表記がある。

【収録内容】
Disc.1
(1)「デッド・ゾーン的クリスマス」
(2)「禁断の果実」
(3)「独立記念日」
(4)「パニック」

Disc.2
(5)「聖戦は近い」
(6)「内通者」
(7)「ロト・フィーバー」
(8)「シンメトリー」

Disc.3
(9)「火の渦」
(10)「暴かれた真実」
(11)「心の闇」
(12)「ハンティング・パーティー」

※アメリカでの放映順に収録。 ※放映では「デッド・ゾーン的クリスマス」はシーズン4の最終回。
※日本での放映は「禁断の果実」「デッド・ゾーン的クリスマス」の順。

以前からお伝えしている「デッド・ゾーン的クリスマス」の件がコメントされている。

"A Very Dead Zone Christmas"の放映は?
『「デッド・ゾーン」シーズン5』エピソードガイド公開

なお、同時に「デッド・ゾーン」のシーズン1〜シーズン3のDVDが、プティスリム版がリリースされる模様。

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2008/08/18

「ドランのキャデラック」の主題歌が!

2008/08/17 最新型音楽ニュースサイトナタリーが伝えるところによると、なんと、製作中の映画「ドランのキャデラック」「Dolan's Cadillac(原題)」の主題歌をクリスタル・ケイが担当する模様。

以下、記録のため全文を引用する。

Crystal Kay新曲が米スリラー映画の主題歌に抜擢
2008年8月17日 12:48

Crystal Kayの未発表新曲「HOLD ON」が、アメリカ映画「Dolan's Cadillac(原題)」の主題歌に決定した。

この映画はスティーヴン・キングの同名短編小説が原作となったサスペンス・スリラー。「トゥルー・ロマンス」「告発」などで日本の映画ファンの間でもカリスマ的人気を誇る、クリスチャン・スレイターが主演を務める。

日本で活動するシンガーが全米公開映画で主題歌を担当するのは極めて異例のこと。映画の製作総指揮を務めたエレン・ワンダーは「才能と刺激あふれるシンガー、Crystal Kayと仕事をできることに、とてもワクワクします。スティーヴン・キングの『Dolan's Cadillac』は彼女の美しく刺激的な音楽にピッタリの背景を備えた格別の映画です」と彼女の歌声を絶賛している。

ケイは今回の起用について「海外公開の映画の主題歌を担当させて頂くのは初めてなので、すごく嬉しいです。新曲『HOLD ON』はポジティブな内容を歌ったロックナンバーなので、サスペンス映画のダークな雰囲気と共に楽しんで頂きたいです」とコメント。今年9月に大学を卒業するケイは、幼い頃からの夢であった全米デビューへ向けて本格的に準備をすすめる決意を固めているとのことだ。

因みに、ハリウッド映画で日本のアーティストが主題歌(エンディング・テーマ)を担当することがあるのだが、日本国内版のみの企画で、日本国内のフィルムのエンド・クレジットを差し替え、あたかも日本のアーティストがハリウッド映画の主題歌を担当しているようにみせているもの。

今回のケースは、前述の場合と異なり、北米版を含めたオリジナル・バージョンの主題歌をクリスタル・ケイが担当する、と言うもの。

なお、スポーツ報知では、もう少し詳しい記事か紹介されている。
こちらも記録のため、全文を引用する。

クリスタル・ケイがハリウッド進出!映画主題歌 

歌手クリスタル・ケイ(22)がハリウッド映画「Dolan’s Cadillac(原題)」(エリック・カニュエル監督)の主題歌を担当することが15日、分かった。全編英語のロックテイストの楽曲「HOLD ON」を映画プロデューサーが耳にして気に入り主題歌に採用された。邦画では数多く主題歌を手がけたクリケイだが、海外作品は初。念願の全米進出に向けた第一歩に「とてもうれしいです」と喜んでいる。

 夢にまた一歩近づいた。クリスタル・ケイが米映画「Dolan’s―」(全米公開2009年、日本公開未定)の主題歌を歌うことが決まった。

 「スタンド・バイ・ミー」の原作者で知られる米小説家・スティーヴン・キング氏の同名のサスペンス・ホラー小説の映画化。妻をギャングに殺されたまじめな教師が、復讐(ふくしゅう)に立ち上がる物語。悪役を演じるのは「告発」で知られる名優クリスチャン・スレイター。教師役は「アメリカン・ビューティ」でアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされた実力派俳優ウェス・ベントレーが務め注目度が高い作品だ。

 映画プロデューサーのエレン・ワンダー氏がクリスタルの未発表のロック調の曲「HOLD ON」を聴き一発で気に入り主題歌にと熱望。「才能と刺激あふれるシンガーと仕事をできることに、とてもワクワクします。この映画は彼女の美しく刺激的な音楽にピッタリの背景を備えた格別の映画です」と話した。

 クリケイは「LOST CHILD」が映画「サトラレ」(01年)の主題歌に採用。新曲「ONE」もアニメ映画「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束シェイミ」(08年)の主題歌と邦画主題歌を手がけているが海外映画は初。知らせを受け大喜び。「ポジティブな内容を歌ったロックナンバーなのでサスペンス映画のダークな雰囲気とともに楽しんでいただきたいです」とコメントした。

 横浜出身でアメリカンスクールに通ったクリケイは9月に日本の大学を卒業後、念願の全米進出に向けて準備中だった。ジャネット・ジャクソンらをプロデュースしているプロデューサー・ユニット「ジャム・アンド・ルイス」とロサンゼルスで作った2曲が最新アルバム「Color Change!」に収録。夢の全米進出が、今回の主題歌決定でさらに加速しそうだ。

なお、映画「ドランのキャデラック」について明らかになっている情報は次の通り。(噂を含む)

「Dolan's Cadillac」(2009年公開予定/邦題未詳)
監督:エリック・カニュエル (ジェフ・ビーズリーから変更か?)
脚本:リチャード・ドーリング
原作:スティーヴン・キング
製作/配給:フィルム・ブリッジ・インターナショナル、マインド・アイ・エンターテインメント
配給:フィルム・ブリッジ・インターナショナル
キャスト:クリスチャン・スレイター(ジミー・ドラン)、エマニュエル・ヴォージア(エリザベス)、ウェス・ベントレー(ロビンソン)、サイモン・シン(アレックス)、アル・サピエンザ(マイケル・フレッチャー)、グレッグ・ブリック(チーフ)、エイミー・マティシオ(ソニア)、Sharmaine Yeoh(ベティ)、Darla Biccum(レバ)

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2008/08/17

「ランゴリアーズ」セル版DVDリリース決定!!

「ランゴリアーズ」 以前レンタル版DVDのリリースをお伝えした「ゴールデン・イヤーズ」「スタンド」「ランゴリアーズ」だが、セル版のDVDのリリースが決定した模様。

発売元はパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日は、2008/10/24。

リリースされる作品は次の通り。

「スティーヴン・キングのゴールデン・イヤーズ」

「スティーヴン・キングのザ・スタンド」


「スティーヴン・キングのランゴリアーズ」

トゥーミーさん好きの皆さん、「ランゴリアーズ」のセル版DVDがリリースされるようで、良かったですね。

なお、「ザ・スタンド」「ランゴリアーズ」の日本語吹替音声はNHKでの放映時の吹替音声が収録される模様です。
因みに、「ゴールデン・イヤーズ」はWOWOW放映時の日本語音声が収録される模様です。


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2008/08/16

「ダークナイト」にジョン・スミスが!?

ジョーカー(ヒース・レジャー)/「ダークナイト」
大絶賛公開中の「ダークナイト」だが、なんとテレビ・シリーズ「デッド・ゾーン」のジョン・スミスことアンソニー・マイケル・ホールが結構大きな役柄で登場している。

アンソニー・マイケル・ホールが演じるのは、テレビ・レポーター:マイク・エンゲル。
わたしが確認した範囲では、4シーンに登場している。

登場シーンは次の通り。

■ジョーカーからテレビ局に届いたビデオを放送するキャスター(1カット)
■ある人物の葬儀を中継するリポーター(1カット)
■ある情報をリークしようとするある人物のインタビュアー(1シーン)
■その人物とテレビ局の外に出るシークエンス(1シーン)

「ダークナイト」は、スティーヴン・キング関連としては、ご承知のようにモーガン・フリーマンも出演しています。

そして、「ダークナイト」と言う作品は、2008年1月に急逝したヒース・レジャーがスクリーン上での永遠の命を得た作品として、永く語り継がれる作品だと思います。

是非、劇場でヒース・レジャーのジョーカーを目撃していただきたいと思います。

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2008/08/15

ストリートビューをめぐる冒険

メイン州バンゴアのスティーヴン・キング邸
2008年8月、日本国内でもGoogleストリートビューのサービスが始まった。
2007年6月に北米でストリートビューのサービスが始まった際、そんならキングの家を探せるんじゃないの、と思ったわたしは早速キングの家を探してみた。

しかし、残念な事にメイン州はストリートビューのエリアに入っていなかったのだ。

それから1年。
日本国内でのストリートビューのサービスが始まったので、メイン州の状況はどうなっているのかと、再度メイン州を探索してみた。

しかし、残念な事に2008年8月現在、メイン州はまだストリートビューのエリアに入っていない。

折角なので、Google Earthに掲載されているメイン州バンゴアのキングの自宅の写真を紹介してみた。

メイン州バンゴアのポール・バニアン
これは、バンゴアのポール・バニアンね。

メイン州バンゴアのスティーヴン・キング邸の航空写真
メイン州バンゴアのスティーヴン・キング邸の航空写真

「IT」でおなじみの給水塔
「IT」でおなじみの給水塔

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2008/08/14

「スライサー」国内版DVDリリース決定!

「スライサー」北米版DVD

2008/09/10 「スライサー」の国内版DVDがリリースされる模様。発売元はジェネオン エンタテインメント

ほとんどの人は、『で、その「スライサー」って一体全体ナニモノよ!』
と言う気持ちだと思うのだが、実はこの「スライサー」と言う作品は、スティーヴン・キングの短編「人間圧搾機」「深夜勤務」に収録)の2回目(3回目?)の映像化作品なのだ。
ついでに、原題はなんと「The Mangler Reborn」

これで、トビーフーパーの「マングラー」(1995)と、「マングラー2」(2001)と本作「スライサー」(2005)と「人間圧搾機」三部作(トリロジー)の完成なのだ!

因みにこの「スライサー」、実は「ソウ」シリーズでおなじみのライオンズゲートが満を持して制作したソリッド・ホラーなのだが、残念なことに北米ではDVDストレートになってしまい、日本国内でも当然ながらDVDストレートになってしまった残念な作品なのだ。

以下、Amazon.co.jpの紹介文を引用する。

「スライサー」国内版DVD 「スライサー」
大ヒットを連発する「ミスト」「1408」のスティーヴン・キング原作のスリラー。

製作は「エド・ゲイン」などを手がけたバリー・バーンホルツ。
VFXは「アイ・アム・レジェンド」「父親たちの星条旗」「アンダーワールド2」「宇宙戦争」「X-MEN 2」等のエヴォリューション・エフェクツ・スタジオが担当。

バラバラに破壊された機械の部品を手に入れた男。
彼はそれに取り憑かれ、遂に究極の殺人マシーンを完成させてしまう。
しかし、それを動かすにはある物が必要であったー。人間の血が…。
意思を持たないはずの機械。もし、それに悪魔が乗り移ったら…。
スティーヴン・キングの傑作短編「人間圧搾機」を原作に「SAW」シリーズのライオンズゲートが放つ、ソリッド・スリラー最震作。

〈映像特典〉●オリジナル予告編

〈スタッフ〉
製作総指揮:バリー・バーンホルツ(「エド・ゲイン」)/音楽:クライマックス・ゴールデン・ツインズ/VFX:エヴォリューション・エフェクツ・スタジオ(「アイ・アム・レジェンド」「宇宙戦争」)/原作:スティーヴン・キング(「人間圧搾機」)/監督・脚本:マット・カニンガム、エリック・ガードナー

〈キャスト〉
エイミー・ブルックス(「トゥルー・クライム」)/レジー・バニスター(「ファンタズム」シリーズ)/ウェストン・ブレイクスリー(「エイリアス」)/スコット・スペイサー/ジュリアナ・デヴァー

いやぁ、煽れるだけ煽っている、良い紹介文ですね。
DVDで火がついて大人気のソリッド・ホラーに・・・・ならねぇか・・・・。

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2008/08/11

映画「ザ・ロード」スチール公開

「ザ・ロード」スチール1
コーマック・マッカーシー原作の映画「ザ・ロード」のスチールが公開された。

「ザ・ロード」は、ピュリッツァー賞を受賞したコーマック・マッカーシーの近未来小説で、核戦争か何かの大規模なカタストロフィー後、核の冬が訪れ荒廃した北米をショッピング・カートに全財産を乗せ、少しでも温暖だと思われる南を目指す親子の物語である。

つまり、物語のコンセプトはスティーヴン・キングの「ザ・スタンド」の序盤に非常に似ているのだ。

まあ、そんな訳でスティーヴン・キングにはおそらく関係のない「ザ・ロード」について、ちょっと紹介してみる事にした。

余談だけどキング絶賛の映画「ノー・カントリー」は、コーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」が原作です。念の為。

「ザ・ロード」スチール2
このスチールは、フラッグ一味のスチールにも見える。

「ザ・ロード」スチール3
これは、ブレインを降りた後のようなイメージかも。「ダーク・タワー」ね。

「ザ・ロード」
監督:ジョン・ヒルコート
出演:ヴィゴ・モーテンセン、Kodi Smit-McPhee、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアース、ロバート・デュヴァル
公開:2008年11月(北米)

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2008/08/08

自動車事故で負傷の米俳優モーガン・フリーマンが退院

先日お伝えしたモーガン・フリーマンの交通事故の続報。

自動車事故で負傷の米俳優モーガン・フリーマンが退院
2008/08/08 10:57 ロイター

 [ロサンゼルス 7日 ロイター] 今月3日の自動車事故で骨折などの重傷を負った米俳優モーガン・フリーマンさん(71)が7日、テネシー州メンフィスの病院を退院した。

 フリーマンさんは声明で「メンフィス時間のきょう昼過ぎに退院した。経過は順調で気分も非常に良い」とした上で、病院のスタッフや支援者に謝意を表した。

余談だが、他メディアでは、モーガン・フリーマンの離婚を報道している。

事故で重傷のM・フリーマンが退院、妻と別居状態で離婚視野と
2008/08/08 13:40 CNN.co.jp (AP伝)

テネシー州メンフィス(AP) 交通事故で重傷を負った米人気俳優モーガン・フリーマンさん(71)が7日、入院先の病院を退院した。病院の広報担当が明らかにした。

フリーマンさんは3日深夜に交通事故を起こし、腕やひじを骨折し、肩を負傷していた。同乗していた女性(48)も負傷していた。

米芸能サイト「アクセス・ハリウッド」は6日、フリーマンさんの担当弁護士の話として、フリーマンさんと24年間連れ添っていた妻マーナ・コリー・リーさんは、昨年12月から別居しており、離婚を視野に入れていると伝えている。

映画「ダークナイト」大ヒット、交通事故、離婚騒動と、モーガン・フリーマンの身辺は非常にあわただしい状況のようである。

なお映画「ダークナイト」は、歴代最速の公開18日間で累計興行収入4億ドル(約430億円)の大台を達成した模様。これまでの最速記録は「シュレック2」の43日間。

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2008/08/07

「リーシーの物語」配本開始!

「リーシーの物語」
2008/08/06 スティーヴン・キングの「リーシーの物語」が店頭に出始めている。

「リーシーの物語(上)」
著者/スティーヴン・キング
翻訳/白石朗
挿画/松尾たいこ
出版社/文藝春秋
配本日/2008/08/06
発売日/2008/08/08
第1刷/2008/08/10
価格/2,400円(税込)
ISBN 978-4-16-327300-6

「リーシーの物語(下)」
著者/スティーヴン・キング
翻訳/白石朗
挿画/松尾たいこ
出版社/文藝春秋
配本日/2008/08/06
発売日/2008/08/08
第1刷/2008/08/10
価格/2,400円(税込)
ISBN 978-4-16-327310-5

有名作家だった夫スコットを亡くして二年。
いまだ悲しみの癒えぬリーシーは、ようやくスコットの遺品の整理をはじめた。
ナッシュヴィルの大学でスコットが撃たれて瀕死の重傷を負った日のこと。
辛い少年時代について聞かされた雪山での午後・・・・。
思い出をかみしめるリーシーは、やがて、スコットが
何かを自分に知らせようと、「道しるべ」を遺品に忍ばせていたことに気づいた。
夫は何を知らせようとしているのか?
頻発する謎と怪事のさなか、スコットの未発表原稿を狙う
ストーカーが身辺にあらわれはじめ、リーシーへ魔手を伸ばし・・・・

スティーヴン・キングが濃密な筆致と緻密きわまる構成で贈る大作。
圧倒的な感動をもたらす結末へ向けて、精緻な伏線がひそやかに紡がれてゆく。
(「リーシーの物語(上)」カバー折返より引用)

気になる点が何点かあるので紹介したいと思う。

■献辞
献辞は「タビーに」。
つまり本書は、キング亡き後の「タビーの物語」と言う事なのだろう。

■栞
上巻の栞の色は黒色、下巻の栞の色は白色。
表紙の挿画の枠の色もそれぞれ、黒と白。
カバーを外すと本自体の色はそれぞれ、ピンクと青。
上巻と下巻の配色が異なる書籍と言えば、村上春樹が自ら装丁した「ノルウェイの森」を思い出す。
「リーシーの物語」の装丁は大久保明子。

■おまけ
なんと、「リーシーの物語」にはこんな素敵なリーフレットが挟み込まれています。
「リーシーの物語」おまけのリーフレット

おそらく「シャイニング」「ミザリー」の新装版にも挟み込まれていると思いますけど・・・・。

余談ですが、わたしは8月6日に、池袋パルコの「リブロブックス」で上下巻をまとめて購入しました。

配本直後、店員さんが「リーシーの物語」をどこに置こうかと、2セット4冊を持ってうろうろしているところを呼び止め、購入しました。支払はクレジットカード。

今日はここまで。


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2008/08/06

交通事故で重体だったモーガン・フリーマン、順調な回復!

2008/08/05未明の時点では、交通事故で重体だったモーガン・フリーマンだったが、順調な回復を見せている模様。

モーガン・フリーマンが交通事故で重体!車が大破しヘリで病院へ
2008/08/05 04:39

 [シネマトゥデイ映画ニュース] モーガン・フリーマンが交通事故で大けがを負って重体に陥っている。目撃者によると、モーガンの車が数回、回転してようやく道の脇に止まる大事故で、大破した車を切断して助け出された同乗者の女性とモーガンはヘリコプターで病院まで運ばれた。

 事故が起こったのは、アメリカのミシシッピーで現地の日曜深夜11時半ごろ、モーガンの自宅まであとわずかという高速道路上。収容された病院のスポークスマンによるとモーガンは「深刻な容体」ということ。最近では映画「ダークナイト」で存在感を見せていた71歳の名優の回復を祈りたい。

交通事故で重体だったモーガン・フリーマン、順調な回復!
2008/08/05 20:15

 [シネマトゥデイ映画ニュース] 交通事故発生当初「深刻な容態」という病院側の発表で心配されたモーガン・フリーマンだが、その後安定した状態であることが発表された。

 モーガンのスポークスマンは「モーガンは腕、ひじを骨折、肩に軽症を負っているが、元気にしている」として、今日、明日中にも骨折箇所などを手術する予定であること、順調な回復が期待されること、モーガンのコメントとして「大丈夫。早くすっかり良くなりたい」と発表した。

 また、ミシシッピー・ハイウェイ・パトロールのスポークスマンは、ドラッグやアルコールがかかわっている形跡はないことと、モーガンと同乗者の女性ともシートベルトを着用していたことを発表している。

 事故直後には意識もあり、カメラを向けた人に対し「タダじゃだめだよ、タダじゃ」とジョークを飛ばしていたことも、地元紙編集者クレイ・マクファーレンの目撃情報として伝えられている。

モーガン・フリーマンと言えば、スティーヴン・キング原作作品では「ショーシャンクの空に」(1994)のレッド役や「ドリームキャッチャー」(2003)のカーティス大佐で有名ですね。

個人的なオススメは「ラッキーナンバー7」(2006)「セブン」(1995)「許されざる者」(1992)かな。

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2008/08/05

「13/ザメッティ」をめぐる冒険

「13/ザメッティ」

 

今日は映画「13/ザメッティ」(2005)をめぐる余談。

「13/ザメッティ」は2007年4月に日本公開されたフランス/グルジア作品で、ヴェネチア映画祭やサンダンス映画祭で話題になった作品。
わたしは「13/ザメッティ」を、是非観たいと思っていたのだが、諸般の事情で観ることが出来なかった。

この作品のコンセプト、と言うかワン・アイディアの料理の仕方がスティーヴン・キングの短編のそれに思えてならないのだ。

「13/ザメッティ」
あらすじ:グルジア移民の22歳の青年セバスチャン。ある日彼は、仕事先の家主が大金を手にする方法があると吹聴しているのを耳にする。もうじき連絡の手紙が届くと いうのだ。しかしその男は不運にも急死してしまい、彼宛の手紙をセバスチャンが横取りする。封筒の中には、パリ行きのチケット。意を決してパリへと向かっ たセバスチャンは、何者かに導かれるまま、暗い森の奥に佇む不気味な屋敷へと辿り着く。しかしそこには、思いも寄らぬ運命が待ち受けていた。なんと彼は、 13人のプレイヤーが一斉に引き金を引く集団ロシアン・ルーレットに参加させられてしまったのだ。そしてその周囲は、プレイヤーの生死に大金を賭け、ドス 黒い欲望の固まりと化したギャンブラーたちの狂気に満ちた眼光で埋め尽くされていた・・・・。

監督・製作・脚本:ゲラ・バブルアニ   
出演:ギオルギ・バブルアニ(セバスチャン)、パスカル・ボンガール(ゲーム進行役)、オーレリアン・ルコワン(ジャッキー)、フィリップ・パッソン(ジャン=フランソワ・ゴドン)、オルガ・ルグラン(クリスティーヌ・ゴドン)、フレッド・ユリス(アラン)

本作「13/ザメッティ」の基本プロットを聞いて最初に思ったのは、これは「死のロングウォーク」なのかな、と言うこと。

「死のロングウォーク」と似ている点は次の通り。

・登場人物は、自らの意志で自分の命を賭けたゲームに参加する。
・ゲームの参加者は番号で呼ばれる。
・ゲームのルールに従わない参加者はゲームの主催者側に射殺される。

更に、主人公がそのゲームに参加する以上、「死のロングウォーク」同様に、ゲームそのものの結末が容易に想像できてしまう、と言う物語上の共通点もある。

こりゃ、製作者の手腕が問われるな、と。

で、実際に観てみると、想像通りの部分もあれば、想像と異なっている部分もある、大変素晴らしい作品に仕上がっていた。

異常に緊迫感溢れているのだ。

キングファン的に思うのは、前述のように「死のロングウォーク」に似ているのは勿論、「禁煙挫折者救援有限会社」にも似ているような、「超高層ビルの恐怖」に似ているような気がする。

まあ、物語について多くは語らないのが、本作「13/ザメッティ」は最高に素晴らしい作品なので、機会があれば是非観ていただきたいと思う。
キングファンには絶対にオススメなのだ。

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2008/08/04

「ハプニング」をめぐる冒険

今日は、2008/07/26に日本公開された映画「ハプニング」に関する余談。

映画「ハプニング」は皆さんご承知のように、M・ナイト・シャマランの新作で、予告編やポスターが公開された時点でスティーヴン・キングの「セル」に内容が似ているのではないか、と言われていた作品。

「セル」「ハプニング」の予告編で、具体的に似ていると思われるのは、次の通り。

・なんらかの怪異が街中で突然起きる。
・怪異に襲われた人々は一旦立ち止まる。
・怪異の最中、ビルの工事現場から人々が次々と飛び降りる。
・登場人物は怪異を避け、都会から郊外へ向かう。
・登場人物が郊外へ向かう途中、建物に閉じこもる。

日本国内ではまだ公開されたばかりなので、内容にあまり触れないようにしながらキングファン的に気になる点を紹介していきたい。

「ハプニング」はヒッチコックの「鳥」なのか?

シャマランの「サイン」ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の影響を受けている、と言うか「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のイメージを踏襲してクライマックスのシークエンスが撮影されたのは有名な話だと思うのだが、今回「ハプニング」を見て思ったのは、なんだかヒッチコックの「鳥」に似てるぞ、と言うこと。

もしかしたら、シャマランは「鳥」のイメージを踏襲して「ハプニング」を製作したのではないか、と思えるのだ。
ついでに「サイコ」を彷彿とさせるシークエンスもある。

ヒッチコックの「鳥」と言えば、皆さんご承知のように、キングの「霧」「鳥」のメイン・プロットを踏襲している(と思われる)ので、キングファンにもオススメの作品です。

ところで、わたしは、ホラーにとって一番重要なことは、怪異の原因を解明しないことだと常々思っています。
と言うのも、怪異の原因が解明されてしまった後は、その物語はホラーではなく、ただの勢力争いの物語になってしまうからです。

その辺を考えながら、「ハプニング」を観ると面白いと思います。

ところで、当然ながら本作「ハプニング」はホラー映画にカテゴライズされるのだと思いますが、個人的には素晴らしいサスペンス映画だと思います。

「ハプニング」に似ている「鳥」が秀逸なサスペンス映画だと言うことから、そんな印象を受けるのかも知れないですね。

そんな訳で、「ハプニング」を観る上では、「鳥」や、「ゾンビ」「死霊のえじき」も参照すると面白いと思います。
ついでに「28週後....」との関連性も興味深いかも知れません。

あとは「宇宙戦争」とも似てますかね。

■キング作品の影響が出ているかな?

キング作品との類似点があると思った(妄想した)のは次の作品。
「キャリー」
「セル」
「芝刈り機の男」

今日はここまで。

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2008/08/03

ジョー・ヒル「20世紀の幽霊たち」の表紙画像は!?

先日紹介したスティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルの短篇集「20世紀の幽霊たち」の翻訳の表紙画像を入手したので紹介する。

20thcent 「20世紀の幽霊たち」
著者:ジョー・ヒル
訳者:白石朗、大森望、玉木亨、安野玲
装画:Vincent Chong
解説:東雅夫
発売日:2008/09/05
初版発行日:2008/09/10
出版元:小学館/小学館文庫
定価:980円(税込)

余談ですが、「20世紀の幽霊たち」のVincent Chongの装画は、天童荒太の「永遠の仔」の装画に使用された人形たち(舟越桂/作)にイメージが似てませんか。

なお、「20世紀の幽霊たち」は英米で限定版、普及版等、複数のバージョンがあり、それぞれ収録されている作品数が異なっているのですが、今回の翻訳では、編集部の努力の賜物で、可能な限り多くの作品が収録され、英米のどのバージョンよりも多くの作品が収録されているようです。

ジョー・ヒルの前作の「ハートシェイプト・ボックス」は皆さんご承知のように、大変素晴らしいホラー小説でしたので、今回翻訳された「20世紀の幽霊たち」にも大きな期待をしてしまいます。

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2008/08/02

「デッド・ゾーン」ファイナル・シーズン8月18日スタート!

AXNで絶賛放送中のテレビ・シリーズ「デッド・ゾーン」だが、ファイナル・シーズンとなる「デッド・ゾーン」シーズン6(全13話)の放送予定がAXNのサイトで発表された。

現在公表されている初回放送スケジュールは次の通り。

「デッド・ゾーン」シーズン6 吹替版
2008/08/18 (月) 20:00  第68話「ヘリテージ」
2008/08/25 (月) 20:00  第69話「エゴ」
2008/09/01 (月) 20:00  第70話
2008/09/08 (月) 20:00  第71話
2008/09/15 (月) 20:00  第72話
2008/09/22 (月) 20:00  第73話
2008/09/29 (月) 20:00  第74話

「デッド・ゾーン」
シーズン6 字幕版
2008/08/21 (木) 21:00  第68話「ヘリテージ」
2008/08/28 (木) 21:00  第69話「エゴ」
2008/09/04 (木) 21:00  第70話
2008/09/11 (木) 21:00  第71話
2008/09/18 (木) 21:00  第72話
2008/09/25 (木) 21:00  第73話

因みに、「デッド・ゾーン」シーズン6のエピソードは次の通り。
日付は、USAネットワークでの初回放送日。

「HERITAGE」2007/06/17
「EGO」2007/06/24
「REENTRY」2007/07/01
「BIG TOP」2007/07/08
「INTERRED」2007/07/15
「SWITCH」2007/07/22
「NUMB」2007/07/29
「OUTCOME」2007/08/05
「TRANSGRESSIONS」2007/08/12
「DRIFT」2007/08/19
「EXILE」2007/08/26
「AMBUSH」2007/09/09
「DENOUEMENT」2007/09/16

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2008/08/01

「PLAYBOY日本版」休刊へ!!

「PLAYBOY 日本版」2008年9月号 2008/08/01 集英社は、月刊誌「PLAYBOY日本版」を2008年11月発売の2009年1月号を最後に休刊すると発表した。これに伴い、集英社は米・プレイボーイ・エンタープライズ社とのライセンス契約を終了させる。

「PLAYBOY日本版」は、米「PLAYBOY」を日本向けに翻訳・再編集する形で1975年5月に創刊。開高健氏の連載「オーパ!」が人気を呼び、75年には90万部を発行したが、ここ半年の平均部数は約5万5000部で推移しており、広告収入も減少していた。

独自に発行している「週刊プレイボーイ」発行は続ける。

集英社広報室は「インターネットや携帯電話普及の影響で男性誌を取り巻く環境が年々悪化するなか、同誌も例外ではなく、中長期的展望の中で今回の判断に至った」としている。

非常に残念なことに、「PLAYBOY日本版」休刊が発表された。

「PLAYBOY日本版」と言えば、2007年3月号にキングの短編「ウィラ」が掲載されたり、1994年12月号ではキングが所属しているロック・バンド:ロック・ボトム・リメインダーズの特集記事「スティーヴン・キング、ロックバンド奮戦記!」が掲載、また2001年2月号では「作家になれなかったら?たぶん、死んでいただろうね」が掲載されており、米「PLAYBOY」誌2007年12月号に掲載されたキングの新作短編「MUTE」の翻訳の掲載が期待されていた中での休刊は非常に残念な思いがする。

「PLAYBOY日本版」オフィシャル・サイト

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