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2008年9月の13件の投稿

2008/09/30

「主人公は僕だった」をめぐる冒険

「主人公は僕だった」 WOWOW「主人公は僕だった」を見た。

「主人公は僕だった」

 過去12年間、平日は毎朝76回歯を磨き、342歩でバス停へ行き、会社で平均7.134件の書類を調べ、45.7分間のランチタイムを過ごし、帰宅すると夕食は1人で済ませ、毎晩きっかり11時13分に寝る──それが、婚約者に捨てられ、友達は同僚のデイヴだけという、国税庁の会計検査官ハロルド・クリック(ウィル・フェレル)の毎日だった。
 ところがその朝突然、ハロルドの人生に女性の声が割り込んできた。ナレーションのように、彼の頭に浮かんだ想いと、今まさにとっている行動を、アカデミックな言葉遣いで語り始めたのだ。

 彼にしか聞こえないその声が語るのは、ハロルドが主人公の小説としか思えない。しかも何の法則性もなく、時々気まぐれに聞こえるので、物語の全容が掴めない。混乱するハロルドの耳に、とんでもないフレーズが飛び込んできた。「このささいな行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった……」何だって?僕が死ぬ?
 いつのまにか死に直面しているらしい自分の運命を突き止めるため、ハロルドは立ち上がった。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:マーク・フォースター
脚本:ザック・ヘルム
出演:ウィル・フェレル(ハロルド・クリック)、エマ・トンプソン(カレン・アイフル)、ダスティン・ホフマン(ジュールズ・ヒルバート)、クイーン・ラティファ(ペニー・エッシャー)、マギー・ギレンホール(アナ・パスカル)

本作「主人公は僕だった」は、自分の人生が人気作家によって執筆中の物語に左右されていることを知った男が、自分の人生を取り戻すために奮闘するさまを、“小説の語り手”についての考察を絡めつつ、ユーモラスかつ寓話的に綴られた作品である。

多分ここまで読んだキングファンの皆さんは、物語の登場人物が作家に会いに行く、と言うプロットから「主人公は僕だった」は、「ダーク・タワー」シリーズの影響を受けているのかな、と思うと思うのだが、わたしが思ったのはそのプロットより、作家が自らが創出した登場人物の生死に責任を負う、と言う考え方が、キングの「骨の袋」のコンセプトに似ている、と思えてならないのだ。

過去数十年にわたり、登場人物をばんばん殺してきたキングのくせに、ハリー・ポッターの生き死にに対してうだうだ言ったりする一貫性のなさを感じつつも、「骨の袋」において、いくら小説のキャラクターだと言えども、作家はその生き死にに対して責任を負う、と言うコンセプトに作家としての今後の生き様の方向性に力強いベクトルを感じたわたしだったが、その辺を考えながら、と言うか「骨の袋」を読んだ後に「主人公は僕だった」を見ると感慨も一入だと思う。

特に小説の最後の文章をタイプしようとする瞬間の作家(エマ・トンプソン)の感情の発露は大変素晴らしい。

その瞬間を体験するためだけでも良いから「主人公は僕だった」を見て欲しい、と本気で思う。


この腕時計は、「主人公は僕だった」でウィル・フェレルが着用していたモデル。作品中では非常に印象的に使用されている。

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2008/09/28

GALLERY SPEAK FORのリニューアルオープンは、松尾たいこさんの個展

「シャイニング(新装版)」 2008/09/26-10/08の期間、「リーシーの物語」「シャイニング(新装版)」「ミザリー(新装版)」の装画を担当した松尾たいこの個展が代官山「GALLERY SPEAK FOR」で開催される。

代官山のギャラリー、GALLERY SPEAK FORがリニューアルオープン。初回展は、松尾たいこさんの個展

記録のため、全文を引用する。

 このたび代官山のGALLERY SPEAK FORがリニューアルオープン。初回展として、人気アーティスト/イラストレーター、松尾たいこ氏による「Parallel World 〜私の視線〜」展を開催いたします。
 角田光代、江國香織、井上荒野、スティーブン・キングら人気作家の著作をはじめ、年に約50冊ものペースで書籍・雑誌の装画を手がけるなど、松尾氏は98年のデビューからこの10年間、常に日本のイラストレーション界のヒットメーカーとして注目を集めてきました。伸びやか、かつ繊細な筆致が、ある時はヴィヴィッドな色彩によるフュージョンを奏で、ある時はシックな色合いで謎めいたファンタジーを囁きます。一度見たら彼女だとはっきり分かる作風ながら、その絵でしか語れない複雑なイメージ/カルチャーがあり、そこに多くのクライアントが魅せられてきたのです。
 90年代後半の写真界に「RGB」的な色彩表現をもって若い女性たちが台頭してきた頃、イラスト界においても(デジタルツールではなく、アナログな絵筆を手に)松尾たいこが登場したことは、イラスト史の象徴的な一幕として捉え直すこともできるでしょう。

 今回の展示では、これまでに描きためた過去作を現在の視線で再構成するインスタレーションです。可愛いモチーフなのに死を感じる。ブラックな悪夢のように見えてハピネスを確信できる。彼女の手元から生み出される色彩の渦には、いつもそんなアンビバレントな魅力が潜んでいますが、本展ではその表現世界を、これまでのようにテーマ毎に整列させず、全てを関連づけさせたまま意図的に混交させ、その果ての化学反応をギャラリー一面に提示します。その結果、彼女が様々な媒体で発表してきた記念すべき過去作を見渡し、次の10年の可能性を肌で予見できる、またとない機会となることでしょう。


<松尾たいこ(アーティスト/イラストレーター)>
広島県生まれ。OL生活の後に上京し、1995年セツ・モードセミナーに入学。1998年、ギャラリーROCKETにて初の個展を開催。第16 回ザ・チョイス年度賞鈴木成一賞受賞。現在、書籍や雑誌、広告、CDジャケット、六本木ヒルズのグッズなどのために絵を制作し、エッセイや映画に関するコラムを執筆するなど、活動は多岐にわたる。2007年12月、初のオリジナル絵本「空が高かったころ」を発表。
http://www.taikomatsuo.com/


■タイトル:松尾たいこ Parallel World 〜私の視線〜

■会期:2008年9月26日(金)〜10月8日(水)11AM-8PM 10月2日(木)休廊
   [オープニング・レセプション :9月26日 19:00-21:00]

■会場:GALLERY SPEAK FOR
   150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR B1F T.03-5459-6385 F.03-5459-6386
   http://www.galleryspeakfor.com/

■協賛:株式会社グラフィッククリエーション、+DESIGNING

リリース用画像は、The Shining,2008  (c)Taiko Matsuo


■リリースに関するお問い合わせ先:
GALLERY SPEAK FOR
150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR B1F
T.03-5459-6385 F.03-5459-6386
開廊時間 11AM-8PM 休廊毎週木曜日・年末年始
http://www.galleryspeakfor.com/

折角の機会なので、関心があれば、是非足を運んでいただきたいと思う。


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2008/09/26

第21回東京国際映画祭の特別招待作品に「1408号室」が!!

1 2008/10/18-10/26 に東京六本木及び渋谷で開催される「第21回東京国際映画祭」において、「1408号室」が特別招待作品として上映される。

上映スケジュール等は次の通り。

「1408号室」
上映スケジュール 2008/10/21 20:50-22:37
上映会場 TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン2

なお、チケットは2008/09/27よりプレリザーブが開始されるが、チケットの一般発売は2008/11/04より開始される。

余談ですが、スティーヴン・キングが声の出演をする「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」も特別招待作品として、2008/10/24に東京国際映画祭で上映される。

更に余談ですが、わたしは例年「東京国際映画祭」で映画を10〜20本程度観ています。
ので、「1408号室」「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」も観るつもり。

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2008/09/22

「大テント」

「デッド・ゾーン」シーズン6「大テント」 「デッド・ゾーン」シーズン6
第71話「大テント」("Big Top")
JJがこの1週間練習を休んでいることを知ったジョニーは、彼が飛行場跡に向かうヴィジョンを見て、その現地へ向かう。すると、そこにはサーカス団のテントが。その時、テントに入ったJJを目撃し、後を追ったジョニーは、「鏡の家」で女性が死ぬヴィジョンを見る。(AXN「デッド・ゾーン」エピソードガイドより引用)

監督:ニック・コープス
脚本:リチャード・ヘイテム
ゲスト:カーラ・ブオノ(アンナ・ターナー)、Patrick Labbé(ロレンゾ)、Devery Jacobs(モニーク)

シーズン6は、テコ入れと言うか、原点回帰のようなエピソードが続く。
JJの誕生のエピソードとホープの誕生のエピソード。
ジョニーの運命の輪のエピソードとJJの運命の輪のエピソード。

そして本エピソード「大テント」では、JJにもビジョンが見えるのかも・・・・、と言う描写が描かれている。
更に、JJはビジョンが見えるジョニーに対する大衆の畏怖や迫害を見ているだけに、ビジョンを見る事が仮に出来るとしても、それを人に告げない、と言う選択をする可能性を示唆しているのが興味深い。

余談だけど、ショーシャンク刑務所からやって来たダンカン・ミラー(Kwasi Songui)と言うキャラクターも登場する。
イメージは「グリーンマイル」のジョン・コーフィだろう。なにしろコーフィを演じているのはマイケル・クラーク・ダンカンだからね。

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2008/09/21

お誕生日おめでとう!

スティーヴン・キングさま

お誕生日おめでとうございます。

本日2008/09/21は、スティーヴン・キングの61歳の誕生日です。

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2008/09/20

「N.」スティーヴン・キングインタビュー公開

Kingvideo2_small 先般お伝えしたオリジナル・ビデオ・シリーズ「N.」だが、同ページでスティーヴン・キングのインタビュー映像が公開された。

「N.」は2008年11月に北米で出版される「Just After Sunset」に収録される短篇。

書籍、オーディオブック、ダウンロード販売、そしてDVDバージョンの販売等、夢が広がるかも・・・・。

関心のある方は是非見て欲しい。

PRESENTING STEPHEN KING'S N.

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2008/09/17

2008年9月のキング関連商品のリリース情報

2008年9月にリリースされるスティーヴン・キング関連商品をまとめてみる。
お買い忘れのないように・・・・。

2008/09/05 書籍「20世紀の幽霊たち」(ジョー・ヒル著)

2008/09/10 DVD「スライサー」

2008/09/17 DVD「ミスト」

2008/09/17 DVD「ミスト/コレクターズ・エディション」

おまけ
2008/08/20 DVD
「スリープウォーカーズ」

2008/08/20 DVD「クリスティーン」

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2008/09/16

「ミスト」「1408」北米版BDリリース情報

2008/09/16 映画「ミスト」「1408号室」の北米版BD(Blu-ray Disc)がリリースされた。

「ミスト」北米版BD 「ミスト」(コレクターズ・エディション)
監督:フランク・ダラボン   
製作:フランク・ダラボン、リズ・グロッツァー   
製作総指揮:リチャード・サパースタイン、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン   
原作:スティーヴン・キング 「霧」(扶桑社刊「スケルトン・クルー1 骸骨乗組員」所収)
脚本:フランク・ダラボン   
撮影:ロン・シュミット   
クリーチャーデザイン:グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガー   
プロダクションデザイン:グレゴリー・メルトン   
編集:ハンター・M・ヴィア   
音楽:マーク・アイシャム   
出演:トーマス・ジェーン(デヴィッド・ドレイトン)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(ミセス・カーモディ)、ローリー・ホールデン(アマンダ・ダンフリー)、アンドレ・ブラウアー(ブレント・ノートン)、 トビー・ジョーンズ(オリー・ウィークス)、ウィリアム・サドラー(ジム・グロンディン)、ジェフリー・デマン(ダン・ミラー)、フランシス・スターンハーゲン(アイリーン・レプラー)、アレクサ・ダヴァロス(サリー)、ネイサン・ギャンブル(ビリー・ドレイトン)、クリス・オーウェン(ノーム)、サム・ウィットワー(ウェイン・ジェサップ)、ロバート・トレヴァイラー(バド・ブラウン)、デヴィッド・ジェンセン(マイロン)、ケリー・コリンズ・リンツ(ステファニー・ドレイトン)

「1408号室」北米版BD 「1408号室」
監督:ミカエル・ハフストローム   
製作:ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ   
製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン   
原作:スティーヴン・キング 「一四〇八号室」(新潮社刊「幸運の25セント硬貨」所収)
脚本:マット・グリーンバーグ、スコット・アレクサンダー、ラリー・カラゼウスキー   
撮影:ブノワ・ドゥローム   
音楽:ガブリエル・ヤーレ
出演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、メアリー・マコーマック、トニー・シャルーブ

余談だが、「ミスト」の国内版DVDは、2008/09/17にリリースされる予定。

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2008/09/07

「ダーク・タワー」映画化は「LOST」終了後か!?

2008/09/05にeiga.comが伝えるところによると、「ダーク・タワー」の映画化は2010年以降になる模様。
記録のため、全文を引用する。

S・キング原作「ダーク・タワー」の映画化は「LOST」終了後?

[eiga.com 映画ニュース] TVシリーズ「LOST」の製作総指揮を手がけるデイモン・リンデロフが、映画版「ダーク・タワー」の進捗状況について明らかにした。

「ダーク・タワー」は、ベストセラー作家スティーブン・キングのライフワークとして知られる長編小説で、昨年、キングは同作の映画化権をリンデロフとカールトン・キューズにわずか19ドルで売却した。この破格の理由は、キング自身が「LOST」の大ファンであるため。

映画版「ダーク・タワー」はリンデロフとキューズが脚色し、J・J・エイブラムスが監督するものと期待されているが、まだ脚本執筆は始まっていない模様だ。米AMC TVの取材に対し、リンデロフは『「ダーク・タワー」については常に話題にしているが、映画化のための具体的な作業は始まっていない』とコメント。全7巻の長大な作品のため、映画台本を執筆するにはじっくりと腰を据える時間が必要なのだという。

「LOST」は現在、シーズン5撮影の真っ最中。「ダーク・タワー」の映画化は、「LOST」の放送が終了する2010年まで待たなくてはならないようだ。

「ダーク・タワー」シリーズの映画化については、折角の機会なので、やると決めた以上は腰を落ち着けて、しっかりした作品を制作していただきたいと思うのだが、一体全体何部作でやるつもりなんだろうか。

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2008/09/04

「再突入」

「デッド・ゾーン」シーズン6「再突入」 「デッド・ゾーン」シーズン6
第70話「再突入」("Re-Entry")
スペースシャトル「アメリカの希望〜ホープ号〜」の後援者であるスティルソンの講演会で、彼と握手をしたジョニーは、シャトル内でトラブルが発生するヴィジョンを見る。その夜、ジョニーの家に突然乗り込んできたスティルソンは、ホープ号について話があると言うのだが・・・・。(AXN「デッド・ゾーン」エピソードガイドより引用)

監督:トム・サウザム
脚本:サム・アーンスト、ジム・ダン
ゲスト:ショーン・パトリック・フラナリー(グレッグ・スティルソン副大統領)、アレックス・カーター(スティーブ・ウィルコックス船長)、エイミー・プライス・フランシス(メーガン・ウィルコックス)

スティルソンとジョニーが協力して危機に立ち向かうとは、「デッド・ゾーン」はどこに向かっているのか!?

プロットは民間のスペースシャトル会社の危機と、ウォルトのスキャンダル(?)とサラの出産。

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2008/09/03

「ショーシャンクの空に」Blu-ray Disc発売決定!

「ショーシャンクの空に」BD 2008/09/01 ワーナー・ホーム・ビデオのサイトで「ショーシャンクの空に」のBlu-ray Disc(BD)のリリース情報が公開された。

「ショーシャンクの空に」
発売日:2008/11/05
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
価格:4.980円(税込)

ストーリー
ショーシャンク刑務所に、若き銀行の副頭取だったアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)が、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所の「しきたり」にも逆らい孤立していたアンディだったが、刑務所内の古株で“調達係”のレッド(モーガン・フリーマン)は彼に他の受刑者達とは違う何かを感じていた。そんなアンディが入所した2年後のあるとき、アンディは監視役のハドレー主任(クランシー・ブラウン)が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する。この一件を機に、アンディは刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる存在になっていく・・・。

特典
映像特典
・メイキング
・ドキュメンタリー
・インタビュー: チャーリー・ローズ・ショウ
・短編: The SharkTank Redemption
・スチール・ギャラリー/ストーリーボード(ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、その他のキャスト、ティム&モーガン、撮影現場にて、ストーリーボード)
・ショーシャンク・コレクション
・オリジナル劇場予告編

音声特典
・監督フランク・ダラボンによる音声解説付き

なお、バッケージのイラストは、映画「ミスト」の冒頭で言及されたドルー・ストラーザン(Drew Struzan/ドゥルー・ストルゥーザン)。

因みに原画はココ
このイラストは、「ショーシャンクの空に」の公開10周年記念DVDのために2004年に描かれたもの。

また、2008/12/10には、BD版の「スタンリー・キューブリック・コレクション」がワーナー・ホーム・ビデオからリリースされる模様。
収録される作品は、「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」「フルメタル・ジャケット」「シャイニング」「アイズ ワイド シャット」「STANLEY KUBRICK:A LIFE IN PICTURES」。24,800円。

これは、2008/07/09から延期された国内版キューブリック作品のBDをまとめたもの。

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2008/09/02

映画「1408」の邦題は「1408号室」に決定か!?

ムービーアイの「1408号室」のページ 映画「1408」の配給会社ムービーアイ「1408」のページが更新された。
ムービーアイのサイトによると「1408号室(仮題)」の(仮題)が取れ、「1408号室」と言う表記に変わっている。

従って、映画「1408」の邦題は「1408号室」に決定した模様。

「1408号室」

ところで、同ページの最下部(画像参照)の

11月、渋谷東ほか全国拡大ロードショー

だが、--おそらく「渋谷東急」の誤りだと思うのだが--、「渋谷東」とは何のことだろう。

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2008/09/01

「エゴ」

「デッド・ゾーン」シーズン6「エゴ」 「デッド・ゾーン」シーズン6
第69話「エゴ」("Ego")
身重のサラの代わりに出向いた保安官事務所で、新しい保安官のアンナが誰かを撃つヴィジョンを見たジョニーは、初対面ながら彼女に警告をする。しかし、信頼してくれていたウォルトとは違い、ジョニーを毛嫌いする彼女は、その警告を無視する・・・・。
(AXN「デッド・ゾーン」エピソードガイドより引用)

監督:レイチェル・タラレイ
脚本:マット・マッギネス
ゲスト:カーラ・ブオノ(アンナ・ターナー保安官)、デボラ・オデル(ニーナ・ジョーゲンセン医師)

「デッド・ゾーン」シーズン6の波乱の展開は続きます。
前エピソード「ヘリテージ」の後を受け、新任の保安官アンナがやって来た。
おそらく彼女とジョニーとの確執が今後の展開のプロットに影響を与えていくのだと思われる。

今回のゲストは精神科医役のデボラ・オデル。
脚本的には彼女に関わる、非常に良い感じのミス・デレクションが楽しめる。

ところで、ウォルトが残したパソコンの内容が今後の展開にどんな影響を与えるのだろうか、また「ヘリテージ」でウォルトに情報を渡した老女は一体何者なのか?
そしてその情報とは?
謎は謎を呼ぶ展開に期待は高まって行くのだが、この展開はシリーズに対するテコ入れなのかどうなのか、気になってしまう。

余談だが、シーズン6に合わせて米USAネットワークでは、「ウォルトのコンピュータ」と言うゲーム・コンテンツが公開されている。

関心がある方は是非アクセスして、ウォルトが残したコンピュータを検索してみて欲しい。

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