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2009年1月の10件の投稿

2009/01/20

「Stephen King Goes to the Movies」をめぐる冒険

「Stephen King Goes to the Movies」 2009/01/20 本日発売の「Stephen King Goes to the Movies」に関するAmazon.co.jpのお知らせメールがやって来た。

今日のエントリーは、この表紙、あんまり好きじゃないな、と思うあなたへの朗報です。

実は「Stephen King Goes to the Movies」にも限定版があって、こちらで販売されています。

Stephen King Goes to the Movies (Limited Hardcover)

「Stephen King Goes to the Movies」の限定版の気になる表紙はこんな感じ。

「Stephen King Goes to the Movies (Limited Hardcover)」 なんとなく、ありもののレンタル・ポジを流用し、適当にでっち上げたようなデザインのような気もしますが、こちらはいかがでしょう。

どちらがお好みでしょうか。

「Stephen King Goes to the Movies (UK)」 ついでに今度は「Stephen King Goes to the Movies」UK版の表紙です。
通常版で比較するとUS版よりこちらの方が良いデザインのような気がします。イラストだし。

 


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2009/01/17

「Road Rage」アートワーク決定!!

「Road Rage: Includes Duel and Throttle」 スティーヴン・キングとジョー・ヒルの初コラボレーション作品「Road Rage」のオーディオブックのアートワークが決定した模様。

「Road Rage: Includes "Duel" and "Throttle"」
by Stephen King, Joe Hill, and Richard Matheson

Reader:Stephen Lang
Publisher: HarperAudio
Format: Audio CD
Publication Date: 2009/02/24
Retail Price: $19.99

極太ゴシックで、
MATHESON
KING
HILL
ROAD RAGE

と言うアートワークは、スタンリー・キューブリックの「アイズ ワイド シャット」のアートワークのようですね。
CRUISE
KIDMAN
KUBRICK
EYES WIDE SHUT

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2009/01/15

「クリープショー」オークション情報 続報

先日お伝えした「クリープショー」初版本のオークションについてだが、本日2009/01/15、オークションの結果が出た。

「クリープショー」初版本
落札価格:5,251円
入札件数:10件

因みに、先日お伝えした時点では、Amazon.co.jpで出品されている「クリープショー」の最安価格は7,607円だったのだが、現在の最安価格は6,882円になっている。

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2009/01/08

「クリープショー」オークション情報

「クリープショー」初版本 なんと、Yahoo!オークション「クリープショー」の初版本が出品されている。

「クリープショー」初版本
開始時の価格:2,800円
終了日時:1月15日 0時55分
発行:1982/08/01

因みに、Amazon.co.jpでは、本書「クリープショー」("CREEPSHOW")の1990年に再販された版の中古商品が7,607円から販売されている。(最高額:12,992円)

因みに、Amazon.comなら、$18.00から販売されている。(最高額:$601.50)

因みに、我が家の広大なアーカイブ(嘘)には初版が1冊と、ロメロとサビーニとバーニ・ライトスンとあと不明の人のサインが入ったポートレイトがある。

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2009/01/07

ジャック・トランスの小説発売か!?

「All Work and No Play Makes Jack a Dull Boy」 2009/01/07 eiga.comが伝えるところによると、なんと、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」でジャック・トランスが書いていた小説が発売された模様。


著者名はジャック・トランス!「シャイニング」の映画内小説が本に

記録のために、全文を引用する。

[eiga.com 映画ニュース] スティーブン・キングの傑作ホラー小説をスタンリー・キューブリック監督が映画化した「シャイニング」(80)の中で、ジャック・ニコルソン扮する主人公の小説家ジャック・トランスが執筆していた小説が実際に本として発売された。

本のタイトルは「All Work and No Play Makes Jack a Dull Boy」、著者名はジャック・トランス。といってもこれは、ニューヨーク在住のアーティスト、フィル・ビューラーが仕掛けたアーティストブック(ジョークブック)だ。

雪に閉ざされた山間のリゾートホテルに冬場の管理人としてやってきた、スランプ中の小説家とその妻と5歳の息子。彼らが遭遇する恐怖を描いたこの映画の中でも最も恐ろしく印象的なのが、ジャックが広いロビーで1人、一心不乱にタイプライターで打ち込んでいた“小説”の内容を妻ウェンディ(シェリー・デュバル)が目にしたシーンだろう。

そこにはただひたすら、数10ページにわたって「All Work and No Play Makes Jack a Dull Boy」のフレーズが繰り返されているだけだった……。ジャックの狂気をまざまざと見せつけた名場面だ。「仕事ばかりしているとダメになる/よく学び、よく遊べ」といった意味のことわざだが、今回出版された本には80ページにわたってこのフレーズがレイアウトされている。

今回発表された「All Work and No Play Makes Jack a Dull Boy」は、映画ファン、とりわけキューブリックファンなら一度は考え、人によっては実際にワープロ打ちした事があるミニマル・アートだと思う。
実際のところ、実はわたしも同コンセプトの原稿を以前作成した事がある。

とは言っても、タイプ打ちではなく、ワープロ打ちであるが・・・・。

「All Work and No Play Makes Jack a Dull Boy」
著者:Jack Torrance
出版社:
Gengotti Editore
ISBN-10: 8887381070
ISBN-13: 978-8887381078
ページ数:128ページ
判型:ペーパーバック

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2009/01/05

「平成生まれ 跳ねる!」/有岡大貴(Hey! Say! JUMP)はキング好き!?

2009/01/01 読売新聞に掲載された「平成生まれ 跳ねる!」と言う記事で、Hey! Say! JUMPのメンバーそれぞれが2009年の抱負を語っている。

その中で興味深いのはなんと言っても有岡大貴(17)の抱負。
キング関連の部分だけを抜粋する。

Q:得意な事
A:豆知識。読書。スティーブン・キングの「セル」が面白かった

出来る事なら、「セル」だけではなく、スティーヴン・キングの作品を沢山読んで、どんどんメディアで紹介して欲しいものである。

余談だけど、ジャニーズ事務所と言えば、や、Ya-Ya-Yahが舞台版「スタンド・バイ・ミー」に出演しているので、キングに関してはもしかしたら親近感があるのではないか、と思ったり、今度「スタンド・バイ・ミー」の舞台は、もしかしたらHey! Say! JUMPかな、とか勘ぐったりもできる。

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2009/01/04

「ONCE ダブリンの街角から」をめぐる冒険

「第20回東京国際映画祭」「ONCE ダブリンの街角で」ミニコンサート
今日は、以前のエントリー『キングのオススメ映画「once ダブリンの街角で」イベント』で紹介した「ONCE ダブリンの街角で」(2006)に関する余談。

写真は、2007年10月に「第20回東京国際映画祭」で上映された「ONCE ダブリンの街角で」(2006)のゲストとして来日したグレン・ハンサード(中央右)とマルケタ・イルグロヴァ(中央左)のミニコンサートの一幕。
右下に写っているのが劇中で使用された(と思われる)穴のあいたギター。

「ONCE ダブリンの街角で」

監督・脚本:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ

introduction
アイルランドのダブリンを舞台に、地元の男とチェコ移民の若い女がストリートで出会い、音楽を通して心を通わせていくさまを、自然な形で挿入される歌の数々で紡いでいく感動ラブ・ストーリー。
主演はアイルランドの人気バンド“ザ・フレイムス”のフロントマン、グレン・ハンサードとチェコのシンガーソングライター、マルケタ・イルグロヴァ。彼らが本作のために書き下ろし楽曲の数々が、口数の少ない主人公たちの繊細な感情の機微をセリフ以上の雄弁さで表現していく。
監督は、自身もかつてザ・フレイムスのメンバーとして活動した経歴を持つ「オン・エッジ 19歳のカルテ」のジョン・カーニー。

story
男は穴の開いたギターで毎日のように街角に立ち、歌を歌うストリート・ミュージシャン。そんな男の前に現われ、あれやこれやと話しかける花売りの若い女。彼女はチェコからの移民で、楽しみは楽器店でピアノを弾かせてもらうこと。彼女のピアノに心動かされた男は、一緒にセッションしてみないかと持ちかけるが・・・・。(allcinemaonlineよりほぼ引用)

本作「ONCE ダブリンの街角から」の物語は、アイルランドのダブリンの街角で偶然出会ったシンガーソングライターの男とピアニストの女が中心となってデモCDを製作するまでをドキュメンタリー・タッチで描いた作品で、音楽好きにはたまらない素晴らしい作品に仕上がっている。

本作は、音楽の持つ圧倒的な力を観客に感じさせる事に成功している素晴らしい作品である。

2007年10月当時、スティーヴン・キングが本作「ONCE ダブリンの街角から」に感銘を受け、本作のサウンドトラック・アルバムをヘビーローテーションで聴いていた、と言うのも頷ける、素晴らしい楽曲の数々が本作を彩っている。

ところで、アイルランドのダブリンを舞台とした音楽映画と言えば、アラン・パーカーの「ザ・コミットメンツ」(1991)と言う傑作がある。

「ザ・コミットメンツ」は、アイルランドのダブリンでソウル・バンドを無から結成し、紆余曲折を経てバンド自体が空中分解してしまう様を素晴らしい楽曲と共に描いた大傑作である。

先日、「ONCE ダブリンの街角から」をCATVで見た直後、「ザ・コミットメンツ」が見たくて見たくて仕方がなくなってしまい、わたしは我が家の広大なアーカイブ(嘘)から「ザ・コミットメンツ」のLDを引っ張り出し、続けて二本見てしまった。

で気付いたのは、「ザ・コミットメンツ」「ONCE ダブリンの街角から」はひと繋がりの作品として構成されているのではないか、と言う事。

と言うのも、「ザ・コミットメンツ」でギタリストを演じたグレン・ハンサードは、「ONCE ダブリンの街角から」で主演しているのだ。

しかも「ザ・コミットメンツ」のエピローグでは、グレン・ハンサード演じるキャラクターが、ダブリンの街角でストリート・ミュージシャンを続けているところが描かれ、「ONCE ダブリンの街角で」は、グレン・ハンサード演じるキャラクターがダブリンの街角でストリート・ミュージシャンをしているところから始まるのだ。

そして、「ザ・コミットメンツ」でグレン・ハンサードが演じるキャラクターの名前はアウトスパンと言うのだが、驚いた事に「ONCE ダブリンの街角で」でグレン・ハンサードが演じるキャラクターは名前が設定しておらず、ただの男(Guy)としてクレジットされている。

つまり、「ザ・コミットメンツ」のグレン・ハンサードのキャラクターと「ONCE ダブリンの街角で」のキャラクターは同一人物である、と言う解釈を許しているのだ。

「ザ・コミットメンツ」ポスター
因みに、前列左端のブライアン・メイみたいな人が
「ザ・コミットメンツ」時代のグレン・ハンサード。

「ザ・コミットメンツ」と言う作品には、なんとサウンドトラックがVol.1とVol.2の2種類が存在し、当然ながらわたしは2枚共所有している。


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2009/01/03

「僕らのミライへ逆回転」をめぐる冒険

ミア・ファローとミシェル・ゴンドリー 今日は、2008/02/22のエントリー「ミシェル・ゴンドリーとジャック・ブラックが映画の先達に捧げたコメディ」で紹介した「僕らのミライへ逆回転」(「Be Kind Rewind」)に関する余談。

「僕らのミライへ逆回転」
監督・脚本:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジャック・ブラック(ジェリー)、モス・デフ(マイク)、ダニー・グローヴァー(フレッチャー)、ミア・ファロー(ファレヴィチ)、メロニー・ディアス(アルマ)、シガーニー・ウィーヴァー(ミス・ローソン)

トラブルメーカーのジェリー(ジャック・ブラック)とつぶれかけたレンタルビデオ店(Be Kind Rewind)の店員マイク(モス・デフ)は幼なじみ。
ある日突然、店のビデオから映像が消える事件が発生。何と、発電所で感電し超強力な電磁波を帯びてしまったジェリーが全ビデオを駄目にしてしまったのだ。
慌てた二人は苦肉の策で、「ゴーストバスターズ」「ラッシュアワー 2」など消えた映画を自作自演で作り直す羽目に。
しかし、驚くことにその手作りリメイク映画が町の人たちの間で大評判となり、店には長い行列が・・・・。立ち退きを迫られていた店長(ダニー・グローヴァー)は、これを見てビックリ仰天。が、この騒ぎを聞きつけてハリウッド映画の弁護士(シガーニー・ウィーヴァー)が乗り込んできた!
 (DVDの紹介文章よりほぼ引用)

以前のエントリーでお知らせした通り、本作「僕らのミライへ逆回転」でジェリーとマイクが勝手にリメイクする作品のひとつに、スティーヴン・キング原作、ブライアン・デ・パルマ監督の「キャリー」が含まれているのだ。(とは言ってもほんの数秒である)

本作で感じるのは、「僕ら映画ファンは映画を愛することは出来るが、映画は僕らを決して愛してはくれない」と言う事。
映画を愛してしまった映画ファンは、「永遠の片思い」を選択してしまっている、と言う事である。

この切ない現実に映画ファンが気付かされたのは、何と言っても、ミア・ファロー主演、ウデイ・アレン監督の「カイロの紫のバラ」(1985)であろう。

「カイロの紫のバラ」では、映画の登場人物が観客であるミア・ファローにあろう事か話しかけ、あまつさえスクリーンから飛び出してしまう、と言う物語が描かれている。
映画の登場人物と過ごしたミア・ファローは、エピローグでスクリーンを見つめる訳だが、そのミア・ファローの輝く表情は、現実を見つめ映画を最早ただの娯楽としてしか見ていない。

そう考えた場合、本作「僕らのミライへ逆回転」にミア・ファローがキャスティングされているのは、圧倒的に素晴らしい。ミア・ファローの、そして「カイロの紫のバラ」の映画的記憶を利用した素晴らしい効果をあげている。

映画では明確に描かれていないのだが、ミア・ファローが「僕らのミライへ逆回転」で演じたミス・ファレヴィチは、一説によると認知症を患っているキャラクターとして描かれている。
もしかしたら、「カイロの紫のバラ」のウェイトレスが年老いて「僕らのミライへ逆回転」のミス・ファレヴィチになったのではないか、つまり同一人物なのではないか、とさえ思えてしまう。

物語は予定調和的で大きなサプライズはないが、映画ファンの涙腺を破壊する効果は絶大である。おそらく、もう劇場で観る事は難しいと思うが、3月にDVDが出るのでそちらで是非本作「僕らのミライへ逆回転」を堪能していただきたい。

因みに、ミシェル・ゴンドリー監督作品はとしては「エターナル・サンシャイン」が最高にオススメである。

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2009/01/02

「キャリー」レア物オークション情報

Carrie Yahoo!オークションに映画「キャリー」に関するレア物グッズが出品されているので紹介する。

この商品は、スティーヴン・キング原作、ブライアン・デ・パルマ監督作品「キャリー」の公開時(1977年)にキングレコードからリリースされたオリジナル・サウンド・トラック盤シングルの国内版です。

シングル「キャリー」CARRIE スタンリー・キューブリック

※ なお、商品名にスタンリー・キューブリックの表記がありますが、「キャリー」はブライアン・デ・パルマ監督作品で、スタンリー・キューブリックは「キャリー」には関与していません。念の為。

Carrie02 商品名:シングル「キャリー」CARRIE スタンリー・キューブリック
開始時の価格:300円
終了日時:1月6日 21:49

ジャケット裏面のキングの紹介が面白い。

"全米で百万部を売り切った原作を書いたのは、ニューイングランドに住む元高校教師スティーブン・キング。"

関心がある方は、入札してみてはいかがだろうか。

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2009/01/01

謹賀新年

あけましておでとうございます
本年もボチボチやっていきたいと思います

2009年元旦

tkr

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