「十の罪業 BLACK」
2009/01/28 東京創元社「創元推理文庫」よりスティーヴン・キングの短篇「彼らが残したもの」が収録されたアンソロジー「十の罪業 BLACK」が出版された。
東京創元社の「十の罪業」紹介ページ
「十の罪業」は、「87分署」シリーズ等のエド・マクベインが編んだ、10人の作家による書き下ろしアンソロジー。
翻訳は「十の罪業 RED」と「十の罪業 BLACK」の二分冊で出版。
エド・マクベイン編
エド・マクベイン、ドナルド・E・ウェストレイク、ジョン・ファリス、シャーリン・マクラム、ローレンス・ブロック、ジェフリー・ディーヴァー、スティーヴン・キング、ジョイス・キャロル・オーツ、ウォルター・モズリイ、アン・ペリー著
木村二郎、田口俊樹、中川聖、圷香織、白石朗、田口俊樹、土屋晃訳
刊行:2009/01/28
初版:2009/01/30
定価:各1.680円(税込)
気になる収録作品は、次の通り。
「十の罪業 RED」
「憎悪」エド・マクベイン〈87分署〉
「金は金なり」ドナルド・E・ウェストレイク〈ドートマンダー〉
「ランサムの女たち」ジョン・ファリス
「復活」シャーリン・マクラム
「ケラーの適応能力」ローレンス・ブロック〈殺し屋ケラー〉
「十の罪業 BLACK」
「永遠」ジェフリー・ディーヴァー
「彼らが残したもの」スティーヴン・キング
「玉蜀黍の乙女(コーンメイデン)——ある愛の物語」ジョイス・キャロル・オーツ
「アーチボルド——線上を歩く者」ウォルター・モズリイ
「人質」アン・ペリー
しかし、文庫本で1,680円とは・・・・。
恐ろしい時代である。
今回「十の罪業 RED」に収録されている「金は金なり」の著者ドナルド・E・ウェストレイクは残念な事に2008/12/31に亡くなったのですが、ウェストレイクに対する印象深い弔文があるので紹介する。
以下私信です。
どうですか、bookworm関連の皆さん。
皆さんの好きな作家がいっぱい入ってますよ。
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コメント
こんにちは、yu'eです。
お礼が遅くなってしまいましたが、ご紹介ありがとうございました!
本日、生本屋で「ブラック」を見付けまして、早速購入しました。 しかし「レッド」が先か… まあ、いいか。
投稿: yu'e | 2009/02/12 23:15
わたしも取りあえず「BLACK」買いました。未だ読んでいません。
因みに、たまたまですが、yu'eさんオススメのチェスタトンを読んでいます。
善悪の彼岸を越えたところに居るブラウン神父って凄いキャラクターだと思いました。
投稿: tkr | 2009/02/16 20:26