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2009/02/26

「ウォンテッド」をめぐる冒険

2009/02/25に国内版BD/DVDがリリースされた映画「ウォンテッド」の特典映像に興味深いインタビューが収録されている。

「ウォンテッド」
冴えない毎日を送る平凡な青年ウェスリーは、ある日突然、正体不明の殺し屋に命を狙われる。危機一髪のところで、彼を救ったのは謎の美女フォックス。彼女は太古の昔から暗躍する暗殺組織"フラタニティ"のメンバーだった。アジトへ連れていかれたウェスリーは・・・・。

監督:ティムール・ベクマンベトフ
原作:マーク・ミラー、J・G・ジョーンズ
脚本:マイケル・ブラント、デレク・ハース、クリス・モーガン
撮影:ミッチェル・アムンドセン
プロダクションデザイン:ジョン・マイヤー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:アンジェリーナ・ジョリー(フォックス)、ジェームズ・マカヴォイ(ウェスリー・ギブソン)、モーガン・フリーマン(スローン)、テレンス・スタンプ(ペクワースキー)、トーマス・クレッチマン(クロス)

興味深い映像特典は「キャスト&キャラクター」。
登場人物が少しずつ「ウォンテッド」の根本的なコンセプトについて語る部分である。

該当部分の字幕を引用する。

モーガン・フリーマン談
組織はスローンの指示で動くが、スローンが指令を受けるのは、"運命の織機"だ。
その機械には暗号がある。

ジェームズ・マカヴォイ談
世界のバランスを保つための暗殺すべき人物の名前だ。
その暗殺をメンバーが実行する。

アンジェリーナ・ジョリー談
もし殺人犯を事前に知っていたら?
ヒトラーが何をするか知っていたら?
事件が起こる前にその人物を消せば、大勢を救えるわ。

 印象的なのはアンジェリーナ・ジョリーの言葉である。
これはキングの「デッド・ゾーン」のコンセプトと合致している。
また、"運命の織機"と言う存在も「デッド・ゾーン」に登場する"運命の車"("運命の紡ぎ車")と符合する。

もしかすると「ウォンテッド」は本当に「デッド・ゾーン」の影響下にある作品なのかも知れない。


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» ウォンテッド [前向きに進みたい!!うつな自分]
あまり期待しないで見始めたのですが、面白かったです。 ストーリー・映像効果共に良かったと思います。 アクション好きには見て損はない... [続きを読む]

受信: 2009/03/16 11:45

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