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2009/05/12

「ジャンパー」をめぐる冒険

以前(『「ジャンパー」にもキングの影響が!?』)で、映画「ジャンパー」にスティーヴン・キングの作品の影響を受けているのではないか、と言うエントリーを紹介したが、先日ようやく「ジャンパー」を見る機会があったので、気になった点を紹介する。

「ジャンパー」
ミシガン州で育ったデヴィッドは、同級生のミリーに思いを寄せる、ごく普通の高校生だった。しかし、川で溺れそうになったとき、彼は自分に備わった途方もない“才能”に気づくことになる。冷たい川底から一瞬にして、図書館へと“ジャンプ”していたのだ! 

母が家を出て以来、人が変わってしまった父との生活にうんざりしていたデヴィッドは、1人ニューヨークへと向かった。15歳の彼が生きていくため次に瞬間移動したのは、銀行の金庫室だった。まんまと大金をせしめたデヴィッドだが、その存在に気づいた男がいた。“ジャンパー”を悪とみなし、彼らの抹殺を使命とする組織、“パラディン”のローランドである。
 
10年後、デヴィッドはニューヨークからロンドンへ、オーストラリアの海へ、東京の繁華街へ、エジプトのスフィンクスへと飛び回り、“ジャンパー”の特権を謳歌していたが……。
(オフィシャルサイトよりほぼ引用)

監督:ダグ・リーマン
原作:スティーヴン・グールド 「ジャンパー 跳ぶ少年」(早川書房刊)
出演:ヘイデン・クリステンセン(デヴィッド・ライス)、ジェイミー・ベル(グリフィン・オコナー)、レイチェル・ビルソン(ミリー・ハリス)、サミュエル・L・ジャクソン(ローランド・コックス)、ダイアン・レイン(メアリー・ライス)、マイケル・ルーカー(ウィリアム・ライス)

以前のエントリー『「ジャンパー」にもキングの影響が!?』「ジャンパー」とスティーヴン・キング作品との関連性について妄想気味に語った事もありましたが、実際に見て驚いたのは、「デッド・ゾーン」からの引用らしきシークエンスがあったこと。

と言うのは、「ジャンパー」の主人公デヴィッドがジャンプ能力を自覚する出来事が冒頭のシークエンスで描かれるのですが、その出来事が「デッド・ゾーン」のジョニーの少年時代に起きた事件に似ているのです。

で、「ジャンパー」のそのシークエンスで印象的なのは、氷の下で川は流れている、と言うことを明確に表現している点です。

多くの映画や映像作品で川にはった氷の下に落ちてしまった場合、そんなに流されないのですが、「ジャンパー」ではメチャクチャ流されてしまいます。
その描写が良かったですね。

以前お話しした、超能力者とその超能力者を狩る組織の戦いを描く作品として「ジャンパー」「ファイアスターター」の影響を受けているのではないか、と言う点は、結局そうでもないな、と言う印象を受けました。

おそらく、その関係はドラキュラ伯爵とヘルシング教授の関係に遡れるのだとおもいますから・・・・。

まあ「ジャンパー」の作品自体は、取り立てて語るべき作品ではありませんが、関心があれば見てみて下さい。

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