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2009年6月の23件の投稿

2009/06/30

「ミスト」のDVDがサターン賞受賞!?

「第35回サターン賞」 2009/06/24に発表された「第35回サターン賞」の「Best DVD Special Edition Release」賞をスティーヴン・キング原作の「The Mist(2 disc Special Editiom)」が受賞した模様。

サターン賞オフィシャル・サイト

主要賞は次の通り。
★:受賞
□:ノミネート

【作品賞/SF】
「アイアンマン」
「地球が静止する日」
「イーグル・アイ」
「インクレディブル・ハルク」
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
「ジャンパー」

【作品賞/ファンタジー】
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」
「ハンコック」
「スパイダーウィックの謎」
「トワイライト〜初恋〜」
「ウォンテッド」

【作品賞/ホラー】
「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」
「ハプニング」
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」
「REC:レック/ザ・クアランティン」
「SPLINTER」
「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」

【作品賞/アクション、アドベンチャー、サスペンス】
「ダークナイト」
「チェンジリング」
「グラン・トリノ」
「007/慰めの報酬」
「TRAITOR」
「ワルキューレ」

【主演男優賞】
★ロバート・ダウニー・Jr  「アイアンマン」
□クリスチャン・ベイル  「ダークナイト」
□トム・クルーズ  「ワルキューレ」
□ハリソン・フォード  「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
□ブラッド・ピット  「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
□ウィル・スミス  「ハンコック」

【主演女優賞】
★アンジェリーナ・ジョリー  「チェンジリング」
□ケイト・ブランシェット  「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
□マギー・ギレンホール  「ダークナイト」
□ジュリアン・ムーア  「ブラインドネス」
□エミリー・モーティマー  「TRANSSIBERIAN」
□グウィネス・パルトロー  「アイアンマン」

【助演男優賞】
★ヒース・レジャー  「ダークナイト」
□ジェフ・ブリッジス  「アイアンマン」
□アーロン・エッカート  「ダークナイト」
□ウディ・ハレルソン  「TRANSSIBERIAN」
□シャイア・ラブーフ  「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
□ビル・ナイ  「ワルキューレ」

【助演女優賞】
★ティルダ・スウィントン  「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
□ジョーン・アレン  「デス・レース」
□ジュディ・デンチ  「007/慰めの報酬」
□オルガ・キュリレンコ  「007/慰めの報酬」
□シャーリーズ・セロン  「ハンコック」
□カリス・ファン・ハウテン  「ワルキューレ」

【監督賞】
★ジョン・ファヴロー  「アイアンマン」
□クリント・イーストウッド  「チェンジリング」
□デヴィッド・フィンチャー  「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
□クリストファー・ノーラン  「ダークナイト」
□ブライアン・シンガー  「ワルキューレ」
□スティーヴン・スピルバーグ  「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
□アンドリュー・スタントン  「ウォーリー」

【外国映画賞】
「LET THE RIGHT ONE IN」
「バンク・ジョブ」
「ドラゴン・キングダム」
「IN BRUGES」
「スラムドッグ$ミリオネア」
「TRANSSIBERIAN」

【アニメ賞】
「ウォーリー」

【脚本賞】
「ダークナイト」

【音楽賞】
「ダークナイト」

余談だが、テレビムービー関係の賞は、キング大好き「バトルスター・ギャラクティカ」「デクスター/警察官は殺人鬼」が結構賞をとっている。
「LOST」もね。

「LOST」 1賞(Best Television Series)
「バトルスター・ギャラクティカ」 3賞(Best Syndicated/Cable Television Series、Best Actor on Television:エドワード・ジェームズ・オルモス、Best Actress on Television:メアリー・マクドネル)
「デクスター/警察官は殺人鬼」 
2賞(Best Supporting Actress on Television:ジェニファー・カーペンター、Guest Starring Role on Television:ジミー・スミッツ)

やっぱ、主演男優賞と主演女優賞をとっちゃう「バトルスター・ギャラクティカ」は凄いですね。
なんとツートップだよ。
こんなことほとんどないでしょう。多分。

デッカードとガフ 因みに、エドワード・ジェームズ・オルモスは「ブレードランナー」の折り紙大好きで顔にブツブツがあるガフです。

It's too bad she won't live! But then again, who does?

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2009/06/29

「Morality」がesquire.comで公開か!?

米エスクァイア
2009/06/26 米エスクァイアマガジン2009年7月号に掲載されたスティーヴン・キングの短編「Morality」esquire.comで公開された。
画像はesquire.comのトップページ。

「Morality」
By Stephen king

今回の「Morality」は、米エスクァイアのサイト上では全12ページに及ぶ。
エスクァイアマガジンに掲載された「Morality」全編が公開されたかどうか、確認してみるのも一興かと・・・・。

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2009/06/28

巨星墜つ:マイケル・ジャクソン/「ゴースト(Ghosts)」

「マイケル・ジャクソンのゴースト(Michael Jackson's Ghorsts)」 正に巨星墜つ、2009/06/26 キング・オブ・ポップ:マイケル・ジャクソンが亡くなった。
慎んでご冥福をお祈りします。

マイケル・ジャクソンが現在の音楽界、そして映像界に与えた影響は、文字通りはかり知れないものがあります。

個人的にもマイケル・ジャクソンの死については、いろいろと思うところがありますが、今日は「マイケル・ジャクソンのゴースト(Michael Jackson's Ghorsts)」の話。

「マイケル・ジャクソンのゴースト」
監督:スタン・ウィンストン
原案:スティーヴン・キング、マイケル・ジャクソン
脚本:スタン・ウィンストン、ミック・ギャリス
物語:スティーヴン・キング、スタン・ウィンストン、ミック・ギャリス、マイケル・ジャクソン
出演:マイケル・ジャクソン(マエストロ、市長、グール市長、スーパー・グール、スケルトン)
ランニングタイム:40分
SFX:デジタル・ドメイン

「ゴースト」はキング・オブ・ポップ:マイケル・ジャクソンとポップ・オブ・キング:スティーヴン・キングのコラボレーションとして認知されているが、マイケル・ジャクソンの「スリラー」の傾向を踏襲しているが、音楽、ダンス、映像表現、そして作品としての完成度は「スリラー」の数段上のレベルに達している素晴らしい作品である。

「ゴースト」(1997)のマイケル・ジャクソンは最高に素晴らしく、ーなにしろ1人5役だしー、スタン・ウィンストンの演出と相まって、神懸かり的なパフォーマンスを見せてくれている。

バック・ダンサーたちのパフォーマンスも最高だし、それを見つめる少年たちの瞳の輝きも素晴らしい。

そして、彼ら少年たちの、憧憬のそして羨望のそして哀悼の眼差しは、わたし達がマイケル・ジャクソンに向ける眼差しと全く等しい。

「ゴースト」は、Youtubeでも公開されているので、機会があれば是非見ていただきたい。
また、最近はYahoo!オークションにも沢山出品されているし、Amazon.co.jpでも販売されているようなので、以前と比べると入手しやすくなったようである。

Yahoo!で公開されている、「Ghosts」をはっておきます。(4分の短縮版/完全版は40分)短縮版なので凄さは伝わらないかも知れないけど・・・・。

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2009/06/27

「トランスフォーマー」にキングの影響が!?

「トランスフォーマー」/マウンテンデュー自動販売機 今日は昨日に引き続き映画「トランスフォーマー」に関するエントリー。
とは言うものの、昨日は「トランスフォーマー/リベンジ」に関する余談だったが、今日は前作「トランスフォーマー」に関する余談。

ところで、スティーヴン・キングファンの皆さんは、おそらく「トミーノッカーズ」を読んでいると思うのだが、キングファンの皆さんと「トミーノッカーズ」の話をすると、印象的なシークエンスとして、コーク・マシンのシークエンスが必ずあがってくる。

真っ青な空の下、真っ赤な筐体に白いストライプが入ったコーク・マシンがアスファルトの上を疾走するビジュアル・イメージは圧倒的なものがある。

ここで思い出すのは「トランスフォーマー」(2007)の後半、市街地での戦いの最中、緑色の缶ドリンクの自動販売機がトランスフォームするのだが、これはおそらく、「トミーノッカーズ」のコーク・マシンのシークエンスの影響を受けているに違いない、と言うか、受けていると思われる、と言うか受けているかも知れない。

そんなことを考えるわたしであった。

因みに、手元に資料がないので、確認できないのだが、「トランスフォーマー」に登場する緑の自動販売機は何の自動販売機なのか、ちょっとだけ気になってしまう。
緑なので、セブンアップ(7up)なのではないかな、と思ったりもしている。
もしかしたらマウンテンデューかも知れないが・・・・。

と思っていろいろ調べたら、マウンテンデューだった模様である。
いろいろタイアップしてましたね。
こんなゲームもありました。

因みに、「トミーノッカーズ」のコーク・マシンのシークエンスは文庫版では下巻の462ページ以降である。


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2009/06/26

「トランスフォーマー/リベンジ」にキングが・・・・!?

「トランスフォーマー/リベンジ」エジプト・ロケ マイケル・ベイの「トランスフォーマー/リベンジ」にスティーヴン・キングが関係している、と言ったら驚くだろうか。

そんなわたしは、クレジットでキングの名前を発見し、劇場でのけぞってしまった。
と言うのも、「トランスフォーマー/リベンジ」のエンド・クレジットを丹念に見ていると、ILM(Industrial Light & Magic)の膨大な数のアニメーターのクレジットの中に、なんと Stephen King の名があるではないか、しかもスペルも同じである。ついでにおどろいたことにスクリーンの丁度真ん中、目立つ位置にクレジットさてれいるのだ。

「トランスフォーマー/リベンジ」を観に行く方は是非Stephen Kingの名前を探してみてはいかがだろうか。

ところで、「トライスフォーマー/リベンジ」のVFXは大きいところで、ILMデジタル・ドメインが担当しているのだが、Stephen Kingの名は、エンド・クレジットの中盤あたり、ILMの多くの技術者の中の丁度スクリーンの真ん中あたりにクレジットされるので非常に分かりやすいと思う。
デジタル・ドメインのクレジットまで行ってしまったあなたは、残念ながら見逃してしまった、と言うことです。

あと余談ですが、キング原作、ジョニー・デップ主演の「シークレット ウィンドウ」(2004)で驚異のテキサス訛を披露したジョン・タトゥーロが結構大きな役で登場している。

クレジット的には、

and
John Turturro

だったのが嬉しかった。

エンド・クレジットの冒頭にキャストがクレジットされるのだが、その際、andとかwithとかついているキャストは表示される順番が遅くても非常に意味があるのだ。
本作「トランスフォーマー/リベンジ」におけるジョン・タトゥーロはある意味主役とも言える大活躍を繰り広げているのだ。
頑張れタトゥーロ!
僕はタトゥーロを応援してるぞ!!

更に余談だが、「トランスフォーマー/リベンジ」はエジプト・ロケがあったのだが、エジプトのインディ・ジョーンズと呼ばれているザヒ博士がクレジットされているのにも驚いた。
クレジットされているのは、スペシャル・サンクスの下から2番目だったと思う。
因みに、ザヒ・ハワス博士はエジプトの考古学者でエジプト考古最高評議会の長。
エジプト・ロケを許可したのもザヒ博士だそうである。
因みにザヒ博士は前作の「トランスフォーマー」(2007)の大ファンらしい。


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2009/06/25

映画「2012」のティーザー予告編に「シャイニング」のスコアが!?

「2012」予告編より
ローランド・エメリッヒの最新ディザスター映画「2012」のティーザー予告編に、なんと「シャイニング」(1980)のスコアが使われている。

「2012」ティーザー予告編

「2012」予告編

「2012」オフィシャル・サイト

ご存知の方も多いと思うが、古代マヤ文明のカレンダーは2012年12月22日で終わっているため、その日が人類最後の日である、と言う説がある。

サーチエンジンで「2012」を検索してみると日本語でも、人類滅亡だとか、高次元生命体への進化だとか、フォトンベルトがどうのこうのとか、いろいろと面白い話が出てくる。

その辺の話を包括して映画化したのが「2012」だろう。

映画等のプロモーションの一環で、いろいろなサイトを事前にでっちあげておく、と言うプロモーション手法は一般的だが、ー「キングダム・ホスピタル」もそうだったー、今回の「2012」のプロモーションは、以前からまことしやかに囁かれていた2012年の人類滅亡説を唱えるサイトを逆説的に利用する、と言う非常に興味深いプロモーション手法を利用している、と言うか事実上そうなっている訳だ。

ところで、わたしは個人的にローランド・エメリッヒをあまり評価してないが、シノプシスと予告編を見る限りは「2012」にちょっと期待してしまう。

余談だが、主演は「1408号室」(2007)のジョン・キューザック。

更に余談だが、ニコラス・ケイジ主演のディザスター・パニック・サスペンス「ノウイング」(2009)にも「2012」に通じるものを感じる。

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2009/06/24

"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックが試聴できます。

先日のエントリー(「豪華俳優陣による"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックリリース決定か!?」)で続報をお伝えしたオーディオ・ブック版"Nightmares & Dreamscapes"だが、SIMON & SCHUSTERのサイトでその一部の試聴が出来る模様。

"Dolan's Cadillac And Other Stories"
試聴:「幼子よ、われに来たれ」
朗読:ウーピー・ゴールドバーグ

"Chattery Teeth And Other Stories"
試聴:「チャタリー・ティース」
朗読:キャシー・ベイツ

"The House on Maple Street And Other Stories"
試聴:「ヘッドダウン」
朗読:スティーヴン・キング

 

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2009/06/23

コミックブック版「タリスマン」情報

「タリスマン/試練の道/第0号」 コミックブック版「タリスマン」の情報がスティーヴン・キングのオフィシャル・サイトで更新された。

「タリスマン/試練の道/第0号」("The Talisman/The Road of Traials/#0")
発売日:2009/10/21
出版社:デルレイ・コミックス
カバー・アート:MASSIMO CARNEVALE
脚色:Robin Furth
イラスト:Tony Shasteen
価格:無料

因みに「タリスマン/試練の道/第0号」は、ジャック・ソーヤーの冒険の前日談を描いたもので、ジャックの父親の物語になる模様。

なお、「タリスマン/試練の道/第0号」のモノクロ限定版は、2009/07/22〜26にサンディエゴで開催されるコミコン・インターナショナルのデルレイのブースで配付される模様。

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2009/06/22

"Under the Dome"販売イベント開催!

3 2009年11月に出版が予定されているスティーヴン・キングの"Under the Dome"の発売イベントがニューヨークで行われる模様。
インタビュアーは、ニューヨーク・タイムズの書籍評論家のJanet Maslin。

Under the Dome Publicity Tour

日程:2009/11/10 19:00〜20:30
会場:The Times Center
チケット:$30

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2009/06/21

「デッド・ゾーン」シーズン6国内版DVDリリース決定!

1 テレビシリーズ「デッド・ゾーン」シーズン6の国内版DVDのリリースが決定した模様。

「デッド・ゾーン シーズン6 コンプリートBOX」
発売日:2009/09/11
発売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
ディスク枚数:3枚

Disc-1
「ヘリテージ」
「エゴ」
「再突入」
「大テント」
「埋められて」

Disc-2
「すり替え」
「凍えて眠れ」
「隠された結末」
「罪」

Disc-3
「ドリフト」
「エグザイル」
「奇襲」
「終局」

なお、レンタル版は2009/08/24にレンタル開始される模様。

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2009/06/19

ミュージカル版「EVIL DEAD」東京で公演!?

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2009/05/14〜2009/06/20に、アイルランドのダブリンで上演されている舞台版「ショーシャンクの空に」もそろそろ千秋楽だが、日本国内ではなんとミュージカル版「EVIL DEAD THE MUSICAL 〜死霊のはらわた〜」が上演される。

「EVIL DEAD THE MUSICAL 〜死霊のはらわた〜」
2009/06/25〜2009/07/05
サンシャイン劇場(東京/東池袋)
脚色:倉持裕
演出:河原雅彦
音楽:岡崎司
美術:加藤ちか
出演:諸星和己(アッシュ)、大和田美帆(シェリル)、上山竜司(スコット)、右近健一(ジェイク/ノウバイ教授)、瀬戸カトリーヌ(シェリー/アニー)、森本亮治(エド)、高橋由美子(リンダ)

オフィシャル・サイトより、紹介文を引用する。

「EVIL DEAD THE MUSICAL」は、“恐怖は度を越えると思わず笑ってしまう”という人間心理を活かし、ミュージカルではコメディとして若き作家ジョージ・レインブラットが脚本・楽曲を書き下ろしました。
2003年にカナダの小さなバー「トランザック・クラブ」で幕を開けたこの作品は、恐怖を笑いに昇華させるという内容が功を奏し、往年の映画ファンからミュージカルファンなど幅広い観客の心を掴み、公演は大ヒットしました。
2006年にはアメリカのオフ・ブロードウェイで4ヶ月に渡るロングラン公演を行いニューヨーク・タイムズやエンターテインメント・ウィークリーといった一流新聞・雑誌の批評家たちが大絶賛。
そして2008年には海を渡り、韓国版としてリメイクされ8ヶ月間のロングラン公演を行いました。
このミュージカルが、「EVIL DEAD THE MUSICAL〜死霊のはらわた〜」としていよいよ日本に初上陸します。

サム・ライミとブルース・キャンベルを愛するわたし達にとって、「死霊のはらわた」とアッシュには並々ならない愛着を感じてしまう。

機会があれば是非サンシャイン劇場へ!

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2009/06/18

追悼:栗本薫/作家・評論家

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2009年5月26日 作家・評論家:栗本薫さんが亡くなりました。
つつしんでご冥福をお祈りします。

いまさら感が否定できませんが・・・・。

画像は新潮社「ダーク・タワーIII/荒地(下)」のページより引用。

わたし個人としては栗本薫の作品に対しほとんど思い入れはないのだが、こんな追悼文を発見したので紹介する。

追悼・栗本薫の馬鹿が死んだ

例えば、少年時代に好きだった作家が、もちろん人間としては生きているのだが、作家としては実はもう死んでいた、と言う考え方は充分に理解できるし、非常に悲しく、寂しい話だと思う。

特に、、風呂敷を広げ過ぎてしまい作品としての収集がつかないまま、他の作品をはじめ、またもやその作品自体もが収集つかなくなってしまう、と言うような事を繰り返してしまうような作家とその作品群を愛してしまった場合、その感慨はひとしおであろう。

個人的な経験から言うと、わたしにとって平井和正にそんな印象を受けてしまう。
方向は異なるが江口寿志とかも・・・・。

また、スティーヴン・キングの「ダーク・タワー」シリーズについても、一時は本当に完成するのかどうか疑問視する声が多かっただけに、不謹慎な話ではあるが、人事ではない気がした。

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2009/06/17

"Stephen King's The Dark Tower: The Complete Concordance"

Stephen King's The Dark Tower: The Complete Concordance 余談ですが、こんな本の限定本出ますよ。

"Stephen King's The Dark Tower: The Complete Concordance"

多分、内容は2008年に出た版と同じだと思いますが、サイン本とかの限定版が複数出るようです。

内容で興味深いのは、次の通りでしょうか。
• Characters and Genealogies
• Mid-World and Our World Places
• High Speech, Low Speech, and Mid-World Argot
• Political and Cultural References
• The History of Roland's Ka-tet
• Portals and Magical Places
• Mid-World Miscellany
• The Dark Tower and the Quest
• Magical Objects and Forces
• Mid-World and Our World Places
• Mid-, End-, and Our World Maps
• Timeline for the Dark Tower Series
• Mid-World Dialects
• Mid-World Rhymes, Songs, and Prayers
• Political and Cultural References
• References to Stephen King's Other Work

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2009/06/16

石川県に雨期きたる!?

Osk200906100076 石川県内で、空からオタマジャクシが大量に降ったとみられるような現象が相次いでいる。

画像は、asahi.comより引用。なお、引用元のニュースは、「今度は住宅街に小魚 オタマジャクシ騒動の石川」

報道されている内容をまとめてみる。

6月  4日 オタマジャクシ 約100匹 石川県七尾市
6月  6日 オタマジャクシ 約40匹 石川県白山市
6月  8日 オタマジャクシ 6匹   石川県七尾市
6月  9日 フナの稚魚   14匹   石川県中能登町
6月11日 オタマジャクシ 約70匹 石川県輪島市
6月11日 オタマジャクシ 約70匹 石川県七尾市

原因は、鳥が吐き出したのではないか、とか、竜巻やつむじ風のような現象ではないか、単なるいたずらではないか、と物議をかもしている。

キング的には空から何かが降ってくる、と言えば「キャリー」の石の雨が有名だが、どちらかと言うと「雨期きたる」(「いかしたバンドのいる街で」に収録)に近いかと・・・・。

また、映画「マグノリア」(1999)やその影響下にあると思われる「SURVIVE STYLE5+」(2004)あたりを合わせて考察すると面白いと思う。

特に「マグノリア」の冒頭、怪現象の解説をするあたりを見ていただきたいと思う。

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2009/06/15

豪華俳優陣による"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブックリリース決定か!?

"Nightmares & Dreamscapes"のオーディオ・ブックがなんとも無駄に豪華な俳優陣によって朗読される話は2008年12月のエントリー「キング作品をあの俳優が朗読!?」でお伝えしたが、どうやらこれ、映画「ドランのキャデラック」とのタイアップのつもりだったらしい。

当初は2009年2月にリリースされる予定だったが、どうやら2009年6月30日に本当に出るらしい。

因みに今回の"Nightmares & Dreamscapes"オーディオ・ブック版は、当初はVol.1、Vol.2の二分冊の予定だったようなのだが、結局は豪華絢爛デラックスな三分冊になった模様。

余談だけど、Vol.3はどうやらボーナス・トラックのような取り扱いのようですね。

1 "Nightmares & Dreamscapes Vol.1"
「ドランのキャデラック」

ロブ・ロウ

「幼子よ、われに来たれ」

ウーピー・ゴールドバーグ

「クラウチ・エンド」

ティム・カリー

「雨期きたる」

イヤードリー・スミス

2 "Nightmares & Dreamscapes Vol.2"
「チャタリー・ティース」

キャシー・ベイツ

「かわいい子馬」

ジェリー・ガルシア

「スニーカー」

デヴィッド・クローネンバーグ

「献辞」

リンゼイ・クローズ

3 "Nightmares & Dreamscapes Vol.3"
「メイプル・ストリートの家」

タビサ・キング

「アムニー最後の事件」
ロバート・B・パーカー
「ヘッド・ダウン」

スティーヴン・キング

「ブルックリンの八月」
スティーヴン・ジェイ・グールド

クローネンバーグは一部俳優としても活動しているので、まあわかるが、なんとロバート・B・パーカーが登場するとは・・・・。
こりゃビックリですわ。

因みに、「パンダの親指」「ニワトリの歯」等でも知られるスティーヴン・ジェイ・グールド(古生物学者、進化生物学者、科学史家)は自他ともに認める超ベースボールファンで、ベースボールに関するエッセイも書いている。

グールドに関する余談だが、最新作のタイトルは"I Have Landed"

ここは勿論笑うところです。
ジョークのネタを説明するのも野暮ですが、このタイトルの元ネタは勿論"The Eagle Has Landed"だと思われます。

言うまでもありませんが、これはジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」の原題ですね。

また、この"The Eagle Has Landed"という文章は、アポロ11号の月着陸船イーグル号が月面に着陸した際に、月から地球に送られた文章と同じ。

と言うことから、もしかするとグールドの新刊は、「人類は舞い降りた」的な意味かも知れませんね。

因みに国分寺書店のおばばは"The Eagle Has Landed"「鷲は土地を所有した」と翻訳してヒギンズの原書を売っていた模様。

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2009/06/14

キングの短編掲載の米「エスクァイア」Amazon.co.jpで予約販売開始!

米「エスクァィア」2009年7月号 スティーヴン・キングの最新短編小説"Morality"が掲載されている米雑誌「エスクァイア」だが、Amazon.co.jpでの予約販売が始まった。

なんと価格は1,050円!!
国内での販売なのになんて安価なんでしょうか。
多分、普通の洋書取次店経由だと2,600〜2,800円位するんじゃないでしょうか。

これはおそらく、洋販(日本洋書販売)の倒産の影響でしょうかね。

因みに洋雑誌には、表紙の左下にバーコード欄があるんですが、先日のエントリー(新作短編「Morality」が米雑誌「エスクァイア」に掲載)で紹介した画像は、バーコード欄だけのもので、バーコード欄内には何も印刷されていない画像だったんですが、今回の画像は、バーコード欄もない画像です。

だから、どうだ、ということはないのですが・・・・。
まあ、それだけの話です。

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2009/06/13

キャンプで観たいホラー映画トップ10

2009/06/10にallcinemaonlineが伝えるところによると、米ホラー専門サイト“Bloody Disgusting”「キャンプで観たいホラー映画トップ10」が発表された模様。

米ホラー専門サイトおすすめ キャンプで観たいホラー映画トップ10

気になる順位は次の通り。

1位 「死霊のはらわた」
2位 「バーニング」
3位 「13日の金曜日」 
4位 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」
5位 「マッドマン・マーズ」
6位 「アメリカン・ゴシック」
7位 「サマーキャンプ・インフェルノ」
8位 「グリズリー」 
9位 「The Ruins」(原題)
10位 「キャビン・フィーバー」

キング関連作品は含まれておらず、しかも「キャンプで観たい」と言うこともあり、山や森が舞台になっている作品が多い。

こんな映画を観た後に当然のごとく、肝試しをしてしまうのだろうが、その森には・・・・。

スコット・スミス原作の「The Ruins」だが、公開もDVD化も予定がないようなのだが、わたし達はいつになったら観られるのだろうか。

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2009/06/08

訃報:永井淳/翻訳家

2009/06/04 翻訳家の永井淳さんが亡くなりました。
つつしんでご冥福をお祈りします。

翻訳家の永井淳さん死去
(asahi.com)
記録のため、全文を引用する。

永井 淳さん(ながい・じゅん=翻訳家、本名須藤隆〈すどう・たかし〉)が4日、間質性肺炎で死去、74歳。通夜は9日午後6時、葬儀は10日午前10時30分から、さいたま市北区大成町4の881のサイカンホールプリエ宮原で。喪主は妻淑子(よしこ)さん。

ジェフリー・アーチャー「ケインとアベル」やスティーブン・キング「キャリー」など、小説を始め翻訳多数。

翻訳家永井淳は、わたし達読書好き、特に翻訳もの好きが、彼の翻訳を避けて通れないほど多くの作品を翻訳している。

スティーヴン・キングはさて置き、特に世界的な大ベストセラー作家であるアーサー・ヘイリーやジェフリー・アーチャーと言う二大巨匠の多くの作品を翻訳していることもあり、永井淳の翻訳に触れたことがない読書好きはほとんどいないのではないか、と思える。

わたし達は、永井淳をはじめとした数多くの翻訳家の努力のおかけで海外の文学に触れる事ができるのである。

わたしは、多分「ケインとアベル」のテレビ・ミニ・シリーズを見て以降ジェフリー・アーチャーの溺れ、アーサー・ヘイリーは多分映画「大空港」(1970)の原作者として名前を知り、「ホテル」とか「自動車」とか、端的な名詞タイトル時代から読み続けている。

つまり、わたしの小学生~中学生~高校生時代の本棚を飾った多くの作品を訳してくれていた永井淳が亡くなってしまった、と言うことである。

良い訳もあれば、当然悪い訳もあるだろう。
永井淳の訃報に接し、いわば小・中学生時代から、良いところも悪いところも知り尽くした大切な友人を失ったように悲しい思いがする。

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2009/06/05

イーライ・ロス、映画「セル」の製作から撤退か!?

イーライ・ロス イズ ア バスタード 2009/05/20 クエンティン・タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」が第62回カンヌ国際映画祭で上映されたが、同作に俳優として出演しているイーライ・ロスがカンヌで、スティーヴン・キング原作の「セル」の映画化プロジェクトから離れた事を明言した模様。

Eli Roth Returns to Cannes as ... an Actor
By Eric Kohn

記録のため全文を引用する。

The "Hostel" torture-porn director on his role as a Nazi alongside Brad Pitt in Tarantino's "Basterds."

It's just a feeling."

In 2007, he was attached to direct an adaptation of Stephen King's epic zombie thriller "Cell," but later dropped out. "I walked away from it," he says. "I love Stephen King and I love the book, but I want to write my own stories."

Meanwhile, his work has had reverberations elsewhere. Lionsgate hired indie horror director Ti West to direct a sequel to "Cabin Fever" several years ago, but the company felt that West's comic take on the material didn't work, and it remains unreleased.

5 Asked if he tried to help the sequel reach fruition, Roth pleads innocent.

"That's a project I'm not involved with," he says. "I love Ti West, and I can't
wait to see it. I'm sure it's great, but it's not my business. I'm making my own movies."

個人的には、イーライ・ロスに期待していたのですが残念です。
映画「セル」はどうなってしまうのでしょうか。


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2009/06/04

6月19日「IMAXデジタルシアター」国内初オープン!

109CINEMAS IMAX特設ページ

なんと、2009年6月19日、日本国内に「IMAX(アイマックス)デジタルシアター」がオープンする模様。

109CINEMAS IMAX特設ページ

通常の映画フィルムは35mmフィルムを縦に使用(35mm 4パーフォレーション)しているのだが、IMAXフォーマットでは、70mmフィルムを横に使用(70mm 15パーフォレーション)し、実質105mmフィルムとして使用(105mm×70mm)しているため、映像クオリティが通常の映画の比ではないのだ。

以前東京には、新宿タカシマヤタイムズスクエアに「東京アイマックス・シアター」と言うアイマックスシアターがあったのだが2002年2月に惜しくも閉館、現在は同じ劇場で「テアトルタイムズスクエア」と言う通常の劇場として営業している。

また、品川プリンスホテルに「メルシャン品川アイマックスシアター」と言うアイマックスシアターがあったが、2007年3月に惜しくも閉館してしまった。

で、今回アイマックスデジタルシアターがオープンする、と言うことなのだ。

ところで、何故「スティーヴン・キング研究序説ココログ分室」がアイマックスについてのエントリーを紹介しているか、と言うと、なんとキングの「サン・ドッグ」を以前アイマックスで映画化とようと言う企画があったのだ。

「サン・ドッグ」の最初のシャッターのスローモーションを是非アイマックスで見たいものである。

アイマックスフォーマット作品
ここしばらくのアイマックスフォーマットで制作された作品は次の通り。

「トランスフォーマー/リベンジ」
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
「スター・トレック」
「ダークナイト」

余談だけど、「ダークナイト」のブルーレイ版には、アイマックス・カメラで撮影されたシークエンスがアイマックスのクオリティで収録されています。

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2009/06/03

「ファニー・ゲーム U.S.A.」国内版DVDリリース決定

スティーヴン・キング絶賛の映画「ファニー・ゲーム U.S.A」の国内版DVDのリリースが決定した。

「ファニー・ゲーム U.S.A.」
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
出演:ナオミ・ワッツ(アン)、ティム・ロス(ジョージ)、マイケル・ピット(ポール)、ブラディ・コーベット(ピーター)、デヴォン・ギアハート(ジョージ)

ある夏の日。ヨットを牽引した4WDがハイウェイを軽快に走っていく。ハンドルを握る夫のジョージ・ファーバー、助手席には美しい妻アン、後部座席には息子のジョージが座っている。一家はその日から数週間、湖の別荘で過ごす予定を立てていた。

車が湖の別荘地に到着、アンは台所で夕食の準備を始めると、玄関先に1人の青年、ピーターが訪れる。彼は、隣家の遣いで、卵を分けてほしいと頼みに来たのだ。丁重な態度の彼にアンは快く卵を渡すが、玄関でピーターが卵を床に落とし、すべて割ってしまった。ピーターは低姿勢ながらも図々しく、卵をもう一度くれないか、と言い出すが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

スティーヴン・キングとウィリアム・フリードキンが絶賛

2008年スティーブン・キングが選ぶベストテンに!
1.「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督)
2.「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)
3.「ウォーリー」(アンドリュー・スタントン監督)
4.「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(ベン・スティラー監督)
5.「ファニーゲームU.S.A.」(ミヒャエル・ハネケ監督)
6.「バンク・ジョブ」(ロジャー・ドナルドソン監督)
7.「Lakeview Terrace」(ニール・ラブーテ監督)
8.「The Ruins」(カーター・スミス監督)
9.「Red Belt」(デビッド・マメット監督)
10.「デス・レース」(ポール・W・S・アンダーソン監督)

因みにわたし、「ファニー・ゲーム U.S.A.」(2007)を見ていない。
オリジナルの「ファニー・ゲーム」(1997)も見ていない。

と言うのも「ファニー・ゲーム」「ファニー・ゲーム U.S.A.」、わたしにとって生理的に厳しいと思うから。

多分、見て見られないことはないと思うのだが、生理的にきついのではないか、と思えてならないのだ。
因みに最近の作品ではイーライ・ロスの「ホステル」(2005)も生理的にきついと思うので見ていない。「ギニーピッグ」(1985)もね。

因みに個人的に一番きつかったのは「海と毒薬」(1986)だったりする。

ホラーもスプラッタも全然大丈夫なのだが、ダメな映画はダメなのだ。

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2009/06/02

新作短編「Morality」が米雑誌「エスクァイア」に掲載

米「エスクァイア」2009年7月号 スティーヴン・キングの最新短編「Morality」が米雑誌「エスクァイア」に掲載された模様。

「Morality」

Chad, an aspiring writer who is teaching school until he lands a publishing contract, and his wife, Nora, who is working as a home nurse for a retired minister, are like most people these days struggling financially.  Nora is approached by her employer with a proposition that could make their dream of a home in Vermont a reality.  But will it be worth the moral consequences?

「007かよ!」

余談だけど、拍子の女性は、世界的に著名なファッション・モデルのBar Refaeli(バー・ラファエリ)。

バー・ラファエリ 「エスクァイア」2009年7月号のバー・ラファエリの、007と言うか芳一と言うか的な写真は、画像処理かと思ったら、本当に描(書)いているようですね。

バー・ラファエリ 因みに、非常に残念なことだけど「エスクァイア日本版」は、2009年5月23日発売号を持って休刊してしまっている。

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2009/06/01

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