« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月の19件の投稿

2009/09/30

"Please Don't Leave Me"/ピンク

1 キング堂ブログ支店で紹介されている、P!NK(ピンク)"Please Don't Leave Me"(「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」)のプロモーション・ビデオが非常に興味深い。

"Please Don't Leave Me"YouTube

是非見てみて下さい。

PinkのPVがミザリーでシャニングな件キング堂ブログ支店

余談ですけど、キング堂ブログ支店では現在「悪霊の島日記」を連載中です。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/29

"key"をめぐる冒険(「夕暮れをすぎて」と「悪霊の島」)

みなさん、いかがでしょうか、「夕暮れをすぎて」「悪霊の島」はゲットしましたか?

今日は「悪霊の島」の原題"Duma key"の"key"に関する余談。

スティーヴン・キングの長編"Duma key"が出版される話を聞いて思ったのは"Duma key"って一体全体何のことかな、と言うこと。

そうこうしている内に、"Duma key"はどうやら地名のことだとわかってくるのだが、その時点でも"key"って何の事やら、見当がつかなかった。

で、「夕暮れをすぎて」が出版され、同書に収録されている「ジンジャーブレッド・ガール」(池田真紀子訳)にヴァーミリオン・キーと言う島が登場してくるのを読んで、「キー」って、もしかしたら「キー・ラーゴ」とか「キーウェスト」の「キー」かよ、とわたしの灰色の脳細胞と記憶倉庫がコネクトする訳である。

ついでなので、"key"を調べてみると、"key"には、「砂州」とか「珊瑚礁」の意味があると言う事を知るわたしでした。

ついでに考えてみるとキングの作品には、本土と物理的に途絶する島や半島を舞台にした作品が結構多いことに思いいたったりする訳です。

因みに、「ジンジャーブレッド・ガール」に登場するヴァーミリオン・キーのヴァーミリオン("vermilion")とは朱色のことなんですけど、色繋がりで考えるとクリムゾン・キングのクリムゾン("crimson")は深紅のことですね。

| | | コメント (3) | トラックバック (0)

2009/09/28

「Under the Dome」の邦題は・・・・?

2009年9月に文藝春秋社から出版された「悪霊の島(下)」の白石朗氏の訳者あとがきに2009年11月に北米で出版される「Under the Dome」の邦題に触れる部分がある。

該当部分を引用する。

六十歳を越えたキングですが、その創作意欲はますます高まっているようです。二〇〇九年十一月には、かねてからファンのあいだで待たされていた新作「ドームのもとで」Under the Domeが発売になります。

どうやら「Under the Dome」「ドームのもとで」と言う邦題で翻訳される、と思われる。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/26

「クジョー」25周年記念BD発売決定!

「クジョー」25周年記念BD(北米版) 2009/11/24 映画「クジョー」の25周年記念BD(北米版)がリリースされる模様。
内容は、2007年にリリースされた25周年記念DVDと同様と思われる。

「クジョー」
監督:ルイス・ティーグ
原作:スティーヴン・キング 「クージョ」(新潮文庫)
撮影:ヤン・デ・ボン
出演:ディー・ウォーレス、ダニー・ピンタウロ、エド・ローター、ダニエル・ヒュー=ケリー、クリストファー・ストーン

特典:ルイス・ティーグのオーディオ・コメンタリー、メイキング映像"Dog Days: The Making Of Cujo"

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/25

スティーヴン・キングの魅力とは?ホラーが不朽の名作になる理由

2009/09/25シネマトゥディにキングに関する記事が掲載された。
おそらく、WOWOWで放映される「スティーヴン・キング オールナイト」とのタイアップ記事だと思われる。

スティーヴン・キングの魅力とは?ホラーが不朽の名作になる理由

記録のため、全文を引用する。

 [シネマトゥデイ映画ニュース] デビュー小説「キャリー」以来、長短編を問わず次々と作品が映像化され続けるモダンホラー小説界の旗手スティーヴ ン・キングの魅力に迫ってみた。昨年公開された「1408号室」「ミスト」などホラージャンルだけにとどまらず、ヒューマニズム作品も高い評価を受け、映画「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」などは映画ファンの心に不朽の名作として刻まれている。なぜ人々は彼の作品に惹(ひ)かれるのか?
 作家自身、よく書きよく読むと自著でつづっているように、キングの読書量及び、執筆量は並大抵のものではなく、デビュー当時業界に風潮としてあった1年に1冊出版との縛りに我慢ならず、リチャード・バックマンというペンネームを使い、多くの小説を生み出してきたほど。その積み重ねられた深い知識 と、持って生まれた才能から湧き出たストーリーはまさに奇想天外。「意思を持ったトラックが人を襲う」「悪意を持った部屋が人を殺す」「未知なる生物が出現し、人類を脅かす」など一見プロットを聞くとあまりにも子どもじみた印象を受けるが、キングの手に掛かれば、極上の恐怖に様変わりするのだ。
 その最たる要因は緻密な描写にあるといえるだろう。主人公はもちろんのこと、脇役から物体に至るまで多くのエピソードの連なりで、どんな性格また は存在なのかが手に取るようにわかってしまう。時にはそのエピソードが原因で、本筋から脱線してしまう場合もなきにしもあらずなのだが、緻密な描写がストーリーにリアリティを与え、知らぬ間に読者をあり得ないホラーな世界に引きずりこんでいくのだ。それがヒューマニズム作品ならば、より一層説得力を持っ た人間ドラマが展開していく。緻密さに裏打ちされたストーリーテリングが、キング最大の魅力なのだ。
 そんなキング原作小説の中で、人間ドラマと恐怖が絶妙にブレンドされたのが中篇小説「霧」だ。謎の霧が発生したことでスーパーにろう城せざるを得 なくなった住人たちと、その濃霧の中から出現する未知なる生物による恐怖を描いた一編は「ミスト」として実写化された。これまでに映画「スティーブン・キ ングのナイトシフト・コレクション」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」で公私共にキングと友人関係を築いている脚本家兼監督のフランク・ダラボ ンがメガフォンを取り、スーパーに立てこもる人間たちの中に渦巻く対立と、外部から襲い掛かる恐怖を、原作の質を損なうことなく映像化することに成功し た。また公開当時話題となったダラボンによるオリジナルの衝撃的エンディングはキング自身も大のお気に入りだという。
 今後も長編小説「IT」の映画化や、映画「チルドレン・オブ・ザ・コーン」のリメイク、キング版「ロード・オブ・ザ・リング」ともいえる「ダーク タワー」シリーズの映像化プロジェクトなど数多くの企画がうわさされるキング。これからも世界中を恐怖と感動で包んでくれるのは間違いないだろう。
「ミスト」は9月25日よる11:00よりWOWOWにて放送

とのこと。
余談だけど、今回放映される「トラックス」は結構面白いよ。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/24

WOWOW「スティーヴン・キング オールナイト」

2 2009/09/25 WOWOW「モダン・ホラーの帝王 スティーヴン・キング オールナイト」と題する企画放映が行われる。

気になる放映作品と放映時刻は次の通り。

「1408号室」9月25日(金)21:10〜
「ミスト」9月25日(金)23:00〜
「トラックス」9月25日(金)深夜1:10〜
「黙秘」9月25日(金)深夜3:05〜

興味深いのは、テレビムービー「トラックス」ですな。

WOWOWのサイトで公開されている、それぞれの作品に関するキングのコメントが興味深いので紹介する。

「1408号室」
この映画のベースになった原作は短編小説「1408号室」なんだ。もともと正式な作品として執筆したわけじゃなくて、僕によるエッセイ「小説作法」の中 で、読者に小説の書き方の一例として冒頭部分のみを書いたもの。でもそれが自分的によく書けたと思って、とうとう短編小説として発表しちゃったんだよね!

「ミスト」
脚本・監督を務めたフランク・ダラボンは、彼が20歳のときからの知り合いで、これで4度目のタッグになるのかな? 映画公開当時に衝撃の結末って謳われ たラストは、実は映画オリジナル。賛否両論だったけれど、僕としては素晴らしいラストだと思うし、小説執筆当時に思いついていたら、この映画のラストと同 じものを書いただろうね!

「トラックス」
これは僕の短編小説「トラック」の2度目の映像化となるテレビ用映画なんだ。1回目の映像化は、何と僕自身が監督デビューを飾った映画「地獄のデビル・ト ラック」。公開当時はチープとか言われたけど、今じゃおバカ映画として愛されているみたいだね。ちなみに本作もそのチープさが生きていて、B級好きにはた まらない作品になっているよ。

「黙秘」
僕原作の映画「ミザリー」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したキャシー・ベイツを知っているかい? 彼女を観て、まさに僕が紙の上に生み出した人物そのま まだと驚いたものさ! だから「黙秘」の原作である「ドロレス・クレイボーン」は、彼女を意識して書いたものなんだ。もちろん、映画ではキャシーがキャス ティングされたんだ!

| | | コメント (1) | トラックバック (1)

2009/09/23

「ミザリー」国内版BD発売決定!

Miserybd スティーヴン・キング原作の映画「ミザリー」の国内版BDが2009/11/27に発売される模様。
発売元は20世紀フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン株式会社

「ミザリー」(1990)
監督:ロブ・ライナー
製作:アンドリュー・シェインマン、ロブ・ライナー
原作:スティーヴン・キング
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
撮影:バリー・ソネンフェルド
音楽:マーク・シェイマン
出演:ジェームズ・カーン(ポール・シェルダン)、キャシー・ベイツ(アニー・ウィルクス)、ローレン・バコール(マルシア・シェルダン)、リチャード・ファーンズワース(バスター保安官)、フランシス・スターンハーゲン(ヴァージニア)

内容紹介
ついにブルーレイディスクで登場!
スティーブン・キング原作、豪華映像特典で贈る、
サイコ・スリラーの傑作!

<キャスト&スタッフ>
アニー・ウィルクス…キャシー・ベイツ(藤田弓子)
ポール・シェルダン…ジェームズ・カーン(有川 博)
マーシャ…ローレン・バコール(来宮良子)

監督・製作:ロブ・ライナー
製作:アンドリュー・シェイマン
原作:スティーブン・キング
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
撮影:バリー・ソネンフェルド

●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:入江敦子

<ストーリー>
「ミザリー」シリーズで有名な人気作家ポールは雪道で事故に遭い、瀕死の状態を元看護婦のアニーに救われる。
ポールの小説の熱狂的愛読者だった彼女は、彼を手厚く介護する。
だが、新作「ミザリーの娘」でヒロインが死んだことを知り逆上した彼女はポールに心理的・肉体的拷問を加え始める……。

<ポイント>
★1080p HDの超高画質ハイビジョン映像
★ピュアなデジタルサウンドを体現するロスレス・オーディオ
★本編を観ながら操作ができるポップアップ・メニュー
◆1990年度アカデミー賞主演女優賞受賞
●スティーブン・キング原作。「キャリー」「シャイニング」「黙秘」など大ヒットを生むキングの代表作!
たたみかけるような展開、迫りくる恐怖にあなたはどこまで耐えられるか!?
●キャシー・ベイツがアカデミー賞主演女優賞を獲得!
優しい看護婦から狂気の淵に落ちてゆくサイコキラーを渾身の演技で魅せる!

残念ながら、特典映像は収録されない模様。

因みに、「ミザリー(特別編)」のDVDに収録されている特典映像は次の通り。

<特典>
●音声解説(監督ロブ・ライナー)
●音声解説(脚本ウィリアム・ゴールドマン)
●メイキング・オブ・「ミザリー」
●マーク・シェイマン インタビュー:「ミザリーの曲作り」
●フォト・ギャラリー
●オリジナル劇場予告編
●ティーザー予告編

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/22

北村龍平監督、スティーヴン・キング短編を映画化!!

2009/09/22にniftyニュースが伝えるところによると、北村龍平がスティーヴン・キングの「自宅出産」の映画化の監督に抜擢された模様。

北村龍平監督、スティーヴン・キング短編を映画化!!

記録のため、全文を引用する。

ハリウッドを拠点に活躍する北村龍平監督が、スティーヴン・キングの短編小説の映画化の監督に抜擢された。

ハリウッド進出第一弾となる、ホラー界の巨匠、クライヴ・バーカーの傑作短編を映画化した「ミッドナイト・ミート・トレイン」の日本公開が待たれる北村監督だが、アワー・シング・プロダクションズが権利を獲得した、スティーヴン・キングの短編「自宅出産」「いかしたバンドのいる街で」収蔵)の映画化で 監督を務めることになった。

「自宅出産」は、ゾンビで溢れ返った世界で、孤島に住む妊婦の主人公が死の世界から蘇った主人と対峙する、というスリリングなゾンビ作品。このプロジェクトは、現在企画開発の初期段階にあるという。

これ以外にも、北村監督のハリウッドでの新作は続々と決まっている。TopCowComicsの人気コミックを映画化するSFアクション大作 「Magdalena」、ヴィクター・ギシュラーのハードボイルドなアクション・ミステリー小説をベースにした「GunMonkeys」、戦慄のボディ・ ホラー「Teratoma」、さらに「VERSUS」のハリウッド版も制作進行中。これ以外にも数々のプロジェクトを抱えており、多忙を極める北村監督。 今後の快進撃に注目したい。(小林真里)

とのこと。

北村龍平については個人的にはあまり評価はしていないが、良くも悪くも自分の世界観を構築することは出来ていると思う。

「自宅出産」は北村龍平が撮りたがる題材ではないと思うのだが、ハリウッドシステムに飲み込まれて、個性が削がれそつない作品に落ち着くのではないか、とも思ってしまう。

北村テイストが突出した場合、カルトムービー化する可能性もあるかも。
タランティーノあたりが絶賛したりして・・・・。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/20

オーバールックホテルのカーペットが!?

「シャイニング」オーバールックホテル柄玄関マット なんと、かのオーバールックホテルのカーペットと同じ柄の玄関マットがYahoo!オークションに出品されている。

GGDSOT  シャイニング オーバールックホテル柄玄関マット

GGDSOT シャイニング オーバールックホテル柄玄関マット

個人的には是非欲しいと思いますが、ちと高いですな。

ここで言うオーバールックホテルとはスタンリー・キューブリックの「シャイニング」に登場するオーバールックホテルのこと。

「シャイニング」ダニーと三輪車 因みにこのデザインは原作であるスティーヴン・キングの「シャイニング」に登場するスズメバチのシークエンスのかわりに、映画ではハニカム(Honeycomb)を元にデザインされたものだと推測されます。

余談だけどキューブリック版「シャイニング」に関するこんなアーティスティックな商品もありますよ。

ジャック・トランスの小説発売か!?

こんな素敵なスケートボードが!

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/17

「悪霊の島」立ち読みできます!

「悪霊の島(上・下)」表紙 文藝春秋社より2009年9月に出版されるスティーヴン・キングの長編「悪霊の島(上・下)」の冒頭の一部が文藝春秋のサイトで立ち読みが可能になっている。

「悪霊の島(上)」

「悪霊の島(下)」

画像は「悪霊の島(上・下)」のちよっと大きめの画像。

因みに、帯には、次のように書かれている。

「悪霊の島(上)」表紙
《恐怖の帝王》、堂々の帰還。
孤島にひとり住む男に静かに迫る忌まわしいもの。
キングが本領を発揮する圧倒的恐怖小説。

「悪霊の島(下)」表紙
溺れ死んだ双子。闇に沈む船。
これぞモダン・ホラー!これぞスティーヴン・キング!
帝王完全復活を高らかに告げる最新長編。

「悪霊の島(上・下)」裏表紙 ついでに「悪霊の島(上・下)」の裏表紙はこんな感じのようです。

因みに帯には次のように書かれています。

「悪霊の島(上)」裏表紙
スティーヴン・キングの最新小説をお届けします。技巧のかぎりを尽くして夫婦の愛を描いた「リーシーの物語」につづく本書は、ここ十年書かれなかった真っ向勝負のモダン・ホラー作品です。「呪われた町」「シャイニング」「クリスティーン」「ペット・セマタリー」を思わせて、忌まわしきもののもたらす恐怖と、その克服とが、キングだけが持つ強靭な筆力で描かれています。静かな序盤、不穏の空気が濃縮される中盤、そして恐怖が爆発する後半-----圧倒的という言葉以外に、この迫力を表現する言葉は見当たりません、深い悲しみが心をえぐるラストまで、どうぞ一気にお読みください。

「悪霊の島(下)」裏表紙
短篇でもキングは名手なのだ-----
「夕暮れをすぎて」
いまは亡き人々へ捧げる静かな鎮魂の祈り、逃げ場のない危機にさらされた平凡な人間の勇気・・・・・・昼と夜の狭間にある不思議な時間にふさわしい7つの物語。
巨匠、6年ぶりの最新短篇集

全くの余談ですが、「悪霊の島(上)」の帯の惹句の『《恐怖の帝王》、堂々の帰還。』は、どう考えてもトールキンの「王の帰還("The Return of the King")」を意識してますね。

| | | コメント (0) | トラックバック (1)

2009/09/09

「キングのTAB譜コレクション」!?

Yahoo!オークションに興味深い商品が出品されている。

「King's Tab Collection #5 Steven King スティーブン・キング」

スティーブン・キングがオリジナルのギターTAB譜を出版している、と言うことである。

TAB譜って何?
と言う方はこちらへ。

残念ながら、Steven Kingだけどね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/08

「クリープショー」北米版BD発売!

Creepshowbd 2009/09/08に映画「クリープショー」の北米版BDが発売される模様。

以前、「クリープショー」のUK版DVDのスペシャル・エディションのお話(「クリープショー」イギリス版DVD発売情報)をしたが、今回の北米版BDは、残念ながら特典映像は劇場予告編のみのようである。

UK版スペシャル・エディションの国内版の発売を期待したい。

因みに、「クリープショー」の国内版DVDは現在廃盤扱いである。

余談だけど、再販版の「クリープショー」(コミック・ブック)のAmazon.co.jpでの価格が結構下がっている。
もしかしたら、買い時かも。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/07

「悪霊の島」の表紙は!

「悪霊の島(上・下)」 2009年9月に文藝春秋社から刊行されるスティーヴン・キングの長編「悪霊の島(上・下)」の表紙画像をお伝えします。

「悪霊の島(上)」
「悪霊の島(下)」
恐怖の帝王が本領を発揮、圧倒的恐怖の大作!

孤島に暮らす男を襲う怪異。友人たちを見舞う怪死。この島には何かがいるのだ! 悪しきものの棲む廃墟の館に隠された秘密とは?

著者:スティーヴン・キング
訳者:白石朗
装画:藤田新策
出版社:文藝春秋
発売日:2009年9月26日
初版発行日:2009年9月30日
定価:各2,100円(税込)

内容:事故で片腕を失った「わたし」は、仕事を引退、フロリダの小さな島に移り住む。波と貝殻の囁きを聴きながら静かに暮らす「わたし」 だったが、徐々に島に潜 むこの世ならぬものの影が……。やがて牙を剥く悪しきものの底なしの悪意。それは「わたし」の愛する者たちを容赦なく斃(たお)してゆく――。「シャイニ ング」「呪われた町」の恐怖ふたたび! 真綿で首を絞めるような恐怖と容赦ない怪異に、円熟の筆による感動が加わった、恐怖の帝王の会心作。月光照らす 海岸での最後の対決は悲しく切なく、涙なくしては読めない名場面です。

藤田新策氏は、みなさんご承知のように「ペット・セマタリー」(1989)以来、スティーヴン・キング作品の大多数の装画を手掛けるイラストレーターです。
詳細はこちらをご参照願います。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/06

文藝春秋9月の新刊プレゼントのお知らせ

余談だけど、スティーヴン・キングの「悪霊の島(上・下)」文藝春秋社から9月の新刊として発売されるが、文藝春秋社では、毎月新刊(単行本・文庫)のプレゼントが行われている。

9月の新刊の「悪霊の島(上・下)」も当然ながらプレゼントの対象作品になっているので、挑戦してはいかがだろうか。(「夕暮れをすぎて」も対象になっている。)

文藝春秋「新刊ニュース 単行本プレゼント(9月)応募」フォーム 応募締切 9月7日
文藝春秋「新刊ニュース 文春文庫プレゼント(9月)応募」フォーム 応募締切 9月8日

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/09/05

米ディズニー、マーベル・エンターテインメント買収へ

2009/08/31にロイターが伝えるところによると、米ディズニーがマーベル・エンタテインメントを買収する模様。

記録のため、全文を引用する。

米ディズニー、マーベル・エンターテインメント買収へ

 [ニューヨーク 31日 ロイター] 米娯楽大手ウォルト・ディズニーは31日、「スパイダーマン」などのキャラクターの権利を持つ米マーベル・エンターテインメント(を40億ドルで買収すると発表した。
 今回の買収は、今年に入ってメディアの案件としては最大規模。買収によりディズニーはマーベルが保有する5000近くのキャラクターの使用が可能になる。
 ディズニーはマーベル株主に対し、1株当たり現金30ドルとディズニー株0.745株を支払う。これは、マーベル株の28日終値(38.65ドル)に29%上乗せした水準。両社の理事会は買収案を承認済み。
 買収発表を受けディズニー株は2.98%安となった。一方、マーベルは25.15%高で引けた。
 ディズニーによると、買収は年内に完了する見通し。

と言うことで、スティーヴン・キング的には、ローランドやエディ、スザンナやジェイクそして勿論オイやキング本人が世界中のディズニーランドを闊歩する姿を想像してしまう訳だ。

出来ることなら、シャーディック降臨希望だけどね。

一応解説しておくと、マーベル社から「ダーク・タワー」シリーズと「ザ・スタンド」のコミック・ブック版が出版されている。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/04

「新潮文庫の100冊2009」をめぐる冒険

「新潮文庫の100冊2009」 日本の夏、と言えば「新潮文庫の100冊」である。

と言う訳で2009年の「新潮文庫の100冊」だが、昨年同様スティーヴン・キング作品は選出されていない。

過去の選出状況については、次のエントリー『新潮文庫の100冊をめぐる冒険』を参照願いたい。

余談だけど、今年は和製「スタンド・バイ・ミー」とも言える「夏の庭」(湯本香津美著)が選出されている。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/03

「笹の葉ラプソディ」をめぐる冒険

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のDVD「涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ」の予告編がスティーヴン・キング的に興味深い。と言うか本編自体がスティーヴン・キング的に興味深い。

先ずは、こちらを見ていただきたい。

「涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ」DVD発売店頭用PV

おわかりですね。

ところで、本エピソードがスティーヴン・キングの「デッド・ゾーン」の影響を受けているのかどうかは知らないが、物語のコンセプトはハードSFよりのタイムスリップもの。
脚本は非常に秀逸なので、関心があれば是非見ていただきたい。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/02

「悪霊の島」は9月30日発売なのか!?

2009/09/01 『文藝春秋 新刊ニュース【単行本】  2009年9月号』によると、スティーヴン・キングの長編「悪霊の島」の発売日は、2009年9月30日である模様。

該当部分を記録のため引用する。

★“恐怖の帝王”の凱旋!
「呪われた町」あるいは「シャイニング」。昔ながらの恐怖を現代的に描いて、
モダン・ホラーの巨匠となったスティーヴン・キング。近頃では真っ向勝負の
ホラー作品からは遠ざかり気味でしたが、9月刊行の最新作「悪霊の島(上)
(下)」
は、「恐怖の帝王」の練達の腕力を堪能できる作品に仕上がっていま
す。
舞台はフロリダの孤島デュマ・キー。事故で片腕を失い、そこで孤独に暮らし
はじめた男エドガーに怪異がふりかかる。ふと描いた絵が彼の知るはずのない
事実を映しだし、未来を告げる──。溺死者とおぼしい幽霊が出没──。やが
ては知人が次々に怪死を遂げて……邪悪の源は、島にそびえる広壮な廃墟に!
荒廃した屋敷の地下に静かに眠る不吉な貯水槽。陰惨な因縁を隠す闇のなかに
エドガーは何を見る?
キングにしか書けない圧倒的な恐怖。世界水準の「コワい話」をご体験ください。

「悪霊の島 (上)(下)」 スティーヴン・キング・著 30日発売
http://f.msgs.jp/r/c.do?bk_hR_7_mft
http://f.msgs.jp/r/c.do?bl_hR_7_mft

因みに、リンク先の発売日は、2009年9月26日のまま。
しかしながら、初版発行日は2009年9月30日なので、『文藝春秋 新刊ニュース【単行本】  2009年9月号』の言うところの発売日は初版発行日のことかも知れない。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/01

洞窟ホラー「ディセント」の続編「The Descent: Part 2」予告編公開

「The Descent: Part2」 スティーヴン・キング絶賛の映画「ディセント」の続編「The Descent: Part2」の予告編が公開された。

「The Descent: Part2」予告編
監督:ジョン・ハリス
出演:シャウナ・マクドナルド(サラ)、ナタリー・メンドーサ(ジュノ)

前作「ディセント」については、次のエントリー『「ディセント」をめぐる冒険』を参照願います。
次の項目も参照して下さい。

「ディセント」はキングが選んだ2006年ベストムービーのベスト5。
・登場するクリーチャーは「ダーク・タワー」シリーズに登場するスロー・ミュータントっぽい印象。
・クリーチャーの設定は、ジャック・ケッチャムの「オフシーズン」に登場する食人族のような印象。
・「ディセント」の主演コンビ、シャウナ・マクドナルド(サラ)、ナタリー・メンドーサ(ジュノ)は、「The Descent: Part2」にも同名で主演しているが、同一人物なのかどうかは不明。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »