文藝春秋社より2009年9月に出版されるスティーヴン・キングの長編「悪霊の島(上・下)」の冒頭の一部が文藝春秋のサイトで立ち読みが可能になっている。
「悪霊の島(上)」
「悪霊の島(下)」
画像は「悪霊の島(上・下)」のちよっと大きめの画像。
因みに、帯には、次のように書かれている。
「悪霊の島(上)」表紙
《恐怖の帝王》、堂々の帰還。
孤島にひとり住む男に静かに迫る忌まわしいもの。
キングが本領を発揮する圧倒的恐怖小説。
「悪霊の島(下)」表紙
溺れ死んだ双子。闇に沈む船。
これぞモダン・ホラー!これぞスティーヴン・キング!
帝王完全復活を高らかに告げる最新長編。
ついでに「悪霊の島(上・下)」の裏表紙はこんな感じのようです。
因みに帯には次のように書かれています。
「悪霊の島(上)」裏表紙
スティーヴン・キングの最新小説をお届けします。技巧のかぎりを尽くして夫婦の愛を描いた「リーシーの物語」につづく本書は、ここ十年書かれなかった真っ向勝負のモダン・ホラー作品です。「呪われた町」や「シャイニング」、「クリスティーン」や「ペット・セマタリー」を思わせて、忌まわしきもののもたらす恐怖と、その克服とが、キングだけが持つ強靭な筆力で描かれています。静かな序盤、不穏の空気が濃縮される中盤、そして恐怖が爆発する後半-----圧倒的という言葉以外に、この迫力を表現する言葉は見当たりません、深い悲しみが心をえぐるラストまで、どうぞ一気にお読みください。
「悪霊の島(下)」裏表紙
短篇でもキングは名手なのだ-----
「夕暮れをすぎて」
いまは亡き人々へ捧げる静かな鎮魂の祈り、逃げ場のない危機にさらされた平凡な人間の勇気・・・・・・昼と夜の狭間にある不思議な時間にふさわしい7つの物語。
巨匠、6年ぶりの最新短篇集
全くの余談ですが、「悪霊の島(上)」の帯の惹句の『《恐怖の帝王》、堂々の帰還。』は、どう考えてもトールキンの「王の帰還("The Return of the King")」を意識してますね。
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