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2009年12月の13件の投稿

2009/12/25

「夜がはじまるとき」情報文藝春秋サイトで公開

「夜がはじまるとき」 2009/12/24 文藝春秋のサイトにて今月の新刊情報が1月刊行分に更新され、スティーヴン・キングの「夜がはじまるとき」の情報が公開された。

「夜がはじまるとき」
著者:スティーヴン・キング
翻訳:白石朗・他訳
定価:670円(税込)
ページ数:336ページ
判型:文庫判
初版発行日:2010年1月1日
ISBNコード:9784167705824

これぞ物語の愉しみ! 巨匠の才能のすべてがここに

死の床にある父を見舞った私が出会った少女。彼女の持つ不思議な力とは……静かな感動を呼ぶ「アヤーナ」他全6篇収録の短篇集

悲しみに暮れる彼女のもとに突如かかってきた電話の主は……愛する者への思いを静かに綴る「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」、ある医師を訪れた患者が語る鬼気迫る怪異譚「N」、猫を殺せと依頼された殺し屋を襲う恐怖の物語「魔性の猫」ほか全6篇を収録した最新短篇集。巨匠の贈る感涙、恐怖、昂奮を堪能ください。

「夜がはじまるとき」表紙
表紙画像はこんな感じ。

「夜がはじまるとき」裏表紙
因みに、裏表紙はこんな感じ。

キングの「Just After Sunset」の2分冊はこれで完訳ということになります。

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2009/12/24

「今日の早川さん」第3巻にキングが・・・・!?

先日お伝えしたように、スティーヴン・キングの短篇集「夜がはじまるとき」『「今日の早川さん」特別出張版』が掲載されるのだが、その特別出張版が「今日の早川さん」第3巻に収録される模様。

なお「今日の早川さん」第3巻は2010年春の発売予定。

詳細はcoco's bloblogのエントリー「おしらせ」を参照願います。

余談ですが、キングの「悪霊の島」発売時の「今日の早川さん」では「悪霊の島」のネタがある。

「悪霊の島」ネタ「ミクロの決死圏」/「今日の早川さん」

「悪霊の島」レビュー/coco's bloblog

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2009/12/23

「夜がはじまるとき」出版情報

スティーヴン・キングの短篇集「Just After Sunset」の翻訳第2分冊「夜がはじまるとき」の情報を紹介する。
なお、第1分冊は「夕暮れをすぎて」

「夜がはじまるとき」
著者:スティーヴン・キング
装画:唐仁原教久
デザイン:大嶋貴子(HBカンパニー)
出版元:文藝春秋/文春文庫刊
第1刷:2010年1月10日
ISBN:978-4-16-770582-4
定価:本体638円+税

収録作品(原題、担当訳者)
「N」("N"、安野玲)
「魔性の猫」("The Cat from Hell"、白石朗)
「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」("The New York Times at Special Bargain Rates"、(大森望)
「聾唖者」("Mute"、風間賢二)
「アヤーナ」("Ayana"、安野玲)
「どんづまりの窮地」("A Very Tight Place"、白石朗)
「サンセット・ノート」("Sunset Notes"、白石朗)

解説 coco(『「今日の早川さん」特別出張版』併録)

とろで、「今日の早川さん」のcocoさんはブログ「coco's bloblog」のエントリー「おしらせ」で、「夜がはじまるとき」『「今日の早川さん」特別出張版』が掲載される心境について書いている。

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2009/12/10

「エグゼクティブ・デシジョン」にキャッスル・ロック!?

2009/12/09にテレビ東京「水曜シアター9」で放送された「エクゼクティブ・デシジョン」を見ていたら、キャッスル・ロックと言う音声が・・・・。

と言うのは、ホワイト国防長官率いる対テロリスト最高作戦室のコールサインが「キャッスル・ロック」だったのだ。

「エクゼクティブ・デシジョン」
監督:スチュアート・ベアード
脚本:ジム・トーマス、ジョン・C・トーマス
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演: カート・ラッセル(フィル・デイヴィッド・グラント)、ハリー・ベリー(ジェーン)、ジョン・レグイザモ(ラット)、オリヴァー・プラット(デニス・ケイヒル)、ジョー・モートン(キャピー)、デヴィッド・スーシェ(ナジ・ハッサン)、レン・キャリオー(ホワイト国防長官)、B・D・ウォン(ルイ)、J・T・ウォルシュ(マヴロス上院議員)、スティーヴン・セガール(オースティン・トラヴィス中佐)

ギリシャ・アテネ発ワシントンDC行きの旅客機がテロリスト集団によってハイジャックされた。犯人たちは、先に逮捕された彼らのリーダーの解放と機のアメリカ本土への着陸を要求する。
緊急対策会議の場で、米陸軍情報部顧問のグラント博士(カート・ラッセル)は旅客機に強力な化学兵器が持ち込まれている可能性が高く、犯人の真の目的は兵器のワシントン上空での爆破であると指摘した。その兵器がアメリカ領空内で爆発すればアメリカ東海岸は壊滅してしまう。タイムリミットは8時間しかない。

傑作である。

本作「エグゼクティブ・デシジョン」には、必要なものは全てあり、不要なものが一切ない、優れた脚本と素晴らしいキャストたち、スタッフたちが繰り広げる、神懸かり的な、言わば奇跡のような仕上がりを見せている作品のひとつである。

このような良質な作品は、凡百のくだらない娯楽大作なんかにプロモーション費用をかける位なら、きちんとプロモーションをしヒットさせ、その後もDVDリリースやテレビ放映時に出来るだけ多くの人々に見ていただくべく努力を行い後年に残す必要を切に感じるわたしだった。

さて、物語の中盤以降の舞台はほとんどジャンボジェット機内に限定されるのだが、その閉鎖された空間内で物語が進行しているのにも関わらず、多元的な舞台転換と構成、その上に圧倒的な緊張感を維持する素晴らしい脚本と演出が楽しめる。

脚本で特筆すべき点は、スティーヴン・セガールの使い方である。
拍手喝采雨あられの賛辞を、この英断を決断したスタッフに捧げたい。

機会があれば、是非見ていただきたいと思う。

個人的にはオリヴァー・プラット(ケイヒル)とジョー・モートン(キャピー)の爆弾処理コンビが最高だと思う。「ジャガーノート」もびっくりですわ。

J・T・ウォルシュのおばかな上院議員役もグッドですね。
調子に乗ったばかは逝って良しでございます。


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2009/12/09

"Battlestar Galactica: Downloaded"

Battlestar Galactica: Downloaded: Inside the Universe of the critically acclaimed TV series 先日、『"Battlestar Galactica: The Official Companion Season One & Two"』でお伝えしたスティーヴン・キングのコメントが「バトルスター・ギャラクティカ」のオフィシャル・コンパニオンの裏表紙に掲載されている件だが、詳細がわかったので紹介する。

"Battlestar Galactica: Downloaded: Inside the Universe of the critically acclaimed TV series"

画像は裏表紙の写真で、中央付近にキングのコメントが掲載されている。

曰く、

This is a beautifully written show, driven by character rather then effects... but the effects are damn good, And there's not a better acting troupe at work on television.
---Stephen King, Entertainment Weekly

とのこと。

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2009/12/08

ディスコーディア

「ディスコーディア」
スティーヴン・キングのオフィシャル・サイトで2009/11/30にオープンする予定だった「ダーク・タワー」シリーズの新コンテンツ「ディスコーディア」のオープンが2009/12/07に延期になったは既にご承知だと思うが、日本時間2009/12/08になっても依然として「ディスコーディア」のコンテンツがオープンしていない。

「ディスコーディア」

一体全体どうなってしまっているのだろうか。

2009/12/08追記

9
日本時間2009/12/08 9:00時点でコンテンツがオープンになっています。

オーブとか、アイテムとか見つけたよ。

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2009/12/07

「タッチ」と「骨の袋」をめぐる冒険

今日は「タッチ」「骨の袋」に関する余談。

何故こんな話を書いているか、と言うと12月5日に酒を飲みながら日本映画専門チャンネルで映画「タッチ」をたまたま見ていたら、もしかしたらスティーヴン・キングの「骨の袋」とひっかけてアカデミックな考察が出来るんじゃねーの、と思ったから。
映画「タッチ」のレビューはこちら

昨日「骨の袋」のレビューをエントリーしたのも、今日のエントリーの伏線、と言うことです。

わたしは、あだち充のマンガ「タッチ」を少年サンデーで読んでいる。
つまり、連載第1回目からずっと読んでいる、と言うことである。

従って、達也と和也、そして南ちゃんの能天気な日々を能天気に楽しんでいた訳である。
そして、和也の突然の死。

あだち充の野郎、とんでもないことをしやがったな!

そう、わたしたち読者は、和也の死の時点で、達也と和也、そして南ちゃんが生まれた頃から現在までの全ての出来事を知っており、そのため読者の心の中には彼らの人生が既に存在している訳なのである。

そこでわたしははたと気付く訳である。
何故この物語のタイトルが「タッチ」であるのかを。
何故「カッチ」ではなく「タッチ」だったのか、を。

あだち充の野郎、最初から和也を殺す気だったんだな!

つまり、「タッチ」の物語は、和也が最初から物語の途中で死ぬことを設定されており、あだち充は読者に対し、和也のキャラクターに感情移入させることに腐心しているのだ。

あだち充の野郎、血も涙もないのかよ!

寒気がした。
物語を作るためにはこんなにも冷徹な心が必要なのか、と。

ここで思い出すのはキングの「骨の袋」

先日のエントリーで紹介したように、キングの「骨の袋」の物語は、最愛の妻に先立たれたベストセラー作家マイク・ヌーナンが湖畔の別荘(セーラ・ラフス)で体験する、過去の街ぐるみの犯罪と、その犯罪の被害者で ある死者の、現在における復讐劇を縦軸に、マイクが属している出版業界の内幕や、マイクが体験するライターズ・ブロック、そして淡い恋心、また今回の出来事を手記としてまとめたマイクが感じるフィクション中のキャラクターの安易な死に対する責任を、−−おそらくこれはキング自身の考えであろう、−−明示する作品に仕上がっているのだ。

キャラクターは記号でしかない、と言う考えもあるだろうし、フィクションはフィクションに過ぎない、訳だが、物語をすすめるために、物語を盛り上げるために、登場人物に影響と動機を与えるために、安易にキャラクターを殺すことについて、考える時期に来ているのかも知れない。

余談ですが、ピクサー・アニメーション・スタジオの「カールじいさんの空飛ぶ家」では、冒頭に、主人公のカールじいさんとエリーと彼らの家の過去から現在までを描写して感情移入させるシークエンスがあります。「タッチ」的な手法とも言えますね。

3 当然ながら、2009/12/05日本公開の「カールじいさんの空飛ぶ家」はキングの「IT」の影響を受けていると思われますけど、いかがでしょうか。
きっとみんな「ふわふわ浮かぶ」と思うよ。

因みに、「カールじいさんの空飛ぶ家」の原題は「UP」
これまた「IT」とそっくりですな。

きっと「IT」そっくりなシーンがあると思うよ。

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2009/12/06

「骨の袋」

INTRODUCTION

最愛の妻に先立たれたベストセラー作家マイク・ヌーナン。彼はその後毎夜の悪夢に悩まされる。夢の舞台は決まって妻との思い出が宿る湖畔の別荘。ヌーナンは吸い寄せられるように別荘へと向かった。そこで彼を待ち受けていたのは、彼の運命を激変させる一人の少女。怪奇現象が多発し、過去の忌まわしい犯罪に対して死者がヌーナンにつきまとう。絶叫ゴースト・ストーリーの開幕!

ヌーナンと知り合った少女を、異常な地元の権力者マックス・デヴォアがつけねらう。デヴォアとの戦いを余儀なくされたヌーナンだが、彼は亡き妻の意外な真実を知ることになる。さらに過去にこの地で活躍していた黒人歌手セーラに対する忌まわしい犯罪が明らかに。セーラは復讐のために霊界から戻ってきたのか?彼女が企んでいる邪悪な野望を、もはや阻止することは出来ないのか!?

REVIEW

本作は、スティーヴン・キングが1998年に発表した"BAG OF BONES"の邦訳である。

物語は、最愛の妻に先立たれたベストセラー作家マイク・ヌーナンが湖畔の別荘(セーラ・ラフス)で体験する、過去の街ぐるみの犯罪と、その犯罪の被害者である死者の、現在における復讐劇を縦軸に、マイクが属している出版業界の内幕や、マイクが体験するライターズ・ブロック、そして淡い恋心、また今回の出来事を手記としてまとめたマイクが感じるフィクション中のキャラクターの安易な死に対する責任を、−−おそらくこれはキング自身の考えであろう、−−明示する作品に仕上がっている。

この物語を過去の陰惨な犯罪から派生する、その犯罪の加害者の子孫に対する因果応報という見方をするならば、横溝正史の一連の金田一耕介シリーズのうち、「八つ墓村」を始めとする閉鎖された村や島の家社会や因習を題材とした物語群や、スチュアート・ウッズの「湖底の家」を髣髴とさせる。
特に、物語の舞台背景から、調査の過程、スーパー・ナチュラルな存在等について「湖底の家」との類似性は否めない事実であり、興味深い。

また、本作は作家が創作したキャラクターは、いくら描写に力を入れようと「骨の袋」にしか過ぎない、という考え方と、「骨の袋」にしか過ぎないキャラクターであっても、プロット上の理由による安易なキャラクターの死についても作家は全責任を負う。というある種矛盾した考え方を、キングはマイクの言葉を借り、作家として提言しています。

これはキングが考える作家の限界を示している、という見方も出来ますし、また別の観点からは、キャラクターの死について真摯な態度で望め、という事を示している、と考えられます。

これは特にこの物語の中心人物である一人のキャラクターの死に対するところが大きいと考えられます。キングの描写によりそのキャラクターは、読者にとってすでに「骨の袋」以上の存在となっており、読者はそのキャラクターの死に対し、怒りや悲しみ、そして大いなる喪失感を味わうことになるのです。
そこでマイクはそのキャラクターの死に接し、フィクションの中でのキャラクターの死に対する作家の責任に思い当るのです。これはキングとマイクという二人の作家と、本書「骨の袋」とマイクの手記というフィクションとメタ・フィクション的な構造となっている訳であり、その辺りを勘ぐるとこれは物語にリアリティを付与するためのひとつの手法である、という観方も出来る訳ですが、わたしはストレートに受け取ることをおすすめします。

また、マイク・ヌーナンが体験するライターズ・ブロックとそれに対する対策は、−−出版しない作品群を銀行の貸金庫に預けておく −−、2002年のキング引退説の中で、キングが語ったと言われること、−−J.D.サリンジャーのように、書き上げた作品を貸金庫に預けておく、−−とリンクし、非常に興味深いものがあります。


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2009/12/05

週間文春ミステリーベスト10にキング作品が!?

「週間文春」12月10日号 2009/12/03発売の「週間文春」12月10日号に2009ミステリーベスト10の記事が掲載されている模様。

気になるベストテンは文藝春秋のサイトで公開されている。

週間文春ミステリーベスト10

なんと、スティーヴン・キングの「悪霊の島」が2009年海外部門の第7位にランクインしている。

気になる順位(2009年海外)は次の通り。

第1位 「ミレニアム1〜3」スティーグ・ラーソン著/ヘレンハルメ美穂他訳/早川書房
第2位 「犬の力」ドン・ウィンズロウ著/東江一紀訳/角川文庫
第3位 「ソウル・コレクター」ジェフリー・ディーヴァー著/池田真紀子訳/文藝春秋
第4位 「グラーグ57」トム・ロブ・スミス著/田口俊樹訳/新潮文庫
第5位 「ユダヤ警官同盟」マイケル・シェイボン著/黒原敏行訳/新潮文庫
第6位 「川は静かに流れ」ジョン・ハート著/東野さやか訳/ハヤカワ・ミステリ文庫
第7位 「悪霊の島」スティーヴン・キング著/白石朗訳/文藝春秋
第8位 「災厄の紳士」D・M・ディヴァイン著/中村有希訳/創元推理文庫
第9位 「リンカーン弁護士」マイクル・コナリー著/古沢嘉通訳/講談社文庫
第10位 「バッド・モンキーズ」マット・ラフ著/横山啓明訳/文藝春秋

キングはともかく、スティーグ・ラーソンの「ミレニアム」は本当に本当に2009年最大の収穫だと言うことがこのベストテンでも証明された、と言うことであろう。

因みに2008年のベストテン(海外)では、ジョー・ヒルの「20世紀の幽霊たち」が第4位にランクインしている。

因みに2000年のベスト30(海外)では、キングの「骨の袋」が第12位にランクインしている。

因みに20世紀のベスト30(海外)では、キングの「呪われた町」が第10位に、「ミザリー」が第14位に、「IT」が第20位に、ランクインしている。

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2009/12/04

Which book would you like next?

スティーヴン・キングのオフィシャル・サイト(の左側、最下部)で、「ダーク・タワー」シリーズの新刊と「シャイニング」の続編のどちらを次に読みたいか、と言う投票がはじまった。
因みに、投票締め切りは2010/01/01

Which book would you like next?

そんなの「シャイニング」の続編に決まっているだろう、と思いながら投票結果を見て驚いた。

"Mid-World Book"  822 Votes (50%)
"Doctor Sleep"     824 Votes (50%)  Total Votes: 1646

なんと、ほぼ互角の戦いなのだ。

因みに、ここで言う"Mid-World Book"というのが、「ダーク・タワー」シリーズの新刊で、"Doctor Sleep"と言うのが、「シャイニング」の続編のこと。

わたしが何故「シャイニング」に決まってるだろう、と思ったのは、次の観点から。

観点1
「シャイニング」の方が「ダーク・タワー」シリーズより短く、古く、そして有名。
つまり、「シャイニング」の方が「ダーク・タワー」シリーズより読まれている。

観点2
「Doctoe Sleep」
「シャイニング」の続編だけど、「Mid-World Book/The Wind Through The Keyhole」は、「ダーク・タワー」シリーズの続編ではなく、スピンアウト小説と言うか、外伝と言うか、シリーズの隙間をうめる作品だと言われている。

しかしながら、ほぼ互角とは、はっきり言ってとっても驚いています。

この投票に関するキングのコメントを引用する。

Visitor Poll

Hey, you guys--I saw a lot of you Constant Readers while I was touring for Under the Dome, and I must say you're looking good. Thanks for turning out in such numbers, and thanks for all the nice things you've said about Under the Dome. There'll be another book next year. It's a good one, I think, but that's not why I'm writing. I mentioned two potential projects while I was on the road, one a new Mid-World book (not directly about Roland Deschain, but yes, he and his friend Cuthbert are in it, hunting a skin-man, which are what werewolves are called in that lost kingdom) and a sequel to The Shining called Doctor Sleep. Are you interested in reading either of these? If so, which one turns your dials more? Ms. Mod will be counting your votes (and of course it all means nothing if the muse doesn't speak). Meanwhile, thanks again for 2009.

Stephen King

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2009/12/03

AXNで「キングダム・ホスピタル」が!

2010/01/27より、AXN「スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル」が放映される模様。

「スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル」

いわくつきの病院で待ち受ける、予測不能の奇妙な世界。デンマーク発のカルト人気作「キングダム」をスティーヴン・キングがリメイク。日本語吹替版が登場。

【吹替版※】1月27日(水)スタート  毎週水曜 11:00pm~深夜0:05am ※ 英語副音声なし

全15回

既にご承知のように「キングダム・ホスピタル」は、2004年8月にWOWOWで初放送、DVD化もされている。因みに全米初放映は、米ABCで2004年3月からでした。

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2009/12/02

エドガー・フリーマントルと銃撃戦しました!?

先日、『余談ですけどローランドと銃撃戦しました。』でお伝えしたPS3のゲーム「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」のマルチプレイの話だが、今度は「悪霊の島」の主人公であるエドガー・フリーマントルと銃撃戦をした。

「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」オフィシャル・サイト

「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」マルチプレイ
これがその写真。
ちょうどわたし(tkr2000)が、Edgar Freemantleに撃たれたところである。
キングの影響おそるべし、というところでしょうか。

まあ、おそらくだが、彼(彼女)は日本人ではないと思うよ。


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2009/12/01

「グリーン・マイル」北米版BD発売

「グリーン・マイル」北米版BD 2009/12/01 映画「グリーン・マイル」の北米版BDがリリースされた。

「グリーン・マイル」北米版BD
■映像特典
Commentary by Writer/Director Frank Darabont
Additional Scenes
Walking the Mile: The Making of The Green Mile Documentary
Miracles and Mystery: Creating The Green Mile Featurette Gallery
Tom Hanks Makeup Tests
Michael Clarke Duncan Screen Test
The Teaser Trailer: A Case Study
Theatrical Trailers

新収録の特典映像がいくつかある模様。
注目は、Commentary by Writer/Director Frank Darabont、フランク・ダラボンのオーディオ・コメンタリーはともかく、スティーヴン・キングのオーディオ・コメンタリーが収録されている、と解釈できる。
まさか、脚本/監督のフランク・ダラボンのオーディオ・コメンタリーだけじゃないよね。
と期待してみるが・・・・。

■字幕
English, Spanish, French, Portuguese, German, Italian, Danish, Dutch, Finnish, Greek, Norwegian, Swedish, Turkish, Chinese, Korean, Thai

なんと、全16ケ国語の字幕が入っているのだが、何故か日本語字幕が入っていない。
当然これは日本の市場を意識したことだと考えられる。つまり、国内版BDがリリースされる布石ではないか、と思われる。

ただ、問題としては、「グリーン・マイル」の国内の版権は現在、ワーナーが持っているではなく、ポニー・キャニオンが持っている(と思われる)ので、その辺が「グリーン・マイル」国内版BD発売のネックとなっているのではないか、と思われる。

「グリーン・マイル」/ドルー・ストラーザン ■装画
パッケージ上は装画は誰の手によるものか不詳だが、実際はドルー・ストルーザン(Drew Struzan)が2005年に「グリーン・マイル」のディレクターズ・コレクション・エディションDVD向けに描いたもの。
詳細はコチラ

なお、「グリーン・マイル」のディレクターズ・コレクション・エディションの国内版DVDは未発売。

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