「第9地区」はキングの影響を・・・・
今日は映画「第9地区」に関する余談。
と言うか、キングファンによる、全ての事象はキングの影響を受けている、と言う妄想的エントリーである。
と言うのも、わたしの目から見ると本作「第9地区」はスティーヴン・キングの「トミーノッカーズ」の影響を受けていると思えてならない点が多々あるのだ。
「第9地区」
監督:ニール・ブロンカンプ
脚本:ニール・ブロンカンプ、テリー・タッチェル
プロダクションデザイン:フィリップ・アイヴィ
出演:シャールト・コプリー(ヴィカス)、デヴィッド・ジェームズ(クーバス大佐)、ジェイソン・コープ(クリストファー・ジョンソン)、ヴァネッサ・ハイウッド(タニア)
ところで、キングの「トミーノッカーズ」はどんな作品だったかと言うと、メイン州ヘイヴンに住むボビと言う女性が、数百万年前に墜落して地中に埋まってしまった異星の船を自力で掘り起こそうとする物語であり、その異星の船を掘り起こす過程で、ボビやヘイヴンの人々が、不可思議な体験をかる物語である。
一方、「第9地区」の物語は、南アフリカヨハネスブルグに突如として現れた宇宙船に乗っていたエイリアンの居住区の移転をめぐる物語である。
詳細な比較をするとネタバレになってしまうので、「トミーノッカーズ」と「第9地区」に関わるキーワードだけ記しておくことにする。
過去のある時点で地球に到達した宇宙船。
動かなくなってしまった宇宙船
地中にある宇宙船。
歯。
新たな能力の開花。
異星の科学技術の形態。
不思議な機械の発明。
余談だけど、「第9地区」の予告編では、エイリアンは28年前から地球に居たらしいのだが、28年といえば「IT(イット)」じゃないかな、とも思ってしまう。
今の段階では、この辺までしか書けないが、少なくても、映画「第9地区」は大変すばらしい作品に仕上がっている。
映画ファン必見の、と言うか最早本作を見るのは映画ファンの義務とも言えるべき程のすばらしい作品である。
是非劇場で本作「第9地区」を堪能していただきたいと思う。
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