「今日の早川さん3」をめぐる冒険
平成22年4月22日に早川書房から刊行されたcocoさんの「今日の早川さん3」を読了した。
当ブログ「スティーヴン・キング研究序説」や「ココログ分室」なんかをやっている関係で、もしかしたらわたしは皆さんからホラー好きな人だと思われているのではないかな、と思うのだが、「今日の早川さん」とかを読んだりすると、あぁ、わたしはやっぱりSFが好きなんだな、と思ってしまう。
そんな訳で、「今日の早川さん」を読んでも感情移入するのは、ホラー好きの帆掛さんじゃなくてSF好きの早川さんだったりする。ある意味自分を早川さんに重ね合わせている部分があるので、「今日の早川さん2」のラストのエピソードには激怒したのを覚えている。
さて「今日の早川さん3」だが、以前からアナウンスされていたようにスティーヴン・キングのネタ満載である。
どの辺がキングネタかと言うのは明記しないが、どの作品のネタが出てくるのかを少し紹介する。
もしかしたら、まだあるかもよ。
「悪霊の島」
「イット」
「回想のビュイック8」
「クラウチ・エンドの怪」
「クリスティーン」
「押し寄せる波」(「クリープショー」)
「シャイニング」
「セル」
「ダーク・タワー」シリーズ
「ドリームキャッチャー」
「呪われた町」
「ペット・セマタリー」
「夕暮れをすぎて」
キャッスル・ロック
スティーヴン・キング
ジョー・ヒル
なお、以前「王様と私」(「夕暮れをすぎて」に収録された特別出張版エピソード)で指摘した「ミザリー」は偶然だった模様。
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