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2010年5月の20件の投稿

2010/05/30

「ゴースト」は世界初ハイビジョン放送!?

『マイケル・ジャクソン「ゴースト」』 WOWOWで6月に放送される特集「マイケル・ジャクソン フォーエバー」で、「ゴースト」が放送されることは以前のエントリー『なんと「ゴースト」がWOWOWで放送される!?』で紹介したが、あたりまえと言えばあたりまえなのだが、その「ゴースト」はハイビジョン放送される模様。

映像ソースがソースになだけに、今回の「ゴースト」のハイビジョン放送は世界初、と言う事になる模様。

マイケル・ジャクソン『初公開映像が満載の「マイケル・ジャクソン フォーエバー」!』

上記の記事より「ゴースト」の部分を引用する。

マイケル・ジャクソン「ゴースト」
世界初ハイビジョンで放送の幻の映画『マイケル・ジャクソン「ゴースト」』

モダン・ホラーの帝王、スティーブン・キングを共同原案に迎え、マイケルが1996年に製作した、エンタテインメントなショートムービー。これまで世界で もなかなか観ることができなかった超プレミアム作品が、ついに日本で初放送される!
「ホラー作品のようになっていますが、そこにはマイケルの子供に対する思い、優しい視線がこめられていて、印象的です。また当時、彼にはさまざまなゴシッ プがありましたが、それに対する反論や意見をユーモアを交え伝えているようにも見えるのが、面白いですね。さらに、マイケルが何役もキャラクターを演じて いるのも観どころ。エンドロールの最後まで見逃せない内容だと思います。ちなみにこれは、世界初のハイビジョンでの放送。美しく圧倒的な映像が楽しめます。

『マイケル・ジャクソン「ゴースト」』より
なお、「ゴースト」については、以前のエントリー『巨星墜つ:マイケル・ジャクソン/「ゴースト(Ghosts)」』を参照願います。

まあ、細かい話をすると、「ゴースト」は35mmフィルムで撮影され、35mmフィルムにプリントされ、NTSCビデオでリリースされている。

今回の放送がハイビジョンだと言うことなので、おそらく35mmフィルムからハイビジョンのマスターを作ったと言う事だと思う。と言うか、そうだと信じたい。

と言うのも、仮にソースの画質はスタンダードだったとしても、ハイビジョン信号で放送すれば、ハイビジョン放送になってしまうからね。

なお、WOWOWでの放送予定は次の通り。

■ [ドキュメンタリー]マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの伝説
[放送日時]6月25日(金)20:30~
■ [音楽]マイケル・ジャクソン HIStoryツアー・イン・ミュンヘン 1997
[放送日時]6月26日(土)14:10~
■ [音楽]マイケル・ジャクソン デビュー30周年コンサート
[放送日時]6月26日(土)16:20~
■ [映画]マイケル・ジャクソン『ゴースト』
[放送日時]6月26日(土)18:00~
■ [エキストラ]メイキング・オブ・マイケル・ジャクソン『ゴースト』
[放送日時]6月26日(土)18:44~
■ [映画]マイケル・ジャクソン THIS IS IT
[放送日時]6月26日(土)19:00~
■ [音楽]マイケル・ジャクソン ベストヒットコレクション
[放送日時]6月26日(土)21:00~
■ [ミニ番組]マイケル・ジャクソン レジェンド
[放送日時]6月20日(日)~6月26日(土)

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2010/05/29

キング「サンズ・オブ・アナーキー」を語る

スティーヴン・キングがゲスト出演するテレビ・ムービー「サンズ・オブ・アナーキー("Sons of Anarchy")」について、オフィシャル・サイトで語った。

記録のため、全文を引用する。

Sons
SK ON SOA
By Stephen King

The short form is I had a chance to act on Sons of Anarchy (known simply to those of us who watch on FX as Sons or SOA), and I jumped at the chance. I like to act—not that I’m much good at it, but I suspect most writers do—and a number of factors came together. I was in Los Angeles, where SOA films, to accept a library award; creator Kurt Sutter assured me that he’d write me a suitably nasty part (in various films I’ve been stuck playing a series of mentally challenged country bumpkins); most important of all, he said he’d put me on a bitchin Harley. How could I say no?

I got to meet most of the cast, who’ve bonded into a little family on the ranch locale about an hour from the city where they do the filming. I was particularly pleased to meet Charlie Hunnam (Jax) and Ron Perlman, who’s acted in two of my movies (Sleepwalkers and the made-for-TV version of Desperation, where he was delicious as the evil cop, Collie Entragian). I got signed Hellboy photos for my three grandsons; pretty nice. I also got to act with Katey Sagal, who plays Gemma, the scary matriarch of the Sons clan, and Kim Coates, who plays Tig. They treated me like a professional, which I most assuredly am not. So did director Billy Gierhart (who also worked on The Mist).

The bike was just short of awesome: a bright red Harley-Davidson Road-Glide. A little tricked-out for my taste, and if I’d dropped it I never would have been able to pick it up, but I would have been glad to take it home (sadly, no deal). All black clothes, bright red sled—can’t do much better than that.

上記でキングは、あまり大したことを言っているわけではないのだが、その中で一番印象的なのは、キングは自分の3人の孫のために、「ヘルボーイ」のスチールにロン・パールマンのサインをもらった模様。

ロン・パールマンはご存知のように「デスペレーション」でコリー・エントラジアン保安官を演じている。

わたしも欲しいな、ロン・パールマンのサイン。

なお、「Sons of Anarchy(「サンズ・オブ・アナーキー」)」シーズン3は、2010年9月8日より米FXで放送される予定で、キングが登場するのは、シーズン3の第3話である模様。

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2010/05/28

目覚めを知らない悪夢~『Alan Wake』とモダンホラーの世界 PART1

「アラン・ウェイク」 今日もXbox360のゲーム「アラン・ウェイク」のお話。
しかも、スティーヴン・キング指数が高いよ。
ファミ通.COM、2010年5月27日の記事より。

目覚めを知らない悪夢~『Alan Wake』とモダンホラーの世界 PART1

記録のため、全文を引用する。

“胡蝶の夢”という説話をご存知だろうか?
 中国の思想家・荘子の残した説話で、“自分が蝶になって空を飛んだり蜜を吸った楽しんだところで目が覚める。果たして自分が夢の中で蝶になったのか? それとも蝶が今夢の中で自分になっているのか?”という内容だが、ズバリ断言すると『Alan Wake』は、こんな説話を地で行く内容のモダンホラーのゲームである。この“モダンホラー”という言葉も重要だ。
 ホラー映画と一口に言っても、実に様々なジャンルが存在する。血飛沫タップリのスプラッター、ヨーロッパには伝統のモンスター映画や“ジャッロ”と呼ばれる残虐サスペンスがあり、幽霊や超常現象や悪魔信仰だってあるのだが、中でも現代社会を舞台にしてサスペンスフルな事件や怪現象を等身大の設定の主人公が体験するタイプが“モダンホラー”としてジャンル分けされている。
 その旗手は何と言ってもスティーブン・キング! アメリカを代表する小説家であり、モダンホラーの生みの親とも言われているし、氏の作品はベストセラーが多く、何本も実写映画化されているので、ご存知の読者も多いだろう。『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』『スタンド・バイ・ミー』などが最も有名な作品だが、キングの目玉はやっぱりホラー小説。残念ながらキングのホラー小説の映画化は正直言って駄作が多いのだか、『Alan Wake』の世界観は、とてつもなくスティーブン・キング的なものだ。しかもホラー小説の方の。
キングのホラー小説の映画化は『IT』『炎の少女チャーリー』(主演ドリュー・バリモア!)や『地獄のデビルトラック』(日本公開時の邦題)など、マジでどうしようもない作品が多いが、だからこそキング原作の映像化の難しさを物語っている。それだけに映像化に成功した作品の面白さは、どれもホラー映画史に残る名作ばかり。『キャリー』『シャイニング』『デッドゾーン』『ミザリー』などは、恐怖映画としては超一級品であることに間違いない。
 『Alan Wake』は、そんなキングによる一級品のエッセンスを惜しげもなく投入し、さらにアメリカン連続ドラマの手法を取り入れた意欲的なタイトルと表現したくなる出来映えで、誤解を恐れずに表現するなら“遊ばせるモダンホラー”。目的はモダンホラー小説の世界の主人公になりきることであり、モダンホラー色の強いゲームは過去にも色々登場していたが、ここまで徹底してモダンホラーを題材として引用し、再現したのは初めてではないかと思う。
 ちなみにゲームの中には、実際キング作品から引用された台詞も登場するが、よりによってそれが『地獄のデビルトラック』が元ネタだとわかった時には、さすがの筆者も驚きを隠せなかった。“わかってる”連中の作るゲームは違うねぇ!
 ちなみに筆者が最も好きなキング作品は……『地獄のデビルトラック』も当然フェイバリットだけど、やはりキングが別ペンネームのリチャード・バックマン名義で発表し、アーノルド・シュワルツェネッガー現カリフォルニア州知事主演で映画化された『バトルランナー』が最高すぎると思う。近未来の殺人テレビショーを舞台に、オペラを歌いながら登場する殺人鬼のスーパースター、ダイナモや、電飾オムツ姿のチェンソー怪人バズソーなど尋常じゃないキャラがオンパレード! 最後はシュワちゃんが殺しを喜ぶみのもんたのような番組司会者をブッ殺して映画はズバッと終わる。ちなみに日本では正月映画として公開されたのだが、正月早々映画館まで足を運んだのも筆者の忘れ難い思い出になっている(できれば忘れたい)。

いつも通りの展開で話が横道に逸れてしまったので本題に戻ろう。すでに公式サイトで日本語版も配信中の実写ドラマ“ブライトフォールズ”も、かなり手の込んだプロモーションだ。鑑賞してもらえればわかると思うが、その世界は完全に連続サスペンスドラマである。このドラマを観ながら、そのままゲームの中に完全に入り込み、主人公アラン・ウェイクになりきって閉鎖的な田舎町で発生する怪事件に挑む……。このスムーズな流れの演出も洋ゲーらしくて見事で、北米におけるプロモーション展開を見れば、まさにアメリカ人にしか作れないモダンホラーのゲームではないかと思う。

 『Alan Wake』の世界を構築する要素として、もう1つ重要な作品がある。デヴィッド・リンチ製作総指揮による連続ドラマ『ツイン・ピークス』だ。ゲームの内容の大きなウェイトを占めるのが、この『ツイン・ピークス』の影響力なのだ。謎めいた言葉を残す登場人物、湖に沈んだ女の死体、そしてシンボリックな小高い山と、それだけしか観光産業のない閉鎖的な田舎町などなど、設定の時点で『Alan Wake』と被る部分は多く、このタイトルが『ツイン・ピークス』『X-FILE」などの怪奇ドラマを意欲的かつ確信犯的に再現しようとしているのが理解できる。しかもハンパな情熱ではないのがヒシヒシと伝わってくるではないか! 『ツイン・ピークス』は日本でもアメリカ製ドラマとしては久々のヒット作となり、ビデオレンタル屋では高回転率を常にキープ。リンチ独特の思わせぶりな演出や伏線の連続にかつてトリコになった人も多かったはずだ。『ツイン・ピークス』の存在がなければ、その後の『X-FILE』『24』も存在しなかったであろう、アメリカンドラマのエポックメイキング作品である事実を忘れてはならないし、『Alan Wake』を遊ぶ前に、もしくはプレイの合間に鑑賞すれば、ゲームもドラマも相乗効果で面白くなることを保証しておきたい。

『Alan Wake』は、スランプに陥ったベストセラー作家のアラン・ウェイクが、妻とともにブライト・フォールズと呼ばれる田舎町で静養するために到着するところから物語は始まる。ブライト・フォールズは風光明媚な土地だが、そこでアランが謎の老婆と接触したことで、物語は不穏な方向へと転がりはじめる。湖畔の小島に建つ小さなバンガローを借りた晩に事件は発生し、妻は湖に転落して行方不明。救出に飛び込むアランだったが、なぜか目覚めると事故車の中に。しかも到着してから一週間も経過していた。一体自分の身に何が起きて、妻は一体どうなったのか?警察に事情を話しても信じてもらえず、しかも夜になるとアランの周辺に奇怪な事件が連続で派発生。人間ではない何者かに絶えず襲撃されるアランは、単身で妻の居所を探すために調査を始めるのだったが……。

これが物語の導入であり、この時点でゲームはチュートリアル程度を終わらせただけ。ここからは長く険しいサスペンスドラマが展開し、夢とも現実とも区別できない異様な世界に、次第にアランは足を踏み入れてしまう。そしてプレイヤー自身もまた、最初に引用した“胡蝶の夢”の世界に迷い込んでしまう。アランは書いた覚えのない自分の最新作の小説と、そっくり同じ殺人事件が現実に次々と発生している事態を知り困惑するが、一方では小説を書くためにジレンマに苦しむアランと、嬉々として新作を執筆しまくるアランが存在し、それが夢か現実かもわからない(ちょっとこの辺の展開はキングの『ミザリー』の影響も感じる)。一見すると難解なストーリーではあるが、シナリオが非常に練り込まれているので次の展開が楽しみになる。実際にゲームもドラマ仕立てで進行し、ステージにはオープニングや前回までのあらすじ(前にクリアしたステージの解説)、そして1ステージをクリアするごとにエンディングテーマが流れる徹底ぶりを評価したい。

まずは元ネタ解説から開始したが、『Alan Wake』を構成する要素は、決してこれだけでは終わらないし、モダンホラーでアドベンチャー要素の強いゲームだが、実はアクションシューターとしても非常に完成度が高いので、次回更新のPART2では戦闘システムやサバイバル術にも迫りつつ、『Alan Wake』と日本を結ぶ驚きの元ネタについても解説したいので、更新を刮目して待て!

「アラン・ウェイク」

て、言うか、圧倒的にやりたくなってきちゃったんですけど。「アラン・ウェイク」

ゲームの導入部分は例えばキングの「骨の袋」や最近翻訳が出た「悪霊の島」にも通じるような気もするし、で、島の家はもしかしてセーララフスじゃねえの。

しかし、この記事のライター:マスク・ド・UHはキング作品に詳しいですな。
PART2の記事も楽しみです。

感覚的にはホラー版「アンチャーテッド」かな、と・・・・。

て、言うか、誰かXbox360くれ!

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2010/05/27

ゲーム「アラン・ウェイク」もキングの影響を!?

「アラン・ウェイク」
よくわからないのだが、2010年5月27日発売のXbox360のゲーム「アラン・ウェイク」は、どうやらスティーヴン・キングの作品の影響を受けているらしい。

『アラン・ウェイク』レビュー:ゲームというメディアを越えた作品

該当部分を引用する。

このゲームの良いところをゲームのレビュアーが何点か挙げている。
その中での「比喩」の部分。

比喩:主人公の名前「A. Wake」(Awakeは「目覚める/起きる」といった意味の動詞/形容詞)から、スティーブン・キングの小説への言及まで、『アラン・ウェイク』には意味深な比喩表現、文学、映画からの引用、などがたくさん隠されています。無意味な何かを見つけるために2度目のプレイをさせられるのとは違います。もう一度プレイしてもっと引用を、もっと筋書きを、もっとストーリを見つけ出す、プレイヤーをプロットに引き込みそうさせるだけの力を持った作品です。

Xbox360は持っていないので、わたしはプレイできないが、関心がある方は是非プレイして、レビューを書いてください。

キングの作品の影響を受けた部分を是非。

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2010/05/26

「Stephen King Illustrated Companion」も買いました。

「Stephen King Illustrated Companion」 今日も昨日に引き続きお買い物の話。

さて、今日紹介するのは、スティーヴン・キング関連ニュースDEAD ZONEでおなじみのBev Vincentの「Stephen King Illustrated Companion」

「Stephen King Illustrated Companion」

本書「Stephen King Illustrated Companion」についても以前から何度かお話ししていたのだが、予約はもとより、購入するのを忘れてしまっていたのだ。

それだけではなく、実は本書購入の際に、いろいろと問題があった。

と言うのも本書「Stephen King Illustrated Companion」は、なぜだかわからないのだが、Amazon.co.jp では全く取り扱いが無く、またAmazon.comでは、注文自体は出来るのだが、なぜか発送されず、キャンセルされてしまうのだ。

どうやら、権利上の問題からか、日本国内への発送が認可されていないようなのだ。

「Stephen King Illustrated Companion」困ったわたしに、文字通りの朗報が。
と言うのも、翻訳家の白石さんから「Stephen King Illustrated Companion」を日本国内へ発送してくれるオンラインショップ(Overlook Connection)を教えてもらったのた。

で、折角なので、わたしはBev Vincentのサイン入りの「Stephen King Illustrated Companion」を発注したのだった。

ところで、本書「Stephen King Illustrated Companion」はどんな書籍か、と言うと、スティーヴン・キングの作家人生(雑誌への初投稿は14歳!)を振り返りながら、要所要所で、貴重な生原稿や校正原稿、手紙やレアな手書き冊子等の複製がおまけ(?)として付いてくる、と言う不思議かつとっても素敵な書籍なのだ。

「Stephen King Illustrated Companion」
例えば「ザ・スタンド」はこんな感じだったり、

「Stephen King Illustrated Companion」
「イット(IT)」はこんな感じ。

キングファンにとってはとっても嬉しい仕様になっているので、関心があれば是非購入してみてください。

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2010/05/25

買っちゃいました「Knowing Darkness: Artists Inspired by Stephen King」

「Knowing Darkness: Artists Inspired by Stephen King」/「シュシュポッポきかんしゃチャーリー」
以前から何度か紹介しているジョージ・ビーム編の「Knowing Darkness: Artists Inspired by Stephen King」ですが、悩みに悩んで結局買っちゃいました。

もちろん安いほうですけどね・・・・

写真はみんな大好き「シュシュポッポきかんしゃチャーリー」ね。


ところで本書「Knowing Darkness: Artists Inspired by Stephen King」は、スティーヴン・キング作品を飾った膨大な数のアートワークをまとめた書籍で、言うならばスティーヴン・キングに関する展覧会の図録のような書籍。

序文は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「ミスト」の監督であるフランク・ダラボン。
驚いたことに、ドゥルー・ストゥルーザンがモーガン・フリーマンとティム・ロビンスの間にフランク・ダラボンを描いたイラストも入ってました。何でも「ショーシャンクの空に」の10周年記念でプライベートに描かれた作品である模様。因みにわたしはそのイラストを初めて見ました。

気になる本書のサイズですが、箱(スリップケース)のサイズで縦:39.7cm×横:29.4cm× 厚:6.0cmという巨大なサイズで、所謂コーヒーテーブルブックと言われる種類の本です。
重さはなんと5.8kg。

「Knowing Darkness: Artists Inspired by Stephen King」
サイズの比較のために文春文庫版の「夕暮れをすぎて」「夜がはじまるとき」を並べてみました。その巨大さがわかるでしょうか。
因みに左側が箱(スリップケース)で、右側が本書
「Knowing Darkness: Artists Inspired by Stephen King」です。

価格は、通常のスリップケース・エディションで2万円位するので、まあ普通に考えると非常に高い買い物だと思いますが、キングファンにとって、特にオリジナル版や限定版のファンの皆さんにとっては、非常に良い商品だと思います。

日本国内での装画も含めて国内版出ないかな、と思う次第でございます。

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2010/05/24

わたし、"スティーヴン・キング"が好き/興味がある。

COMING-OUT VIDEO CLIP わたし、スティーヴン・キングが好き/興味がある。
こんなの作ってみました。

COMING-OUT VIDEO CLIP
わたし、"スティーヴン・キング"が好き/興味がある。

どのような仕組みで、つまりテキストデータはどこから持ってきているのか不思議ですが、面白いので是非見てみてください。

このビデオクリップは、SONYVAIO Pのプロモーション企画なんですが、結構よく出来ていますね。

みなさんも何か関心があることをカミング・アウトして見ると面白いかも。

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2010/05/23

キング絶賛「ルインズ 廃墟の奥へ」の国内版DVD出てました。

「パラサイト・バイティング 食人草」 全く知らなかったのですが、スティーヴン・キング絶賛のスコット・スミス「ルインズ 廃墟の奥へ」の映画化作品「THE RUINS」の国内版DVDが角川エンタテインメントからリリースされていました。

国内版DVDのタイトルは、なんと「パラサイト・バイティング 食人草」
こりゃ、スコット・スミスの「ルインズ 廃墟の奥へ」の映画化作品だとはわかりませんよね。
まぁ、パッケージには「THE RUINS」と言う表記があるので、わかる人にはわかるようになっていますが・・・・

「パラサイト・バイティング 食人草」

監督:カーター・スミス
脚本:スコット・B・スミス
原作:スコット・B・スミス「ルインズ~廃墟の奥へ」上・下 扶桑社ミステリー
撮影:ダリウス・コンジ
美術:グラント・メージャー 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ
音楽:グレーム・レベル 「プラネット・テラーinグラインドハウス」
編集:ジェフ・ベタンコート
出演(吹替え):ジョナサン・タッカー(風間秀郎)、ジェナ・マローン(MAI)、ローラ・ラムジー(花村さやか)、ショーン・アシュモア(坂詰貴之)

メキシコでリゾートを無邪気に楽しむアメリカ人ティーン、ジェフ、エイミー、ステイシー、エリック。4人は現地で知り合ったドイツ人青年マティアスとギリ シャ人ディミトリに誘われ、マヤ遺跡の探検に向かうことに。考古学者である彼らの友人が発掘に赴いたきりそこから戻らないという。遺跡は蔦に覆われた小高い石造の神殿。現地に着くと地元民が口々に何やら警告を発するが言葉が通じず戸惑ううちにいきなりディミトリが毒矢で殺されてしまう。武装した地元民に包 囲され、丘に追い込まれる4人とマティアス。圏外のはずの丘で聞こえる携帯電話の着信音。それは井戸の底から鳴っていた。井戸の底で彼らが目にするのは、 いくつもの死体と着信音のような<鳴き声>を上げる蔦だった。触れた人間の体内に入り込み寄生する<肉食蔦>に侵されていく仲間たち。医学生のジェフは即 席の外科手術で摘出を試みるが・・・
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

参考)
キング絶賛の「ルインズ 廃墟の奥へ」扶桑社から出版!
スコット・B・スミス原作スリラー「The Ruins」予告編公開

2008年スティーブン・キングが選ぶベストテン
1.「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督)
2.「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)
3.「ウォーリー」(アンドリュー・スタントン監督)
4.「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(ベン・スティラー監督)
5.「ファニーゲームU.S.A.」(ミヒャエル・ハネケ監督)
6.「バンク・ジョブ」(ロジャー・ドナルドソン監督)
7.「Lakeview Terrace」(ニール・ラ ブーテ監督)
8.「The Ruins」(カーター・スミス監督)
9.「Red Belt」(デビッド・マメット監督)
10.「デス・レース」(ポール・W・S・アンダーソン監督)

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2010/05/22

「ヘイヴン」日本国内放送決定!

Haven01 2010年7月9日に、米syfyチャンネルで放送が始まる、スティーヴン・キングの「コロラド・キッド」を原作にしたテレビムービー「ヘイヴン("HAVEN")」の日本国内での放送が決定した模様。

この情報は、2010年5月12日にジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンより国内版DVD及びBDでリリースされた「イングロリアス・バスターズ」に封入されている「ユニバーサル・チャンネル」のちらしによる。

そのちらしによると・・・・

日本独占初放送「ヘイヴン」スティーヴン・キングの小説「The Colorado Kid(コロラド・キッド)」をベースとし、自ら製作総指揮を務める最新作品!
Haven02

とのこと。
なんと、キングは製作総指揮やるんですね。

なお、「ユニバーサル・チャンネル」は2010年4月1日に「サイファイチャンネル」より「ユニバーサル・チャンネル」にチャンネル名が変更になってい る。

「HAVEN」
「イングロリアス・バスターズ」

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2010/05/20

コミックブック「アメリカン・ヴァンパイア」の表紙のメイキングが!?

「アメリカン・ヴァンパイア( 2010年5月19日、DC ComicsのレーベルであるVERTIGOのサイトで、スティーヴン・キングが原作を担当しているコミック・ブック(グラフィック・ノベル)「アメリカン・ヴァンパイア("AMERICAN VAMPIRE") #3」の表紙イラストのメイキングが公開された。

表紙のイラストを担当しているのは、Rafael  Albuquerque。 

From the Editor’s Desk: Mark Doyle–Creating a Cover, American Vampire #3

下書きから、だんだんと完成していく様子が楽しめる。

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2010/05/19

「ヘイヴン」は7月9日から放映か!?

「ヘイヴン(HAVEN)」
スティーヴン・キングの「コロラド・キッド」を原作とするテレビシリーズ「ヘイヴン(HAVEN)」だが、どうやら、2010年7月9日から放映が始まる模様。

なお、5月12日にリリースされたイングロリアスバスターズの国内版DVDに、「ヘイヴン」の広告が入っているらしい。

因みに、「ヘイヴン(HAVEN)」はキングの「トミーノッカーズ」の舞台の街ですね。

ついでに、キングはヘイヴン・ファウンデーションを主催してますね。
ヘイヴン・ファウンデーション

おまけ。

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2010/05/15

「Sons of Anarchy」のキング登場話は?

FXのテレビシリーズ「Sons of Anarchy(「サンズ・オブ・アナーキー」)」にスティーヴン・キングがゲスト出演する話は以前のエントリー『'Sons of Anarchy' exclusive: Stephen King to appear on FX show』で紹介したが、2010年5月14日にOVERLOOK CONNECTION BOOKSTOREから来たメールによると、スティーヴン・キングがゲスト出演する話数は、シーズン3の第3話である模様。

SONS OF ANARCHY - Stephen will be filming a cameo role for the FX series Sons of Anarchy. His part is currently scheduled to be in the third episode of the new season set to air in September. Steve promises to give fans a full report of his adventures filming the part later this month in California.

なお、「Sons of Anarchy(「サンズ・オブ・アナーキー」)」シーズン3は、2010年9月8日より米FX放送される模様。

冒頭の映像は、「Sons of Anarchy(「サンズ・オブ・アナーキー」)」シーズン3のアナウンス・スポット。

リチャード・マシスンのトリビュート・アンソロジー「ヒー・イズ・レジェンド」に収録されているスティーヴン・キングとジョー・ヒル共著の「スロットル」の予告編だと言っても通用するんじゃないかな。

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2010/05/14

ロン・ハワード等の「ダーク・タワー」シリーズの映像化についてキングが・・・・

先日のエントリー『スティーブン・キング「ダーク・タワー」をロン・ハワード監督が映画化?』で紹介した「ダーク・タワー」シリーズの映像化について、スティーヴン・キングがコメントした模様。

Reports of a Dark Tower TV series and movies have been in the news recently. Ron Howard, Akiva Goldsman, Brian Grazer and Imagine Films are in discussions with Steve regarding the adaptation of the series. Here's the word from Stephen:

"It looks good. Things are happening and they are happening fast but any reports you see might be taken with a grain of salt for the next couple of weeks. You will know the news from the official source as soon as we are able to post it."

Steve

キングのコメントからは、「ダーク・タワー」シリーズの映像化について具体的には全くわからないのだが、少なくてもロン・ハワード等のプロジェクトにキングは好意を持っている模様。

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2010/05/13

『人間にとってもっとも「うつくしいこと」』直木賞作家 朱川湊人もキング好き!?

「あした咲く蕾」 文藝春秋のサイトに掲載された直木賞作家朱川湊人のインタビューによると、朱川湊人もスティーヴン・キングファンらしい。

< 著者インタビュー >
『人間にとってもっとも「うつくしいこと」』
朱川湊人(しゅかわみなと 作家)
聞き手/「本の話」編集部

キングファン的に興味深い部分を引用する。

――表題作にもなっている「あした咲く蕾」は、人間の普遍的な想い、愛するものが命を失おうとしていると、自分の命を分けてでも救いたいという気持ちがテーマになっています。スティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」は、死んだものを甦らせる話ですが、これはまさにホラーに主眼をおいた小説です。同じところから出発しても、朱川さんとキングはまったく違った味わいの小説になっています。

朱川  僕もキングは大好きです。
「ペット・セマタリー」は不思議な小説で、奇怪なことが起きるまでが本当に怖いんです。ゲージという下の子供が生き返るまでが怖くて、その後は普通のホラー小説なんですよ。もちろん好きな小説です。

――小学校、中学校でプレハブ校舎はあちこちにありました。

朱川  子供が多い時代でしたから、きちんとした校舎を建てるのが間に合わなくってということですよね。少子化のこれからはありえないものですね。
  小説にこういう言葉がたくさん出てくるので、世代によっては「朱川さんの言っていることは古くてぜんぜんわからない」という人もいるようです。まあ、そういう方は時代小説のような気持ちで読んでいただけるといいかもしれません(笑)。僕の作品で『わくらば日記』(角川書店刊)というのがあります。昭和三十二年くらいからのことを書いているんですが、僕も調べたり人に聞いたりして、自分の頭の中で時代をつなげて書き進めています。インターネットで書評ブログなどをみると、古い話なんでピンと来ないという意見があります。
  それはそれで仕方のないことですね。それは、時代小説や海外の小説も同じだと思います。スティーヴン・キングの小説には、その世代しか知らないようなキーワードがよく出てきます。ましてや、僕ら日本の読者は国が違うわけですから何のことやら、ですね。アメリカのキングの同世代が読めば、ああこれこれ、ということなんでしょう。キングに「アトランティスのこころ」という作品があります。この中にはそういうキーワードがいっぱい出てくるんです。日本の読者もある程度想像してわかるかもしれないけれど、アメリカ人のようにはわからないはずです。僕自身、スティーヴン・キングの信奉者なんですけれど、そういうある世代だけには直撃するようなことを書きたいというのはありますね。

――キングも朱川さんの作品も特定の単語の背景はわからなくても小説として面白く読めます。

朱川  それはいつも心がけています。この時代のこれがわからなかったら作品の価値がわからないということは極力ないようにしています。

――「スメラギの国」は長篇ですが、朱川さんは長篇をお書きになるのはお好きなんですか。

朱川  僕はスティーヴン・キングが好きなので、長篇を書こうとすると彼のように、やたら長く書いちゃうんですよ。そこが欠点ですね。他社で刊行予定で千枚を超えているものがあります。あと今進めているもので六百枚を超えているものもあります。一人称だと長篇は書きにくいじゃないですか、だから複数の視点から書くんですが、そうするとものすごく長くなるんです。

――人称の話が出ましたが、朱川さんの作品は一人称が多いですね。

朱川  三人称で書くこともありますが、過去を振り返る話では一人称が一番書きやすいですね。
  作家ではキングも好きですが、僕は太宰治も好きなんですよ。一人称の作品ですね。中学のときにはまりまして、その影響があります。だから、太宰のように女性の一人称を使うのにも何の抵抗もないです。

いかがだろうか。
3ページにわたる長めのインタビュー記事なのだが、思いのほかキングに関する話題が多く驚いた。

キングの作品が好きだ、と言う話だけではなく、キングの作風に関する言及等も興味深い。

また、ホラーと不思議の話とか、ジャンル小説に対するアンチテーゼとか、私小説的なアプローチとか・・・・。

まあ、これ以外にも非常に興味深い話が語られているので、是非読んでいただければ、幸いである。

朱川湊人が自らをスティーヴン・キングの信奉者だと語るのには驚いた。

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2010/05/12

'Sons of Anarchy' exclusive: Stephen King to appear on FX show

「Sons of Anarchy」 既に「スティーヴン・キングの話」のエントリー「スティーヴン・キング、ドラマ"Sons of Anarchy"に出演予定」で紹介されているように、EW.comが伝えるところによると、スティーヴン・キングが米テレビシリーズ「Sons of Anarchy」のサード・シーズンににゲスト出演する模様。

'Sons of Anarchy' exclusive: Stephen King to appear on FX show

記録のため、全文を引用する。

Stephen King will make a special appearance on Sons of Anarchy when the biker drama returns for a third season on FX this September. King, who is a columnist for Entertainment Weekly, will play a quiet loner who appears in Gemma’s (Katey Sagal) time of need. The producers learned that King was a fan of the drama, so they reached out to the author for a possible cameo. King will appear in the third episode.

「Sons of Anarchy」オフィシャル・サイト

「Sons of Anarchy」は、カリフォルニア州チャーミングという田舎町を縄張りにしているバイカーギャングの名称で、そのバイカーギャングが、武器の密売とかいろいろ悪いことをする話。

キングは、「Sons of Anarchy」『ハーレーダビッドソン乗りの「ザ・ソプラノズ」と評しているらしいが、それを含めて非常に興味深いのは、「Sons of Anarchy」の主人公はバイカーギャング「Sons of Anarchy」のトップとナンバー2が義理の親子である、と言う事。

因みに、「Sons of Anarchy」トップであるクレイはロン・パールマン(!)が演じ、ナンバー2でクレイの義理の息子ジャックスをチャーリー・ハナムが演じている。

なんか、最近そんな話聞いたことないかな?

そう、リチャード・マシスンのトリビュート・アンソロジー「ヒー・イズ・レジェンド」に収録されたスティーヴン・キングとジョー・ヒルの共著作品「スロットル」の設定に似てないかな。
と言うか、「スロットル」のヴィンスとレースは、クレイとジャックスそのままじゃないかな、と思ったりする。

バイカーとキングと言えば、ジョージ・A・ロメロの「ナイトライダーズ」を思い出しますね。

ロン・パールマンは「ヘルボーイ」の赤い人がメイク要らない程最高にすばらしいのですが、キング的には「デスペレーション」の保安官役超最高です。「タック!」

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2010/05/09

「Super 8」がキングの影響を!?

今日も例によって、全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言う妄想的エントリー。

J・J・エイブラムスとスティーヴン・スピルバーグのコラボレーション作品「Super 8」の予告編が、現在北米で公開中の「アイアンマン2」と同時に上映されている。

詳細は、次のニュースを参照願います。

ますます謎めく映画「Super8」にスピルバーグも参加、公開は2011年の夏?

上記ニュースから一部引用する。

今、ハリウッドをにぎわせている謎の新作映画「Super8(原題)」について、新たな情報が届いている。「アイアンマン2」の公開時に映画館でのみ予告映像が流れるという「Super 8」。J.J.エイブラムスが製作した「クローバーフィールド/HAKAISHA」(08)の序章編との見方が強いが、これを受けて彼自身が『ぜひ映像を見てくれ。君たちの予想を裏切るけど、「クローバーフィールド/HAKAISHA」とは何の関係もないよ』とコメントしている。

「Super 8」の予告編自体はYouTubeに沢山上がっているので探して見て下さい。

じゃあ「Super 8」って何よ、と言う話なのだが、「スーパー8」と言えば、コダックの8mmフィルムのことなので、「Super 8」当初、80年代の映画にオマージュを捧げた作品だと言われていたので、わたしはスピルバーグ少年が「スーパー8」のカメラを担いで自主制作映画を作りまくる作品かと思っていた

しかし、予告編を見るとその印象は一変する。

1979年、アメリカ空軍はエリア51を閉鎖し、全てのマテリアルを貨物列車によってオハイオの極秘施設へ移送することになった。
しかしその途中、事故(?)のため、移送中の謎の生命体が貨物列車から脱出する話らしいのだ。

製作はスティーヴン・スピルバーグ、脚本・監督はJ・J・エイブラムス。

現在のところのキャッチコピーは「IT ARRIVES」!

さて、どの辺がキングの影響を受けているのか、と言う話なのだが、先ずは「Super 8」と言うタイトルこれはコダックの8mmフィルムに関係ないとしたらキングの「回想のビュイック8("From a Buick 8")」との類似性だろう。

異世界との扉として「ビュイック8」が機能するのと同様に「スーパー8」が機能するのではないかと想像できる。

また、キャッチコピーの「IT ARRIVES」からは当然「イット("IT")」が想起される。

何しろさ、IT ARRIVES だよ。
「IT」は、2010年とか2011年に出てきてもおかしくない頃だからね。
もしかしたらだけどね。

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2010/05/07

「Full Dark, No Stars」の表紙はこれだ!

「FULL DARK, NO STARS」 2010年11月に出版が予定されているスティーヴン・キングの新作短篇集(中篇集)「FULL DARK, NO STARS」の表紙画像が、SIMON & SCHUSTERのサイトで公開された。

「FULL DARK, NO STARS」
著者:スティーヴン・キング
出版社:Scribner
形態:ハードカバー 352p
収録作品:「1922」「Big Driver」「Fair Extension」「A Good Marriage」

表紙画像は、多分暫定版だと思うが、デザイン的には、数字の「9」に見えますね。

因みにAmazon.co.jpでは次のような写真で予約販売されてます。

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2010/05/06

スティーブン・キング「ダーク・タワー」をロン・ハワード監督が映画化?

2010年5月6日にeiga.comが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「ダーク・タワー」シリーズ第1作目の監督はロン・ハワードになるかも知れない模様。

スティーブン・キング「ダーク・タワー」をロン・ハワード監督が映画化?

記録のため全文を引用する。

[eiga.com 映画ニュース] モダンホラーの帝王スティーブン・キングが自らのライフワークと称する大長編「ダーク・タワー」の映画化企画が浮上している。

米デッドライン・ハリウッドによると、「ダ・ヴィンチ・コード」「ビューティフル・マインド」の監督ロン・ハワード、脚本家アキバ・ゴールズマン、製作ブライアン・グレイザーのトリオが、同作の映画化とTVシリーズ化に向けてキングとの交渉に入っているという。

「ダーク・タワー」は、何もかもが奇妙に歪んで荒廃した中間世界を舞台に、主人公の“最後のガンスリンガー”ローランドと仲間たちが暗黒の塔を探し求めて旅をするという全7部構成の壮大なダークファンタジー。かつて「LOST」のクリエイター、J・J・エイブラムスがTVシリーズ化に取り組んでいたが、うまくいかずに断念。現在、映像化権はキングのもとに戻っている。

なお、現時点では映画化に関してふたつの異なる情報が報じられている。デッドライン・ハリウッドが「ロード・オブ・ザ・リング」のような映画3部作+TVシリーズになるとしているのに対し、米ハリウッド・レポーターは、まず1本の映画を公開したのち、続きをTVシリーズとして展開すると報じている。

おそらく、キングの「ダーク・タワー」シリーズ全7巻を映像化する、となると、構想を含めておそらく5~10年がかりのプロジェクトになると思う。

最早巨匠の域に達しているロン・ハワードは、自らのキャリアにおいて、そんな長期にわたるプロジェクトへの参画を望んでいないと思うし、スタジオサイドもロン・ハワードのスケジュールを「ダーク・タワー」のような長大な作品に割いて欲しくないだろう。

「ダーク・タワー」に関わっている最中、他のロン・ハワード監督作品が公開されないとするとスタジオサイドのビジネス的に問題だろう。

まぁ、実際的には、ロン・ハワードが1本作って、あとはロン・ハワードがプロデューサーに退き、無名か若手の映像クリエイターが監督を引き継ぐ、と言うことになるんだと思うが、「ダーク・タワー」シリーズの映像化作品に、そんなに集客力があるとは思えないので、シリーズの中途半端なところで映像化がおしまいになってしまうような気がする。

なにしろ原作が長大だからね。
シリーズの途中で映像化プロジェクトが頓挫した「ナルニア国物語」みたいにならないよう、お祈りしています。

または、金儲け的に1作目だけ作って、製作から撤退するとか・・・・。

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2010/05/05

「stephen king database」をめぐる冒険

「The Big Book of Necon」 今日は、日本国内におけるスティーヴン・キング作品のデータベース・サイト(ブログ)の紹介。

「stephen king database」

先日、たまたまだが、「The Big Book of Necon」と言うアンソロジーに収録されているキングの短編「The Old Dude's Ticker」の事を調べようとしてググって出てきたのが、件の「stephen king database」である。

先ず驚いたのは、まだ発表されていない作品や、執筆が噂されている作品も一応掲載されている事。
また、サイトの切り口として次の観点で一覧表示が出来るのもありがたい。
あとは翻訳者の一覧表示も嬉しいですね。

スティーヴン・キング作品リスト
邦訳書籍刊行リスト
邦題× 翻訳者リスト

で、誰が作ったサイトなのかな、と調べてみると、どうやらAtomさんと言う人がやっているようである。( Atomさんではなく、bizzyradioさんがやっているサイトでした)

Atomさんと聞いて思い出すのは、HARADAさんの「スティーヴン・キングの話」である。
因みに、「スティーヴン・キングの話」は複数のライターがやっているブログのようなのだが、そのうちの一人がAtomさんなのだ。( 多分これも誤りのようです。)

まあ、両サイトでのハンドルが両方ともAtomなので、おそらく同一人物だと推測できるのだが、間違っていたらごめんなさい。( 完全に別人でした。ごめんなさい。もしかしたら「スティーヴン・キングの話」にもAtomさんという人は存在しないのかも知れません。なんでもBloggerのフィードだそうです。)

とにかく、「stephen king database」はキング作品のデータベースとしては、非常にありがたいサイトだと思うので、皆さんも是非使ってみてください。

なお、キングの短編「The Old Dude's Ticker」が収録されているアンソロジー「The Big Book of Necon」はAmazon.co.jpでも販売しています。

※ 2010年5月5日 一分訂正しました。

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2010/05/04

「The Talisman: Volume 1: The Road of Trials」本日発売!

「The Talisman: Volume 1: The Road of Trials」 2010年5月4日 スティーヴン・キングとピーター・ストラウブ共著の「タリスマン」のグラフィックノベル(コミック)版である「The Talisman: Volume 1: The Road of Trials」デルレイ社より出版されました。

「The Talisman: Volume 1: The Road of Trials」
Written by Stephen King and Peter Straub
Adapted by Robin Furth
Illustrated by Tony Shasteen and Nei Ruffino

因みにこの「The Talisman: Volume 1: The Road of Trials」は、「タリンマン」のグラフィックノベル(コミック)版の第1シリーズの#0~#5が1冊のハードカバーとして出版されたものです。

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