キング絶賛「DOG ON IT」翻訳出てました。
スティーヴン・キングが絶賛しているスペンサー・クインの「DOG ON IT」の翻訳がなんと、東京創元社から出てました。
と言うのは何故か、と言うとこの「DOG ON IT」の翻訳のタイトルがなんと、「ぼくの名はチェット」だったもんで、つながりが全く見えず、全然気が付かなかったんです。
因みに、ツイッター上のわたしのタイムラインでは、本書スペンサー・クインの「ぼくの名はチェット」を評価するツイートがいくつもいくつも流れていたのですが、それがまさか、「DOG ON IT」の翻訳だとは思わなかった次第です。
一枚目の写真は「DOG ON IT」のペーパーバックの写真ですが、よく見ると、左中央付近にキングのコメントが印刷されていますね。
"Get your paws on this enchanting one-of-a-kind novel" Stephen King
これ、「唯一無二の魅力的な小説を前足でゲットせよ」って意味でしょうかね。
因みに、これの翻訳だと思われるキングのコメントも紹介する。
この作家は二つの言語を見事に操る。サスペンスと犬だ。……今すぐこの類稀な一冊を買いに、近くの書店に走ることをおすすめする。 ―― スティーヴン・ キング
「ぼくの名はチェット」
著者:アンソニー・クイン
訳者:古草秀子
装画:斉藤きよみ
装幀:本山木犀
判型:四六判並製
ページ数:366ページ
初版:2010年5月31日
ISBN:978-4-488-01327-1
ある女子高校生の失踪事件。元警官でバツイチの私立探偵バーニーは母親の依頼で相棒の大型犬チェットと調査を開始。彼は誘拐事件と判断したが、身代金要求 はなく、父親は誘拐事件と認めず、彼を解雇してしまった! 愛すべき名犬チェットは危険もかえりみずバーニーをサポートするが……。チェットが犬の視点、 犬の心ですべてを語る、全世界の犬好きの心を鷲掴みにした傑作ミステリ。NYタイムズ・ベストセラー、B&N推薦図書。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
因みに、本書「ぼくの名はチェット」は、「名犬チェットと探偵バーニー1」と言う取り扱いのようなので、以下続刊の予定があると思われる。
更に、このチェットの犬種は何だ、と言う事でWEBで喧々諤々の議論が続いている模様です。
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