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2010年10月の12件の投稿

2010/10/27

「読書会」で紹介されている作品は!?

2010年10月1日に徳間書店から発売された山田正紀と恩田陸の「読書会」を購入した。

「読書会」
山田正紀/ 著
恩田陸/ 著
2010/10/01発売
ISBNコード: 978- 4-19-893246-6
判型/仕様: 文庫
定価: 680円(税込)

折角なので、「読書会」のスティーヴン・キングに関する章『S・キング「呪われた町」「ファイアスターター」』で山田正紀と恩田陸、そして司会の牧眞司が紹介している作品を紹介してみる。

「呪われた町」スティーヴン・キング
「ファイアスターター」スティーヴン・キング
「キャリー」スティーヴン・キング
「シャイニング」スティーヴン・キング
「クリスティーン」スティーヴン・キング
「トム・ゴードンに恋した少女」スティーヴン・キング
「IT」スティーヴン・キング
「ハイスクール・パニック」スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)
「死のロングウォーク」スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)
「グリーン・マイル」スティーヴン・キング
「レギュレイターズ」スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)
「デスペレーション」スティーヴン・キング
「ダーク・ハーフ」スティーヴン・キング
「デッド・ゾ-ン」スティーヴン・キング
「黒いスーツの男」スティーヴン・キング
「スタンド・バイ・ミー」スティーヴン・キング
「アトランティスのこころ」スティーヴン・キング
「回想のビュイック8」スティーヴン・キング
「ザ・スタンド」スティーヴン・キング
「トミーノッカーズ」スティーヴン・キング
「骨の袋」スティーヴン・キング
「不眠症」スティーヴン・キング
「ミザリー」スティーヴン・キング
「クージョ」スティーヴン・キング

「盗まれた街」ジャック・フィニィ
「クロスファイア」宮部みゆき
「屍鬼」小野不由美
「墓地を見おろす家」小池真理子
「夜ごとの闇の奥底で」小池真理子
「バトル・ロワイヤル」高見広春
「劫尽童女」恩田陸
「ネクロポリス」恩田陸
「夜のピクニック」恩田陸
「上と外」恩田陸
「アンドロメダ病原体」マイケル・クライトン
「毒蛇商人」マイケル・クライトン(ジョン・ラング)
「イシャーの武器店」ヴァン・ヴォクト
「BANANA FISH」吉田秋生
「サイコ」ロバート・ブロック
「悪党パーカー/人狩り」リチャード・スターク

軽い気持ちではじめたら、こんなにたくさんの作品が紹介されていた。
諸般の事情で割愛した作品もあるけどね。

上記の作品はキングの影響を受けている作品やキングに影響を与えている作品、もちろんキングを理解する上で、俎上に乗ったキング自身の作品もある。

今回はキングに関する部分だけを紹介したが、「読書会」自体非常に興味深い作品に仕上がっている。機会があれば是非読んでみていただきたい。

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2010/10/26

「ドランのキャデラック」国内初放送決定!

BS日テレ「ドランのキャデラック」
2010年10月30日 スティーヴン・キング原作のDVDストレート作品「ドランのキャデラック」がBS日テレで国内初放送される模様。

「ドランのキャデラック」
放送日時:10月30日(土) 19:00~20:54
放送局:BS日テレ

スティーブン・キング(「1408号室」「ミスト」)原作の最新作!

■妻を殺された男が、厳重な警備に守られた復讐相手に仕掛ける、衝撃的な奇策!

トム・ロビンソンは、温和で善良な教師。彼の妻エリザベスは、ある日、偶然に殺人の現場を目撃する。犯人は、ラス・ヴェガスの冷酷なギャングのボス、ジェームズ・ドランだった。エリザベスはFBIからの身辺保護を条件に、ドランを告発する証言を行なうことに同意する。しかし、ドランの魔手は警護の隙をついて、エリザベスを死に至らしめてしまう。
ロビンソンは、ドランを裁判にかけるために手を尽くすが、確かな証拠がないため成功しない。打ちひしがれるロビンソンのもとへ、死んだ妻の“幻影”が訪れ始める。「監視すること。機会を待つこと。そして、絶対に殺すこと―」。エリザベスが語りかける言葉に背を押されるように、ロビンソンは復讐の計画に身を投じていく―。

【スタッフ】
監督:ジェフ・ビーズリー

【キャスト】
クリスチャン・スレイター
ウェス・ベントリー

【制作】
製作年:2009年
製作国:イギリス/アメリカ

さて、気になる内容だけど、さすがDVDストレート作品。
それなりの作品に仕上がっています。
小説では見えてこなかったリアリティの欠如、と言うか嘘の部分が映像にするとポロポロ見えちゃう感じです。

とは言うものの、是非見てください。

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2010/10/25

「FULL DARK, NO STARS」トレイラー公開中。

2010年11月に出版が予定されているスティーヴン・キングの新作短篇集(中篇集)「FULL DARK, NO STARS」に収録される作品のトレイラー(予告編)がYouTubeで公開されている。

「1922」

「Big Driver」

気合入ってますね。

続く2篇のトレイラーも順次公開予定です。

なお、収録される作品とその概要は、次の通り。

1922
The story opens with the confession of Wilfred James to the murder of his wife, Arlette, following their move to Hemingford, Nebraska onto land willed to Arlette by her father.

Big Driver
Mystery writer, Tess, has been supplementing her writing income for years by doing speaking engagements with no problems. But following a last-minute invitation to a book club 60 miles away, she takes a shortcut home with dire consequences.

Fair Extension
Harry Streeter, who is suffering from cancer, decides to make a deal with the devil but, as always, there is a price to pay.

A Good Marriage
Darcy Anderson learns more about her husband of over twenty years than she would have liked to know when she stumbles literally upon a box under a worktable in their garage.

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2010/10/22

「トップランナー・松尾たいこ」の収録をめぐる冒険

「松尾たいこブログ」スクリーンショット 2010年10月17日、東京・渋谷で行われたNHK「トップランナー・松尾たいこ」の収録に行ってきた。

松尾たいこ(敬称略)と言えば、スティーヴン・キングファンにとっては、ご承知のように「リーシーの物語」や新版の「シャイニング」「ミザリー」の表紙の装画でおなじみのイラストレーターです。

収録の内容については、放送までは喋っちゃいけない、書いちゃいけない、と言われたので、お話しすることは出来ませんが、非常に興味深いお話を聴くことができました。

余談ですけど、カットされなければ、ですが、キングに関する話題も結構ありました。

因みに、放送予定日は次の通り。

「トップランナー・松尾たいこ」
日時:11月6日(土) 22:30~
放送局:NHK総合
MC:箭内道彦、田中麗奈

興味深いお話もたくさんありますし、イラストの制作手法やアトリエ訪問等盛りだくさんの内容になっています。是非ご覧になってください。

「トップランナー」オフィシャル・サイト

「松尾たいこブログ」

 

なお、2010年11月12日より東京・代官山のギャラリースピークフォーで松尾たいこの個展が開催される模様です。

「松尾たいこ My Life with a DOG」
会期:2010年11月12日(金)~11月24日(水) 11:00~20:00
会場:東京・代官山のギャラリースピークフォー

11月12日には、トークイベントも実施されるようです。
詳細はこちらをご覧になってください。



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2010/10/19

マイケル・ジャクソン究極のショート・フィルム集『マイケル・ジャクソン VISION』が発売決定!

「マイケル・ジャクソン VISION」 ツイッターでは、既にお知らせしたように、スティーヴン・キング原案、スタン・ウィンストン監督のマイケル・ジャクソンのプロモーション・ビデオ「ゴースト」が初DVD化される。
これは、11月24日に発売されるマイケル・ジャクソンのショート・フィルム集「マイケル・ジャクソン VISION」「ゴースト」が収録される、というもの。

しかしながら、非常に残念なことに、今回収録される「ゴースト」は全長版(40分)ではなく、3分58秒の短縮版。

仕様は次の記事を参照してください。

マイケル・ジャクソン究極のショート・フィルム集『マイケル・ジャクソン VISION』が11月24日に発売決定!

折角なので、「ゴースト」に関す目部分を引用する。

また、同じくマイケル自身が保管していた貴重なパーソナル・アーカイヴから「ゴースト」の映像も収録。「ゴースト」は1997年に発表された、スリラーをしのぐ40分もの長編フィルムで、当時日本でも初回生産限定でVHS-BOXとして発売されて以降、権利上の問題からか再発もDVD化もされていなかった作品。今回収録されるのは、この長編がミュージック・ビデオの長さに編集されたものになりますが、マイケルとあのスティーヴン・キングが共同原案、当時は『タイタニック』、現在では『トランスフォーマー』『パイレーツ・オブ・カリビアン』を手がけた特撮工房のデジタル・ドメイン社がSFXを担当しており、マイケルのエンタテインメント最新技術好きがここからも見てとれます。


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2010/10/18

「ヘイヴン-謎の潜む町-」本日放送開始!

「ヘイヴン-謎の潜む町-」
既に何度かお知らせしている、テレビシリーズ「ヘイヴン-謎の潜む町-」は、本日年10月18日より放送が開始される。お忘れないように。

なお、「ヘイヴン-謎の潜む町-」は、スティーヴン・キングの「コロラド・キッド」を原作としたテレビシリーズ。

「ヘイヴン-謎の潜む町-」
第一話:「エピソード0」
放送局:ユニバーサル・チャンネル
放送時間:10月18日 22:55~

原題:HAVEN

概要:
アメリカのサイファイ(Syfy)チャンネルで2010年7月9日に放送がスタートしたばかりの最新オリジナルシリーズ。
スティーヴン・キングの小説「コロラド・キッド」をベースにした物語。

鋭い洞察力と度胸を兼ね揃えた優秀なFBI捜査官オードリー・パーカー(エミリー・ローズ)はある事件の調査でメイン州の小さな町ヘイヴンを訪れる。
一 見どこにでもありそうな小さな町に見えたが、実は度重なる超自然現象によって長年影響を受け続けた人々の避難場所であることにオードリーは気付いた。やが て町の人々の潜在能力が露<あらわ>になり、オードリーが状況の悪化を防ぐため人々を助ける中、“ヘイヴン”に隠された多くの秘密が解き明かされていく。
さ らには、オードリー自身とこの奇妙な町が深く結びついている事実も明かされていく。オードリーのパートナーとなる町の警官ネイサン・ウォーノス(ルーカ ス・ブライアント)、神秘的で謎めく人物なデューク・クロッカー(エリック・バルフォー)などもストーリーに展開をもたらす。

「ヘイヴン」は E1プロダクションがアメリカのサイファイチャンネルと(カナダとスカンジナビア諸国を除く)世界各国のユニバーサル・ネットワークス・インターナショナ ル傘下の有料チャンネルに向けて製作。アメリカでのプレミアは2010年7月、日本を含む海外では2010年10月のプレミアを予定。


製作:
スコット・シェパード 「トゥルー・コーリング」「デッド・ゾーン」
ジョン・モレイニス 「ルーキーブルー~新米警官 奮闘記~」
ノリーン・ハルペーン 「ルーキーブルー~新米警官 奮闘記~」
ロイド・シーガン&ショーン・ピラー 「デッド・ゾーン」「グリーク」
サム・アーンスト&ジム・ダン 「デッド・ゾーン」

監督:
アダム・ケイン 「メンタリスト」「ヒーローズ」「プッシング・デイジー」ほか

キャスト:
エミリー・ローズ (FBI捜査官 オードリー・パーカー)「ジェリコ」「ブラザーズ&シスターズ」
ルーカス・ブライアント (警官ネイサン・ウォーノス)「ドールハウス」
エリック・バルフォー (デューク・クロッカー)「24」

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2010/10/13

山田正紀×恩田陸の"古今東西名作SF"議論集『読書会』

山田正紀と恩田陸の「読書会」 2010年10月1日 徳間書店から山田正紀と恩田陸の「読書会」が文庫化され発売になった。

「読書会」とは、『山田正紀と恩田陸。多ジャンルで活躍する二人の人気作家が、名作エンターテインメント小説を読みまくり、語りまくる。題材は、半村良、アシモフ、小松左京、S・キングなど。自分だったらこのテーマをどう描くか、という実作者ならではの議論も白熱。後半ではついに、それぞれの自作、「神狩り」《常野物語》シリーズも俎上に……。読書家必読の、プロ作家によるブックガイド対談集』とのこと。

因みにこの「読書会」、2007年1月に徳間書店から四六判ソフトカバーで出版されているものの文庫化であるが、内容が同一かどうかは不詳。

因みに、スティーヴン・キング作品は、「呪われた町」「ファイアースターター」が俎上に上っている。

関心があるかたは是非ご一読を。

因みに、マイコミジャーナルに同書「読書会」の紹介記事が掲載されている。

山田正紀×恩田陸の"古今東西名作SF"議論集『読書会』



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2010/10/12

映画史に残る「初監督作品」は?処女作トップ100ランキング

2010年10月12日に映画.comが伝えるところによると、インターネットで映画評論を発表する批評家から構成される米オンライン映画批評家協会(OFCS)が、「初長編監督作品トップ100」を発表した模様。

映画史に残る「初監督作品」は?処女作トップ100ランキング

記録のため、全文を引用する。

[映画.com ニュース] インターネットで映画評論を発表する批評家から構成される米オンライン映画批評家協会(OFCS)が、「初長編監督作品トップ100」を発表した。

すべての作家に平等に1本だけ存在する処女作。同協会が「革新性と創意工夫、挑発性」の観点から選んだ、映画史に残る長編初監督作品の第1位に輝いたのは、鬼才オーソン・ウェルズが弱冠25歳で発表した「市民ケーン」(1941)。処女作としてのみならず、アメリカ映画協会(AFI)による「アメリカ映画ベスト100」の第1位ほか、数々のランキングで必ず上位に入ってくる映画史上の金字塔的作品だ。

第2位にはデビッド・リンチ監督の「イレイザーヘッド」(77)、第3位にはジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(68)がランクインした。

トップ30は以下の通り。

1.「市民ケーン」(オーソン・ウェルズ)
2.「イレイザーヘッド」(デビッド・リンチ)
3.「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(ジョージ・A・ロメロ)
4.「マルタの鷹」(ジョン・ヒューストン)
5.「勝手にしやがれ」(ジャン=リュック・ゴダール)
6.「レザボア・ドッグス」(クエンティン・タランティーノ)
7.「狩人の夜」(チャールズ・ロートン)
8.「ブラッド・シンプル」(ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン)
9.「大人は判ってくれない」(フランソワ・トリュフォー)
10.「十二人の怒れる男」(シドニー・ルメット)
11.「アタラント号」(ジャン・ビゴ)
12.「トイ・ストーリー」(ジョン・ラセター)
13.「地獄の逃避行」(テレンス・マリック)
14.「マルコヴィッチの穴」(スパイク・ジョーンズ)
15.「スパイナルタップ」(ロブ・ライナー)
16.「Gates of Heaven」(エロール・モリス)
17.「二十四時間の情事」(アラン・レネ)
18.「フライング・ハイ」(ジム・エイブラハムズ/デビッド・ザッカー/ジェリー・ザッカー)
19.「激突!」(スティーブン・スピルバーグ)
20.「アイアン・ジャイアント」(ブラッド・バード)
21.「死霊のはらわた」(サム・ライミ)
22.「プロデューサーズ」(メル・ブルックス)
23.「水の中のナイフ」(ロマン・ポランスキー)
24.「ショーシャンクの空に」(フランク・ダラボン)
25.「キッド」(チャールズ・チャップリン)
26.「第9地区」(ニール・ブロムカンプ)
27.「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」(テリー・ギリアム/テリー・ジョーンズ)
28.「ドニー・ダーコ」(リチャード・ケリー)
29.「黄金時代」(ルイス・ブニュエル)
30.「脳内ニューヨーク」(チャーリー・カウフマン)

ニュースソースは、次の通り。

OFCS Top 100: 100 Best First Films

さて、気になるスティーヴン・キング関係だが、上記のとおり、フランク・ダラボンの「ショーシャンクの空に」が第24位にランクインしている。

フランク・ダラボンのキャリアとしてはご存知のように、「スティーブン・キングの ナイトシフト・コレクション」「悪女の構図」があるが、前者は長編ではなく、後者はテレビムービーなので除外され、「ショーシャンクの空に」がフランク・ダラボンの初長編監督作品だと言う判断である模様。

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2010/10/04

『「燔祭」宮部みゆき×広末涼子』をめぐる冒険(「世にも奇妙な物語」)

2010年10月4日にフジテレビ系で放送される「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル~人気作家競演編~」で宮部みゆきの「燔祭」がドラマ化される模様。

「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル~人気作家競演編~」

「燔祭」
【宮部みゆき『燔祭』×広末涼子】
念力で火を起こす特殊能力を持った女と最愛の妹を殺された男。復讐という名の秘密でつながる2人だったが、その行く手には…。

何でこんな話をしているか、と言うと宮部みゆきの「燔祭」「クロスファイア」はスティーヴン・キングの「ファイアスターター」の影響下にある作品だから。

関心がある方は、是非見てみてください。



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2010/10/03

最高のホラー映画1位に1974年の映画「悪魔のいけにえ」!2位は「エクソシスト」

米雑誌「トータル・フィルム」 2010年9月30日にシネマトゥディが米雑誌「トータル・フィルム」が行った、最高のホラー映画の投票の結果を発表した。

最高のホラー映画1位に1974年の映画「悪魔のいけにえ」!2位は「エクソシスト」

記録のため、全文を引用する。

[シネマトゥデイ映画ニュース] 雑誌「トータル・フィルム」が行った投票で、史上最高のホラー映画に1974年の低予算映画『悪魔のいけにえ』が第1位に選ばれた。

「トータル・フィルム」誌が、ホラー映画を制作してきた映画監督や俳優たちにお気に入りの作品を投票してもらったところ、ジョン・カーペンター監督やウェス・クレイヴン監督、ジョン・ランディーらホラー界の名だたる人物たちがこの作品に1票を入れた。2位には1973年の『エクソシスト』、3位にはアルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』がランクインし、60~70年代ホラーの質の高さが現れた結果となった。トップ10にランクインした中で最も新しい作品は、5位に入った1982年のジョン・カーペンター監督作『遊星からの物体X』。その他、ジャック・ニコルソン主演の『シャイニング』や、またまたカーペンター監督作『ハロウィン』などがトップ10入りしている。

映画『悪魔のいけにえ』は、1950年代に実際にあった猟奇殺人をもとにした物語で、テキサスに帰郷した男女が次々と不気味な仮面の男に殺されていく。同誌の編集者は今回の結果について、「『悪魔のいけにえ』は、見るというよりも感じる作品だ。カメラの力強い動きや乱暴な編集、甲高い音と気味の悪いヴィジュアルが観客の頭蓋骨にガンガンぶつかってくるんだよ」と、高い支持を得た理由を語っている。

と言う事で、我らがスティーヴン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督作品「シャイニング」が、最高のホラー映画トップ10入りしている模様。

元記事を見つけていないので、今のところ順位不明。

また、Horror Icons' Top 10 Horror Films と言う記事では、50人以上の映画監督等が、ホラー映画のベストテンをあげています。

キング原作作品は、次の作品がそれぞれの監督等に選ばれています。

「シャイニング」は、
ロブ・ゾンビの第8位
ザック・スナイダーの第2位
マット・リーヴスの第2位
アレクサンドル・アジャの第1位
イーライ・ロスの第8位
ラリー・フェセンデンの第2位
タイ・ウェストの第1位
Gareth Edwardsの第6位
ショーン・S・カニンガムの第5位("Too Good to Stay Off the Lists"部門)
グレッグ・マクリーンの第5位
ジェイク・ウエストの第7位
マイケル・ドハティの第10位
Paul Andrew Williamsの第3位
クリス・スミスの第2位
フアン・アントニオ・バヨナの第3位
グレッグ・ニコテロの第9位
グレッグ・ビショップの第9位
Mark Salisburyの第10位
Steve Bartonの第9位
キム・ニューマンの第7位
Sloan Freerの第1位
ジェニファー・ワイスの第2位
ギレルモ・デル・トロの第3位

「キャリー」は、
エドガー・ライトの第1位
フィリップ・リドリーの第1位
ショーン・S・カニンガムの第13位("Too Good to Stay Off the Lists"部門)
ノーマン・J・ウォーレンの第2位
マイケル・ドハティの第9位
マーク・プライスの第7位
Mark Salisburyの第8位
Andy Loweの第9位

「ミザリー」は、
ショーン・S・カニンガムの第6位

「ミスト」は、
マーク・プライスの第6位

「クリープショー」は、
Ryan 'Rotten' Turekの第10位

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2010/10/02

ジョニー・デップのメガネは!?

「シークレット・ウインドウ」のジョニー・デップ 全くの余談ですが、ジョニー・デップが愛用しているメガネは、タート・オプティカルのアーネルと言うフレームだそうです。

因みにこのフレーム、スティーヴン・キング原作の映画「シークレット・ウインドウ」でジョニー・デップ演じるモート・レイニーが着用していたもので、デップは「シークレット・ウインドウ」以降、プライベートでもアーネルを着用しているそうです。

今回のエントリーのトップの写真や「シークレット・ウインドウ」のポスターやDVD等のパッケージでもジョニー・デップはこのフレームを着用していますよね。

因みにタート・オプティカル社は既に倒産してしまっており、最近販売されているフレームの多くは、タート・オプティカル風のフレームだそうです。

また最近では、倒産したタート・オプティカル社と同名で別のタート・オプティカル社が営業しているようなので、注意が必要ですね。

もちろんヴィンテージものの本物のタート・オプティカルのフレームも市場には出ていますが、偽物も多いようなので、これまた注意が必要ですね。

因みに、映画「シークレット・ウインドウ」の原作「秘密の窓、秘密の庭」「ランゴリアーズ」(文春文庫)に収録されています。

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2010/10/01

コミックブック「American Vampire」にキングの序文が!?

「American Vampire」とスティーヴン・キング 2010年10月5日に出版されるスティーヴン・キング原作のハードカバー版コミックブック(グラフイックノベル)「American Vampire」にキングの序文が収録される模様。

そのあたりについてEW.comに記事が掲載されている。(2010/09/29)

Exclusive: Stephen King talks vampires in introduction to comics series
by Keith Staskiewicz
Categories: Comic Books, Exclusive!, Stephen King, Twilight

stephen-king-american-vampireImage Credit: Ida Mae Astute/ABC via Getty ImagesStephen King’s ‘Salem’s Lot helped to bring vampires back to their Bram Stoker origins, with an emphasis on the heartless, frightening nature of the bloodsuckers combined with a side-focus on real estate, so he knows a little something about the creatures of the night. In his introduction to the first volume of the upcoming American Vampire series from DC Comics, the horror maestro makes his feelings about how vampires should really be portrayed known: That is, as truly monstrous and evil, not fanged and fabulous. And most definitely not as “lovelorn southern gentlemen,” “anorexic teenage girls,” or “boy-toys with big dewy eyes.”

で気になる序文はなんとこちらで公開されてます。

Stephen King's Intro to 'American Vampire': EW Exclusive!

気になる方は是非読んでみてください。
キングの情熱溢れる序文になっています。

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