「モンキービジネス」にキングに関する白石朗のエッセイが!?
2010年10月20日にヴィレッジブックスから出版された、柴田元幸責任編集の文芸雑誌 「モンキービジネス 2010 Fall vol.11 幽霊、影、分身号」に翻訳家:白石朗(敬称略)のスティーヴン・キングとその作品に関するエッセイ「残したもの、残されたもの」が掲載されている。
「モンキービジネス 2010 Fall vol.11 幽霊、影、分身号」
さて、件の白石朗のエッセイ「残したもの、残されたもの」だが、アメリカ同時多発テロ事件から「彼らが残したもの」、そしてキングの分身ともいえる様々なキャラクターや作品の紹介、更には文藝春秋から近刊予定のキングの最新長編「ドームのもとへ(仮)」へと、キングファン必読のエッセイとなっている。
関心がある方は是非ご一読を。
因みにこの「モンキービジネス」と言う雑誌は、「モンキービジネス宣言(の・ようなもの)」によると、『海外・日本の新しい小説やエッセイを中心に、新しくない小説やエッセイなんかもちゃっかり混ぜて、こっちが面白いと思う文章を並べた雑誌にしたいとは思っている。』(柴田元幸)とのことである。
価格は最新号は、1,890円(税込)とちと高いが、読んでみると確かに面白い小説が並んでいる。
「モンキービジネス」は、連載小説が少ないので、文芸雑誌を買ったことない人にも結構オススメの文芸雑誌だと思う。
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