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2011年4月の18件の投稿

2011/04/30

藤田新策さんの個展に松尾たいこさんが!?

藤田新策個展で原画を眺める松尾たいこと藤田新策
2011年4月29日 所用のため銀座をブラブラしていたわたしは、歩行者天国でつらつらとツイッターの画面を眺めていた。

わたしは松尾たいこ( @taikomatsuo /敬称略)の次のツイートで午後のスケジュールを変更することにした。

@taikomatsuo
仕事早めに終わらせて藤田新策展行きたい

松尾たいこが藤田新策( @Shinsakuron /敬称略)の個展会場に向かうとなると、キングファンとしては、その場に居合わせ可能ならばツーショット写真をおさえたい。わたしはそんな事を考えていた。

そんなわたしは銀座での所用を済ませ、食事をし、勿論ポーラ ミュージアム アネックスで開催されている松尾たいこ個展Taiko Matsuo_Layeredに顔を出し、藤田新策個展藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”が開催されている北青山のギャラリーハウスMAYAにへ向かった。

個展会場はG.W.初日と言う事もあり、今日も大盛況。
曇天から小雨そして晴れと、天気がころころと変わる中、多くのお客さんがギャラリーハウスMAYAを訪れていた。

そんな中、松尾たいこさんが藤田新策さんの個展会場にやってきた。

松尾さんがギャラリーに入ってきた瞬間、わたしは藤田さんと並んで話をしていた。藤田さんは松尾さんの髪の色が以前と異なっていたため、すぐにはわからなかった模様。

ご挨拶の後、松尾さんは藤田さんの絵を一点一点丹念に眺め、また個展会場に置いてあった書籍の装画も一冊一冊帯を外し確認するように観ていた。

松尾さんは自らのブログで次のように書いている。

あこがれの藤田新策さん,伊藤桂司さんの個展でハッピー

印象的な部分を引用する。

思いがけずご本人が在廊してて緊張した。
10年ぶりの個展ということで、MAYAとMAYA2いっぱいに広がる藤田ワールドに興奮。

スティーヴン・キングの本の表紙と言えば藤田さんっていうイメージ。
そんな中、いくつかのスティーヴン・キングの本の表紙を担当させていただいて、その時は超プレッシャーを感じたのだった。
だって、藤田さんみたいに描けないもんねー。

まあ同じに描いてもしかたないからと自分なりの絵で世界を表現したのだった。

ここでは、思いがけず「リーシーの物語」「シャイニング(新装版)」「ミザリー(新装版)」の装画の制作秘話が語られているのが興味深い。

さて、冒頭でお話しした藤田さんと松尾さんのツーショット写真を紹介する。
藤田新策と「悪霊の島」の原画と松尾たいこ
写真の背景は今回の藤田さんの個展で松尾さんが一番のお気に入り作品と言った「悪霊の島」の装画。「悪霊の島」の装画を中央に置いたため、ツーショットと言うより、「悪霊の島」を挟んだ二人のスリーショット写真になってますね。

余談ですが、わたしが今回撮影に使ったカメラは、OLYMPUSのPENシリーズだったのですが、松尾さんのカメラもPENシリーズでした。その松尾さんのカメラのストラップはカメラ女子的で女子力アップなこんな感じのストラップだったのが印象的でした。

ところで、松尾さんのブログで公開されている写真も実はわたしが撮影したものです。

フォトセッションの後、ここでは紹介しませんが、いろいろなお話をさせていただきました。やはり東日本大震災の話が多かったです。

なお、藤田新策さんの個展は4月30日まで、松尾たいこさんの個展は5月29日までです。



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2011/04/27

「アンダー・ザ・ドーム」刊行記念トークライブ 『スティーブン・キング酒場』って一体!?

2011年4月に文藝春秋から刊行される「アンダー・ザ・ドーム」の話題は続きます。

14 今日紹介するのは、なんとトークライブ。
題して、「アンダー・ザ・ドーム」刊行記念トークライブ『スティーヴン・キング酒場』!?

一体その『スティーヴン・キング酒場』って何ぞや、と言う話なのだが、今回のイベントのコンセプト(ノウハウ)やインフラや会場を提供いただくLIVE WIREのサイトより引用する。

「アンダー・ザ・ドーム」刊行記念トークライブ『スティーヴン・キング酒場』

刊行されるたびに読書界の話題をさらうスティーブン・キングの最新作にして、最大の長編「アンダー・ザ・ドーム」がついに邦訳される。4月27日の発売を記念して、上下二巻、「IT」「ザ・スタンド」に匹敵するこの恐るべき超大作の読みどころ、この作品にまつわる様々な裏エピソードを、キング通たちが様々な角度から説き明かす“地獄の一夜”。

スペシャルゲストは、1989年以来大半のキング作品の装画を手がけているイラストレーター藤田新策さん。悪夢の中をたゆとうようなあの不思議な世界観を作品とともに語ってくださいます。また、この人が居なければ始まらない! キング訳者にして大のキング通である翻訳家・白石朗さんも参戦。加えて、ナビゲーターを務めるのは11歳のときに「シャイニング」を読んで以来、キング・ファン歴30年にしてキング担当編集者である文藝春秋の永嶋俊一郎氏、総合司会はおなじみ杉江松恋@なんか怖い外見の人が今回も務めます。

G.W.中に「アンダー・ザ・ドーム」を読みきった方は是非その興奮を、そしてこれから手に取るという方も、キングの畢生の大作はどんなモノなのか、ここで情報収集してください。訳者と編集者と書評家が揃うのだから、どんな質問もドンと受けてたちます。そして、身近にキングについて語れる相手がいない!とか、キングってスゴいらしいけど実際どうなの?とか、なんかおもしろそうだ、おもしろいやつがいるかもしれない、などなど動機は何でもOK。 参加条件は、楽しむこと、これだけです。

《スティーヴン・キング酒場》と題するのは、キングを肴にゲストと来場者がお酒を飲みつつ、同じ地平に立って話をし、楽しむ場だからです。もちろん下戸のかたも歓迎!

司会 杉江松恋
ゲスト 藤田新策(イラストレーター)
ゲスト 白石朗(翻訳家)
with 永嶋俊一郎(文藝春秋キング担当編集者)

日時:5月13日(金) 19:00開場 19:30開宴
会場:Club EXIT 東京都新宿区2-12-16 セントフォースビル1F

料金:前売1500円 当日2000円

とのこと。

まあ、一言で言うと、今回の『スティーヴン・キング酒場』は、スティーヴン・キングに関して、ゲストと観客が一緒に語り合うトークイベントで、しかもUSTREAMを通じてインターネットで生中継されると言うもの。
当然ながら『酒場』と言う事ですから、全て飲みながら、と言う事になります。

気付いた方は気付いたと思いますが、上記の紹介文の日時のところが、「開演」ではなく「開宴」となっているのが興味深いですよね。

ところで当日は、勿論顔出しNGの方には顔出しNG席も用意されているし、会場に行けない方にはUSTREAMでの視聴も可能。ただし、USTREAM視聴の場合、会場への質問や意見の発信は出来ない模様。

関心がある方は、是非LIVE WIREのサイトをのぞいてみましょう。

因みにこのLIVE WIREは、2011年4月にサービスが始まったばかりなのですが、これからが期待のニュータイプのイベントだと思います。

噂では、ゲスト以外にも著名な方々が観客として会場に入る、かもね。

あと気になるのは紹介文に入っている「地獄の一夜」ってとこでしょうか。

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2011/04/26

「アンダー・ザ・ドーム」3点セット

「アンダー・ザ・ドーム」3点セット

と言う訳で、文藝春秋社刊の「アンダー・ザ・ドーム」をゲットした。

写真は、「アンダー・ザ・ドーム」のゲラに鎮座まします、原書「Under the Dome」(左)と「アンダー・ザ・ドーム(上・下)」(右)

なお、次に紹介する文藝春秋社のサイトでは、帯付きの書影が公開され、冒頭の一部の立ち読みも可能になっている。

立ち読みでは、表紙と裏表紙の画像も公開されているので、帯を詳細に眺める事も出来る。

「アンダー・ザ・ドーム(上)」
「アンダー・ザ・ドーム(下)」

ところで、個人的に興味深いのは、帯の惹句。
特に上巻の惹句が面白い。

『さあ 読者諸賢よ、徹夜の準備を。』

この惹句は、一般にあるような、書籍の内容紹介ではなく、本書を手に取る読者への呼び掛けになっている。
しかも、その呼び掛けは、書籍の圧倒的で波瀾万丈な内容を暗喩しているのだ。

「えーーっ、徹夜するほど面白いの?」

と言う具合なのだ。
これはキテルね。

あと、気になるのは、上巻の上部には『アンダー・』の文字が、そして下巻の上部には『ザ・ドーム』の文字が配置されている点。

そして、背表紙のレイアウトも面白い。
こんなレイアウト、滅多にないよね。

余談だが、Amazon.co.jpでも書影が公開された。

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2011/04/24

「キングのやつら来ないぞ!」をめぐる冒険

2011年4月23日 1996年頃からの読書関係の知り合いと藤田新策さんの個展【藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”】に行ってきた。

1996年頃からの読書関係の知り合いとは何ぞや、と言う話なのだが、当時から当ブログの本室である「スティーヴン・キング研究序説」をご存知の方でしたら、もしかしたらご存知なのかも知れないが、1996年当時はツイッターやフェイスブック、ミクシィは勿論、ブログすら発明されていなかった時代、当時のコミュニケーション・ツールはホームページに設置された掲示板(BBS)やチャット、そしてメーリングリスト(ML)だった。

当時のわたしは、翻訳物の読書関係のMLであったBookworm MLと、スティーヴン・キングに関するMLであったKing of Horror MLに加入していた。

で、23日は、現在まで付き合いが続いているBookworm MLのメンバーと一緒に藤田新策さんの個展に行く企画が立ち上がった。
題して『藤田新策個展鑑賞会付きホンヤクモンスキー・ランチミーティング』

当初の予定では、わたし以外のメンバーは13時から青山でランチし、その後、14時30分から15時を目処に、藤田新策氏の個展が開催されているギャラリーハウスMAYAへ向かう予定だった。

わたしは13時から新宿でランチの予定が入っていたので、15時過ぎを目処として直接個展会場へ向かう予定だった。

わたし(@tkr2000)の藤田新策氏(@Shinsakuron)へのツイートを見たのだと思うのだが、翻訳家の白石朗氏(@R_SRIS)が、個展会場を訪れ、わたしを待っていてくれていたようなのだ。

そのあたりの流れは、次の通り。

@tkr2000 23日11:38
@Shinsakuron 本日14:30か15:00前後に読書関係の知り合いと個展にお邪魔したいと思っています。前回の個展にも一緒にお邪魔したメンバーです。わたしは少し遅れると思います。

@Shinsakuron 23日14:38
@tkr2000 白石さんがまっていますよ。

@unyue 23日13:08
@tkr2000 MAYA2の方にいるよ。白石さんがいるよ。

ここからは伝聞なのだが、白石さんは14時の時点で既に個展会場に到着、14時30分過ぎには会場を一回りし、ご自身が翻訳した書籍の装画のオリジナル版画の注文を終え、藤田さんとお話をしながらわたし達を待っていたようである。

ところで、既に個展会場入りしていた翻訳関係の読書友人たちは、藤田さんと白石さんに明確なご挨拶もせず、会場をうろうろしていた模様。

「キングのやつら来ないぞ!」

と言う藤田さんの言葉に、びっくりした彼らは、藤田さんと白石さんにきちんと挨拶をし、わたしは新宿で食事をしているので遅くなる旨をようやく伝えてくれたようである。

その頃わたしは、新宿のシェンロン東京で食事(飲茶オーダーバイキング/これはオススメです)をしており、予定では15時15分頃に個展会場に到着するはずだったのだが、小田急ホテルセンチュリーサザンタワー2Fの傘置き場に置いた傘の暗証番号を忘れてしまい、20Fのフロントに行ったり、傘置き場のロックを解除する手続きをしたり、大わらわだった。

その後のわたしの慌てぶりを紹介しよう。

@tkr2000 15:20
@unyue すいません。今新宿です。もうすこしです。

@tkr2000 15:22
すいません。今代々木です。もう少しで到着します。

@tkr2000 15:23
すいません。今原宿です。もう少しで到着します。

@tkr2000 15:26
新宿サザンテラスの小田急ホテル(今はカタカナの名前)のシェンロンでランチ。傘の暗証番号を忘れてたのでフロントのお世話になりました。なので遅刻中。今渋谷。

@unyue 15:29
@tkr2000 一応待ってるよ。

@tkr2000 15:33
@unyue ヤッター! 今銀座線に乗った。遅れているので、銀座線の中を走ってる。

いかがだろうか。
わたしの大慌て振りが伝わっただろうか。

残念ながら、わたしが個展会場に到着した時点で、白石さんは会場を後にしていた。時すでに遅し、であった。

白石さま、この度は大変申し訳ありませんでした。

その後わたしは、個展会場を回り、持参した藤田さんの絵本「ちいさなまち」にサインをもらったり、藤田さんや奥様、そして個展に来られていたお客さまの皆さんと話をしたりしまた。

その後は個展会場を後にして、青山のカフェで反省会を行いました。

その後の経緯は次の通りです。

@unyue 18:32
@R_SRIS 思い掛けずお会いできて嬉しかったです。友人達も感激していました。ありがとうございました。あの後、20分程して @tkr2000 さんが到着しまして、汗を拭きながら、白石さんをお待たせしていたと云う事実に恐れ戦いていましたので、お許しくださいませ。☺

@R_SRIS 19:06
@unyue すばらしい空間でお久しぶりにお会いできてよかったです。こちらこそ野暮用があったとはいえ、 @tkr2000 さんにお会いできず失礼したのが心残りです。

@tkr2000 19:37
@R_SRIS 本日は90分以上もお待たせしてしまったようで、大変申し訳ありませんでした。ギャラリー到着後も「キングのやつらこないぞ!」とお叱りを受けていた、と言う話を聞き恐縮しております。どうもすいませんでした。またよろしくお願いします。

@R_SRIS 19:44
@tkr2000 いえいえ、先約の野暮用があったので、やむなくお先に失礼してしまいました。またお会いできる機会もあると思います。よろしくお願いいたします、

@sgokuu 20:32
@R_SRIS  便乗してお礼です。思いがけずお会いでき喜びも倍増でした。本当に長年楽しませていただき感謝です。これからも楽しみにしております!

@R_SRIS 22:38
@sgokuu こちらこそ、ばたばたと慌ただしくて申し訳ありませんでした。またなにかのおりにお目にかかれたなら、ゆっくりと本のお話などお聞かせください。今後ともよろしくお願いします。

白石さま、ご迷惑をお掛けした皆さま、大変申し訳ありませんでした。
そして皆さん大変お疲れさまでした。

勿論、藤田さんありがとうございました。

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2011/04/22

松尾たいこ個展「Taiko Matsuo _ Layered」開幕!

10
2011年4月22日 先日のエントリー『松尾たいこさんの個展も開催なの!?』で紹介させていただいた、松尾たいこさん(以下敬称略)の個展「Taiko Matsuo _ Layered」が東京銀座ポーラ ミュージアム アネックスで開幕した。

Taiko Matsuo _ Layered

会場:ポーラ ミュージアム アネックス
   (東京都中央区銀座)
会期:2011年4月22日(金)〜5月29日(日)
   11:00〜20:00(会期中無休)      

ところで、個人的な経験で恐縮だが、松尾たいこの個展に行ったのは今回の個展で3回目である。

1回目は、2008年にスティーヴン・キングの「リーシーの物語」が刊行された際の個展であった。
当時、「シャイニング(新装版)」「ミザリー(新装版)」、そして勿論「リーシーの物語」の装画を松尾たいこが担当したことにより、わたしは松尾たいこに注目するようになった訳である。

それ以来、開催される個展に足を運んだり、NHKの「トップランナー」の収録に足を運んだりしている。

今回の個展のコンセプトは、ポーラ ミュージアム アネックスのオフィシャルサイトによると次の通り。

今回の個展では、これまで手掛けてきた既存の作品のみならず、新作も発表される。また、これまでになかった試みとして、インスタレーション的な要素を持った構成にもなる予定だ。空間に出来上がったレイヤーの中で、彼女の新しい表現が広がるであろう。

とのこと。

「リーシーの物語」
ところで、スティーヴン・キングファンとしては、「リーシーの物語」の装画の原画の展示があったのが嬉しい。

また、6月にPARCO出版から刊行される松尾たいこ作品集「Taiko Matsuo _ Layered」「シャイニング」の装画も掲載されている。
なお、この作品集は会場で先行発売されている。

個展自体は非常に意欲的で様々な趣向を凝らした展示が楽しい。
書籍の装画だけではなく、個展のための新作が多数展示されているのも興味深い。

関心がある方は是非会場に足を運んでいただきたいと思う。

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2011/04/21

キングの新作長編「11/22/63」の表紙画像公開!

「11/22/63」
日本国内では「アンダー・ザ・ドーム」の翻訳出版の話題で持ち切りだが、海外では、スティーヴン・キングの最新長編「11/22/63」の出版が待たれている。

そんな中、スティーヴン・キングのオフィシャル・サイトで、「11/22/63」の表紙画像、---ハードカバーのダストジャケットの画像---、が公開された。

11/22/63 Hardcover Dust Jacket Revealed

なお、このダストジャケット(日本で言う所のカバー)のアートワークは、Rex Bonomelliの手によるものである模様。

こちらのサイトでは、Rex Bonomelliの作品を見る事が出来る。

Rex Bonomelli.com

因みに、このRex Bonomelliは、最近のキングの作品では「JUST AFTER SUNSET」を担当していますね。

そうこうしているうちに、Amazon.co.jpでも予約が始まった。
UK版だけど。

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2011/04/20

なんと、早川さんがチェスターズミルを訪問!?

「本の話」5月号
と、言う訳で、「今日の早川さん」でおなじみcocoさんの「アンダー・ザ・ドーム」の解説と「今日の早川さん 出張版」が掲載されている文藝春秋「本の話」5月号(無料)をゲットした。

「アンダー・ザ・ドーム」の担当編集者である @Schunag さんのツイートによると、cocoさん( @coco_n )の解説と「今日の早川さん 出張版」が掲載される「本の話」は、4月20日頃から書店の店頭に並ぶ、と言う話だったので書店に寄ってみたのである。と言うか、実際の所は書店に行かなければならない理由があったんだけどね。

それでは、その時のツイートを引用してみよう。

「本の話」は大きな書店さんのレジわきなどに置いてあろうかと思います。新潮さんの「波」なんかと同じたぐいのPR誌です。cocoさんの原稿を掲載した号は4月20日頃から店頭に並ぶと思います。

そんな訳で、わたしはリブロ池袋本店に向かった。

@Schunag さんの話によると、大きな書店のレジの側に置いてある、と言う事だったのだが、リブロ池袋のレジそばには見当たらなかったし、タッチパネル検索でも出てこなかった。そりゃ出てこないだろう。

困ったわたしは、リブロ池袋B1にいるコンシェルジュみたいな人に訪ねてみた。

フリーペーパーやPR誌のような書籍は、リファレンスコーナーにまとめて置いてあるので、あるとすればそこではないか、と言う話だったので、早速リファレンスコーナーに向かった。

しかしながら、そこにもなく、--隙間はあいていたのだが--、リファリンスコーナーの人はなんだか大忙しで、銀行みたいに待受の番号が書かれた紙を持って待っている人が沢山いたので、ジュンク堂書店池袋本店へ向かった。

ジュンク堂でもレジ周りには見当たらなかったので、レジの列への誘導をしている人に聞いてみた。

その人は、確認のために何件か電話をかけてから、わたしに向かい、こちらで少々お待ち下さい、と言ったので、先ほど購入した書籍が入ったリブロの袋を持ったままジュンク堂のレジ付近でふらふらしていた。

数分後、その人からわたしは「本の話」を受け取った。
聞く所によると、その「本の話」は配送された状態で倉庫に置いてあったそうである。

さて、気になるcocoさんの原稿だが、タイトルが物々しいぞ。

『単なる善悪の闘争を超えて--スティーヴン・キング「アンダー・ザ・ドーム」--』

そして、早川さんもチェスターズミル入りしてるぞ。

「今日の早川さん チェスターズミル出張版」

解説についても、「今日の早川さん 出張版」についてもネタバレが若干あるので、注意が必要かも。
まあ、個人的には気にならない程度だと思うけど、気になる人は読むのをやめておこう。

でも、「本の話」は、無料で手に入るコレクターズ・アイテムなので、是非ゲットしておこう。

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2011/04/18

『藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”』をめぐる冒険

2011年4月18日 本日より開催されている『藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”』に行って来た。日本語で言うと『藤田新策イラストレーション展』ね。

藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”
会場:ギャラリーハウスMAYA 及び MAYA2
   (東京都港区北青山)
会期:2011年4月18日(月)〜4月30日(土)
   11:30〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休廊)

わたしは仕事の関係もあり、18:00過ぎに会場入りした。
既にオープニング・パーティは始まっており、ホスト役の藤田新策氏をはじめとして、お客さんの多くにお酒が入っていた。

わたしが会場入りした時点でお酒はシャンパンからワインに移行していたのだと思う。と言うのも、シャンパンの栓の金具がテーブルの上に転がっていたような記憶があるため。
記憶と言っているのは何故かと言うとわたしは今酔っぱらっているからである。
なので、シャンパンの栓の金具が本当にテーブルの上にあったのかどうか自信がない。多分あったと思うだけである。

ギャラリーハウスMAYAのエントランスを通ると、藤田さんと目が合い、握手を求められた。

いきなりキングの「アンダー・ザ・ドーム」のゲラの話がはじまり、「アンダー・ザ・ドーム」の束見本的なモノを見せてもらった。

ところで、今回の個展のコンセプトは、既にご案内の通り、ギャラリーハウスMAYAでは、藤田新策氏の絵本「ちいさなまち」の原画をメインで展示しており、近接するMAYA2では、ここ10年間の間に藤田氏が装画を手がけた作品の原画が展示されていた。総点数にして約50点の作品の展示である。

ギャラリーの人に話をうかがったのだが、開場のためドアを開けると既にお客さんが待っていた、と言うほどの大盛況で、ひっきりなしにお客さんが訪れていたようである。

ツイッターを眺めていた人はご存知だと思うのだが、朝一で作家の折原一氏がギャラリーを訪れていたようである。

前回、10年前の個展でも折原氏は藤田氏の原画の複製プリントを非常に沢山購入されていたようで、今回も原画の複製が、売却済になってしまう前に購入しようとしていたのではないか、と当サイトは推測している。

因みに複製原画は前回は1作品につき限定3枚だった(かな)のだが、今回は注文があったものを複製する、と言う方法に変更になった模様である。

余談だが、折原一氏は骸骨絵のコレクターとしても有名で、5月16日から文藝春秋画廊「ザ・セラー」で「折原一骸骨絵コレクション展 メメント・モリ 死を想え」展が開催される。

展示されている作品については趣向を削ぐので明言は避けるが、とっても素敵な展示になっているのは確かである。

オープニング・パーティの後は、会場を移して二次会に移行、個人的にはとんでもない人と一緒に飲む機会を得られた。

キングファン的にも、びっくりするような情報を得たり、一般的には入手できない小冊子が入手できるようにもなり、個展以外にもいろいろと収穫があった大変素晴らしい経験だった。

酔っぱらっているので、この辺にしておきますが、後日きちんとしたいと思っています。

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2011/04/17

これが「アンダー・ザ・ドーム」の装画なのか!?

「アンダー・ザ・ドーム」の表紙の装画
2011年4月17日 藤田新策さんのブログ『Shinsaku Fujita Private View』で、2011年4月に文藝春秋社から刊行されるスティーヴン・キングの「アンダー・ザ・ドーム」の表紙の装画と思われる画像が公開された。

実は、藤田新策さんのブログでは、4月14日から17日にかけて、今回公開された原画をトリミングした小さな画像が、おそらくカウントダウン的な意味合いで公開されていたのだ。

そして、明日4月18日からは、藤田新策さんの個展が開催されるのは、既にご承知の通りである。

藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”
会場:ギャラリーハウスMAYA 及び MAYA2
   (東京都港区北青山)
会期:2011年4月18日(月)〜4月30日(土)
   11:30〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休廊)

個展に関する関連エントリーを紹介しておきます。

藤田新策氏の個展が10年振りに開催!

藤田新策さんから個展の案内状をいただきました。

ところで、「アンダー・ザ・ドーム」の原画は、わたしの推測では明日18日からの個展で先行公開される、と思っていたのですが、前日の今日17日に公開されてしまいましたね。

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2011/04/12

藤田新策さんから個展の案内状をいただきました。

『藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”』案内状
先日のエントリー『藤田新策氏の個展が10年振りに開催!』でお伝えした、藤田新策さんの10年振りの個展『藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”』についてだが、昨日4月11日、藤田さんより個展の案内状をいただいた。

藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”
会場:ギャラリーハウスMAYA 及び MAYA2
   (東京都港区北青山)
会期:2011年4月18日(月)〜4月30日(土)
   11:30〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休廊)

なお、案内状により判明した事項は次の通り。

・個展の日本語名称は『藤田新策イラストレーション展』である模様。

・個展の初日4月18日(月)は夕方よりオープニングパーティーが開催される模様。

・会場の都合によりお花はご遠慮したい、との事。

また、藤田さんのツイッター情報によれば、

手元にある住所録から個展のDMを発送しましたが、移転された方もおられるかと思いますし、こちらの手落ちで届かなかった方もおられるかと思います。またツイッターご覧の方でDMが必要な方はご住所をメールして下さい。お送りします。 http://plixi.com/p/91511518

とのこと。

もしかしたら、お願いしたら案内状もらえるかもよ。

ここで、サプライズ情報を。

先日のエントリーを書いた時点では、きちんと公開されている情報ではなかったので、書いて良いのか悪いのかわからず、わたしとしては表現を濁して書いていたのですが、藤田さんが明言してしまっていますので、こちらでも紹介したいと思います。

2011年4月に文藝春秋社から翻訳が刊行されるスティーヴン・キングの「アンダー・ザ・ドーム」の装画は、大方の予想通りではありますが、藤田新策氏が担当し、その原画も今回の個展で展示される模様です。

わたしは「アンダー・ザ・ドーム」のゲラを持っていますし、いろいろなところで藤田さんが「アンダー・ザ・ドーム」の表紙を手がけている事に関する、状況証拠的な発言も多々あったのですが、わたしは次のようにちょっと濁した表現で紹介していました。

また、キング関連では、あの作品の装画の原画がもしかしたら初公開されるのではないか、と推測する事ができます。

今日のところはここまで。

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2011/04/11

松尾たいこさんの個展も開催なの!?

松尾たいこ個展「Taiko Matsuo _ Layered」 先日のエントリー『藤田新策氏の個展が10年振りに開催!』で、藤田新策さんの個展が開催されるのはお伝えしたが、2011年4月22日からは、なんと松尾たいこさんの個展も開催される模様。

会場は東京都中央区銀座のポーラ ミュージアム アネックス。

2011年4月は個展こてんで、てんてこ舞いですね。

Taiko Matsuo _ Layered

会場:ポーラ ミュージアム アネックス
   (東京都中央区銀座)
会期:2011年4月22日(金)〜5月29日(日)
   11:00〜20:00(会期中無休)                   

松尾たいこのファンは多い。広告や雑誌、ファッションブランドとのコラボレーションなど幅広い活躍をみても言えることだが、その実力を顕著に証明しているの が本の装画である。

「クライマーズ・ハイ」(文春文庫)、「日本の古典を読む」シリーズ全20巻(小学館)など、これまで手がけてきたものは約250点以上。一般のファンのみならず、作家やデザイナー、アーティストから多大な評価を受けているのである。松尾の原画と向き合うことで、「彼女が見ている“世界”の色や光をより強く感じることができる」という声も多い。

今回の個展では、これまで手掛けてきた既存の作品のみならず、新作も発表される。また、これまでになかった試みとして、インスタレーション的な要素を持った構成にもなる予定だ。空間に出来上がったレイヤーの中で、彼女の新しい表現が広がるであろう。

なお展覧会に併せて、PARCO出版より初めての作品集(装丁:groovisions) が、会場で先行発売される。

とのこと。

今回の個展については、おそらくスティーヴン・キング関連の展示(「シャイニング」「ミザリー」そして「リーシーの物語」の装画の展示)はないと思うが、個展会場で先行発売される初めての作品集、--なんと、装丁はgroovisions!--、には、キング関連の作品が掲載されるのではないか、と推測している。

自身のブログ「松尾たいこブログ」でも今回の個展の告知がなされているので、こちらも参照して下さい。

★個展のお知らせ★「TaikoMatsuo_Layered」4/22〜銀座ポーラミュージアムアネックス

ところで、松尾たいこ(以下敬称略)の個展にはわたしも何度かお邪魔しているのだが、勿論、当然のことながら松尾たいこが手がけた書籍の装画の個展と言うのが大前提なのだが、過去の個展では未発表の新作や習作が展示されたりしているので、書籍の装画の個展の枠を超え、画家:松尾たいこの個展、と言う側面も感じられる。

因みに今回の個展についても、2m×2mのキャンバスや、長さ5mのキャンバスで新作が創作されている模様である。

これも期待でございます。

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2011/04/09

藤田新策氏の個展が10年振りに開催!

藤田新策 Illustrated by Shinsaku Fujita
スティーヴン・キングをはじめとして、ディーン・クーンツ、マキャモン、宮部みゆき、小野不由美、江戸川乱歩「少年探偵シリーズ」等の作品の装画でおなじみの藤田新策氏の個展が10年振りに開催される。

気になる個展の概要は次の通り。

藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”
会場:ギャラリーハウスMAYA 及び MAYA2
   (東京都港区北青山)
会期:2011年4月18日(月)〜4月30日(土)
   11:30〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休廊)

藤田新策の十年振りの個展が開催されます。
ギャラリーハウスMAYAでは初の絵本「ちいさなまち」の原画を中心に
MAYA2ではここ十年の間に描かれたスティーブン・キング、宮部みゆきなどの
小説の装画の展示となります。
油彩とテンペラ絵の具によって丹念に描かれたイラストレーションの数々。
じっくりとご堪能いただきたく思います。

とのこと。
これは超期待してしまいます。

当ブログの推測ですが、多分「ちいさなまち」の原画は全て展示されるんじゃないかな、と思います。
つまりですよ、「ちいさなまち」の原画全ての展示により、ギャラリー全体が「ちいさなまち」の絵本として機能するのではないか、と言う事です。

また、キング関連では、あの作品の装画の原画がもしかしたら初公開されるのではないか、と推測する事ができます。

これは本当に期待が高まりますね。

ところで、前回の、つまり10年前の藤田新策氏の個展の会期は2001年1月15日〜2月17日でした。

当時はご承知のように、「スティーヴン・キング研究序説/ココログ分室」はまだスタートしておりませんでしたので、当時については、「スティーヴン・キング研究序説」の次の記事を参照願います。

藤田新策氏に関するちょっとした話
上記URLの2001年の記事を参照願います。

なお、ギャラリーハウスMAYAのサイトでは、藤田新策氏のインタビューが連載されています。

こちらも興味深い内容ですので、是非ご覧になってください。

1 : 90年代、キングと共に流れが変わった 3.09更新

2 : 美術と経済 3.22更新

3 : 美術と政治 3.29更新

4 : 絵本のこと 4.09更新


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2011/04/08

「ダーク・タワー」シリーズのローランド役はハビエル・バルデムか!?

2011年4月8日、映画.com『S・キング「ダーク・タワー」映画版はハビエル・バルデム主演』と言う記事を公開した。

『S・キング「ダーク・タワー」映画版はハビエル・バルデム主演』

以下、本文を記録のために引用する。

[映画.com ニュース] モダンホラーの帝王スティーブン・キングの大長編小説「ダーク・タワー」を、映画3部作とテレビシリーズで完全映像化するプロジェクトが進行中だが、その主人公ローランド役がハビエル・バルデムに決定した。

米Deadlineが報じたもので、近日中に正式契約にいたるものと見られている。同プロジェクトは、主人公の“最後のガンスリンガー”ローランドと仲間たちが暗黒の塔を探し求めて旅をする全7部構成の同名ダークファンタジー。「ダ・ヴィンチ・コード」「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード監督がメガホンをとる。  

映画の第1作を公開しその後、第2作への橋渡しとなるテレビシリーズのシーズン1を放送。さらに2作目の公開、テレビのシーズン2の放送を経て、完結編とな る映画第3作を公開するという壮大な試みだ。ハワード監督は映画とテレビシリーズの第1弾でメガホンをとり、9月のクランクインを予定している。原作者の キングもプロデューサーとして参加する。  

主役が決定したことで、今後ほかのキャスティングが急ピッチで行われる見込みだ。(映画.com速報)

この記事は、米Deadlineの記事『Javier Bardem Closing 'Dark Tower' Deal』の翻訳なのだが、同記事は見込み記事で、決定したとは言っていないような気がする。

元記事はこちら。

『Javier Bardem Closing 'Dark Tower' Deal』

それでは、該当部分を引用する。

Javier Bardem is close to sealing his deal with Universal Pictures to play gunslinger Roland Deschain in The Dark Tower, the mammoth adaptation of the Stephen King 7-novel series that’ll span three movies and a limited run TV series in between each film. Director Ron Howard begins production on the first film in September, and he’ll also direct the first TV segment.

いかがだろう。

記事を読む限りは、「ダーク・タワー」シリーズのローランド役はハビエル・バルデムが濃厚だとは思うのだが、決定はまだしていないんじゃないかな。

もうしばらく、注目して行きたいと思う。

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2011/04/07

「アンダー・ザ・ドーム」のゲラのテクニカルスペックは?

「アンダー・ザ・ドーム」のゲラ

どうだ!
これが
「アンダー・ザ・ドーム」のゲラだ!

いきなりで恐縮ですが、「アンダー・ザ・ドーム」のゲラの写真はもう何度もなんども紹介しているので、またかよ、もう見飽きたよ、と仰る方も多々いらっしゃるかと思いますが、すいませんがもう少し我慢してやって下さい。

なお、写真前列が「アンダー・ザ・ドーム」のゲラ(B4サイズ)、後列左から「Under the Dome」の原書、そして@Schunagさんからゲラの送り状として同封されてきたポストカード(J.G.Posada : Doctor improvising a tall tale.)。

因みに、J.G.Posada(1852–1913)は骸骨のイラストばかり描いているメキシコのイラストレーター。名前は知らなくてもイラストは多分見たことあると思いますよ。おそらく、@SchunagさんはJ.G.Posadaのファンなんでしょうね。

さて、ここからが今日の本題、と言っても本題の前振り。

昨日、ツイッター上で、自宅に「アンダー・ザ・ドーム」のゲラが届いた話をしていたら、@Ka_Fujiさんに、続きが気になる、と言われ、次回はスリーサイズ(BWH)を公開します、と言ったら、重量もお願いします、と返された。

折角なので、今日は「アンダー・ザ・ドーム」のゲラのテクニカルスペックを・・・・

ダメすか。
皆さん、そんなところに興味ないですかね?

因みに、その時のツイートは次の通り。

@tkr2000
ブログ更新【ついに、わが手に来たか!】 http://t.co/tZrBRm0 「アンダー・ザ・ドーム」のゲラがtkr邸に届いた話。ネタバレなし。

@Ka_Fuji
続きが…ブログの続きが気になります!(^-^

@tkr2000
次はゲラの実測サイズ(BWH)です。(嘘)

@Ka_Fuji
重量もお願いしますw

ところで、@Ka_Fujiさんの「Ka」って、もしかしたら「ダーク・タワー」シリーズの「Ka」ですかね。
やっぱ違いますか。でもそう言うことにしておきましょう。

ドロドロドロドロドロドロドロ・・・・
それでは、発表します。
「アンダー・ザ・ドーム」のゲラのテクニカルスペックは、

全長:全幅:全高=257mm:364mm:64mm
総重量:4000g
総頁数:1380p
総枚数:689枚

体積:・・・・は、いらないっすよね。

「アンダー・ザ・ドーム」のゲラはさっきお話ししたようにB4サイズで、右上がステープル(ホチキス)留めされています。
このゲラは上・下巻なんですが、9つのパートに分けてステープル留めされています。

また、ゲラにはトンボとノンブル(ページ番号)が印刷されており、更に、印刷されたゲラの拡張子付きファイル名も印字されているので、どのDTPソフトウェアで版組したのかもわかります。

さて、ゲラを眺めて気になったのは本編が始まるのが遅い、と言うこと。
と言うのも、ゲラのp1に献辞があるのですが、本編第一章の扉はなんとp15。

目次とか、舞台になる街の地図とか登場人物とかの紹介があるのですが、特に登場人物の紹介にページを割いていますね。

やはり、登場人物が多い、と言うことでしょうね。

さて、それではそろそろ本編に入りますか、と言うところなのですが、その直前のページに「アンダー・ザ・ドーム」の装画を担当された方と装幀を担当された方の名前が。

今日はここまで。

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2011/04/06

ついに、わが手に来たか!

先ずは、ごめんなさい。

と言うのも、2011年4月に文藝春秋社から出版されるスティーヴン・キングの「アンダー・ザ・ドーム(上・下)」のゲラがわたしの家にもやって来たのである。

つまり、皆さんよりちょっとだけ早く「アンダー・ザ・ドーム」を読めちゃう環境にある、と言う訳。

まぁゲラ刷り(校正刷り)と言っても、この時期(4月5日到着)なので既に校了しているバージョンのようで、その旨の表記もありました。

ところで、何故「アンダー・ザ・ドーム」のゲラがわたしの家に届いたのか、と言うと、ツイッター上でご覧になっていた方はご存知だと思うのですが、文藝春秋社「アンダー・ザ・ドーム」担当の編集者である@Schunagさんとの間に次のような経緯があったのです。

@Schunag
書評媒体をお持ちの方でスティーヴン・キング「アンダー・ザ・ドーム」(4月下旬発売)のゲラを読んでみたい、という方っていらっしゃいましょうか。いらっしゃったらDMか@つきのツイートをいただきたく。

さっきの
「アンダー・ザ・ドーム」ゲラの件、大事なことなので追記。「ゲラ読んだら絶対に何か書け」と言うつもりはありません。気に入ってくれたら、というのが基本だと思っていますので。書評子は選球眼ふくめて、自分の名前で勝負/商売をしているので、本選びは書評子の領分です。

@tkr2000
書評媒体ってこれかしら? http://bit.ly/9RKx39 嘘です。

@beck33a
え?それって、ぼくみたいな素人のブログは埒外ですよね?

@Schunag
そうだブログで本の紹介をなさってる方もいるじゃん!と思い至った。なんたる紙媒体脳。こんなだから見ず知らずのひとに「未来見てない?!」とか馬鹿にされるんだよ俺。(こちらの二つめの発言参照: http://togetter.com/li/37149 )

ので、ブログをお持ちのかたでスティーヴン・キング新作「アンダー・ザ・ドーム」読んでみたい!という方もDMなどで名乗りを挙げていただければ。嵩が巨大なので刷るのに時間がかかるため(←誇張でないのです)先着10名ということで。

そこで、わたしは即座に手をあげ、幸運にも先着10名以内に入っていた、と言う訳。

さて、そんな訳でわたしは「アンダー・ザ・ドーム」のゲラを読み始めた訳ですが、ネタバレには気をつけて、内容にもあまり触れずに、間接的にお話をしていきたいと考えています。

それではまたね!

 

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2011/04/03

映画 「スタンド・バイ・ミー」 のキャストが25年ぶりに集結

「スタンド・バイ・ミー」の25周年記念BD/DVD発売記念イベントのロブ・ライナー、ウィル・ウィートン、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル、リチャード・ドレイファス
2011年3月17日 スティーヴン・キング原作、ロブ・ライナー監督の映画「スタンド・バイ・ミー」のスタッフ、キャストが、カリフォリニア州トルーカ湖のファルコン・シアターで開催された映画「スタンド・バイ・ミー」の25周年記念BD/DVD発売記念イベントに監督のロブ・ライナー、キャストのウィル・ウィートン(ゴーディ)、コリー・フェルドマン(テディ)、ジェリー・オコンネル(バーン)、リチャード・ドレイファス(ゴードン)が集結した。

写真は前列左から、ジェリー・オコンネル、コリー・フェルドマン、ウィル・ウィートン。後列左から、リチャード・ドレイファス、ロブ・ライナー。

'Stand By Me' Cast Reunites 25 Years Later

因みに、主要キャストの現在の年齢は、ジェリー・オコンネルは37歳、コリー・フェルドマンは39歳、そしてウィル・ウィートンは37歳になっている。
ご承知のように、クリスを演じたリバー・フェニックスは1993年に23歳でオーバードーズのため急逝している。

また、エースからジャックになったキーファー・サザーランドは同イベントには参加していない。

「スタンド・バイ・ミー」のエース・メリルから「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーの意味ね。

因みに、IMDBでそのイベントの際の写真が17枚公開されている。

"Stand By Me" 25th Anniversary

52

なお写真の女性は、司会を勤めた(と思われる)アンカーウーマンのエイミー・ロバク(Amy Robach)。

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2011/04/02

メルマガ「文藝春秋 新刊ニュース」で4月の新刊プレゼント!

49 2011年4月1日に配信されたメールマガジン「文藝春秋 新刊ニュース」で「4月の新刊 お好きな1冊プレゼント」キャンペーンの告知があった。

当然ながら文藝春秋社より2011年4月に発売予定のスティーヴン・キングの「アンダー・ザ・ドーム」もプレゼントキャンペーンのラインナップに入っている。

締め切りは4月7日と、応募期間は短いが応募して見てはいかがだろうか。

メルマガ「文藝春秋 新刊ニュース」登録ページ

因みに、前回「悪霊の島」の新刊プレゼントキャンペーンを告知した際、当ブログのエントリー『文藝春秋9月の新刊プレゼントのお知らせ』を見て応募した方が当選しました。

結構当たるのかもよ。

「アンダー・ザ・ドーム(上)」
「アンダー・ザ・ドーム(下)」

メルマガより「アンダー・ザ・ドーム」の紹介文を引用する。
ちよっとしたネタバレがありますけど・・・・

★巨匠「第三の代表作」誕生!
原稿用紙にして3000枚超。現代最高の物語作家スティーヴン・キングさんの最
新長篇『アンダー・ザ・ドーム』は、代表作『IT』『ザ・スタンド』に匹敵す
る威容を誇ります。
長さだけではありません。質もまた。何せ、かくも長大な小説なのに退屈で冗
長な箇所など見当たらないのです。キングさん自身が「アクセル踏みっぱなし」
で書いたという本書、初期作品に通じる圧倒的パワーが横溢しています。
ある日突然、出現した巨大な透明のドーム。水と空気を辛うじて通すのみの謎
の壁が、小さな町を完全に外界から隔絶してしまいます。恐怖、恐慌、町民間
の不和が噴出するドームの中。外界では軍が、ミサイルでドーム破壊を目論み
ますが……。町民たちは生きて脱出できるのか——
デビューから36年、還暦を越えても“恐怖の帝王”はカケラも丸くなっていな
い。それを高らかに宣する新たなる代表作です。



取りあえずわたしも応募してみましたけど・・・・
結果に期待です。

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2011/04/01

「ショーシャンクの空に」のアンディとレッドの釣りゲーム発売か!?

「Andy & Red's Fishing Village」
なんと「ショーシャンクの空に」のアンディとレッドの釣りゲーム「Andy & Red's Fishing Village」が4月15日にApple's App StoreとAndroid Marketplaceで同時に発売される模様。

価格は$19.95。
本日4月1日より予約が開始された模様。

「Andy & Red's Fishing Village」オフィシャル・アナウンスページ

StephenKing.com is proud to announce Andy & Red's Fishing Village! Coming soon to iPhone iPad and Android platforms, you control the action as Andy and Red build a fishing and boating empire on the sandy beaches of Zihuatanejo.

Featuring dozens of unique challenges, Andy & Red's Fishing Village is sure to entertain any fan of the Shawshank Redemption. As your village grows, so do the challenges. And soon, old friends arrive to lend a helping hand and build the enterprise into the dream Andy always had in mind. Haywood, Snooze and even a reformed Bogs make appearances in this hilarious entry into the social gaming movement.

Andy's  & Red's Fishing Village hits app retailers April15th for $19.95.

ゲームのキャッチコピーはなんと「Get busy Fishin' or get busy dyin'!」。

詳細はここ

新しいモノ好きのキングの次のフィールドは、iPad、iPhone、Andoroid Phoneにまで広がって行くのだね。

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