藤田新策さんの個展に松尾たいこさんが!?
2011年4月29日 所用のため銀座をブラブラしていたわたしは、歩行者天国でつらつらとツイッターの画面を眺めていた。
わたしは松尾たいこ( @taikomatsuo /敬称略)の次のツイートで午後のスケジュールを変更することにした。
@taikomatsuo
仕事早めに終わらせて藤田新策展行きたい
松尾たいこが藤田新策( @Shinsakuron /敬称略)の個展会場に向かうとなると、キングファンとしては、その場に居合わせ可能ならばツーショット写真をおさえたい。わたしはそんな事を考えていた。
そんなわたしは銀座での所用を済ませ、食事をし、勿論ポーラ ミュージアム アネックスで開催されている松尾たいこ個展Taiko Matsuo_Layeredに顔を出し、藤田新策個展藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”が開催されている北青山のギャラリーハウスMAYAにへ向かった。
個展会場はG.W.初日と言う事もあり、今日も大盛況。
曇天から小雨そして晴れと、天気がころころと変わる中、多くのお客さんがギャラリーハウスMAYAを訪れていた。
そんな中、松尾たいこさんが藤田新策さんの個展会場にやってきた。
松尾さんがギャラリーに入ってきた瞬間、わたしは藤田さんと並んで話をしていた。藤田さんは松尾さんの髪の色が以前と異なっていたため、すぐにはわからなかった模様。
ご挨拶の後、松尾さんは藤田さんの絵を一点一点丹念に眺め、また個展会場に置いてあった書籍の装画も一冊一冊帯を外し確認するように観ていた。
松尾さんは自らのブログで次のように書いている。
印象的な部分を引用する。
思いがけずご本人が在廊してて緊張した。
10年ぶりの個展ということで、MAYAとMAYA2いっぱいに広がる藤田ワールドに興奮。
スティーヴン・キングの本の表紙と言えば藤田さんっていうイメージ。
そんな中、いくつかのスティーヴン・キングの本の表紙を担当させていただいて、その時は超プレッシャーを感じたのだった。
だって、藤田さんみたいに描けないもんねー。
まあ同じに描いてもしかたないからと自分なりの絵で世界を表現したのだった。
ここでは、思いがけず「リーシーの物語」「シャイニング(新装版)」「ミザリー(新装版)」の装画の制作秘話が語られているのが興味深い。
さて、冒頭でお話しした藤田さんと松尾さんのツーショット写真を紹介する。
写真の背景は今回の藤田さんの個展で松尾さんが一番のお気に入り作品と言った「悪霊の島」の装画。「悪霊の島」の装画を中央に置いたため、ツーショットと言うより、「悪霊の島」を挟んだ二人のスリーショット写真になってますね。
余談ですが、わたしが今回撮影に使ったカメラは、OLYMPUSのPENシリーズだったのですが、松尾さんのカメラもPENシリーズでした。その松尾さんのカメラのストラップはカメラ女子的で女子力アップなこんな感じのストラップだったのが印象的でした。
ところで、松尾さんのブログで公開されている写真も実はわたしが撮影したものです。
フォトセッションの後、ここでは紹介しませんが、いろいろなお話をさせていただきました。やはり東日本大震災の話が多かったです。
なお、藤田新策さんの個展は4月30日まで、松尾たいこさんの個展は5月29日までです。
| 固定リンク | 0
« 「アンダー・ザ・ドーム」刊行記念トークライブ 『スティーブン・キング酒場』って一体!? | トップページ | キングの短篇「Herman Wouk is Still Alive」が「The Atlantic」に掲載! »
コメント
こんにちは。お久しぶりです。
Under the domeが発売されたのに時間がとれず連休明けまでページをめくれないのかと、もどかしい日々を送っている者です(苦笑)
最近は藤田 新策氏や松尾 たいこ女史の個展の話題がブログにあがる度に楽しく、且つ憧れながら見ています。自分は福岡に住んでいるのでこういう時、東京で暮らしていればどれ程嬉しいだろうかと想像が膨らみます。
さて、キング表紙画家お二人の夢の様なツーショット!凄いですね。素晴らしい現場を報告して頂いてありがとうございます。今後もいろいろな話題を楽しみにしています。
投稿: 紗那 | 2011/04/30 19:17
こんにちは、コメントありがとうございます。
余談ですが、福岡で「翻訳ミステリー大賞シンジケート」のイベントがありますよ。
多分、翻訳家の人とか書評家の人とかが行くと思います。
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20110424/1303610512
そちらに参加してみると面白いと思いますよ。
投稿: tkr | 2011/05/03 17:49
翻訳ミステリー大賞シンジケート福岡で開かれるのですね。教えて頂きありがとうございます。
サイトを視ると福岡在住の翻訳家とシンジケートからゲストが来るということでしたが白石 晴氏が来るようなことは有り得るのでしょうか?
予定がその日入っているのですが、それほど重要なものでもないのでキャンセルして、できればシンジケートの方に行こうかと思います。
このゲストについて何か情報など手に入るものがあれば教えて頂けませんか?
投稿: 紗那 | 2011/05/03 21:56
紗那 さま
コメントありがとうございます。
早速ですが、福岡の翻訳ミステリー読書会のゲストについてですが、一応聞いてみますね。
ただし、事前発表を行わずサプライズになる可能性もありますね。(その場合は、ここに書けないかも知れません)
また、定員が20名のようなので、返事を待っていたら、席がうまってしまう可能性もありますよ。
おそらくは、楽しいイベントにはなると思いますので、参加してみてはいかがかなと、思います。
投稿: tkr | 2011/05/07 10:40
返答ありがとうございます。
残念ですが、やはり今回は都合上読書会に出席できなくなりましたが、担当の方と連絡を取り今後の会の情報を流してもらうようにしてもらいました。行けるかなと楽しみにしていたのですが、あの後大学関係のイベントが要レポート提出に変更になったため欠席できなくなってしまいました。
予定が合えば今後シンジケートの方に行ってみるつもりです。教えて頂きありがとうございました。
投稿: 紗那 | 2011/05/08 17:03
福岡の読書会の件ですが、参加出来ないとのこと、それは残念ですね。
また今後も機会があると思いますので、是非そちらに参加してみて下さい。
ところで、当日の東京からのゲストは横山啓明さんで、当日の進行や当日までの対応は、三角和代さんと、駒月雅子さんが行うそうです。
投稿: tkr | 2011/05/08 23:12