松尾たいこ個展「Taiko Matsuo _ Layered」開幕!
2011年4月22日 先日のエントリー『松尾たいこさんの個展も開催なの!?』で紹介させていただいた、松尾たいこさん(以下敬称略)の個展「Taiko Matsuo _ Layered」が東京銀座ポーラ ミュージアム アネックスで開幕した。
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
(東京都中央区銀座)
会期:2011年4月22日(金)〜5月29日(日)
11:00〜20:00(会期中無休)
ところで、個人的な経験で恐縮だが、松尾たいこの個展に行ったのは今回の個展で3回目である。
1回目は、2008年にスティーヴン・キングの「リーシーの物語」が刊行された際の個展であった。
当時、「シャイニング(新装版)」と「ミザリー(新装版)」、そして勿論「リーシーの物語」の装画を松尾たいこが担当したことにより、わたしは松尾たいこに注目するようになった訳である。
それ以来、開催される個展に足を運んだり、NHKの「トップランナー」の収録に足を運んだりしている。
今回の個展のコンセプトは、ポーラ ミュージアム アネックスのオフィシャルサイトによると次の通り。
今回の個展では、これまで手掛けてきた既存の作品のみならず、新作も発表される。また、これまでになかった試みとして、インスタレーション的な要素を持った構成にもなる予定だ。空間に出来上がったレイヤーの中で、彼女の新しい表現が広がるであろう。
とのこと。
ところで、スティーヴン・キングファンとしては、「リーシーの物語」の装画の原画の展示があったのが嬉しい。
また、6月にPARCO出版から刊行される松尾たいこ作品集「Taiko Matsuo _ Layered」に「シャイニング」の装画も掲載されている。
なお、この作品集は会場で先行発売されている。
個展自体は非常に意欲的で様々な趣向を凝らした展示が楽しい。
書籍の装画だけではなく、個展のための新作が多数展示されているのも興味深い。
関心がある方は是非会場に足を運んでいただきたいと思う。
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