超高層ビル屋上のへりを歩いて1周!?
2011年5月13日にCNN.co.jpが伝えるところによると、超高層ビルの屋上のへりを歩いて一周するアトラクションがカナダでオープンする模様。
記録のため、全文を引用する。
(CNN) カナダのトロントにある超高層ビルが6月1日から、屋上に新設した幅わずか1.5メートルの張り出しの上を歩いて1周できる「エッジウォーク」の入場券を売り出す。
スリル満点のアトラクションを提供するのは116階建てのCNタワー。「エッジウォーク」は8月1日から開始予定で料金は1人175ドル。6~8人ずつのグループに分かれ、専門の訓練を受けたガイドの案内で、屋上部分のへりを歩いて1周する。勇気があれば、10センチほど身を乗り出すこともできるという。
計画には3年をかけ、安全対策だけで丸1年を費やしたという。「ありとあらゆる健康および安全検査はすべてパスした」とCNタワー幹部は胸を張る。
参加者には身長と体重の制限があり、まず酒気検査や心身などに異常がないかどうかの検査を受ける。ここで問題があるとされれば参加できない。検査にパスすると特製の装具と靴を身につけ、めがねなどは身体に固定する。
装具と通路上部の安全レールを命綱でつないで歩き始めると、眼下にトロントの街やオンタリオ湖が一望できる。
1周にかかる時間は約30分。準備も含めると所要時間は1時間~1時間半になる。
何故、こんなニュースを紹介しているかと言うと、まぁ、お分かりの方はお分かりだと思うのですが、スティーヴン・キングの短篇に、超高層ビルの屋上にあるペントハウスの屋根の下に突き出ている縁(へり)を一周する作品があるのだ。
この作品は短篇集「トウモロコシ畑の子供たち」に収録されている「超高層ビルの恐怖」。
非常に良く出来た素晴らしい短篇なので、機会があったら是非読んでいただきたい。
因みにこの作品は、「スティーブン・キングのキャッツ・アイ」と言う短編オムニバス映画のひとつのエピソードとして映画化もされている。
こちらも結構良く出来た作品だと思うので、チェックしていただきたいと思う。
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