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2011年8月の14件の投稿

2011/08/30

「不眠症」ついに文庫化!

2011年4月に開催された藤田新策さんの個展『藤田新策 “Illustrated by Shinsaku Fujita”』でアナウンスされていたスティーヴン・キングの「不眠症」の文庫化だが、いち早く紀伊国屋書店BookWebで予約が始まった模様。

「不眠症(上)」
出版社:文藝春秋文春文庫
ページ数:672p
判型:A6判
ISBN:9784167705978
発売予定日:2011/10/08
価格:1,169円(税込)

「不眠症(下)」
出版社:文藝春秋/文春文庫
ページ数:640p
判型:A6判
ISBN:9784167705985
発売予定日:2011/10/08
価格:1,140円(税込)

文庫本、上下巻で2,309円とは、ちと高いですね。
まあ、買うんですけどね。

ハードカバー版。
何故か上巻だけやたらと安くなっている。
みんな下巻まで辿り着かなかったのかな。

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2011/08/29

25 Greatest Unscripted Scenes in Films に「シャイニング」が!?

「シャイニング」におけるジャック・ニコルソンのアドリブ
YouTubeで公開されているビデオ25 Greatest Unscripted Scenes in Filmsの1本に「シャイニング」が選出されている。

25 Greatest Unscripted Scenes in Films

スタンリー・キューブリック監督作品「シャイニング」で、ジャック・トランスが斧でバスルームのドアを叩き割り、ドアの隙間に顔を押し入れる際にみなさんご存知のように、"Here's Johnny!" と言うのですが、このセリフは実はジャック・ニコルソンのアドリブで、元ネタは「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン」(所謂「ジョニー・カーソン・ショー」)で、ジョニー・カーソンが登場する際の "Here's Johnny!"からとられているのですが、スタンリー・キューブリックはこの「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン」の事を知らずに、ニコルソンのアドリブを許した、と言うのが定説のようです。

参考のため、「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン」のオープニングの映像を紹介します。

Johnny Carson's Last "Tonight" Show - the First 9 Minutes!!!

「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン」
この映像は、「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン」のジョニー・カーソンがホスト役を務めた「ザ・トゥナイト・ショー」の最後の回の冒頭の映像で、1:50頃に"Here's Johnny!"の声が聞こえます。

また、この映像を見ると「シャイニング」のドアの割れ目は、「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン」の舞台のカーテン状の幕の暗喩である事がみてとれます。

余談だけど「ウォリアーズ」の「ウォリア〜ズ、出ておいで〜」がアドリブだったとは驚きです。

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2011/08/28

12人の映画監督が選出する「生涯で最も恐ろしかった映画」

2011年8月26日に映画.comが伝えるところによると、ギレルモ・デル・トロとタイ・ウエストが、生涯で最も恐ろしかった映画にスタンリー・キューブリック監督作品「シャイニング」を選出した模様。

「生涯で最も恐ろしかった映画」は? 12人の映画監督が選出

記録のため、全文を引用する。

 [映画.com ニュース] 米ニューヨーク・タイムズ紙が、12人の映画人に「生涯で最も恐ろしかった映画」に関してアンケートを行った。12人は、いずれも一度はホラー/スリラー映画の監督や脚本を手がけたことがあり、そんな「恐ろしい映画」の作り手を震え上がらせた映画を探ろうという企画だ。

 多くの人同様、幼い頃に見たホラー映画がいちばん記憶に残っていて怖かったという意見が多い。回答者のなかには、スプラッター映画の始祖ハーシェル・ゴードン・ルイス(「血の祝祭日」)もいる(最も恐ろしかった映画は「魔人ドラキュラ」)。

 12人中、最多の3人が挙げた映画がウィリアム・フリードキン監督の「エクソシスト」。次いでそれぞれ2人が挙げたのがトビー・フーパー監督「悪魔のいけにえ」、スタンリー・キューブリック監督「シャイニング」、ジョン・カーペンター監督「遊星からの物体X」という結果だった。回答者とその答えは以下の通り。

▽ギレルモ・デル・トロ/「シャイニング」(80/スタンリー・キューブリック監督)
▽ジョン・ウォーターズ/「悪魔のいけにえ」(74/トビー・フーパー監督)
▽ハーシェル・ゴードン・ルイス/「魔人ドラキュラ」(31/トッド・ブラウニング監督)
▽ジョン・ランディス/「エクソシスト」(73/ウィリアム・フリードキン監督)「悪魔のいけにえ」
▽ジョン・セイルズ/「遊星からの物体X」(82/ジョン・カーペンター監督)
▽エドガー・ライト/「遊星からの物体X」
▽タイ・ウエスト/「シャイニング」
▽ジェームズ・ガン/「ヘンリー」(86/ジョン・マクノートン)
▽ジョー・コーニッシュ/「ピクニック・アット・ハンギングロック」(75/ピーター・ウィアー監督)
▽エリック・レッド/「エクソシスト」
▽ラリー・フェッセンデン/「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」(68/ジョージ・A・ロメロ監督)
▽マーティ・ノクソン(脚本家)/「ソイレント・グリーン」(73/リチャード・フライシャー監督)「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(99)「エクソシスト」
(映画.com速報)

世代的にみて、そんなに高齢の監督はいないので、30代、40代の映画ファンにとっては、よく知る好きな作品のような気がする。

これを期に、12人の映画監督がすすめる素晴らしいホラー作品を観てみてはいかがだろうか。

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2011/08/23

メ〜テレ(名古屋テレビ)「CONTACT CAFE C」に松尾たいこが登場!

「CONTACT CAFE C」
2011年8月24日深夜0:20よりメ〜テレ(名古屋テレビ)で放送される「CONTACT CAFE C」に松尾たいこが登場する模様。

「CONTACT CAFE C」
ゲスト:松尾たいこ
MC:MEGUMI、水道橋博士
マンスリーMC:森田涼花

「CONTACT CAFE C」次回予告:松尾たいこ
マンスリーMCの森田涼花が持っているのはなんと「シャイニング」

8月24日(水)24:20〜 放送
ゲスト:松尾たいこ
マンスリーMC:森田 涼花
今回は映画、CMから様々な商品パッケージなどを手がける注目のイラストレーター「松尾たいこ」が登場!
番組では独特な色彩感覚を持つ松尾作品を紹介するとともに独自の方法で描く制作風景に密着!「存在しない色を使う」という松尾イラストの作風の秘密を探ります!!
また30歳を過ぎてからこの世界に挑戦したという松尾のサクセスストーリーをマル秘エピソードを交えながら見せていきます。

なお、この「CONTACT CAFE C」の収録については、松尾たいこブログのエントリー「CONTACT CAFE C収録(名古屋テレビ8/24放送)」で紹介されていますので、そちらも参照して下さい。

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ここにも「シャイニング」「ミザリー」が!

わたしは残念ながら、メ〜テレ(名古屋テレビ)を視聴できる環境にないのだが、名古屋方面の方は是非見てお話を聞かせていただきたい。


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2011/08/22

「SUPER 8/スーパーエイト」をめぐる冒険

「SUPER 8/スーパーエイト」 2011年6月25日 TOHOシネマズ日劇で「SUPER 8/スーパーエイト」を観た。

「SUPER 8/スーパーエイト」
監督・製作・脚本:J・J・エイブラムス
製作:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ジョエル・コートニー(ジョー・ラム)、エル・ファニング(アリス)、カイル・チャンドラー(ジャクソン・ラム)、ライリー・グリフィス(チャールズ)、ライアン・リー(ケイリー)、ガブリエル・バッソ(マーティン)、ザック・ミルズ(プレストン)、ロン・エルダード(ルイス)、ノア・エメリッヒ(ネレク大佐)

1979年夏、保安官の父と暮らす14歳の少年ジョーは、突然の事故で母親を亡くし、心に深い悲しみを抱えていた。

ある夜、親友チャールズの8ミリ映画を手伝うために、夜中にこっそり家を抜け出して仲間たちの所へ向かうジョー。仲間の中には密かに想いを寄せるアリスの姿もあった。

アリスが親に内緒で運転してきた車に乗り込み、駅に到着した6人の少年たち。列車の通過に合わせて撮影を始めると、突然、車が突っ込み大事故が発生してしまう。あたり一面が炎に包まれ、轟音が鳴り響く中、取り残された8ミリカメラが写したものは貨物コンテナの中から強大な力で外へと出ようとする“何か”だった。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

以前のエントリー『「Super 8」がキングの影響を!?』で、わたしの妄想をお話ししたが、実際に観てみても、J・J・エイブラムスの「SUPER 8/スーパーエイト」は、スティーヴン・キングの影響を受けている、と思える。

また、日本公開後のメディアも「SUPER 8/スーパーエイト」「スタンド・バイ・ミー」ミート「E.T.」である、と言うようなプロモーションを展開しているのはご存知の通りである。

ところで、スティーヴン・キングとJ・J・エイブラムスの交友関係を考えると、エイブラムスがキング作品の影響を受けていてもおかしくないし、エイブラムスが自身が書いた脚本にキングへのオマージュを紛れ込ませている、と言ってもおかしくはないだろう。

そんな中で、キングファンとして気になった部分を紹介してみたいと思います。
勿論キングファンの妄想ですけどね。
但し、2ケ月前位に観た記憶で書いているので、誤っている部分があるかも知れないことをお断りしておく。

1.スリムジムとM80

キングの作品、特に少年たちを描いた作品に時々出てくるスリムジムとM80ですが、なんと「SUPER 8/スーパーエイト」にもスリムジムとM80が出てきます。

これはキング作品へのオマージュでしょうか。

アリスにスリムジムをすすめるジョー
先ずはスリムジム。
アリスが運転する自動車の中で、ジョーがアリスにすすめるのはスリムジムですよね。多分。
残念ながら画面にはパッケージが映らないので確認出来ませんが多分スリムジムでしょう。

そしてM80ですが、ジョーの列車模型を爆破する際に使用するのはM80でしたよね。確か。

ケイリーとM80
もしかしたら、冒頭の駅の撮影シーンでケイリーがいじっていたのもM80だったかな。

2.マーク・ペトリとジョー・ラム

ジョーの部屋に窓から入ろうとするアリス
ジョーのキャラクターは、列車の模型以外にもホラー系の模型、--多分オーロラ社のものだと思うけど--、が好きなキャラクターとして描かれています。

そして、物語中盤のある夜、アリスがジョーの部屋にやって来て、窓をたたき部屋に入る許可を得てから部屋に入るシーンがあります。
部屋に入る許可を得る、と言うのは勿論、吸血鬼の事を念頭に置いている訳です。

このシーンをみる限りですが、ジョーはキングの「呪われた町」のマーク・ペトリ少年のキャラクターを踏襲していると考えられます。

また、このシーンは、「呪われた町」における、マークの部屋を訪ねた吸血鬼のシーンそのものだと言えるでしょう。

尤も、アリスは吸血鬼ではなくゾンビだったんですけどね。

3.給水塔

「IT/イット」でおなじみの給水塔が印象的に登場します。

本作「SUPER 8/スーパーエイト」のティーザーにおけるキャッチコピーは、"IT ARRIVES" ですからね、「IT/イット」は当然意識しているでしょう。

4.地下迷宮

「IT/イット」のクライマックスを彷彿とさせる地下迷宮みたいな場所が登場します。シュロブ的な・・・・。

5.宇宙船

「トミーノッカーズ」もびっくりの宇宙船が登場します。また、その宇宙船を建造する為に、自動車のエンジンとか電子部品とかが盗まれたりもします。
で、軍は「ドリームキャッチャー」もびっくりの手腕で街を封鎖してしまいます。

余談ですが、ジョーとチャールズが列車事故のフィルムを見た後のシーンでジョー達とすれ違うジープから降りてくる眼鏡の兵士はエイブラムスじゃないですかね。

6.「ドラえもん」かよ

ジャイアン(チャールズ)、スネ夫(ケイリー)、のび太(ジョー)
キングと関係ないけど、少年たちのキャラクターは、ジャイアン(チャールズ)、スネ夫(ケイリー)、のび太(ジョー)、しずちゃん(アリス)、出木杉くん(プレストン)になってますよね。

7.「ミスト」かよ

ドラッグストアで襲われる店員

ドラッグストアで襲われる店員。「ミスト」もびっくり。

まあ、こんな感じで行くと、いつまでたっても終わらないのでこの辺までにしたいと思います。

さて、本作「SUPER 8/スーパーエイト」についてですが、大変良く出来た面白い作品だとは思うのですが、残念ながら映画好きの少年たちが描かれていないと思います。

本作に登場する少年たちは、見かけは勿論少年たちなのですが、どう見ても大人が映画を撮っているような印象を受けるのです。

映画が好きな少年たちには見えないのです。

例えば、本作と比較されている「スタンド・バイ・ミー」では脚本上、少年たちの素の部分がたくさん描かれていました。

少年たちが好きなテレビ番組や好きなキャラクター、グーフィーは何の動物なのか、くだらない議論や意地の張り合い、そして好きな音楽。

そう言った少年たちの背景が描かれていないのです。
特に映画に関する背景が。

そこがとても残念です。

少年たちを描くのが抜群に巧いスティーヴン・スピルバーグが製作に名を連ねているのに。
これは残念で仕方がありません。

東京では「SUPER 8/スーパーエイト」の上映はほとんど終わっているようですが、作品としては素晴らしい作品ではあるので、機会があれば是非観ていただきたいと思います。

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2011/08/20

「モールス」をめぐる冒険

「モールス」 2011年8月14日 TOHOシネマズ六本木ヒルズで「モールス」を観た。

「モールス」
監督・脚本:マット・リーヴス
原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 「モールス」(ハヤカワ文庫NV)
出演:クロエ・グレース・モレッツ(アビー)、コディ・スミット=マクフィー(オーウェン)、リチャード・ジェンキンス(父親)、イライアス・コティーズ(警官)

映画「モールス」は皆さんご存知のように、スティーヴン・キング絶賛の作品で、キングは「モーリス」について『この20年のアメリカでNo.1のスリラー とにかく劇場に駆け込め。観終わった後にお礼を言ってもらえればいい。』と語っており、そのコメントが「モールス」の国内プロモーションにも利用されている。

冒頭に紹介した画像(「モールス」のポスター)、にもキングのコメント("THE BEST AMERICAN HORROR FILM IN THE LAST 20 YEARS")が読める。

参考エントリー『スティーヴン・キング選定2010年映画ベストテン発表』。キングは2010年の映画ベスト1に「モーリス」をあげている。

そもそも「モールス」("LET ME IN")と言う作品は、スウェーデンのスティーヴン・キングの異名をとるホラー作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの「モールス」("MORSE")を原作にして映画化されてスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」("LET THE RIGHT ONE IN")のハリウッドリメイクである。

スウェーデンのスティーヴン・キングの異名をとる原作のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストだが、実は異名をとるだけではなくスティーヴン・キングの影響を受けている。
原作の「モールス」にもキングの影響を受けたと思われる描写やキングの作品名が顔を出す。

そして、その「モールス」を原作にする「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008)もキングの影響を受けている。ここでは明示はしないが、特に顕著なのは「デッド・ゾーン」の影響ではないだろうか。

さて、「モールス」だが、キングは絶賛しているが、わたしから見ると「ぼくのエリ 200歳の少女」の劣化コピーに見えて仕方がない。

あの北欧の素晴らしい作品がハリウッドに来て普通のサスペンスホラーになってしまった印象。

もちろん「モールス」のひとつの売りであるクロエ・グレース・モレッツは素晴らしいのだが、あまりにも忠実なリメイクにある意味失望である。

アートワークまで似てるよね。

スピード写真の使い方は良かったですけどね。
多分オリジナルにはなかったよね。

但し、スピード写真を使う事により、今後のアビーとオーウェンの展開が明示されてしまう、と言う問題が派生してしまっている。

忠実なリメイクは良いのだが、果たしてそれだったら最初からリメイクする必要があるのか、と言う疑問が持ち上がってくる。

まあそれだけ、「ぼくのエリ 200歳の少女」が素晴らしかった、と言う事だろうか。

最初に「モールス」を観てから「ぼくのエリ 200歳の少女」を観たらどう感じるのか関心あるね。


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2011/08/16

樹林伸の「陽の鳥」は21世紀の「ペット・セメタリー」なのか!?

「陽の鳥」 今日はちょっとした余談。

たまたま東京メトロの地下鉄内ドアの上部に設置されているディスプレイを眺めていたら樹林信の「陽の鳥」のアドバタイズ映像が流れてきた。

本作「陽の鳥」は、どうやらヒト・クローン技術で死んだ息子を蘇らせる話らしい。
これは21世紀の「ペット・セマタリー」なのか!?

と言う訳でちょっと調べてみた。
まだ読んでいないけど。

「陽の鳥」
著者:樹林伸
出版社:講談社
発行年月日:2011年5月24日
サイズ:四六変形
ページ数:424
定価:1,680円(税込)

内容
もう一度、あの子に逢いたい。息子を事故で失った科学者が望んだのは、クローンによるわが子の“復活”――

『金田一少年の事件簿』『神の雫』『GTO』などを手がけた希代のヒットメーカーが真っ向から挑んだ、生命倫理と家族の絆をめぐるメディカル・エンタテインメント大作!

1999年
世界で初めて、ヒト・クローン胚の樹立に成功した天才科学者・沖田森彦。しかし、世紀の発表を間近に控えた矢先、愛する息子・有基が突然の事故によりこの世 を去ってしまう。悲嘆に暮れる沖田が下した決断――それは助手の名嘉城と共謀し、科学のタブーであるヒト・クローン技術によって、息子を「復活」させるこ とだった……!!

2008年
“一家”で幸せに暮らす沖田の元をふいに訪れた、招かれざる客。その口から告げられたのは、封印していた“8 年前の事件”にまつわる、驚愕の事実だった。その日を境に、沖田の周囲では不可解な出来事が起こり始める。時を経て暴かれてゆくそれぞれの罪と嘘、明らか になる「息子」の秘密とは一体……!? 運命に翻弄されながらも、真相に近づいた沖田が選んだ道は、果たして――。

(オフィシャル・サイトより引用)

なお、本作のオフィシャル・サイトでは、冒頭の約80ページが公開されている。(pdfファイルのダウンロード)

「陽の鳥」が、スティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」の影響を受けているかどうかわからないけど、「デッド・ゾーン」に似た「サイコメトラーEIJI」の原作も樹林伸(安藤夕馬名義)が原作なので、もしかしたら・・・・と思ってしまう。

取りあえずは、冒頭の80ページを読んでみようと、pdfファイルをダウンロードしてみた。

まあ「陽の鳥」と言うタイトルから考えると「ペット・セマタリー」と言うよりは「鉄腕アトム」なのかも知れないけどね。

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2011/08/15

「スタンド・バイ・ミー」のウィル・ウィートンの最新インタビュー公開

2011年8月6日 npr(National Public Radio)が、ウィル・ウィートンの最新インタビューを公開した。

このインタビューについては、ツイッターでは既にお知らせしていたのだが、ブログでは紹介していなかった。
最早旧聞の感は否めないが、紹介したいと思う。
興味深いので、是非聴いてみて下さい。

'Stand By Me': A Love Letter To Childhood Innocence
リンク先では、10分37秒のインタビューが聴ける。

このインタビューは「スタンド・バイ・ミー」の25周年記念インタビュー。

子役4人の当時の様子や撮影時の話が興味深い。

クリス・チェンバーズを演じたリヴァー・フェニックスに関する話が多いかな。

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2011/08/14

「チルドレン・オブ・ザ・コーン/ジェネシス」DVDリリース決定

「チルドレン・オブ・ザ・コーン/ジェネシス」(CHILDREN OF THE CORN: GENESIS) 2011年8月12日 ファンゴリアがスティーヴン・キングの「トウモロコシ畑の子供たち」の最新映像化作品「チルドレン・オブ・ザ・コーン/ジェネシス」("CHILDREN OF THE CORN: GENESIS")の予告編とスチールを公開した。

なお、本作「チルドレン・オブ・ザ・コーン/ジェネシス」("CHILDREN OF THE CORN: GENESIS")は2011年8月30日にDVD及びBlu-rayでリリースされる模様。

Exclusive trailer and photos: New “CHILDREN OF THE CORN”

監督・脚本:ジョエル・ソワソン
出演:J.J. Banicki(コール), Kelen Coleman(アリー), Dusty Burwell, Kai Caster, ビリー・ドラゴ

さまざまな趣向とタイトルで何度も映像化される「トウモロコシ畑の子供たち」

「トウモロコシ畑の子供たち」は、愛されているのでしょうか、それとも安易に映像化したくなる題材なのでしょうか。

予告編を観る限りですが、本作「チルドレン・オブ・ザ・コーン/ジェネシス」("CHILDREN OF THE CORN: GENESIS")は、カーアクションに力が入っており、--予算も結構あったようです--、結構楽しめる作品に仕上がっているのかも知れません。

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2011/08/13

ジョナサン・デミが「11/22/63」を映画化!?

2011年8月12日にハリウッドチャンネルが伝えるところによると、「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミがキングの「11/22/63」の映画化企画を立ち上げた模様。

「羊たちの沈黙」ジョナサン・デミ監督が、スティーヴン・キングの新作SF「11/22/63」を映画化!

記録のため、全文を引用する。

[映画]米ホラー作家スティーヴン・キングの新作長編小説「11/22/63」の映画化企画が、小説の発売を前に早くも動き出した。メガホンを取るのは「羊たちの沈黙」(91)のジョナサン・デミ監督で、脚本と製作も兼ねる。製作総指揮にはキング自身が名を連ねるという。

1,000ページに及ぶ長編小説「11/22/63」は、ジョン・F・ケネディ米元大統領暗殺を軸にしたタイムトラベル小説。主人公は35歳の高校の英語教師で、現代に生きる彼がケネディ暗殺を阻止するべく時代を遡るというストーリー。タイトルの「11/22/63」は大統領が暗殺された1963年11月22日のこと。

映画化のニュースは業界誌ヴァラエティが伝えたもので、現時点で出資元や配給元は未定。プロデューサーはデミ監督の前作「レイチェルの結婚」(08)も手がけたイロナ・ハーツバーグで、デミ監督は2012年秋にも撮影開始する意向だという。

小説は本国アメリカでは今年11月8日に発売となる。

なお、ハリウッドチャンネルのニュースソースは米ヴァラエティ( Demme to shoot Stephen King's JFK novel )と言うことだが、米EW.comInside Moviesでも同様の記事を発信している。

Jonathan Demme to adapt Stephen King's time-travel saga '11/22/63'

こちらも全文を引用する。

The Oscar-winning director of The Silence of the Lambs has picked up the film rights to Stephen King’s as-yet-unpublished novel about a rip in time that leads a small-town teacher back to JFK’s assassination.

11/22/63 is due on shelves Nov. 8, but Jonathan Demme has gotten the jump on the title, a kind of odyssey story in which Jack Epping, a school teacher from Maine, ends up going back to 1958, falling in love with a librarian, and encountering assorted historical figures from Elvis Presley to Lee Harvey Oswald as he ventures closer to the political murder that changed history. (Smart money says he’ll change things around even more.)

Demme will write, direct and produce the film through his Clinica Estetico production company. Ilona Herzberg, who tackled a different kind of JFK story in the Cuban Missile Crisis drama Thirteen Days, is also producing, and King himself will executive produce.

Demme has focused his efforts mostly on documentaries in recent years, making The Man From Plains about former president Jimmy Carter, a pair of concert films about Neil Young, and a PBS report about the Hurricane Katrina-savaged Lower 9th Ward. His last drama was 2008′s Rachel Getting Married, and before that, 2004′s remake of The Manchurian Candidate.

King has been on a hot streak in Hollywood lately. Though Ron Howard’s sweeping film/TV series adaptation of The Dark Tower was scuttled by Universal due to high cost and high risk, yesterday brought word that the Harry Potter team of screenwriter Steve Kloves and director David Yates would be tackling his apocalyptic novel The Stand.

ここで興味深いのは、ジョナサン・デミの盟友とも言える製作のイロナ・ハーツバーグだが、彼はケネディ大統領とキューバ危機を描いた「13デイズ」の製作にも名を連ねていること。

もしかして、ケネディ大統領を描くことは、イロナ・ハーツバーグのライフワークなのかな。

だとしたら、これは期待出来るかも。

「11/22/63」の映画化についてわかっているのは現在のところ次の通り。

監督・脚本:ジョナサン・デミ
製作総指揮・原作:スティーヴン・キング
製作:イロナ・ハーツバーグ
製作会社:Clinica Estetico production company

撮影は2012年秋スタート。

ところで、EW.comの記事とヴァラエティの記事は「11/22/63」のプロットに触れているのだが、非常に興味深いのは、タイムスリップするメイン州の高校の英語教師ジェイク・エピング(EW.comではジャック・エピングと表記)は、1958年の図書館の司書と恋に落ちるようなのだ。

と言うことは、リー・ハーヴェイ・オズワルドがどんな本を図書館で借りていたのかを調べたのはその彼女なのだろうし、当然ながらオズワルドと接点があるだろうし、もしかしたら、その図書館は例の教科書倉庫ビルに入っているのかも知れないぞ、と言うわたしの妄想がむくむくと鎌首をもたげてくる。

乞うご期待なのだ。

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2011/08/09

「骨の袋」のセーラ・ティドウェルはアニカ・ノニ・ローズか!?

アニカ・ノニ・ローズ 何度かお伝えしている「骨の袋」のテレビシリーズ化情報だが、2011年8月3日にVariety SHOWBLITZが伝えるところによると、「ドリームガールズ」(2006)や「プリンセスと魔法のキス」(2009)のアニカ・ノニ・ローズが出演するらしい。

Rose blooms for A&E mini

記録のため、全文を引用する。

EXCLUSIVE: Anika Noni Rose has been cast in A&E's upcoming Stephen King miniseries "Bag of Bones," reports Stuart Levine of Variety.

Rose will play Sara Tidwell, a blues singer who haunts a bestselling novelist (Pierce Brosnan) embroiled in a bitter custody battle.

She is a Tony Award winner for her role in "Caroline, or Change," guested in the most recent season of CBS' "The  Good Wife" and co-starred in the bigscreen version of "Dreamgirls."

なんと、しかもアニカ・ノニ・ローズはセーラ・ティドウェルを演じるらしい。

と言うことは、おそらくだが、ケリー・ローランドの出演はなくなったかな。

当ブログの推測ですが、セーラ・ティドウェル役については、元ディスティニーズ・チャイルドのケニー・ローランドから、元ディスティニーズ・チャイルドのビヨンセが出演した「ドリームガールズ」のアニカ・ノニ・ローズへと言うキャスティング・ディレクターの思考の流れが面白いですよね。

個人的には「ドリームガールズ」まで行くんだったら、ジェニファー・ハドソンが良かったんじゃないかなと思う。

現在までのスタッフ及びキャスト情報をまとめると次の通り。

監督:ミック・ギャリス
原作:スティーヴン・キング
脚本:マット・ヴァン
製作:ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン

キャスト:ピアース・プロスナン(マイクル・ヌーナン)
アナベス・ギッシュ(ジョアンナ・ヌーナン)
メリッサ・ジョージ(マッティ)
アニカ・ノニ・ローズ(セーラ・ティドウェル)
ケリー・ローランド(?)

【ご参考】「骨の袋」の映像化に関する過去のエントリー。

「骨の袋」も映画化か!? 2007年8月
テレビシリーズ「骨の袋」7月から撮影開始か!? 2011年6月
スティーヴン・キングの「骨の袋」がピアース・ブロスナン主演でドラマ化! 2011年7月
テレビシリーズ「骨の袋」にメリッサ・ジョージも出演か!? 2011年7月
テレビシリーズ「骨の袋」のアートワークが・・・・ 2011年8月

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2011/08/07

リメイク版「ペット・セメタリー」の監督はアレクサンドル・アジャか!?

アレクサンドル・アジャ 2011年8月3日に映画.comが、8月4日にシネマトゥディが伝えるところによると、リメイク版の映画「ペット・セメタリー」の監督はアレクサンドル・アジャになるかも知れない模様。

「ペット・セメタリー」リメイク版監督にアレクサンドル・アジャ? (映画.com)

[映画.com ニュース] スティーブン・キングの原作を映画化した1989年のホラー映画「ペット・セメタリー」のリメイク企画で、「ピラニア3D」「ミラーズ」のアレクサンドル・アジャ監督がメガホンをとる可能性が出てきた。

Twitchによれば、今年2月に企画が持ち上がって以来、実力派の監督探しに余念のなかった米パラマウントは、アジャの起用に向けて現在交渉中だという。03年のスプラッターホラー「ハイテンション」で脚光を浴びたフランス出身のアジャ監督は、これまでにもウェス・クレイブン監督「サランドラ」をリメイクした「ヒルズ・ハブ・アイズ」を手がけている。また、デビッド・クローネンバーグ監督初期の傑作「スキャナーズ」(81)のテレビシリーズ化にもかかわる予定だ。
 
リメイク版「ペット・セメタリー」の脚本は、同じくキングの原作を脚色した「1408号室」のマット・グリーンバーグが手がけた。  キング自ら脚色にあたったオリジナル版「ペット・セメタリー」は、メアリー・ランバートが監督。トラックが行き交う道路沿いに引っ越してきた一家が、れき死したペットのネコを近所のペット・セメタリー(=動物墓地)の奥に埋葬したところ、猫が生き返る。日を置かずして、今度は幼い息子ゲイジがトラックにはねられ死亡。嘆き悲しむ父ルイスは、ある覚悟を胸に遺体を同じ場所に埋葬する。
 
アジャ監督の最新作「ピラニア3D」は、8月27日から日本公開される。(映画.com速報)

映画『ペット・セメタリー』のリメイクの監督は、SF漫画「コブラ」の実写映画化も企画しているアレクサンドル・アジャか? (シネマトゥディ)

 [シネマトゥデイ映画ニュース] パラマウント・ピクチャーズが制作予定のスティーヴン・キングの原作「ペット・セマタリー」(映画のタイトルは 「ペット・セメタリー」)のリメイク作品で、映画「ピラニア3D」のアレクサンドル・アジャが監督候補に挙がっていることがTwitchfilm.comによって明らかになった。

 原作の「ペット・セマタリー」は1983年に出版された長編小説で、メイン州に引っ越してきた医者のルイスと妻のレーチェルには二人の子どもが居た。ある日、ルイスは車にひかれて死んでしまった猫を、隣人の勧めで裏山のペットの墓場に埋めたところ、その猫がなんと生き返ってしまう奇妙な体験をした。だが、あるときそれと全く同じような交通事故で息子を亡くしてしまう。ルイスは、息子を失った虚脱感から「近付くな」と言われたあの墓場に足を踏み入 れるというホラー作品。

 制作は映画「ソルト」「G.I. ジョー」のロレンツォ・ディボナヴェンチュラと映画「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」のスティーヴン・シュナイダーが担当し、脚本は映画「1408号室」「ミミック」のマット・グリーンバーグが執筆することになっている。

 ちなみにこのアレクサンドル・アジャ監督は、日本ではおなじみのSF漫画「コブラ」の実写映画化も企画していて、今のところ「コブラ」の企画は予算が滞っているようで、この「ペット・セメタリー」でメガホンを取ることも十分に可能性がありそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

いかがだろうか。
もし、アジャが監督するのならば期待出来るのではないか、と思う。

ところで、シネマトゥディの記事では原作の「ペット・セマタリー」と映画化タイトル「ペット・セメタリー」の違いについて明言しているのがキングファンとしては嬉しい。

因みに、ニュースソースはここ。

BREAKING: Paramount Talking PET SEMATARY Remake With Alexandre Aja (Twitchfilm.com)

「コブラ」の映画化は資金繰りの関係で、2013年以降にずれ込みそうなので、パラマウントはその間に「ペット・セメタリー」を、アジャに撮らせよう、と言う腹積もりである模様。

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2011/08/06

「ショーシャンクの空に」の大木が!?

嵐で真っ二つになった映画「ショーシャンクの空に」のラストシーンに登場する大木
2011年8月3日にシネマトゥディが、2011年8月5日に映画.comが伝えるところによると、映画「ショーシャンクの空に」のラストシーンに登場する大木が7月29日にマンスフィールドを襲った嵐の影響で真っ二つにさけてしまった模様。

ところで、その大木の事をシネマトゥディは「ナラの大木」と伝え、映画.comは「カシの大木」と伝えている。

記録のため全文を引用する。

名作『ショーシャンクの空に』に登場したナラの大木、激しい風で存命の危機 (シネマトゥディ)

 [シネマトゥデイ映画ニュース] 1995年に公開された映画「ショーシャンクの空に」に登場したナラの木が、激しい風に見舞われ二つに裂けてしまった。

 この大木は、映画の撮影が行われたオハイオ州マンスフィールドにあり、映画の中では終盤、モーガン・フリーマン演じるレッドが、ティム・ロビンス 演じるアンディが埋めた缶の箱を掘り起こすシーンに登場する。缶の中から出てきたアンディの手紙には、「希望はいいものだ。たぶん最高のものだろう。そして、いいものは決して滅びないんだ」というくだりがあり、映画のなかでも、希望を象徴するような印象的なシーンになっている。マンスフィールドの観光課によると、映画の公開以来、この木を見学するために多くの観光客がマンスフィールドを訪れており、観光客からは、この木の下で「プロポーズがしたい」「ピクニックがしたい」という問い合わせも多くあったという。

  しかし、7月末に激しい嵐がマンスフィールドを直撃し、強風にあおられた木は真ん中から二つに裂け、瀕死の状態となってしまった。TMZによる と、マンスフィールドの観光課は何とかこの木を保存する方法を考えているが、木は個人の所有する土地に生えているため、土地の所有者と近々のうちに相談して決めたいとしている。観光課は「この木を、もともと生えていた場所で見たいという方は、まだ一部が残っている状態の今のうちに、見に来てくれることをお すすめします」と語っており、今後、この場所から移動される可能性もあるよう。アンディのセリフ通り、「いいものは決して滅びない」ことを願いつつ、地元関係者やファンたちは木の保存を祈っている。(竹内エミコ)

「ショーシャンクの空に」で有名なカシの大木、嵐で真っ二つに (映画.com)

[映画.com ニュース] 1994年の映画「ショーシャンクの空に」(フランク・ダラボン監督)のクライマックスで重要な役割を果たしたカシの木が、強風の影響で真っ二つに裂けてしまったことがわかった。
 
「ショーシャンクの空に」は、米オハイオ州マンスフィールドにある元州立少年院(現在は博物館)とその周辺で撮影された。カシの木は映画の終盤、モーガン・フリーマン扮するレッドが、ティム・ロビンス扮するアンディが残した“宝物”を見つける印象的なシーンで登場する。
 
カシの木は、マラバー・ファーム州立公園に隣接する個人農場内にあるが、同作の公開以降、この木を目指して同所を訪れるファンも多い。現地の観光局には、「木の下でプロポーズをしたい」といった問い合わせも寄せられていたという。
 
地元紙マンスフィールド・ニュース・ジャーナルによれば、7月29日にマンスフィールドを襲った嵐の影響で、カシの木は腐っていた中心部から裂け、片側が地面に倒れている状態。現時点では、切り倒す必要があるかどうかまだ判断ができないようだが、地元の人々も映画ファンも存続を願っていることは間違いない。


で、ニュースソースはここ。

'Shawshank' tree's damage gets worldwide attention

この記事では、その大木の事を、oak tree と表記されている。

辞書によると、ナラの木 oakで、カシの木 evergreen oak と言う事である。従って、今回のケースはナラの木が正しいようである。

なお、翻訳家の越前敏弥さんの解説は次の通り。

ツイート1
実物の記憶がないので断言はできませんが、原語がoakならカシが誤訳でナラが正訳です>「ショーシャンクの空に」の大木。

ツイート2
大ざっぱに言うと、ナラが落葉樹でカシが常緑樹。通常oakは落葉樹で、ナラが正訳ですが、この写真は常緑樹っぽく、正確にはlive oak(カシの一種)か。よって、カシでよいのですが、ナラはその種の木の総称でもあるので、たぶんナラも可。これはいつも翻訳者泣かせ。

いかがだろう。

辞書的にはナラの木が正しいようなのだが、実際のところはカシの木でも問題がなさそうである。

今日の結論としては、翻訳者の皆さんは大変ですね、と言うところだろうか。

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2011/08/05

テレビシリーズ「骨の袋」のアートワークが・・・・

テレビシリーズ「骨の袋」アンオフィシャルポスター スティーヴン・キングのオフィシャル・サイトで、2夜連続4時間のテレビシリーズの制作が予定されている「骨の袋」のアートワークが公開された。

このポスターの画像の左下にアンオフィシャル・アートワークと明記されているが、デザイン的にどうよ、と言う気持ちでいっぱいです。

アートワークのコンセプトは、「骨の袋」に印象深く登場する、知らないうちにメッセージを発信する冷蔵庫にくっつけられたマグネット。

まあ、デザイナーの気持ちはわからないではありませんが、デザイン自体は地味でかつ微妙ですよね。

「骨の袋」オフィシャル・サイト

このテレビシリーズの制作にはソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが噛んでいるので、日本でもそのうち放送されるんじゃないかな、と期待しています。

AXNさんあたりで放送していただけないでしょうかね。

原作小説「骨の袋」は大変面白いので、未読の方はこの機会に是非。
スチュアート・ウッズの「湖底の家」と比較すると興味深いかもよ。


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