乾くるみもキングファン!?
さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。
と言うか、日本の作家の中からキングファンをあぶり出す試み。
そして今日、俎上に乗せるのは、ミステリー作家乾くるみ。
わたしが何故、乾くるみがキングファンだと妄想しているのか、と言うと、2011年8月頃に紀伊国屋書店新宿本店で実施されていたフェア「暗黒短編之宴」、作家がダークな短編小説をすすめるミニコーナー、で乾くるみがスティーヴン・キングの「ジョウント」をあげていたため。
それでは気になる乾くるみの「暗黒短編の宴」の「乾くるみセレクション」を紹介する。
「猿の手」W・W・ジェイコブズ著
「鏡地獄」江戸川乱歩著
「ジョウント」スティーヴン・キング著
「ゆきどまり」高橋克彦著
「獣がいる」
いかがだろうか。
「乾くるみコレクション」に「ジョウント」が入っていることにより、乾くるみはキングの長編だけではなく、短編をも読んでいることがわかるし、スティーヴン・キングが敬愛してやまないジェイコブズの「猿の手」が入っているあたりも乾くるみがキングファンだとわたしが妄想する所以である。
と言うか、このセレクションは「わたしはキングファンですよ、誰か気付いて!」と言う乾くるみのささやきに聞こえてならないのだ。
因みにわたしは乾くるみの作品をそれほど読んでいないので、乾くるみの作品にキングの影響があるのかどうかは判然としない。
個人的なオススメは「イニシエーション・ラブ」。
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