翻訳ミステリー長屋かわら版・第25号に「IT」の話題が!
時々紹介している「翻訳ミステリー大賞シンジケート」のオフィシャル・ブログの2012年1月6日のエントリー「翻訳ミステリー長屋かわら版・第25号」で、翻訳家の白石朗氏が、スティーヴン・キングの「IT」の25周年記念版の購入に関するエントリーを公開している。
ところで、この「翻訳ミステリー長屋かわら版」と言う連載エントリーは「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の7名の翻訳家が自身の近況を報告するエントリーなのだが、この「翻訳ミステリー長屋かわら版・第25号」で、白石朗氏がキングの「IT」に関するエントリーを投稿した、と言う事である。
それでは、気になる内容を引用しましょう。
2011年も押し詰まった晦日に、Cemetery Dance社発行のスティーヴン・キング『IT』の25周年記念の750部限定版が届きました。横20cm×縦28cm×厚さ8.5cmの函にはいった大判のハードカバー、本文2色刷りでフルカラーとモノクロの挿絵入りで、もちあげるたびに腰に響く重さも凝った造本もうれしい、宝物のような本です(画像4枚→ http://t.co/Vug463RN http://t.co/oOyrhto0 http://t.co/LestIu7m http://t.co/7oX8S0EU)。
キングのそれまでの集大成ともいうべき『IT』ですが、プライベートでも特別な作品です。初めての海外旅行で行ったニューヨークの八番街56、大学時代から通信販売で利用していた The Science Fiction Shop という小さな専門店で刊行間もない単行本を買った日の光景は、きのうのようにまざまざと――は嘘で、おとといのようにぼんやりと覚えています。
帰りの飛行機の機内でそそくさとデリーの街を訪れてから25年ですか。年をとるわけだ。デリーは、そのあとも何度か訪れている街ですが、これからもまた、思いもかけず足を運び、うれしい再会を果たせそうです。
なお、「IT」の25周年記念版については、次のエントリー『「IT」の25周年スペシャル・エディションが!?』を参照願います。
以上の情報を総合すると、白石さんが購入した「IT」25周年記念750部限定版は、次のバージョンと言う事になります。
2.Traycased Oversized Hardcover Signed Limited Edition of only 750 illustrated copies printed in two colors and bound in leather with two color hot foil stamping, a satin ribbon page marker and different embossed endpapers, signed by Stephen King and all of the artists ($475)
無粋な話で恐縮ですが、現在のレートで換算すると、日本円で、なんと36,480円(1$=76.8円)でございますね。
因みに、今回ブログで「IT」購入のエントリーを投稿する前の1月3日、白石朗さんはツイッターでも写真付きでつぶやいています。
こちらで、4枚の写真をまとめて見ることが出来ます。
暮れに届いた『IT』25周年記念本 http://twitpic.com/82j0m7 函はこの大きさ http://twitpic.com/82j07q 函をあけたところ http://twitpic.com/82j0e5 限定750部で関係者サインいり http://twitpic.com/82j0s0
いかがですか。
驚きの書籍ですよね。
ついでにこれから推測できるのは、白石邸はキングのお宝グッズでいっぱいなのではないかな、と言う事ですね。
余談ですが、$125の2,750部限定版は、Amazon.co.jpでも取り扱いがありますね。実際に購入できるかどうかはわかりませんが。
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