外薗昌也もキングの影響を!?
毎月、新作ゾンビコミックを無料配信している「マンガ・オブ・ザ・デッド」(MANGA OF THE DEAD)で現在公開されている、外薗昌也の「死霊の杜」だが、どうやらスティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」の影響を受けている、と思われる。
ストーリー紹介
街中で歩く死者を見分けてしまう能力を持った島田弘和は、大学時代に講義を受けていた阿久津教授から研究メモを渡される。阿久津教授が研究していたのは、古代人の埋葬・葬式。日本の神話から着想を得て、古代の人々は実際に死者を蘇らせていたと考えていた。そして、教授は遂に儀式の真相を掴み…。
作者プロフィール
外薗昌也
1980年、月刊少年チャンピオンで「鏡四郎! 鏡四郎! 」でデビュー。その後はファンタジー、SF、ホラー、恋愛と幅広いジャンルを手掛ける。代表作は「犬神」など。
現在はコミック乱ツインズにて「鞍馬天狗」、電撃コミックジャパンにて「インソムニア」、月刊少年ライバルにて「天審~WORLD WAR ANGEL~」(原作担当)と三本同時連載中。
作家公式サイト 外薗昌也の赤い日記
さて、どの辺がキングの影響を受けているか、と言う事なのだが、この「死霊の杜」は、2012年1月31日まで無料で公開されているので、ご自身で確認していただきたい。
折角なので、「死者の杜」の印象的なキーワードだけを紹介しておく。
阿久津教授は死者を蘇らせる研究に取り憑かれている。
阿久津教授はイザナギ・イザナミの神話は事実だと考えている。
阿久津教授は、死んだ妻を蘇らせようとしている。
とある神社の裏の土地に死者の身体の一部を埋めると死者が死んだ時の状態で蘇る。
蘇った死者は生き物しか食べない。
蘇った死者は本能が残っている。
たくさんの人々が既に死者を蘇らせている。
いかがかな。
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