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2012年2月の16件の投稿

2012/02/29

キングが「シャイニング」の続編「Dr.Sleep」の冒頭を朗読!?

スティーヴン・キング「Dr. Sleep」を朗読する。
2012年2月27日に、savannah now.comが伝えるところによると、先日のエントリー『サバンナ・ブック・フェスティバルにキングが!』でお伝えしたSavannah Book Festivalで、スティーヴン・キングが「シャイニング」の続編「Doctor Sleep」の冒頭を朗読した模様。
因みに、キングが講演を行ったのは2月19日。19日ね。

Stephen King reads first pages of 'The Shining' sequel 'Doctor Sleep' [transcript]

その時のビデオ映像。
Stephen King guest of honors Savannah Book Festival 2012

全部で約1時間8分のビデオ映像ですが、キングが登場するのは、6分40秒あたりから。また、キングが「Dr. Sleep」の冒頭を朗読し始めるのは、40分00秒あたりからです。

講演、朗読、質問コーナーありの長時間のビデオですが、関心がある方は是非。

なお、キングが朗読した「Dr. Sleep」の冒頭部分は、先ほど紹介した記事に掲載されています。

なお、原作で怪異が起きる部屋は217号室。
因みに、キューブリック版「シャイニング」ではその部屋は237号室に変更されています。

余談ですが、2+17=19ですね。

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2012/02/25

「ザ・チャイルド:悪魔の起源」オフィシャルサイトオープン!

「ザ・チャイルド:悪魔の起源」 以前のエントリー『「未体験ゾーンの映画たち 2012」にキング原作作品が!?』で紹介したスティーヴン・キング原案、ジョエル・ソワソン監督作品「ザ・チャイルド:悪魔の起源」のオフィシャルサイトがオープンした。

「ザ・チャイルド:悪魔の起源」オフィシャルサイト

「ザ・チャイルド:悪魔の起源」("CHILDREN OF THE CORN")
監督・脚本・製作:ジョエル・ソワソン
原案:スティーヴン・キング
出演:ビリー・ドラゴ、バーバラ・ネデルヤコーヴァ、ティム・ロック、ケレン・コールマン
劇場:ヒューマントラスト シネマ渋谷
公開:2012年3月17日
料金:1,200円
あらすじ:自動車事故によって何もない道路で立ち往生してしまい、近くの町にある一軒の屋敷に助けを求めた若い夫婦。だが、屋敷に暮らしていた夫婦の不可解な言動の数々、真夜中にどこかから聞こえてくる不気味な物音、そして町に秘められた陰惨で異常な過去に恐れと身の危険を感じた二人は、町から逃げ出すことに。しかし、いくら逃げ出そうとしても不思議な力によって行方をさえぎられてしまう。何をしても町から出られない状況に、夫婦は次第に追い詰められていく。

実は本作「ザ・チャイルド:悪魔の起源」は、2011年3月18日にカリフォルニアでブレミア上映が行われた後、はじめての劇場公開が日本での上映と言うことのようです。

つまり、アメリカ、カナダともに本作は劇場公開されず、DVDストレート作品になってしまっていたのです。

そんな作品が劇場で公開されるなんて!
「未体験ゾーンの映画たち 2012」さまさまですね。

スケジュールが合いましたら、是非劇場へ。
通常料金1,200円ですしね。

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2012/02/24

HERE'S KITTY!

HERE'S KITTY!

今日はスティーヴン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督作品「シャイニング」に関する拾い物。

Not all of us like cats.

「ひあーーーーず・きてぃーーーーーーっ!」

ですね。

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2012/02/23

「IT」25周年記念エディションのアートワークが!?

先頃出版されたスティーヴン・キングの「IT」の25周年記念版に収録されたアートワークのポートフォリオがバラで発売される模様。

IT: The 25th Anniversary Limited Edition Artwork Portfolio

「IT 25th Anniversary Artwork Portfolio Signed Limited Edition」より 概要は次の通り。

「IT 25th Anniversary Artwork Portfolio Signed Limited Edition」

・2012年3月末頃出版予定
・500セット限定
・$85.00(1$=80円として6,800円)
・11インチ×14インチサイズの29枚のアートワークが収録
・アートワークを手がけた3人のアーティスト(Glen Orbik, Alan M. Clark, Erin Wells)のサイン入り

いかがでしょう。

「IT 25th Anniversary Artwork Portfolio Signed Limited Edition」より
お買い上げですか?

余談ですが、グレン・オービックは、「コロラド・キッド」を含む叢書ハード・ケース・クライムや、マーベル・コミックスやDCコミックスのヒーローもののグラフイック・ノベル等を手がけていますね。

関連エントリー
2012/01/11『翻訳ミステリー長屋かわら版・第25号に「IT」の話題が!』
2011/05/25『「IT」の25周年スペシャル・エディションが!?』

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2012/02/22

第二回Twitter文学賞結果発表!

2012年2月22日 第二回Twitter文学賞の結果発表がUstreamを介して行われた。

その結果は次の通り。

但し、今日は飲み会だったので、結果発表はほとんど見られませんでした。
結構盛り上がったようなので残念です。すいません。
アーカイブされるのでしょうか。


なお、同順位の作品は五十音順で表記。

海外編
第一位「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」ジュノ・ディアス
第二位「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」ジョナサン・サフラン・フォア
第三位「犯罪」フェルディナント・フォン・シーラッハ
第四位「紙の民」サルバドール・プラセンシア
第五位「アニマルズ・ピープル」インドラ・シンハ
第六位「ソーラー」イアン・マキューアン 
   「ねじまき少女」
パオロ・バチガルピ 
   「忘れられた花園」
ケイト・モートン
第七位「二流小説家」デイヴイッド・ゴードン
第八位「アンダー・ザ・ドーム」スティーヴン・キング 
   「短くて恐ろしいフィルの時代」
ジョージ・ソンダース 
   「ミステリウム」
エリック・マコーマック 
   「メモリー・ウォール」
アンソニー・ドーア
第九位「チボの狂宴」マリオ・バルガス=リョサ 
   「都市と都市」
チャイナ・ミエヴィル
第十位「アンダーワールドUSA」ジェイムズ・エルロイ 
   「ブエノスアイレス食堂」
カルロス・バルマセーダ

国内編
第一位「11 eleven」津原泰水
第二位「こちらあみ子」今村夏子
第三位「これはペンです」円城塔
第四位「雪の練習生」多和田葉子
第五位「舟を編む」三浦しをん
第六位「ワーカーズ・ダイジェスト」津村記久子
第七位「人質の朗読会」小川洋子
第八位「ジェノサイド」高野和明 
   「マザーズ」
金原ひとみ
第九位「なずな」堀江敏幸 
   「開かせていただき光栄です」
皆川博子
第十位「きつねのつき」北野勇作

出演:豊崎由美、大森望、佐々木敦、杉江松恋、石井千湖

Twitter文学賞お知らせブログ
@tb_award(ツイッター文学賞)

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2012/02/21

「Another」もキングの影響を!? その2

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さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

今日、俎上に乗せるのは、綾辻行人の「Another(アナザー)」

先日のエントリー『「Another」もキングの影響を!?』で、アニメーション作品「Another」がスティーヴン・キングの影響を受けていることについては既に納得していただけていると思うが、今日はその原作である綾辻行人の「Another」について、いくつかの観点からそれを考察していきたい。特に「IT」からの影響を検証していきたい。

1.タイトル

「Another」のあとがきによると、「Another」のタイトルは、ロバート・マリガンの映画「悪を呼ぶ少年("The Other")」の原題とアレハンドロ・アメナーバルの映画「アザーズ("The Others")」の原題にインスパイアされている、とのことである。

これらの作品は全て代名詞がタイトルになっている。
その代名詞のタイトルから「Another」のタイトルが生まれたということである。

代名詞をタイトルに持つ作品と言えば「IT」である。
もちろん、あとがきには「IT」からの影響は明記されていないが、代名詞繋がりでキングの「IT」を意識していないとは考えられない。

2.構成

「Another」の構成は、全2部構成で、冒頭の章立てを一部引用すると、次のような構成になっている。

Part 1 What?............Why?
Introduction
Chapter 1 April
Chapter 2 May I
Chapter 3 May II
Chapter 4 May III
Chapter 5 May IV
Interlude I
Chapter 6 June I
・・・・

「IT」も基本的に過去と現在の二部構成で、冒頭の章立ては次のような構成になっている。
(  )内は翻訳版。

Part 1: THE SHADOW BEFORE (第一部 しのびよる影)
1 After the Flood (1957) (第一章 洪水のあと)
2 After the Festival (1984) (第二章 祭りの後)
3 Six Phone Calls (1985) (六つの通話)
Derry: The First Interlude (デリー 第一の間奏)

Part 2: JUNE OF 1958 (第二部 一九五八年六月)
Ben Hanscomb Takes a Fall (ベン・ハンスコム、ノックダウンのふりをする)
・・・・

どうだろう。
章立ての構成が似ていると思うのは、わたしだけだろうか。

この類似性、特に章の途中に、Interlude(間奏)が入っているなんて、と言うか、Interludeと言う言葉を使っているなんて、これはどう考えても偶然とは思えない。
おそらく確信的な「IT」への言及だろう。

3.26年前

「Another」では26年前の1972年にある怪異が起き、その26年後の1998年に物語が始まる。

その怪異自体は、1972年の翌年1973年から毎年のように起きていたりいなかったりしているのだが、その怪異から26年後と言う中途半端な年月には何か意味があるのかも知れない。

ご承知のように「IT」では、物語は1957年~1958年にはじまり、1984年~1985年に物語は終わりをむかえる。
ご承知のように「IT」がやってくる周期は約27年なのである。

26年と27年。
この中途半端な年月の類似性に何か感じるものはないだろうか。

4.記憶の喪失

「Another」の怪異を体験した人々のその怪異に関する記憶はだんだんと曖昧になっていき、そのうちにその怪異の記憶や、怪異の最中にいたクラスメイトの名前すら忘れてしまう。

「IT」でも同様に怪異の記憶は徐々に記憶の片隅からこぼれ落ちてしまう。
あの仲の良かった友だちの名前すら忘れてしまうのだ。

これも偶然とは思えない。

5.キング作品への言及

「Another」にはホラー小説がたくさん登場するのだが、キングについても同様で、次の作品が登場する。

「呪われた町」
「ペット・セマタリー」
「ミザリー」
「人間圧搾機」(「深夜勤務」に収録)

そして、これは他の作家の作品の「Another」への登場頻度と比較して圧倒的に多い。

これも偶然とは考えにくい。

6.書籍としての存在感

綾辻行人の妻は小野不由美である。
キングの「呪われた町」の影響を受けている「屍鬼」の小野不由美である。

どう考えても、綾辻行人本人も、キング作品に関心があると思える。

そして、「Another」の書籍としての存在感は非常に大きい。
ハードカバーの大きさや装丁を見て、「IT」「屍鬼」を思い出さずにはいられない。

そう、綾辻行人の「Another」には、キングの「IT」、小野不由美の「屍鬼」に匹敵するような圧倒的な禍々しきボリュームを感じる。

(参考)冒頭の写真。

7.その他

洪水とか、喘息の薬とか、浄化の炎とかいろいろ出てきます。

どうですか。
ここまできたら、もはや偶然とは思えないですよね。

「Another」はもう完全に「IT」の影響を受けている。

いつもはキングファンの妄想だと言うことで片づけていますが、今回は妄想ではないと思っています。

皆さんどう思いますか?

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2012/02/20

ブラム・ストーカー賞2011ノミネート作品発表!

ブラム・ストーカー賞トロフィー 2012年2月18日、Horror Writers Associationがブラム・ストーカー賞2011のノミネート作品を発表した。

Bram Stoker Award™ 2011 Final Ballot

気になるスティーヴン・キング関連のノミネート作品は次の通り。

■短編フィクション賞
“Herman Wouk Is Still Alive” (The Atlantic Magazine, May 2011)
スティーヴン・キング

■グラフィックノベル賞
"Locke & Key, Volume 4"
ジョー・ヒル

■ノンフィクション賞
"Stephen King: A Literary Companion"
ロッキー・ウッド

ノミネート作品の詳細は紹介しませんので、こちらをみてください。

Bram Stoker Award™ 2011 Final Ballot

先日のエントリー『「呪われた町」がブラム・ストーカー賞特別賞にノミネート!?』でお知らせした、

The Vampire Novel of the Century Award

も楽しみですね。

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2012/02/16

「I Killed Adolf Hitler」映画化か!?

「I Killed Adolf Hitler」 2012年2月15日に/Filmが伝えるところによると、ノルウェーのカートゥニスト(漫画家)ジェイソンのグラフイック・ノベル(コミックブック)「I Killed Adolf Hitler」の映画化が企画されている模様。

Strange ‘I Killed Adolf Hitler’ Graphic Novel Optioned For Feature Film

ところで「I Killed Adolf Hitler」の物語はどんな物語かと言うと、契約殺人が可能な世界において、1939年に戻ってヒトラーを殺すと言う契約を結んだ主人公が巻き起こす物語で、作風はどうやらコミカルな作品である模様。

なお、2007年に発表された「I Killed Adolf Hitler」は、2008年にアイズナー賞の最優秀国際作品賞(Best U.S. Edition of International Material)を受賞している。

なぜ、こんな話をしているか、と言うと、実はスティーヴン・キングの「デッド・ゾーン」にこんな一節がある。

もう一つ。質問がある。
それをノートの一冊に書いて、しじゅう思い返していた。きちんとした字で書いて、そのあと、それを封じ込めようとするかのように、三重にまるく囲っておいたのだ。それはこういう質問だった。もしタイム・マシーンに飛び乗って一九三二年に戻ることができたら、おまえはヒトラーを殺すか?

(「デッド・ゾーン(下)」p241より引用)

もしタイム・マシーンに飛び乗って一九三二年に戻ることができたら、おまえはヒトラーを殺すか?

いかがだろう。
もしかしたら本作「I Killed Adolf Hitler」はキングの「デッド・ゾーン」の影響を受けているのではないだろうか。

そんなことを妄想してしまった。

余談だけど、この「I Killed Adolf Hitler」の映画は「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」のような手法か、アニメーションとライヴアクションの合成になる可能性がある模様。


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2012/02/15

加藤シゲアキもキングの影響を!?

「ピンクとグレー」加藤シゲアキ 加藤シゲアキの「ピンクとグレー」は、どうやらスティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」の影響を受けているらしい。

「ピンクとグレー」
著者:加藤シゲアキ
出版:角川書店(四六判上製)
あらすじ:大 阪から横浜へ越してきた小学生の河田大貴は、同じマンションに住む同い年の鈴木真吾と出逢い、中学高校大学と密接した青春時代を送る。高校生になった二人 は、雑誌の読者モデルをきっかけにバイト替わりの芸能活動をスタート。大学へ進学した二人は同居生活を始めるが、真吾がスターダムを駆け上がっていく一方 で、エキストラから抜け出せない河田だけが取り残されていく。やがて二人は決裂。二度と会うことのない人生を送るはずだった二人が再びめぐり逢ったその 時、運命の歯車が回りだす…。 (オフィシャル・サイトより引用)

さて、「ピンクとグレー」のどの辺がスティーヴン・キングの影響を受けているのか、と言う話だが、先ずは、2012年2月11日にウレぴあ総研で公開された杉江松恋の書評を読んでいただきたい。

【書評】加藤シゲアキ『ピンクとグレー』は非常に真っ当な小説

いかがだろう。
関心が出てきたかな?

因みに、この書評からキングの「スタンド・バイ・ミー」に関する言及をまとめてみると次の通り。

1.主人公の河田大貴は少年時代に同じマンションに住んでいた幼なじみの鈴木真吾、木元、石川の4人組は大人たちから「スタンド・バイ・ミー」と呼ばれていた。

2.河田のあだ名は、りばちゃん。これは映画「スタンド・バイ・ミー」のリバー・フェニックスに因んでいる。河=リバー。

3.「スタンド・バイ・ミー」のモチーフは、「ピンクとグレー」に何度か登場する。

オフィシャル・サイトから「ピンクとグレー」の登場人物の相関図を引用する。

「ピンクとグレー」登場人物相関図

この相関図では、前述の4人組の1人:木元の表記がないが、『通称「スタンド・バイ・ミー」と言う文字が確認できる。

ここまで明確に「スタンド・バイ・ミー」と表記されているとは、キングの影響の度合いが想像できる。

読んでみようかな、と思いますね。

余談だが、本書「ピンクとグレー」の著者である加藤シゲアキは、ジャニーズ事務所のアイドルグループNEWSの一員である。

ジャニーズ事務所のアイドルと言えば、皆さんご承知のように舞台で「スタンド・バイ・ミー」を何度か上演している。

もしかしたら、ジャニーズ事務所のアイドルにとっては、「スタンド・バイ・ミー」は身近な存在なのかも知れませんね。

参考に舞台版「スタンド・バイ・ミー」のキャストを記載しておく。

スタンド・バイ・ミー」(1997)
ゴーディー 相場雅紀(嵐)
クリス   二宮和也(嵐)
テディ   松本潤(嵐)
バーン   生田斗真

「スタンド・バイ・ミー」(2003)
ゴーディー 薮宏太(Ya-Ya-yah)
クリス   山下翔央(Ya-Ya-yah)
テディ   鮎川太陽(Ya-Ya-yah)
バーン   八乙女光(Ya-Ya-yah)※トリプルキャスト
バーン   秋山大河(ジャニーズJr.)※トリプルキャスト
バーン   松本光平(ジャニーズJr.)※トリプルキャスト


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2012/02/13

「あなたの街の都市伝鬼!」の聴猫芝居(きねこ しばい)もキングファン!?

「あなたの街の都市伝鬼!」 2012年2月13日に、電撃オンラインで公開された、「あなたの街の都市伝鬼!」で電撃小説大賞・金賞を受賞した聴猫芝居(きねこ しばい)のインタビューによると、聴猫芝居はホラー好きで、スティーヴン・キング原作の映画「ミスト」好きである模様。

カワイイけれどちょっぴり怖い女の子が盛りだくさん! 『あなたの街の都市伝鬼!』で電撃小説大賞・金賞を受賞した聴猫芝居先生にインタビュー!

インタビュー記事より、ホラーとスティーヴン・キングに関する部分を引用する。

■カワイイけれどちゃんと“怖がらせてくる”女の子たちを■

――本作では“都市伝説”をテーマにしていますが、どうしてこのテーマで執筆したのか教えていただけますか?  

昔からホラーが好きだったんですよ。ただ、都市伝説の正体がカワイイ女の子だったというだけでなく、ちゃんと怖い存在であってほしかったんです。“カワイイ女の子が本気で怖がらせてきたらおもしろいかな”という思いがありました。

―― ホラーがお好きと言いうことですが、その中でどういった作品が好きなんですか?  

ホラーであればなんでもいけるクチですね。正統派からサスペンス系、ちょっと笑ってしまうようなシュールな作品から日本のホラーまで、どれも好きです。

――かなり幅広く見ているんですね。  

特に好きな作品というと……スティーブン・キング原作の「ミスト」が好きですね。最後の終わり方が特にいいんですよ。あとは「クローバーフィールド」なんかも好きです。

――そんなホラー好きなところが本作に生かされている、と。そんな本作の見どころはどこですか。  

最初に言ったとおり、カワイイ女の子が本気で怖がらせてくるところです。有名な都市伝説たちが女の子として登場するので、どういうキャラクターになっているのかにも注目してもらいたいですね。

いかがですか?
「あなたの街の都市伝鬼!」読んでみますか?

ところで、インタビュー記事で興味深かったのは、本作「あなたの街の都市伝鬼!」は、所謂ライトノベルに分類されると思うのだが、インタビュアーにしろ作家の聴猫芝居にしろ、ライトノベルと言う言葉は使わずに、小説と言う言葉を使っている。

何か理由があるのかな。

「あなたの街の都市伝鬼!」
著者:聴猫芝居(きねこ しばい)
装画:うらび
出版:アスキーメディアワークス(電撃文庫)
あらすじ:襲い来る都市伝説は、とっても可愛い女の子たち ── でも、やっぱり怖いっ!?  

民俗学者を目指して都市伝説を調べている八坂出雲。「ムラサキカガミ」 の研究をしながら誕生日を迎えた彼のもとに、伝説と同じ現象が発生! そして出現したのは 『都市伝鬼』 ムラサキカガミを名乗る少女だった。  
ムラサキカガミ……それは二十歳になった日に、その言葉を覚えている人間を襲うという都市伝説。でも、出雲は──
「俺は、まだ──── 十六歳だあぁっ!」  
都市伝説を愛する出雲は、都市伝鬼を一冊の本としてまとめる編纂作業を始めることに。しかしそれを聞きつけ、出雲の前には様々な都市伝鬼が現れはじめた! 愛らしくも血みどろの和装童女から凶暴な武器を構えたお姉さん、超高速で追いかける美少女に果ては生首まで……彼女たちの起こす怪奇現象に襲われて、恐がりな出雲はいったいどうなる!? 少し怖くて、とっても可愛い都市伝鬼たちが山盛りで贈る、ほんわか怪奇譚!  

第18回電撃小説大賞〈金賞〉受賞作。
(オフィシャル・サイトより引用)


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2012/02/12

「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチもキングファン?

今日はスティーヴン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督作品「シャイニング」に関する余談。

と言うか、最近こまめにお伝えしている、サンダンス映画祭2012で上映された「Room 237」つながりから、キューブリックの「シャイニング」から影響を受けているある作品について。

さて、先ずは次の画像を見ていただきたい。

「トイ・ストーリー3」より「RM237」

この画像は、映画「トイ・ストーリー3」からの画像。よくみるとナンバープレートに「RM237」の文字が確認できる。「RM237」とは当然ながら「シャイニング」で怪異が起きる「ルーム237」への言及だと思われる。

因みにこのシーン、「トイ・ストーリー」で登場した、アンディの隣に住んでいた悪ガキのシドがゴミ収集車の作業員として「トイ・ストーリー3」に再登場するシーン。

これは、大学時代のキングが学内の新聞「メイン・キャンパス」に連載していた風刺コラム「キングのゴミ収集車」("Steve King's Garbage Truck")に関係ないかな、と勘ぐってしまう。

それではもうひとつ。

「トイ・ストーリー3」より「Volocistar237」

これも同様に「トイ・ストーリー3」からの画像。
こちらもよくみるとマックのディスプレイに「Volocistar237」の文字が確認できる。「Volocistar237」とはこちらも当然ながら「シャイニング」で怪異が起きる「ルーム237」への言及だと思われる。

このシーンは、トリケラトプスのおもちゃトリクシーのネット上のアカウントが「Volocistar237」と言うこと。
余談だが、左端には宮崎駿の「となりのトトロ」のトトロが確認できる。

なぜこんな画像が「トイ・ストーリー3」の本編内にあるかと言うと、本作の監督であるリー・アンクリッチが、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」の大ファンである、とのこと。

もちろん、ピクサー・アニメーション・スタジオ作品に、様々な作品への言及があるのは、皆さんご存じの通りです。

いかがですか、リー・アンクリッチの「トイ・ストーリー3」「シャイニング」の影響を受けているでしょ。
キングの、と言うよりはキューブリックの影響、と言うことですがね。

参考サイト
Your Toy Story 3 Easter Egg Guide
Toy Story 3 Easter Eggs

なお、イースター・エッグとは、フリー百科事典Wikipediaによると、

コンピュータのソフトウェア・書籍・CDなどに隠されていて、本来の機能・目的とは無関係であるメッセージや画面の総称。ユーモアの一種。多くの場合、企画・開発スタッフの一覧などが隠されているが、ゲームなどの場合もある。アニメーションや音楽を伴って表示されることもある。

これらのメッセージ・画面を「イースター・エッグ」と呼ぶのは、キリスト教の復活祭の際に、装飾した卵(イースター・エッグ)をあちこちに隠して子供たちに探させる遊びにちなむ。

とのこと。


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2012/02/09

「Room 237」を配給会社が購入!

「Room 237」

2012年2月8日に、米Deadlineが伝えるところによると、先頃、サンダンス映画祭で上映された、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」に隠された「本当の意味」を探る、ロドニー・アッシャーのドキュメンタリー映画「Room 237」を配給会社IFC Filmsが購入した模様。

Sundance Kubrick Doc ‘Room 237′ Lands At IFC Films

この記事によると、IFC Filmsは、本作「Room 237」をニューヨークやカンヌで限定上映した後、2012年の年末ころに、劇場やVODで公開する、とのこと。

もしかしたら、日本国内でも観られるかも知れませんね。

個人的には超観たいです。

関連エントリー
『「シャイニング」に関するドキュメンタリー「Room 237」がサンダンス映画祭で公開!』


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2012/02/07

【まるでミザリー! 有吉弘行にストーカー発覚!!  恐怖・芸能人ストーカー事情】

「なんかミザリーみたいな奴がいて怖い。。。」
2012年2月5日にインフォシーク楽天womanが伝えるところによると、有吉弘行が「ミザリー」を彷彿とさせるようなツイッターによるストーカー被害にあっていた模様。

まるでミザリー! 有吉弘行にストーカー発覚!!  恐怖・芸能人ストーカー事情

記録のため、全文を引用する。

「なんかミザリーみたいな奴がいて怖い」

有吉弘行が1月末にTwitter上で放ったツイートが話題となっている。有吉は我が国で3番目に多い100万近いフォロワー数を誇るだけに、この言葉の意味することが何なのか疑問に思う人が現れるのも当然の流れだった。

「ミザリー」とはスティーヴン・キング原作のホラー小説。主人公の小説家が熱狂的なファンに監禁される恐怖を描き、後に映画化された際はキャシー・ベイツの怪演も話題となった。有吉の発言も同様に行き過ぎたファンに対する苦言、恐怖心の表れと推測される。  

狂気じみた有吉ファンというキーワードで、多くの人間が思い浮かべたのはあるひとりの女性だ。この女性は昨年の6月に放映された「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)での有吉と熊田曜子によるコントチックなイチャツキを見た際、異常な嫉妬に襲われ激昂。有吉を嘘つき呼ばわりする罵倒をTwitter上で送りつけた。理不尽な怒りに対して「さよなら」という言葉と共に、有吉がリプライを晒したことから、女性の存在が知られることとなった。  

有吉はこのような失礼なリプライだけでなく、殺害予告や放火予告、来店した有吉に対して陰口を叩いた店員に対しても、同様の晒しあげを行っており、特に珍しいことではない。また著名人をTwitter上で罵倒して憂さ晴らしをする人間も多い。ここまではよく見られる光景だった。  

しかし女性の異常さが徐々にあらわになるのは、その騒動以降のことだった。数日たつと女性は、再度有吉にリプライを投げかけ始める。「キスしたい」「愛している」「結婚したい」「有吉さんの子供が欲しい」etc......まるで激昂し、相手を罵倒したことなど忘れたような書き込みが、連日続く。  

またしばらくたつと「この間のテレビで私に向かって微笑んでくれてありがとう」「私のことをいつも意識してくれてるんですね」など、有吉がテレビやラジオを通じて、彼女にメッセージを投げかけてくれているという妄想までアピールするようになったのだ。さらに有吉がテレビやラジオで「恋人が欲しい」「セックスがしたい」と話した際には、「私をもてあそんで他の女と!」と再び理不尽な怒りをあらわにする。半年以上にわたって熱狂的な愛の言葉と、反動の呪詛を投げつける行動を繰り返し続け、しまいには有吉が旅行に行った際の写真をブログ上にアップしたのは、自分の誕生日を祝ってのことだ、とまで言いだしたのである。

「思春期であればともかく、"スターがテレビを通じてメッセージをくれた"と、いい年した大人が何度も思い込むのであれば、それは恋愛妄想という病気。強く拒否してもおさまりませんし、たとえ相手が結婚した場合でも、治療しない限り一生自分が愛されているという妄想を抱き続けることもあります」(精神科医)  

現状では単に妄言がまき散らされているだけだが、過去には彼女のようにストーカー化したファンによって陰惨な事件が引き起こされたこともある。  

人気バンド・スピッツの草野マサムネの彼女だと称する熱狂的女性ファンは、8年にわたって草野をつけ回し、時には卑猥な文章や女性器を押し広げた写真を送りつけるなどして、事務所から警告通知を受けた。同様にミュージシャンの久保田利伸は「プロポーズされた」と称するファンから9年もつきまとわれたという。トランポリン日本代表としてオリンピック出場歴もある中田大輔は、毎日100通近いメールを四十代のストーカー女から受け取っただけでなく、大けがで入院していた病室にその女性が侵入、気が付くと手を握られていたという恐怖の出来事を告白している。
   

過剰な愛情が憎悪に変わるのも、こういった異常なファンの特徴。古くは美空ひばりが、同世代のファンに塩酸を浴びせられた事件やストーカーに家宅侵入された上飼い犬を殺された松任谷由実の事件などが有名。さらにジョン・レノンを銃殺した男も、熱狂的なファンだった。  

くだんの女性は今春には上京し、有吉と会いたいと猛烈にアピールしており、不測の事態も懸念されている。
(文=ピーピング・トム・ソーヤ/インフォシーク楽天woman)

ところで、わたしはツイッターをやっていますので、この記事が出る前に、ツイッター上で話題になっていた、「なんかミザリーみたいな奴がいて怖い。。。」に関するtogetterのまとめを読んでいまして、その概要は把握していて、世の中にはやっぱり怖い人がいるのだなと思っていました。

まあ、もちろんキングファンとしては「なんかミザリーみたいな奴がいて怖い。。。」じゃなくて、本当は「なんかアニー・ウィルクスみたいな奴がいて怖い。。。」と言って欲しかったんですけどね。

せっかくなので、少し長いけどtogetterのまとめを紹介しておきます。

有吉が怖がるミザリーの正体とは!?

これを読むとわかるのですが、2011年6月頃から「ミザリーみたいな奴」のちょっと怖めのツイートが始まり、そのツイートが怖くなったり面白くなったりしながら7ケ月が経過し、冒頭の画像で紹介した2012年1月28日の「なんかミザリーみたいな奴がいて怖い。。。」のツイートに繋がる訳です。

その後、現在でも「ミザリーみたいな奴」のツイートは続いている模様ですよ。


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2012/02/06

サバンナ・ブック・フェスティバルにキングが!

サバンナ・ブック・フェスティバル
2012年2月15日〜19日の期間、ジョージア州サバンナで開催される、サバンナ・ブック・フェスティバルにスティーヴン・キングが来場する模様。

Savannah Book Festival

キングが登場するイベントは次の通り。


Closing Ceremony with Stephen King

Closing Ceremony with Stephen King
日時:2月19日(日) 15:00〜
会場:Trustees Theater
チケット:完売

なお、このイベントでキングは、最大400冊の「11/22/63」にサインをする模様。

また、このサバンナ・ブック・フェスティバルにはキング以外にも多くの作家が来場する模様。

概要は次の通り。

■有料イベント

2月15日(水) 18:00 ブラッド・ソー
2月16日(木) 18:30 ウォルター・アイザックソン
2月17日(金) 18:00
 パット・コンロイ
2月19日(日) 15:00 スティーヴン・キング

■無料セッション

2月18日(土) 09:30 Melissa Fay Greene, Tom Clavin, Janisse Ray, Libbie Summers, Hugh Golson, Jennifer Ryan, Spencer Quinn

2月18日(土) 10:45 Michael Oher, Karl Marlantes, Jamie Ford, Charles Faudree, Martha Keber, Craig Johnson

2月18日(土) 12:00 Pat Conroy, John Warley, Scotty Smiley, Bobbie Ann Mason, Lulu Powers, Stephen Hoffius, Susan M. Williams, Sonny Seiler, Kent Hannon

2月18日(土) 13:30 Brad Thor, Jennifer Griffin, Greg Myre, Amy Hatvany, Virginia Willis, Carol Megathlin, Malcolm Beith

2月18日(土) 14:45 Doug Brinkley, Irshad Manji, Laura Harrington, Randy Fertel, Mark Jarman, Patricia Cohen

2月18日(土) 16:00 Jeffery Deaver, Touré, Hillary Jordan, Nan Chase, Dawn Baker, Taylor Polites

2月18日(土) 17:15 Stewart O’Nan, S.C. Gwynne

無料セッションでの大物は、16:00からのジェフリー・ディーヴァーでしょうかね。

 

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2012/02/04

「なまづま」もキングの影響を!?

「なまづま」 さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

今日、俎上に乗せるのは、堀井拓馬の「なまづま」 

「なまづま」
著者:堀井拓馬
出版社:角川書店(角川ホラー文庫)
あらすじ:激臭を放つ粘液に覆われた醜悪な生物ヌメリヒトモドキ。日本中に蔓延するその生物を研究している私は、それが人間の記憶や感情を習得する能力を持つことを知る。他人とうまく関われない私にとって、世界とつながる唯一の窓口は死んだ妻だった。私は最愛の妻を蘇らせるため、ヌメリヒトモドキの密かな飼育に熱中していく。悲劇的な結末に向かって…。選考委員絶賛、若き鬼才の誕生!第18回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。(本書裏表紙より引用)

さて、本作「なまづま」のどの辺りがキングの影響を受けているのか、と言う話なのだが、本作の物語は先ほど引用したように、死んだ妻をヌメリヒトモドキを利用し蘇らせようとする物語である。

そこから短絡的に考えると本作「なまづま」は、キングの「ペット・セマタリー」の影響を受けている、と言う事になるだろう。事実わたしも、そのつもりで本作を読み進めていた。

しかし、ラスト一行でそれは完全にひっくり返る。
冒頭のカレンダーの部分が凄まじい勢いで蘇ってくる。

あぁ、本作「なまづま」「グリーン・マイル」だったのだ、と。

ところで、「グリーン・マイル」と言う物語はどんな物語だったのか、と言うと、奇跡を信じていなかったポール・エッジコム(パウロ)は、奇跡を行うジョン・コーフィ(JC)を目の当たりにすることにより、奇跡の存在を信じるようになり(パウロの回心)、ジョン・コーフィを自らの手で電気椅子に送り込んだ後、その奇跡の物語を永遠に伝え続ける事を余儀なくされてしまう物語である。

一方「なまづま」はどう言う物語なのか、と言うと、妻の死を乗りこえるため、一日いちにちを地道に生き抜いていた主人公は、ヌメリヒトモドキを利用し死んだ妻を蘇らせようとするが、そのヌメリヒトモドキは想像以上に妻に近い存在になってしまう。最終的に彼は永遠に延ばされた人生を一日いちにち生き抜きながら、この物語を伝え続ける事を余儀なくされてしまう物語である。

いかがだろう、本作「なまづま」は、関心が出てきた方にはオススメの一冊である。

ところで、亡くなってしまった愛する人をなんらかの手段で蘇らせようとする作品は、古今東西にたくさんあるのだが、それらの多くの作品では、蘇ってきた存在は、元の存在以下の存在であるケースがほとんどだと思う。

キング的には「ペット・セマタリー」もそうだし、その元ネタとなっている「猿の手」も同様である。

日本においても、「日本神話」におけるイザナギ・イザナミの神話においても同様だと言える。

ここで興味深いのは本作「なまづま」では、ヌメリヒトモドキをよりしろとして蘇った存在は、死んだ妻と同様、またはそれ以上の存在になりそうな印象を受ける。
しかし、ヌメリヒトモドキの妻を愛するようになってしまった主人公にとって、それは許容できない状況になってしまうのだが、ね。

余談だけど、「なまづま」を読了した後にこの表紙の装画(笹井一個)を見ると、感慨深い印象を受けるよ。作品にぴったりの素晴らしい装画です。



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2012/02/03

町山智浩「パラダイス・ロスト3/煉獄」を語る

「パラダイス・ロスト3/煉獄」 2012年1月27日にTBSラジオで放送された「小島慶子 キラ★キラ」で、町山智浩が先頃アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた「ウェスト・メンフィス3」を描いたドキュメンタリー映画「パラダイス・ロスト3/煉獄」について語った。

キラキラで「パラダイス・ロスト3」について

これは、上記URLからmp3で聴く事が出来ますので、是非聴いてみて下さい。

因みに今回の放送は、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた「ウェスト・メンフィス3」事件を描いたドキュメンタリー映画「パラダイス・ロスト3/煉獄」について語っているのですが、前々作の「パラダイス・ロスト1」、前作の「パラダイス・ロスト2」の内容についても触れていますので、「ウェスト・メンフィス3」事件を把握しやすくなっているます。非常に興味深い内容になっていますので、是非ご一聴を。

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