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2012年4月の16件の投稿

2012/04/29

リメイク版「キャリー」はやはりインタビュー形式なのか!?

デンバー大学のロジャー・バーンバウムの特別授業のページ
2012年4月27日にMOVIES.COMが伝えるところによると、リメイク版「キャリー」はやはり、生存者のインタビュー形式になる可能性がある模様。

Update: Remake News: 'Carrie' to Use Found Footage, Sam Raimi in Talks for 'Poltergeist,' 'Dragon Tattoo' Sequels Already Written
(MOVIES.COMの記事)

この記事は、MGMの共同会長兼最高経営責任者ロジャー・バーンバウム(Roger Birnbaum)が母校のデンバー大学において開催された、著名な卒業生による授業「Media, Film Journalism Studies」の一環として次の2つの特別授業「映画史III/Film History III」と「映画制作II/Narrative Film Production II」を行い、その中でMGM作品のいくつかの作品について触れた模様。

April 2012 Distinguished Alumni Series
(デンバー大学のアナウンス)

リメイク版「キャリー」について

スティーヴン・キングの「キャリー」は、登場人物の書簡を連ねることによりストーリーが展開していく〈書簡体小説〉の発展系の小説形態をとっている。

リメイク版「キャリー」は、その書簡体小説と同様の映画制作形式である、〈発見された映像(found-footage)〉と呼ばれる手法で描かれる可能性がある模様。
つまり、「キャリー」の物語における〈プロム事件生存者のインタビュー形式〉になる可能性がある模様。

従ってリメイク版「キャリー」は、ブライアン・デ・パルマの「キャリー」(1976)よりは、アンジェラ・ベティス主演、デヴィッド・カーソン監督のテレビシリーズ「キャリー」(2002)に近い作品になる可能性がある模様。

その他の作品について

ロジャー・バーンバウムは、「キャリー」以外に「ポルターガイスト」のリメイク、「ドラゴンタトゥーの女」の続編である、"The Girl Who Played with Fire""The Girl Who Kicked the Hornet's Nest"にも触れた模様。

日本国内では「眠れる女と狂卓の騎士」として出版されている作品は英語版では「スズメバチの巣を蹴っ飛ばす女(""The Girl Who Kicked the Hornet's Nest")」だったんですね。

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2012/04/26

「ドラゴンの眼」の映像化についてオフィシャルサイトが!

2012年4月25日 スティーヴン・キングのオフィシャル・サイト「ドラゴンの眼」の映像化についてアナウンスされた。

Eyes of the Dragon Headed to Syfy Channel

記録のため全文を引用する。

It has been confirmed that Syfy will adapt Eyes of the Dragon for either a TV movie or mini series. Details regarding the specifics of the project are still emerging. We will post more information as it becomes available.

まあ、まだよくわからない、と言うところですね。

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2012/04/25

「ドラゴンの眼」も映像化か!?

2012年4月24日にEW.comが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「ドラゴンの眼」Syfyにより映像化される模様。

Stephen King's 'Eyes of the Dragon' in development at Syfy -- EXCLUSIVE

スティーヴン・キングの「ドラゴンの眼」は、Syfyにより、映画化またはテレビムービーのミニシリーズ化プロジェクトが進行している模様。

脚本は「バトルスター・ギャラクティカ」シリーズや「デッド・ゾーン」シリーズのマイケル・テイラーと、「アイ,ロボット」のジェフ・ヴィンター。

製作総指揮は脚本も担当するマイケル・テイラーと「スティーヴン・キング 8つの悪夢」「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」のビル・ヘイバー。

「ドラゴンの眼」の映像化プロジェクトは、まだまだ噂程度のプロジェクトだと思うが、期待して待とうと思う。

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2012/04/23

映画のプロが選んだ『13才までに見たい名作ベスト3』にキング原作作品が!?

2012年4月17日にオープンした、子どもたちに世界中の良質な映画を紹介する映画専門サイト「こども映画+(プラス)」(株式会社チャイルド・フィルム運営)で、【映画のプロが選んだ『13才までに見たい名作ベスト3』!】が発表され、スティーヴン・キング原作、ロブ・ライナー監督作品の「スタンド・バイ・ミー」が第2位にランクインした模様。

【映画のプロが選んだ『13才までに見たい名作ベスト3』!】

冒頭部分を引用する。

こども映画プラスでは、映画を仕事にする様々な分野の方々にアンケートを実施。邦画、洋画を問わず各3本を103名の方に推薦して頂きました。

さすがは映画に詳しい方たちだけあって、独自の視点から幅広い作品を推薦いただき、特定の作品に集中することなく、197もの映画が選出されました。197本の内訳は、日本映画54本、外国映画143本。

とのこと。
気になるランキングは次の通り。
ベスト3をうたっているが、実際はベスト15。

1位「サウンド・オブ・ミュージック」(1964)
2位「E.T.」(1982)
2位「スタンド・バイ・ミー」(1986)
2位「となりのトトロ」(1988)
5位「グーニーズ」(1985)
5位「天空の城ラピュタ」(1986)
7位「リトル・ダンサー」(2000)
7位「友だちのうちはどこ?」(1987)
9位「赤い風船」(1956)
9位「シザーハンズ」(1990)
9位「風の谷のナウシカ」(1984)
12位「キッド」(1921)
12位「スクール・オブ・ロック」(2003)
12位「大脱走」(1963)
12位「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)

興味深いのは、ランクインした作品の年代別比率である。

1960年代以前 3本
1980年代 8本
1990年代 1本
2000年代 2本

ここから考えられるのは、今回のアンケケート調査の対象者としては、1980年代の作品で育った層、つまり現在40歳代の映画関係者が母集団の大半を占め、おそらく20歳代から30歳代と、60歳代以上の映画関係者が若干含まれているのではないか、と言うことだろう。

このようなランキング「13歳までに見たい名作ベスト」で1980年代以降の作品がランクインするのは良いとして、50年位前の作品、例えば「サウンド・オブ・ミュージック」「赤い風船」「大脱走」がランキングに入っていることには若干の違和感を感じるし、素晴らしい作品だとしても今から90年以上前の作品、「キッド」がランクインするのは、大変申し訳ないが異常な印象を受けてしまう。

映画関係社の皆さんは本当に、13歳までにこれらの作品を子どもたちに見せたいのかな、と少し疑問に思った。

また、なんらかのバイアスがかかっているのだと思うが、「スター・ウォーズ」もランクインしていないし、ディスニーのアニメーション作品や、ピクサーのアニメーション作品が1本もランクインしていないことにも、違和感を感じてしまう。

あとは、お行儀の良い作品ばかりではなく、ボンクラ映画もランクインして欲しかったな、と思うね。

批判ばかりしていても仕方がないと思うが「こども映画+(プラス)」は、素晴らしい企画だと思うので、是非良質なサイトにしていただきたいと考えている。

今回のランキング「13歳までに見たい名作ベスト」については、近日中に、投票のあった全197本の作品の一挙公開が予定されているので、そちらも注目して行きたいと思う。

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2012/04/21

Los Angeles Times Book Prizesで「11/22/63」が!?

2012年4月20日に発表された「Los Angeles Times Book Prizes 2011」(第32回 ロサンゼルス・タイムズ ブック賞 2011)で、スティーヴン・キングの「11/22/63」が「ミステリー/スリラー部門賞」を受賞した模様。

The 2012 Los Angeles Times Book Prizes ceremony honors the best books of 2011

主要受賞作品は次の通り。

2011 Los Angeles Times Book Prize Winner

Biography
Clarence Darrow: Attorney for the Damned, John A. Farrell (Doubleday)

Current Interest
Thinking Fast and Slow, Daniel Kahneman (Farrar, Straus and Giroux)

Fiction
Luminarium, Alex Shakar (SoHo Press)

Art Seidenbaum Award for First Fiction
Shards, Ismet Prcic (Black Cat/Grove/Atlantic)

Graphic Novel
Finder: Voice, Carla Speed McNeil (Dark Horse)

History
Railroaded: The Transcontinentals and the Making of Modern America, Richard White (W.W. Norton & Company)

Mystery / Thriller
11/22/63, Stephen King (Scribner)

Poetry
Double Shadow: Poems, Carl Phillips (Farrar, Straus and Giroux)

Science & Technology
Grand Pursuit: The Story of Economic Genius, Sylvia Nasar (Simon & Schuster)

Young Adult Literature
The Big Crunch, Pete Hautman (Scholastic Press)

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2012/04/20

日本国内で「ミザリー」みたいな事件が!?

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10)」 2012年4月17日のweb R25の記事『「キャラの扱い気に食わない」と作家を脅迫』によると、日本国内でスティーヴン・キングの「ミザリー」みたいな事件が起こった模様。

『「キャラの扱い気に食わない」と作家を脅迫』

記録のため全文を引用する。

12日、人気ライトノベル作家伏見つかさ氏に500通以上の脅迫メールを送りつけていた32才・無職の男が逮捕された。男が脅迫メールを送りつけた理由は、「好きなキャラクターの扱いが気に入らない」というものだった。

伏見氏は、代表作「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」がテレビアニメ化もされるなど、ファンが多い作家。このニュースは、ネット上で大いに話題となり、2ちゃんねるの伏見つかさファンが集うスレッド【俺の妹】伏見つかさスレ438【十三番目のアリス】でも話題に。

「変な前例できたなw」
「こんなバカもいるんだなあ」
「さすがにひくわー」

と、男の行為にあきれる声が上がったが、次第にネット住民の関心は「男はだれのファンだったのか?」というポイントに移行。また、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」最新刊のなかに「どんな業界だって、目立てばストーカーの一人や二人出てくるものさ」「住所を明かしていなくても熱心なストーカーはちゃんと調べてやってくる」と、まるで自らの状況を語っているかのような記述があったことも指摘され、これに対しては「実感こもってるな」「大事にならなくてよかったわ」と、驚きの声が上がった。

先週はメール脅迫事件が各地で頻発し、12日には、元交際相手の女性の母親に「呪う」というメールを送った44歳・無職の男が、さらに14日には、フラれた女性に「ぶち殺す」というメールを送った25歳・アルバイトの男が逮捕された。手軽さもあいまって頻発するメール脅迫事件だが、その分送っている当人には「脅迫」という意識があまりない模様。こうした事件は今後さらに増えていくかもしれない。

因みに、スティーヴン・キングの「ミザリー」の概要は次の通り。

奔放な女性主人公の人生を描くロマンス小説「ミザリー」シリーズで有名なベストセラー作家ポール・シェルダンは、「ミザリー」シリーズにピリオドを打ち、新たな小説「高速自動車」を書き上げた。その原稿をエージェントに届けるため車を走らせていた。

その途中雪嵐に見舞われ、誤って崖から転落し重傷を負った彼は、通りがかった元看護師のアニー・ウィルクスに救出され、人里離れた彼女の家で治療を受ける。

「ミザリー」シリーズの熱狂的ファンであるアニーは、発売されたばかりのミザリーシリーズの最終巻「ミザリーの子供」の結末に納得せず、新作小説の原稿を破棄した上で、「ミザリーの子供」の続編を書き下ろすことを彼に強要する。

アニー・ウィルクスは、「ミザリーの子供」のラストで死んだミザリーをフェアな手法で生き返らせろ、と言うのだ。

いかがですか。

何とも「ミザリー」と類似性が高い事件だと思いませんか?

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2012/04/19

4月21日の『第20回 読んでいいとも!ガイブンの輪』のゲストは藤田新策氏!

2012年4月21日に東京池袋リブロ池袋本店で開催される「第20回 読んでいいとも!ガイブンの輪」のゲストはスティーヴン・キングをはじめとして様々な作品の装画を手がける藤田新策氏。

4月21日(土) 第20回 読んでいいとも!ガイブンの輪 豊崎由美さん×藤田新策さん

記録のため全文を引用する。

「読んでいいとも!ガイブンの輪」(通称「よんとも」)は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪番組、ではなくトークショーです。

これまで、野崎歓さん→川上弘美さん→岸本佐知子さん→榎本俊二さん→本谷有希子さん→〔特別編・柴田元幸さん+若島正さん〕→宮沢章夫さん→前田司郎さん→〔特別編・大森望さん+岸本佐知子さん〕→石川直樹さん→鴻巣友季子さん→〔特別編・群像社×水声社×未知谷〕→片岡義男さん→小池昌代さん→青柳いづみこさん→古屋美登里さん→影山徹さん→〔特別編・いしいしんじさん〕→坂川栄治さん、と海外文学好きのお友達を紹介していただきました。今回は坂川栄治さんからのご紹介で、藤田新策さんをお招きいたします!!

海外旅行も洋画も各国料理も好きなのに、海外文学(ガイブン)はなかなか著者名が覚えられないし、登場する人物名も土地名もなじみがないからついつい敬遠してしまうというアナタ! 読んでみたいと思ってはいるけれど、次々出る新刊を前にどれを選んだらいいか途方にくれてしまうというアナタ! あるいは、海外小説についてさらにディープに知りたいというアナタ! とびきりのガイブン"目利キスト"である豊崎さんとゲストが、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。

日時:4月21日(土)18:30~20:00
会場:西武池袋本店別館9階池袋コミュニティー・カレッジ28番教室
定員:50名
参加チケット:1000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910

【プロフィール】
豊崎由美(とよざき・ゆみ) ライター、書評家。「GINZA」「本の雑誌」「TVBros.」「文藝」などで書評を多数連載。主な著書に『そんなに読んで、どうするの?』(アスペクト)、『正直書評。』(学習研究社)、『勝てる読書』(河出書房新社)などがある。最新刊は『ニッポンの書評』(光文社新書)。 公式HP『書評王の島』

藤田新策(ふじた・しんさく) 1956年静岡県生まれ、1980年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。以後フリーランス・イラストレーター。スティーヴン・キング、 宮部みゆきなど、数多くの小説の装画を手がける。また、江戸川乱歩著「少年探偵シリーズ」全26巻、モーリス・ルブラン著「アルセーヌ・ルパンシリーズ」全20巻 (ポプラ社)、絵本「ちいさなまち」(そうえん社)など、絵本、児童書の装幀、装画、挿絵を手掛ける。

ところで、このトークイベント「第20回 読んでいいとも!ガイブンの輪」について、ゲストの藤田新策さんは、次のようなことをツイートしています。

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呪われた町の原画。初公開。あと二点くらいリクエストあれば?

河出書房の方が家に来てくれて、タクシーで会場に向かいますので、原画3点ほど持って行きます。バンドがレコやでやるプチライブ的な(笑)あと、映像を壁に写しながらのトークという形になるので、今、画像準備中。

「よんとも」は五点の海外作品を紹介するんですが「またまた誰も知らないようなマニアックなネタを用意したりして?」的な予想を裏切って世界中の誰でもが知っている様な作品を五点あげ、それらに共通する要素について語ろうと思います。

とのこと。
これは期待が高まりますね。

因みにチケットは電話予約が可能ですよ。

なお、お二方のツイッターアカウントは次の通り。

豊崎由美 @toyozakishatyou
藤田新策 @Shinsakuron

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2012/04/18

Gentlemen, Start Your Engines

2012年4月17日のジョー・ヒルのブログエントリーがきてる。

折角なので、全文引用する。

Gentlemen, Start Your Engines

A couple years ago, my dad and I wrote a short story together for an anthology celebrating the work of Richard Matheson. Our thing was called “Throttle,” and is the story of a biker gang persecuted by a faceless trucker… our riff on Matheson’s classic, “Duel,” which also features a homicidal trucker with a mysterious agenda.

The story appeared in that Matheson tribute (HE IS LEGEND), had a turn as an audio book, was recently adapted by Nelson Daniel and Chris Ryall as a two-part comic, and as of today, you can now find it in the eBookstore of your choice as a standalone:

Throttle

As an added bonus, the eBook includes some of Nelson Daniel’s concept sketches for the story. It’s illustrated just like yer little kid’s favorite picture book, hoo hoo! Only don’t show this story to your little kid, on account of all the people gettin’ run over and macheted and butchered and so on.

Thanks much and if you haven’t had a chance to check “Throttle” out, hope you will, and hope it gives you a good ride.

ブログエントリーの内容は、リチャード・マシスンのトリビュート・アンソロジー「ヒー・イズ・レジェンド」のためにスティーヴン・キングとジョー・ヒルが共同で書き下ろした短篇小説「スロットル」が4月17日にeBookになって、単品で購入できるようになったよ、と言う話。

「Throttle」
著者:スティーヴン・キング、ジョー・ヒル(共著)
価格:$0.99

なお、スティーヴン・キングとジョー・ヒル共著の「スロットル」が収録されているリチャード・マシスンのトリビュート・アンソロジー「ヒー・イズ・レジェンド」の翻訳は小学館文庫から出てますよ。

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2012/04/17

「さんかれあ」もキングの影響を!?

さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

今日、俎上に乗せるのは、アニメーション作品「さんかれあ」

「さんかれあ」公式ホームページ/スクリーンショット

「さんかれあ」
監督:畠山守
原作:はっとりみつる(「別冊少年マガジン」/講談社)

ゾンビに萌えちゃう青春ラブストーリー
夢は「ゾンビっ娘とチュッチュする」こと!

ゾンビをこよなく愛する高校1年生・降谷千紘(ふるやちひろ)は、 ひょんなことから清楚可憐なお嬢様・散華礼弥(さんか れあ)と知り合い、 一緒に愛猫「ばーぶ」の“蘇生”に取り組むことに。

でも、礼弥が発したひと言 「私が‥ゾンビになったら、 責任取ってくれるってことですね‥‥?」が、まさか実現するなんて!? 史上初?

ゾンビに萌えちゃう青春ラブストーリー、ここに誕生!!

さて、本作「さんかれあ」のどの辺がスティーヴン・キングの影響を受けているのか、と言う話なのだが、この作品、キングの「ペット・セマタリー」の影響を受けていると思えてならないのだ。

また、本作「さんかれあ」は、ここしばらくの間、世界を席巻し続けているゾンビブームの中、日本国内でも同時多発的に発表されているゾンビ関連作品群の大きな潮流の中の1つの作品だと言える。

「さんかれあ」第1話「私が…ゾンビに…なったら」

「さんかれあ」第1話「私が…ゾンビに…なったら」より
主人公の降谷千紘はゾンビ好きな高校1年生。ゾンビっ娘との萌えシチュエーションを夢見ている。

千紘の部屋にはホラー系の、特にゾンビに関するアイテムに満ちている様子が確認できる。

「さんかれあ」第1話「私が…ゾンビに…なったら」より
ある日、家族の一員である飼い猫ばーぶが近所のおじさんの軽トラックに轢かれて死んでしまう。

キングの「ペット・セマタリー」でも同様に、飼い猫のチャーチがトラックに轢かれて死んでしまう。

ところで、本作「さんかれあ」に登場する飼い猫ばーぶの名前だけど、ジョージ・A・ロメロの「死霊のえじき」に登場するバブから名前がとられているのではないか、と思える。
パブとは「死霊のえじき」に登場するゾンビで、ゾンビをコントロールすることを研究しているローガン博士にコントロールされ、若干の知性を持ったゾンビ。

余談だけど、バブは「死霊のえじき」の中でキングの「呪われた町」を読んでるんだよね。

「さんかれあ」第1話「私が…ゾンビに…なったら」より
実家が寺である千紘(中央)は、ばーぶを庭に埋葬する。寺の住職である千紘の父(左)が言うところによると、寺では動物の供養はできないようだ。右は千紘の妹の降谷萌路。

千紘の実家である寺の名称はなんと紫両寺(しりょうじ)。
いくら何でも紫両寺(しりょうじ)はないだろうと、ちょっとやりすぎのような印象を受ける。

「さんかれあ」第1話「私が…ゾンビに…なったら」より
千紘は、以前郷土資料館の手伝いをした際に、蘇生術について書かれた書物を見つけていた。

その蘇生術が記された書物がおさめられている桐の箱の表には、○の中に2つのRを図案化した記号が描かれている。
まあ順当に考えてResurrectionのことでしょうが、読めない記号と言うことで、キングの「IT」「アンダー・ザ・ドーム」に登場した記号を彷彿とさせる。

そして千紘の部屋の中には、様々なホラー関係のアイテムがところ狭しとディスプレイされているのが確認できる。

「さんかれあ」第1話「私が…ゾンビに…なったら」より
千紘はその書物を参考に、地元の人も寄りつかない場所にある、廃ボーリング場で死んだばーぶを蘇生させようとする。

「ペット・セマタリー」では、ルイスは隣人ジャドの案内で、死んだ動物が蘇生する場所、地元の人も寄りつかない呪われた場所にチャーチを埋めることになってしまう。

「さんかれあ」第1話「私が…ゾンビに…なったら」より
ひょんな事から知り合った千紘と散華礼弥は協力してばーぶの蘇生に取組む事になる。

「さんかれあ」って、一体何だろうと思ってましたが、このヒロインの散華礼弥が文字通り「さんかれあ」だったんですね。
「キャリー」と同様の、所謂タイトル・ロールと言う奴ですね。

「さんかれあ」第2話「成功…してた」

「さんかれあ」第2話「成功…してた」より
何度目かの蘇生薬の生成に、礼弥が摘んできた紫陽花を使ってみたところ・・・・

蘇生薬の色は蛍光紫。
紫陽花の花を使ったためだと思うけど、個人的には「ZOMBIO/死霊のしたたり」の死体蘇生薬のように蛍光緑にして欲しかったところですね。

「さんかれあ」第2話「成功…してた」より
やはり失敗だったか・・・・

「さんかれあ」第2話「成功…してた」より
しかし、自宅に戻った千紘は、幼なじみの左王子蘭子にばーぶの死体を入れたアイスボックスを奪われてしまう。蘭子は無理矢理アイスボックスを開け、その瞬間、アイスボックスからは生前のばーぶとは思えない俊敏な猫が飛び出してきた。

蘇生したばーぶは、生前のばーぶと比較して、ワイルドでダーク、そして非常に俊敏な印象である。

猫が違ったかのような印象。
「ペット・セマタリー」でも戻ってきたチャーチは以前のチャーチとは違ってしまっていた。

ここまでが第2話までの物語。

今後の物語の流れとしては、礼弥は何らかの事由で一旦は死んでしまうが、礼弥が隠し持っていた蘇生薬でゾンビとして蘇生し、千紘と礼弥のゾンビ萌えシチュエーションが展開するのだと思うのだが・・・・

「ペット・セマタリー」も同様に、猫のチャーチの次は、ルイスの長男ゲージが蘇ってくるが・・・・

といったところ。

いかがだろう。
「さんかれあ」「ペット・セマタリー」の共通点は見えてきただろうか。

取りあえずしばらくは見守っていきたいと考えている。

以下追記

猫のばーぶは「死霊のえじき」のバブから名前をとっているのではないか、と言う話は先ほど書いたが、その他の登場人物についても少し考えてみた。

降谷 千紘(ふるや ちひろ)←ルチオ・フルチ
降谷 萌路(ふるや めろ)←ジョージ・A・ロメロ

散華 礼弥(さんか れあ)←「サンゲリア」

この「サンゲリア」→散華礼弥(さんかれあ)説は、小説家の我孫子武丸さんが気にしていたで、わたしは当初は違うのではないかな、と思っていた。

と言うのも、「さんかれあ」の主要登場人物の命名は、どうやら映画監督の名前から来ているらしいことに気付いていたため、散華礼弥(さんかれあ)もゾンビ映画の監督の名前から来ているのではないか、と思っていたのだ。

しかし、「さんかれあ」と言う作品タイトルにも不思議な感覚を受けていたのも事実である。
ある種、異常なタイトルのような気がしていた。

もしかしたら、原作者のはっとりみつる氏が大の「サンゲリア」ファンで「サンゲリア」に似たタイトルで漫画を描きたいと思っていたのではないか、とまで思っていた。

ここでワン・ステップ・ビヨンド。

「サンゲリア」の監督はルチオ・フルチではないか。

本作「さんかれあ」は、ルチオ・フルチのメタファーである降谷千紘が、散華礼弥をゾンビにする作品である。

ルチオ・フルチの創作物が「サンゲリア」であるならば、降谷千紘の創作物が「サンゲリア」のメタファーたる散華礼弥ではないのか、と。

これはありだ。

「さんかれあ」「サンゲリア」
散華 礼弥(さんか れあ)←「サンゲリア」

ところで、アニメでは明示されていないのだが、ばーぶを可愛がっていたのは、千紘ではなく、妹の萌路なのではないか、と思える。

と言うのも、萌路はジョージ・A・ロメロのメタファーなのだから、「死霊のえじき」に登場するバブのメタファーであるばーぶを可愛がって然るべきなのだ。

ついでに降谷家は、紫両寺(しりょうじ)←「死霊のえじき」なのだから。

ちょっと妄想気味ですが、ね。

因みに、第1話「私が…ゾンビに…なったら」の英語タイトルは「Wellful of Wails」
wellfulなんて単語は辞書に載っていないが、wellは井戸なので、
「井戸いっぱいの嘆き」とでも言うつもりなんだろうか。

同様に第2話「成功…してた」の英語タイトルは「Being Sanka Rea」
第3話「さんか…れあ」に続くのね。Beingの次は・・・・


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2012/04/16

リメイク版「キャリー」は2013年3月15日公開か!?

2012年4月12日にShock Till You Dropが伝えるところによると、クロエ・グレース・モレッツがキャリーを演じるリメイク版「キャリー」の北米公開は2013年3月15日に決定した模様。

Carrie Set for March 15, 2013 Release

Carrie Set for March 15, 2013 Release
Shock Till You Dropのスクリーン・ショット

とは言うものの、Shock Till You Dropのスクリーン・ショットをみると、ファンメイドのリメイク版「キャリー」のポスターのビジュアルが使われているので、ちょっと眉唾ものかなと思ったけど、IMDBでも2013年3月15日公開と表記されているので、もしかしたら正しい情報かも知れませんね。

ところで、先ほどお話ししたファンメイドのリメイク版「キャリー」のポスターですけど、当「スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室」でとっくに紹介していたと思ってたけど、紹介してなかったみたいですね。

折角なので紹介します。

Image of the Day: Chloe Moretz Cries and Drips Blood in the First 'Carrie' Remake Fan Poster

リメイク版「キャリー」のファンメイドポスター

このリメイク版「キャリー」のファンメイドのポスターは、2012年4月2日に、Movies.comが公開したもの。

元々は、リメイク版「キャリー」の監督を務めるキンバリー・ピアースが2012年3月31日にフェイスブックで公開した画像である模様。キンバリー・ピアース本人のアカウントかどうかわからないけどね。

因みにこのポスターの作者は不詳。

ポスターとしては良いデザインだと思うけど、「キャリー」にしては可愛すぎるよね。

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2012/04/15

第三回翻訳ミステリー大賞決定!

2012年4月14日 東京都文京区、鳳明館森川別館で開催された「第三回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンション」において、第三回翻訳ミステリー大賞が決定し発表された。

第3回翻訳ミステリー大賞決定!

第三回翻訳ミステリー大賞の受賞作品と最終候補作品は次の通り。

第三回翻訳ミステリー大賞受賞作品
「忘れられた花園」
著者:ケイト・モートン
訳者:青木純子
出版社:東京創元社

第三回翻訳ミステリー大賞最終候補作品(邦題五十音順)
「アンダー・ザ・ドーム」スティーヴン・キング/白石朗/文藝春秋
「二流小説家」デイヴィッド・ゴードン/青木千鶴/ハヤカワ・ミステリ
「犯罪」フェルディナント・フォン・シーラッハ/酒寄進一/東京創元社
「夜の真義を」マイケル・コックス/越前敏弥/文藝春秋
「忘れられた花園」ケイト・モートン/青木純子/東京創元社

第三回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションの概要は次の通り。

第一部
■記念講演 瀬名秀明(聞き手:杉江松恋)
第三回翻訳ミステリー大賞 記念講演 瀬名秀明(聞き手:杉江松恋)

記念講演は、瀬名秀明氏の少年時代から現在までの読書体験や映像作品への興味対象の流れが明瞭に語られ、現在の作家:瀬名秀明がどのようにして誕生したのか、が興味深かった。

記念講演の気になったキーワード

「ヒッチコックミステリー」シリーズ/「カリフォルニア少年探偵団」シリーズ("Alfred Hitchcock and The Three Investigators")
「モダンホラーセレクション」
・リチャード・マシスン
・スティーヴン・キング
・ラムジー・キャンベル「バラサイト」(未訳)
・ディーン・クーンツ
・ウィリアム・ゴールドマン
「ヒー・イズ・レジェンド」の解説
「大空のドロテ」出版間近!?
「アルセーヌ・ルパン」シリーズ
・日本SF作家クラブの活動

講演後、サイン会も行われました。
瀬名秀明氏は「ドラえもん」の熱心なファンである、ということもあり、サインにはなぜか「ドラえもん」のイラストが・・・・

■第三回翻訳ミステリー大賞開票&贈賞式
第三回翻訳ミステリー大賞得票結果

第三回翻訳ミステリー大賞の開票はリアルタイム開票が行われ、投票順にエドカー・アラン・ポーの顔がホワイトボードに貼られると言う趣向で行われた。

因みに大きな顔は10票、小さい顔は1票。

従って、得票数は次の通り。
「アンダー・ザ・ドーム」
 5票
「二流小説家」 6票
「犯罪」 18票
「夜の真義を」 6票
「忘れられた花園」 22票

キングの「アンダー・ザ・ドーム」については、他の作品と比較して長過ぎる感が否めなく、投票順の開票の後半に票がのびたことを考えると、やはり読むのに時間がかかっていたのだと考えられる。

翻訳ミステリー大賞と言う、総合的な文学賞において最終候補作に選ばれたことだけでも大したものだと思う。

なお、当日の第三回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションの様子はUSTREAMで視聴することができる。

第三回翻訳ミステリー大賞 記念講演 瀬名秀明(聞き手:杉江松恋)

第三回翻訳ミステリー大賞授賞式

第二部
■みんなでつくろう!《ミステリ読書地図》

■《フランス・ミステリを楽しもう!》:小山正&東京メグレーズ
■読書会「生還」:挟名紅治
「ホワイト・ジャズ」徹底解剖!:佐々田雅子 with 永嶋俊一郎
■お茶とケーキのコージーのお部屋:上條ひろみ&小財満
■紫煙と酒のハードボイルド部屋:田口俊樹

■ミステリー・クイズ大会 司会・杉江松恋(評論家)

わたしは、全体企画の、【みんなでつくろう!《ミステリ読書地図》】、【ミステリー・クイズ大会】、個別企画の【「ホワイト・ジャズ」徹底解剖!】に参加。

個人的には【「ホワイト・ジャズ」徹底解剖!】が興味深かった。
ジェイムズ・エルロイの「ホワイト・ジャズ」を翻訳した佐々田雅子氏のワイルドな人物的魅力と配付されたレジュメも超濃厚。

その後の宴会は、わたしは午前3:00で寝ましたが、午前4:00位まで続いた模様。


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2012/04/10

Glenn Chadbourneの「キャリー」のアートプリントが25ドルで!?

Carrie White at the Prom Cemetery Dance Publicationsのサイトで、イラストレーターGlenn Chadbourneの手による「キャリー」のサイン入り限定アートプリントが25ドルで販売されている。

Glenn Chadbourne Carrie SIGNED Limited Edition Art Print!

このアートプリントは、スティーヴン・キングの「キャリー」の超有名なクライマックスシーンに触発されたイラストレーターGlenn Chadbourneが描いたアートワークを、11インチ×17インチのサイズにプリントし、Glenn Chadbourne本人のサインを入れたアートプリントである。

因みにそのタイトルはなんと"Carrie White at the Prom"

なお、Glenn Chadbourneのオフィシャル・サイトGLENNCHADBOURNE.comでもこのアートプリントが紹介されている。

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2012/04/08

「キャリー」も選出「映画史に残る演技ベスト200」

2012年4月2日に映画.comが伝えるところによると、「キャリー」のシシー・スペイセクは、英Total Filmが選出した「映画史に残る演技ベスト200」の第39位に選出された模様。

英誌選出「映画史に残る演技ベスト200」

記録のため、全文を引用する。

[映画.com ニュース] 英Total Film誌が、「映画史に残る演技ベスト200(The 200 Greatest Movie Performances of All Time)」を発表した。

第1位に選ばれたのは、アカデミー賞の作品賞ほか主要5部門を制した「カッコーの巣の上で」(75/ミロス・フォアマン監督)に主演したジャック・ニコルソンの演技。精神病院を舞台に人間の自由と尊厳を描いた傑作で、主人公マクマーフィを演じたニコルソンも、初のアカデミー主演男優賞に輝いた。

なお、今回のランキングは1人の俳優に付き1作品のみが対象となっている。日本人俳優は、48位の「東京物語」の原節子を最高位に、72位に「用心棒」の三船敏郎、130位に「生きる」の志村喬がランクインしている。

ベスト50までは以下の通り。

1.ジャック・ニコルソン「カッコーの巣の上で」
2.ロバート・デ・ニーロ「レイジング・ブル」
3.ダニエル・デイ=ルイス「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
4.アル・パチーノ「ゴッドファーザーPARTII」
5.エミリー・ワトソン「奇跡の海」
6.マーロン・ブランド「波止場」
7.デンゼル・ワシントン「マルコムX」
8.ジェーン・フォンダ「コールガール」
9.ポール・ニューマン「ハスラー」
10.リーアム・ニーソン「シンドラーのリスト」
11.メリル・ストリープ「ソフィーの選択」
12.ジーン・ハックマン「カンバセーション…盗聴…」
13.マイケル・ケイン「狙撃者」
14.ジェームズ・スチュワート「めまい」
15.トム・クルーズ「マグノリア」
16.ジョディ・フォスター「告発の行方」
17.シルベスター・スタローン「ロッキー」
18.ヒラリー・スワンク「ボーイズ・ドント・クライ」
19.ピーター・オトゥール「アラビアのロレンス」
20.ベティ・デイビス「イヴの総て」
21.ケイト・ウィンスレット「エターナル・サンシャイン」
22.ジャック・レモン「アパートの鍵貸します」
23.ヒース・レジャー「ダークナイト」
24.ダスティン・ホフマン「卒業」
25.ショーン・ペン「カリートの道」
26.リブ・ウルマン「仮面 ペルソナ」
27.ダイアン・キートン「アニー・ホール」
28.ゲイリー・オールドマン「The Firm(日本未公開)」(BBC/アラン・クラーク監督)
29.アンソニー・パーキンス「サイコ」
30.ミッキー・ローク「レスラー」
31.マリア・ファルコネッティ「裁かるゝジャンヌ」
32.スティーブ・マーティン「2つの頭脳を持つ男」
33.グロリア・スワンソン「サンセット大通り」
34.デビッド・シューリス「ネイキッド 快楽に満ちた苦痛」
35.ジェニファー・ローレンス「ウィンターズ・ボーン」
36.バート・ランカスター「成功の甘き香り」
37.ロバート・デュバル「地獄の黙示録」
38.ラッセル・クロウ「グラディエーター」
39.シシー・スペイセク「キャリー」
40.ピーター・フィンチ「ネットワーク」
41.ジョー・ペシ「グッドフェローズ」
42.マイケル・ファスベンダー「SHAME シェイム」
43.クラウス・キンスキー「アギーレ・神の怒り」
44.ケビン・スペイシー「ユージュアル・サスペクツ」
45.ジョージ・クルーニー「ファミリー・ツリー」
46.ジョン・ウェイン「捜索者」
47.マルコム・マクダウェル「時計じかけのオレンジ」
48.原節子「東京物語」
49.レイ・ウィンストン「ニル・バイ・マウス」
50.ジャン=ポール・ベルモンド
「勝手にしやがれ」 (映画.com速報)

ニュースソースは、ここ。

The 200 Greatest Movie Performances Of All Time

因みに、キング関連作品で選出されているのは次の通り。

39.シシー・スペイセク「キャリー」
75.キャシー・ベイツ「ミザリー」
173.モーガン・フリーマン「ショーシャンクの空に」

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2012/04/06

Fuck Yeah Stephen King Tattoos

2011年8月にスタートした『Fuck Yeah Stephen King Tattoos』が盛り上がってきている。

Fuck Yeah Stephen King Tattoos

『Fuck Yeah Stephen King Tattoos』スクリーンショット

このサイトはタンブラー(tumblr.)の画像共有機能を利用して、スティーヴン・キングに関するタトゥーの画像を共有するサイト。

一般的な感覚からすると異常な印象を受けるタトゥーもありますが、関心がある方はのぞいてみてはいかがだろうか。

怖いのも多いよ。

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2012/04/05

ジョー・ヒルの「ホーンズ 角」いよいよ明日発売!

Horns
いよいよ明日、2012年4月6日、ジョー・ヒルの「ホーンズ 角」小学館より刊行される。

画像はPS PublisingのUK限定版「ホーンズ 角」のヴィンセント・チョンによるアートワーク。

因みに、小学館文庫の「ホーンズ 角」の装画も同様にヴィンセント・チョンのアートワークを使用している。

「ホーンズ 角」
「ホーンズ 角」
著者:ジョー・ヒル
訳者:白石朗
装画:ヴィンセント・チョン
出版社:小学館(小学館文庫)
刊行日:2012年4月6日
あらすじ:ある二日酔いの朝、イグネーシャスは頭痛とともに目覚めると、まるで悪夢の続きかように、自分の頭に角が生えていることを知る。それは地獄の序章に過ぎず、そこから多くの不幸が連鎖していった!

こうご期待!

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2012/04/02

ブラム・ストーカー賞2011受賞作品発表!

2012年4月1日、Horror Writers Associationがブラム・ストーカー賞2011の受賞作品を発表した。

スティーヴン・キングの「Herman Wouk Is Still Alive」は短編フィクション賞を受賞した。

また、「呪われた町」がノミネートされていた特別賞Vampire Novel of the Century Awardは、リチャード・マシスンの「アイ・アム・レジェンド」が受賞した。

また、グラフィックノベル賞にノミネートされていたジョー・ヒルの「Locke & Key, Volume 4」も受賞を果たせなかった。

またノンフィクション賞にはロッキー・ウッドの"Stephen King: A Literary Companion"が受賞した。

2011 Bram Stoker Award™ winners and Vampire Novel of the Century Award winner

Superior Achievement in a NOVEL
Flesh Eaters by Joe McKinney (Pinnacle Books)

Superior Achievement in a FIRST NOVEL
Isis Unbound by Allyson Bird (Dark Regions Press)

Superior Achievement in a YOUNG ADULT NOVEL (tie)

> The Screaming Season by Nancy Holder (Razorbill)
> Dust and Decay by Jonathan Maberry (Simon & Schuster Books for Young Readers)

Superior Achievement in a GRAPHIC NOVEL

Neonomicon by Alan Moore (Avatar Press)

Superior Achievement in LONG FICTION

“The Ballad of Ballard and Sandrine” by Peter Straub (Conjunctions: 56)

Superior Achievement in SHORT FICTION

“Herman Wouk Is Still Alive” by Stephen King (The Atlantic Magazine, May 2011)

Superior Achievement in a SCREENPLAY

American Horror Story, episode #12: “Afterbirth” by Jessica Sharzer (20th Century Fox Television)

Superior Achievement in a FICTION COLLECTION

The Corn Maiden and Other Nightmares by Joyce Carol Oates (Mysterious Press)

Superior Achievement in an ANTHOLOGY

Demons: Encounters with the Devil and his Minions, Fallen Angels and the Possessed edited by John Skipp (Black Dog and Leventhal)

Superior Achievement in NON-FICTION

Stephen King: A Literary Companion by Rocky Wood (McFarland & Company, Inc., Publishers)

Superior Achievement in a POETRY COLLECTION

How to Recognize a Demon Has Become Your Friend by Linda Addison (Necon Ebooks)

Vampire Novel of the Century Award
I Am Legend by Richard Matheson

関連エントリー
『ブラム・ストーカー賞2011ノミネート作品発表!』
『「呪われた町」がブラム・ストーカー賞特別賞にノミネート!?』


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