リメイク版「キャリー」はやはりインタビュー形式なのか!?
2012年4月27日にMOVIES.COMが伝えるところによると、リメイク版「キャリー」はやはり、生存者のインタビュー形式になる可能性がある模様。
Update: Remake News: 'Carrie' to Use Found Footage, Sam Raimi in Talks for 'Poltergeist,' 'Dragon Tattoo' Sequels Already Written
(MOVIES.COMの記事)
この記事は、MGMの共同会長兼最高経営責任者ロジャー・バーンバウム(Roger Birnbaum)が母校のデンバー大学において開催された、著名な卒業生による授業「Media, Film Journalism Studies」の一環として次の2つの特別授業「映画史III/Film History III」と「映画制作II/Narrative Film Production II」を行い、その中でMGM作品のいくつかの作品について触れた模様。
April 2012 Distinguished Alumni Series
(デンバー大学のアナウンス)
リメイク版「キャリー」について
スティーヴン・キングの「キャリー」は、登場人物の書簡を連ねることによりストーリーが展開していく〈書簡体小説〉の発展系の小説形態をとっている。
リメイク版「キャリー」は、その書簡体小説と同様の映画制作形式である、〈発見された映像(found-footage)〉と呼ばれる手法で描かれる可能性がある模様。
つまり、「キャリー」の物語における〈プロム事件生存者のインタビュー形式〉になる可能性がある模様。
従ってリメイク版「キャリー」は、ブライアン・デ・パルマの「キャリー」(1976)よりは、アンジェラ・ベティス主演、デヴィッド・カーソン監督のテレビシリーズ「キャリー」(2002)に近い作品になる可能性がある模様。
その他の作品について
ロジャー・バーンバウムは、「キャリー」以外に「ポルターガイスト」のリメイク、「ドラゴンタトゥーの女」の続編である、"The Girl Who Played with Fire"と"The Girl Who Kicked the Hornet's Nest"にも触れた模様。
日本国内では「眠れる女と狂卓の騎士」として出版されている作品は英語版では「スズメバチの巣を蹴っ飛ばす女(""The Girl Who Kicked the Hornet's Nest")」だったんですね。
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