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2012年5月の17件の投稿

2012/05/31

ハード・ケース・クライムからキングの新作「JOYLAND」が!?

ハード・ケース・クライムの「JOYLAND」紹介ページ 2012年5月30日に、スティーヴン・キングのオフィシャル・サイトが伝えるところによると、ハード・ケース・クライムからスティーヴン・キングの新作小説「Joyland」が出版される模様。

New Stephen King Novel Coming from Hard Case Crime
JOYLAND to be published in June 2013

概要は次の通り。

「JOYLAND」
著者:スティーヴン・キング
出版社:ハード・ケース・クライム/タイタン・ブックス
アートワーク:ロバート・マッギニスグレン・オービック
出版予定:2013年6月
あらすじ:1973年夏 大学生のDevin Jonesは、アルバイトのためノース・カロライナ州の小さな街の遊園地「ジョイランド」にやってきた。彼はそこで悪質な殺人事件の痕跡を発見する。その夏の経験で彼の人生は大きく変わろうとしている。

ところで、このハード・ケース・クライムとは何ぞや、と言う話だが、新潮社から非売品のプレミア・ブックとして2006年に刊行された「コロラド・キッド」の巻末に収録されている吉野仁氏の解説によると、次の通り。

「ハード・ケース・クライム」は、かつてアメリカで量産されたペイパーバックによる犯罪小説(ミステリー、ハードボイルド)を現代に蘇らせようという目的で2004年に創設された叢書なのだ。
すでにこのシリーズの新作のうち2作が邦訳されている。うち1作のドメニック・スタンズベリーの「告白」(ハヤカワ・ミステリ文庫)はアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞を受賞した。
そして、同賞の最優秀処女長編賞のノミネートには、もう1作、リチャード・エイリアス「愛しき女は死せり」(ハヤカワ・ミステリ文庫)が挙がっていた。なにを隠そう、このリチャード・エイリアスこそが、IT企業のCEO(最高経営責任者)にして、「ハード・ケース・クライム」の創設者、本名チャールズ・アルダイなのだ。
(略)
そしてもうひとつの大きな特徴としてカヴァーに当時活躍したイラストレイターの絵を採用したり、いかにもペイパーバック・オリジナル黄金時代の表紙絵を髣髴 とさせるイラストを用いている。映画007のポスターイラストなどでも知られるロバート・マギニスなどはその筆頭といえる画家だ。

いかがだろう。
ちょっとはわくわくして来たかな。

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2012/05/30

『一番怖いのは人間』をめぐる冒険

「三人の作家を囲む会」 2012年5月24日の深夜から25日にかけて、我孫子武丸氏と牧野修氏のツイートが非常に興味深かった。

これらのツイートは、2012年5月19日に大阪市中央区の書店:隆祥館書店において開催された「三人の作家を囲む会」と言うトークイベントで出た話題が元になっている模様。

ところで、この「三人の作家を囲む会」は、田中啓文氏の「猿猴」の刊行を記念して開催されたイベントで、関西出身の作家である牧野修氏、我孫子武丸氏を迎えたスペシャル対談だった模様。

このイベントは大阪での開催と言うこともあり、残念ながらわたしはそのイベントに参加していないが、次に紹介するレポートを読む限りだが笑いの絶えない、非常に楽しいイベントだった模様。

「田中啓文さん・牧野修さん・我孫子武丸さんを囲む会を終えて」

さて、ここからが今日の本題。

我孫子武丸氏( @sukiyapotes )のツイート

【個人的ホラー観】先日のトークの際、牧野修さんが「よく言う、『一番怖いのは人間』みたいな言葉には首肯できない」的な発言をされた。いつもそういう話では長い議論になるのが分かっていたのであの場では黙っておいたのだが、ぼく自身が怖いと思うのは「人間」だ。

幽霊よりサイコキラーの方が怖い、という意味ではない。ぼくは霊の存在などひとかけらも信じていないし、正直幽霊よりサイコさんの方が怖いけど、ことフィクションに関しては「一つの大きな嘘」は設定として受け入れることが出来る。幽霊がいる、というならそれを受け入れて読むことは可能だ。

でも、そのフィクションの幽霊を怖いと感じるのは結局のところ、その幽霊が「生前どんな人間で」「どういうふうに恨みを残して死んだか」が明らかになったときなのだ。ぼくにとって幽霊の怖さは人間の怖さとほとんどイコールだ。

だから逆に、「ここには交通事故で死んだ人の霊が…」といったような怪談話をちっとも怖いと思えないのは、単に「そんなものいない」というだけでなく、 「…でもそれ、元々人だよね?」としか思わないからなのだ。――あくまでもぼくがそうだというだけでみんながそうでないのは分かっていますが。

ついでにもう一つ付け加えると(これもいつも牧野さんと不毛な議論になるのだが)、「対処のしようもない怪異・脅威」に対しては「怖い」と思えなくて、 「何とかして回避する方法を探る」(cf.「リング」)ものの方が怖い。ただ、純ホラー派の人は「それは『サスペンス』ですね」というのだけど。

牧野修氏( @makinoma )のツイート

呼ばれたような気がしたのでホラーの話を。定義的なものを言うなら、もう「怖がらせたい小説及びホラーアイテムを使った小説はみんなホラー」でいいやと最近じゃあ思う。

それでも私が「『一番怖いのは人間』みたいな言葉には首肯できない」のは人の怖さを伝えるのと怪物の怖さを伝えるのとでは安易さが極端に異なるからだ。怖い人のリアルさを構築する方が怖い怪物のリアルを構築するよりずっと安易だろう、というのは創作しない人でもだいたいわかってもらえると思う

怖い怪物なんて出発の時点でアンリアルな存在なんだから。つまりは読むにしろ作るにしろ、より虚構性の高い小説を好んでしまう業のようなものへの諦念と戒めがその台詞を言わせているだけだ。それから我孫子さんの言う「人間」は、私の言う「人間でないもの」と同じことを言っているのだと思う。

結局怖いものは「まるで人のようでありながら理解が不能なもの」のこというのだと思う。それを我孫子さんは人間といい、私は人間でないものと言っているだけだ。サイコキラーにしても、ほぼ怪物である多くのスプラッター映画の殺人鬼たちに恐怖はあまり感じない。

逆に生い立ちを描き、彼が殺人鬼となった理由がしっかりと描かれるとこれも怖くない。怖いのは理解できそうで出来ない部分にこそ存在する。幽霊の怖さが人間の怖さと同じなのはその通りで、つまりは人と同じような何かのはずが、どうにも人の論理も倫理も通じないとわかったときに幽霊を怖く感じる。

我孫子さんが書いているように怪異の縁起が怨恨だとする怪談話はあまり怖くない。だってそれじゃあ人と同じだもん。ねっ、我孫子さんも人が怖いわけじゃないでしょ。最後の対処のしようもない怪異の話。これは対処のしようがないより「何とかして回避する方法を探る」方がより面白いのは間違いない

そして面白いかそうでないかと怖いかどうかは関係ない。オカルトホラーの面白さは「怪異の論理による解明と回避」に掛かっているわけで、ホラーか否かとも関係ない。それがホラー演出なのかサスペンス演出なのかは、ホラーの定義がゆるゆるになった最近ではわりとどうでもいい部分。

我孫子武丸氏のツイート

根本的な違いが見えてきたような気がします。ぼくはフィクションにおいて「完全に理解不能なもの」は全然怖くなくなってしまうんです。フィクションは所詮 フィクションなのだから、「ないもの」を「ありそうに」書くものだと思っています。「ありそう」のタガが外れると白けます。

面白いかどうかと怖いかどうかが別なのはもちろんです。ただ、「対処のしようがない怪異」というものをフィクションで書かれて、主人公達がどんどんやられていっても、「怖くない」んですよ。「ああそうですか」という感じで。「呪怨」なんかそうですね。

ぼくはかつてスティーブン・キングの翻訳が出るたびに読んでいたものだけど、ある頃からどんどん離れて行ってしまった。「あれっ?」と最初に思ったのは多分『ダーク・ハーフ』だ。これが全然読み進められなくて、つまんなくて、とうとう半分も読まずにやめてしまった。

何がこんなにも受けつけないのかと考えて出てきたのは、「『ない』話されてもなー」という身も蓋もない結論。幽霊ならいい。多重人格ならいい。サイコならいい。でもこれは「ない」、納得できない、という拒否反応を起こさせた。他にも『レギュレイターズ』でも同じ思いをした。

牧野修氏のツイート

ある時期のキング作品は作中のリアルが保てなくなっていたと思いますよ。その部分を「ねっ、わかるでしょ」で済ませようとしていた。つまりそれは作品の出来の問題ではないでしょうか

いかがでしょう。
大変興味深いですね。

後半部分、スティーヴン・キングの話になって行くところ、特にキング作品がつまらなくなっていく話はご愛嬌ですね。

さて、わたしも常々『一番怖いのは人間』だと言う考えには釈然としない印象を持っていた。

と言うのも、わたしの周りにも『一番怖いのはやっぱり人間だよね』と時々言う人がいるのだが、その人はあまり物事を考えずに、その場でただ単に気の利いた事を言いたいだけのような気がしてならないのだ。

例えばの話で恐縮だが、もし恐怖の対象として、人間、幽霊、宇宙人がいたとしたら、わたしは圧倒的に宇宙人が怖い。

例えば人間は、それがいくら恐ろしい人間だとしても、地球の物理法則に従っているだろうし、その恐ろしい人間の行動も、せいぜい人間が思いつく程度の事しか出来ないと思えるのだ。

また幽霊についても、それがいくら恐ろしい幽霊だとしても、幽霊になる前はただの人間だった訳で、もしかしたらその幽霊は地球の物理法則には従わないかも知れないが、その行動はやはり元は人間であると言うこともあり、人間が想像できる範囲の行動しか出来ないと思える。

しかし、宇宙人については、その行動原理も理解できないだろうし、その目的も得体が知れない。

何のためにどんな行動を取るのか、全く得体が知れない。

わたしはそんな訳で得体が知れない、行動原理がわからない、地球の物理法則に従わない存在が怖いのだ。

従って、わたしは牧野さんに考えに近いと思う。

そしてもうひとついつも思っているのは、その恐怖の正体や、恐怖の対象の存在理由と行動原理が判明してしまうと、その物語はホラーではなくなってしまい、ただの勢力争いの物語になってしまう、と考えている。

つまり、恐怖の対象のその辺りの事情が判明してしまうと、わたしはその物語から恐怖を感じなくなってしまうのだ。

さて、そんなわたしの考えはさておき、わたしたちのような読者ではなく、創作の現場にいる、お二人の作家が『一番怖いのは人間』について語っているのは、非常に興味深いものがあった。

お二人をあえてカテゴライズさせていただくと、勿論異論はあるとは思いますし、ジャンル分け自体にそもそも意味がないとわたしは思っていますが、我孫子さんはミステリー作家、牧野さんはホラー作家と言うことになると思う。

そのお二方の、ミステリー作家として、ホラー作家としての、創作の立脚点に少し触れたような印象を受けた。


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2012/05/28

キング初出演映画「ナイトライダーズ」がDVD化か!?

「ナイトライダーズ」オリジナルポスター なんとスティーヴン・キングの映画初出演作品であるジョージ・A・ロメロの「ナイトライダーズ」が、スティングレイ社のレーベルallcinema SELECTIONからDVD化される模様。

画像はボリス・ヴァレホ(ボリス・バレホ/Boris Vallejo)による「ナイトライダーズ」のオリジナルポスター。

おわかりのように「ナイトライダーズ」「Night Riders」ではなく「Knight Riders」

ボリス・ヴァレホによるアートワークは圧倒的に格好良いですよね。

なお、allcinema SELECTIONとは、スティングレイ社が映画ファンのために、マニアックな作品をDVD化して通販メインでお届けするレーベルです、商品化が難しいと思われる作品を、出来得る限りの仕様でDVD化することを目標としているレーベル。

そのallcinema SELECTIONのCOMING SOONのページの最下部に表示されている1枚の写真が、これ。

「ナイトライダーズ」/allcinema SELECTION COMING SOONより
いかがですか。

allcinema SELECTIONのサイトにはタイトルは明示されていませんが、この写真は「ナイトライダーズ」のトム・サヴィーニの写真と完全に一致してますよね。

トム・サヴィーニ/「ナイトライダーズ」より

個人的にはロメロの「ナイトライダーズ」は未見なので、実は地味に楽しみにしています。

余談ですが、冒頭で「ナイトライダーズ」のアートワークを手がけたボリス・ヴァレホ(ボリス・バレホ/Boris Vallejo)を紹介したけど、この人は超天才のイラストレイターですよね。

彼のギャラリー(オフィシャルではないようです)を紹介しますので、関心がある方は是非。

Boris Vallejo Gallery

なお、「ナイトライダーズ」のポスターの元のイラストはこちら
「ナイトライダーズ」のポスターとなったボリス・ヴァレホの「Knight on Wheels」
Knight on Wheels (1980)

超絶に格好良いですよね。
因みにこのイラストで描かれているのは、「ナイトライダーズ」主演のエド・ハリスですね。

※ Boris Vallejoの日本語表記については、ボリス・ヴァレホが一般的のようですが、ボリス・バレホ、ボリス・バレジョー、ボリス・ヴァレジョー等の様々な表記がされています。古くは「スターログ」辺りではボリス・バレジョー表記だったようなので、オールドファンにとってはボリス・バレジョーが一般的かも知れません。

日本人は固有名詞にVが入っているとヴで表記しがちですが、ヨーロッパ言語ではVとBが同じ発音になる言語がままあるようです。その場合、ヨーロッパ言語ではボリス・バレホが表記としては正しいと考えられ、英語読みでボリス・バレジョーが正しいと言うことになると思います。

当サイトでは、日本語表記の検索性や将来の表記統一をにらみ、基本的にボリス・ヴァレホ表記を援用したいと思います。

まあ、マイケルがミシェルでミカエルでミハイルみたいなもんですから。

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2012/05/27

「バーチャル・ウォーズ」がテレビシリーズ化だって!?

2012年5月24日に海外ドラマNAVIが伝えるところによると、スティーヴン・キングの短篇小説「芝刈り機の男」を原作とする映画「バーチャル・ウォーズ」がテレビシリーズ化される企画が立ち上がっている模様。

SF映画『バーチャル・ウォーズ』をTV作品として立ち上げる動き?

記録のため全文を引用する。

スティーヴン・キングの短編小説『芝刈り機の男』をベースとするSF映画『バーチャル・ウォーズ』。この映画をTVシリーズ化する動きがあるという。

『バーチャル・ウォーズ』は、バーチャルリアリティを用いて知能開発を研究する博士が、精神遅滞者の青年の知能を促進させたところ、コントロール不可能なメンタルパワーを目覚めさせてしまうという話。ピアース・ブロスナンとジェフ・フェイヒーが主演を務め、1992年にアメリカで公開された。しかし、バーチャルリアリティという新しい題材を盛り込んだストーリーはあまりにも原作とかけ離れていたため、キングが原作のクレジットを外したという曰く付きの作品だ。その後、マット・フルワー主演で続編の映画も1996年に作られている。

Movieholeが伝えたところによると、英Park Entertainmentは、26話分の1時間ドラマシリーズを立ち上げようとしている。実写撮影と特殊視覚効果を組み合わて、小説よりは映画に基づいた作品にする模様だ。パイロットエピソードの脚本は『80デイズ』のデヴィッド・ティッチャーが手がけ、アクションアドベンチャーとSFの中間くらいのトーンになるという。現在開催中のカンヌ映画祭で売り込みをかけているそうなので、続報を待ちたい。
(海外ドラマNAVI)

なお、ニュースソースはここ。

Exclusive : The Lawnmower Man rides to Television

基本的には「バーチャル・ウォーズ」は駄作のレッテルを貼られている作品だが、個人的には良い脚色をされた作品であり、物語自体は決して面白くない訳ではなく、個人的には脚本は面白いと思っている。

ただ、1992年時点のCGI技術とその演出に問題があったことは否定できない。

2012年現在の技術をもってすれば、面白い作品になるのではないか、と考えている。

しかし、全26話のテレビシリーズの企画を立てるとは。
チャレンジャーですよね。

なお、「バーチャル・ウォーズ」の原作である「芝刈り機の男」は、「トウモロコシ畑の子供たち」に収録されている。

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2012/05/26

エスクァイアのe-Bookレーベルでキングとヒルが新たな共著作品を!?

2012年5月20日にニューヨーク・タイムズが伝えるところによると、米エスクァイア誌が、男性向けフィクションのe-Book専門のレーベルを立ち上げ、そのラインナップにスティーヴン・キングやジョー・ヒルが含まれている模様。

Esquire to Publish E-Books Devoted to Men’s Fiction

概要は次の通り。

米エスクァイアは2012年6月より、男性向けフィクションのe-Book専門のレーベルを立ち上げる模様。

このレーベルの第一回配本作品は6月12日に、 Aaron Gwyn、Luis Alberto Urrea、Jess Walterらの短篇小説になる模様。

6月と7月のe-Bookのリリースは、エスクァイアに掲載される作品と一致し、スティーヴン・キングとジョー・ヒル、リー・チャイルド、Colum McCannらの作品が含まれる模様。これらは雑誌かiPadでしか読めない作品になる模様。

エスクァイアの編集長David Grangerは、リーマンショック以降多くの雑誌が岐路に立たされていると考えており、このe-Bookのレーベルの立ち上げは、不況のために失ったページを取り戻すためのひとつの闘争である、と語り、読者にはフィクションを読むことにより、わずかな贅沢を感じて欲しいと考えている模様。

ところで、スティーヴン・キングとジョー・ヒルについてだけど、

It coincides with the publication of three works in the June/July issue of Esquire — by Stephen King and his son Joe Hill; the thriller writer Lee Child; and Colum McCann.

これによると、4人の作家が3作品を執筆することになっており、表記の仕方を見ると、スティーヴン・キングとジョー・ヒルが共著で作品を執筆する、と言う解釈で良いですかね。キングとヒルのコラボレーションであるとは、明言されていないですよね。

これを受けた5月22日、スティーヴン・キングのオフィシャル・サイトのトップ・ページでは、次のようなコメントが発信されている。

New Short Story Collaboration

Esquire has announced it is to publish a new story collaboration by Joe Hill and Stephen as part of its launch of an e-book series called "Fiction for Men."  "In the Tall Grass" will be published in two parts, the first to appear in the June/July issue and the conclusion in the August issue.  The works will be available only in the print and iPad editions of the magazine.

ここでは、キングとヒルが共同で執筆する旨が明言されています。

また、共著となる作品は「In the Tall Grass」と言うタイトルで、前編・後編の構成でリリースされる模様ですね。

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2012/05/21

「入り江」も映画化か!?

「アンダ・ザ・ドーム」サイン会のスティーヴン・キング 2012年5月21日に映画.comが伝えるところによると、スティーヴン・キングの短篇小説「入り江」が映画化される可能性が出てきた模様。

写真は「アンダー・ザ・ドーム」サイン会のスティーヴン・キング。

スティーブン・キングの短編「入り江」が映画化

記録のため全文を引用する。

[映画.com ニュース] モダンホラーの巨匠スティーブン・キングの短編小説「入り江(The Reach)」の映画化が企画されていると、米ハリウッド・レポーターが報じた。

イギリスの製作会社パーク・エンターテインメントの企画で、開催中のカンヌ映画祭のマルシェ(マーケット)に出品される。グレイソン・ロスとジョディ・ハンセルがプロデュースにあたり、これから監督やキャストの人選に入るという。

1981年に発表された「入り江」は、キングの短編集「スケルトン・クルー」の最後を飾る1編(邦訳は扶桑社ミステリー文庫「スケルトン・クルー3 ミルクマン」所収)。米メイン州沿岸の小さな島、ゴート島を舞台に、島から一度も出たことのない95歳の老女の最後の日々を幻想的に描く。

ちなみに、「スケルトン・クルー」におさめられた短編「霧」を映画化したのが、フランク・ダラボン監督の「ミスト」(07)だ。

なお、ニュースソースはここ。

Cannes 2012: Stephen King's 'The Reach' to Be Made Into Movie

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2012/05/20

「A Good Marriage」も映画化か!?

アトラス・インターナショナルの「A Good Marriage」の公式サイト/スクリーンショット
2012年5月19日にScreen Dailyが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「Full Dark, No Stars」に収録されている中篇「A Good Marriage」が映画化される模様。

Atlas bears Stephen King thriller A Good Marriage

EXCLUSIVE: Atlas International has added Stephen King adaptation A Good Marriage to its Cannes slate.

Peter Askin will direct the psychological thriller based on a short story from King’s book Full Dark - No Stars, winner of the 2010 Bram Stoker Award for Best Collection. Will Battersby produces.

A Good Marriage follows a woman who discovers her husband’s dark secret hiding in their garage. The New York shoot is set to get underway in late summer for a summer 2013 release.

“Everyone at Atlas is very excited to be part of this project and honored by its new association with Stephen King, a true master if there ever was.“ says Philipp Menz, CEO of Atlas International.”

The project is out to cast.

概要は次の通り。

スティーヴン・キングのブラム・ストーカー賞(2010)受賞の中篇集「Full Dark, No Stars」に収録されている「A Good Marriage」がアトラス・インターナショナルによって映画化される模様。

なお、「A Good Marriage」のニューヨークでの撮影は2012年の夏の終わり頃ににスタートし、2013年の夏に公開される模様。

アトラス・インターナショナルのCEOフィリップ・メンツは「アトラスの誰もが、スティーヴン・キングとの新たな共同プロジェクトに関し光栄に思うとともに、興奮している」と語っている模様。

わかっているスタッフは次の通り。

「A Good Marriage」
監督:ピーター・アスキン
製作:ウィル・バタースビー

ところで一方、アトラス・インターナショナルでは「A Good Marriage」の公式サイトがオープンした。

「A Good Marriage」公式サイト/アトラス・インターナショナル

ここでは公開は、2013年秋と表示されている。

「A Good Marriage」の紹介文を引用する。

Darcy Anderson discovers her husband has been keeping an especially terrible secret for years. What happens when, on a perfectly ordinary evening, all the things you believed in and took for granted are turned upside-down? What do you do and who do you call on when you discover that your good marriage has been built on a nightmare foundation of torture and murder? (from Stephen King's Liner Notes)

ダーシー・アンダーソンは、彼女の夫が数年間隠し続けていた恐ろしい秘密を発見する。その瞬間、いつもと同じ普通の午後、今まで信じてきたことの全てが逆転してしまう。あなたはどうしますか、あなたの幸せな結婚生活が、悪夢と殺人の上に成り立っていたと知ったら。

余談ですが、「A Good Marriage」の公式サイトには次のような表記があります。

■63 books published to date    
■Over 400 million copies sold worldwide    
■141 Television and Feature Film productions based on Stephen’s writing
■Received Bram Stoker Award, World Fantasy Award, British Fantasy Society Award, and Medal for Distinguished Contribution to American Letters.
■Received Emmy nominations for “The Shining” and “The Stand.”

いままで映像化されたスティーヴン・キング作品は141作品なんですね。

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2012/05/19

Bobby Causey制作のジャック・トランスのスタチューが超絶クオリティ!

Bobby Causey制作のジャック・トランス(「シャイニング」) 映画に登場するキャラクターの実物大スタチューを制作するアーティストBobby Causeyのジャック・トランスが凄い。

ジャック・トランスとはご承知のようにスティーヴン・キングの「シャイニング」に登場するキャラクターで、スタンリー・キューブリックの映画「シャイニング」(1980)では、ご存じのようにジャック・ニコルソンが演じている。

今回紹介する、Bobby Causeyのジャック・トランスのスタチューは、そのジャック・ニコルソンが演じたジャック・トランスをモデルにして制作したもの。

いかがだろう、この超絶クオリティは!

Bobby C. Sculptures

このBobby Causeyは、映画に登場するキャラクターのスタチューをオーダーメイドで制作しているようで、次に紹介する画像のように、様々なキャラクターのスタチューを制作している。

ヒース・レジャーのジョーカーとか、ロン・パールマンのヘルボーイとか、そしてクリストファー・リーヴのスーパーマンなんか涙が出ちゃうよ。

Gallery / Bobby C. Sculptures

折角なので、冒頭で紹介したジャック・トランスの制作過程の画像も紹介しておきます。お手すきでしたら是非拡大してみてください。超絶ですよ。

Bobby Causey制作のジャック・トランス(「シャイニング」)

あともうひとつ興味深い画像を。
Bobby Causey制作のヘルボーイとロン・パールマン
なんと、ヘルボーイとヘルボーイを演じたロン・パールマンのツーショット。

スタチュー制作中のBobby Causey
最後に、スタチュー制作中のBobby Causey。
想像を超えたマッチョな感じにびっくりです。

Bobby C. Sculptures オフィシャル・サイト
BobbyC1225 Bobby CauseyがdeviantARTにアップしたギャラリー

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2012/05/17

フォーブスの「世界で最もパワフルなセレブリティ100」にキングが!?

2012年5月16日に米フォーブス(Forbes)誌が、「世界で最もパワフルなセレブリティ100」(The World's Most Powerful Celebrities 100)を発表し、スティーヴン・キングは第66位にランキングされた。

The World's Most Powerful Celebrities 100

これはセレブリティの収入やメディアへの露出度ランク、ネットでの検索ランク等の指標を元にランキングしたもの。

因みに日本で言うところのセレブとはちょっと違うので注意が必要ですね。

なお、この「世界で最もパワフルなセレブリティ100」に関するランキング指標は次の通り。
Pay, Money Rank, TV/Radio Rank, Press Rank, Web Rank, Social Rank

さて気になるランキングだがベスト10は次の通り。

1.ジェニファー・ロペス
2.オプラ・ウィンフリー
3.ジャンティン・ビーバー
4.リアーナ
5.レディー・ガガ
6.ブリトニー・スピアーズ
7.キム・カーダシアン
8.ケイティ・ペリー
9.トム・クルーズ
10.スティーヴン・スピルバーグ

さて、今日の本題スティーヴン・キングのランキングだが、前述のように第66位だった。
The World's Most Powerful Celebrities 第66位 スティーヴン・キング
折角なので、スティーヴン・キングのそれぞれのランキング指標の順位を紹介する。

収入 3,900万ドル(31億3170万円/1ドル=80.3円)

66位 総合(セレブリティ100)
46位 Money Rank
81位 TV/Radio Rank
55位 Press Rank
76位 Social Rank
59位 Web Rank

ざっと眺めた限りですが、作家としてはキングがトップじゃないでしょうか。
やはり、キングの影響力は凄いものがあるんですね。

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2012/05/16

西野ひかりも「ショーシャンクの空に」が好き!?

NTT西日本フレッツ光公式サイトコンシェルジュ西野ひかり
ところで皆さん、西野ひかりってご存じですか?
最近話題の人物なので知ってる人も多いと思います。

西野ひかりって誰?
って思った人はこちらを参照してみてください。

『ネットで話題の西野ひかりって誰? 清楚キャラにアクセス殺到 (1/3)』
ITmediaニュース 2012/05/14

どうです、大体わかりましたか?

西野ひかりちゃんは「ショーシャンクの空に」が好き 西野ひかりちゃんは、NTT西日本のフレッツ光公式サイトコンシェルジュで、わたしたちの質問にいろいろと答えてくれるのです。

最近はみんなにちょっとえっちな質問をされたりして困っていたりしていますね。

そんな西野ひかりちゃんですが、好きな映画を質問すると、なんと「ショーシャンクの空に」と答えるのです。

画像はわたしがした質問に答える西野ひかりちゃん。

Q:好きな映画は何ですか
A:「ショーシャンクの空に」はとても素敵な映画なので、機会があればぜひご覧になってみてくださいね。

映像サービスについてはこちらをどうぞ♪

こりゃ萌え死にしますね。

みんなもいろいろと質問してみてはいかがかな。

最近は超話題になっているので、なかなか質問させてくれないかも知れないけど。

NTT西日本フレッツ光公式サイト

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2012/05/13

映画史に残る恐ろしい母親10人とは!?

10 Terrible Movie Moms and the Rotten Things They Said 2012年5月13日に映画.comが伝えるところによると、「映画史に残る恐ろしい母親10人」に、スティーヴン・キング原作、ブライアン・デ・パルマ監督作品「キャリー」のマーガレット・ホワイトが選出された模様。

母の日記念「映画史に残る恐ろしい母親10人」

記録のため全文を引用する。

[映画.com ニュース] 5月13日の母の日にちなみ、米カルチャーサイトFlavorwireが「映画史に残る恐ろしい母親10人」を選び出した。

いずれも強烈でトラウマティックな母親たち。スティーブン・キング原作「キャリー」の狂信的な母親マーガレット(パイパー・ローリー)は、娘キャリー(シシー・スペイセク)に「みんながおまえのことを笑うだろう」と言い聞かせ続け、娘が10代の少女らしい楽しみを覚えることを許そうとはしない。「キャリー」は現在リメイク版が進行中で、母親役をジュリアン・ムーア、キャリーをクロエ・モレッツが演じることが決定している。

恐ろしい母親10人は以下の通り。

▽マーガレット・ホワイト(パイパー・ローリー)/「キャリー」
▽ノーマ・ベイツ/「サイコ」
▽ジョーン・クロフォード(フェイ・ダナウェイ)/「Mommie Dearest(愛と憎しみの伝説)」
▽メアリー(モニーク)/「プレシャス」
▽オリビア・フォックスワース(ルイーズ・フレッチャー)/「屋根裏部屋の花たち」
▽マリエッタ・フォーチューン(ダイアン・ラッド)/「ワイルド・アット・ハート」
▽リリー・ディロン(アンジェリカ・ヒューストン)/「グリフターズ/詐欺師たち」
▽フラッテリーママ(アン・ラムジー)/「グーニーズ」
▽バイオレット・ビネブル(キャサリン・ヘプバーン)/「去年の夏 突然に」
▽セバスチャン夫人(レオポルディン・コンスタンティン)/
「汚名」

まあ、大体想像通りの結果ですね。
「グーニーズ」が入っているのが興味深いですね。
個人的には「キャリー」「ワイルド・アット・ハート」のお母さんが恐ろしいかな。

なお、ニュースソースはここ。

10 Terrible Movie Moms and the Rotten Things They Said

Margaret White in Carrie
The zinger: “They’re all gonna laugh at you.”

High school is tough enough, but Carrie’s strict, fundamentalist mother makes the experience a thousand times worse for the awkwardly shy teenager. The horrors of menstruation are taxing on poor Carrie, but her nutty mom adds to the teen’s anxiety by telling her stuff like, “Pimples are the Lord’s way of chastising you,” and, “I can see your dirty pillows.” Clearly Margaret White missed the memo that all little girls grow up. As if all this weren’t bad enough, Mrs. White haunts her daughter with just one sentence: “They’re all gonna laugh at you.” It’s every adolescent’s worst nightmare, and the words make Carrie go full-blown bonkers at the prom.

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2012/05/08

「Doctor Sleep」は2013年1月15日に出版か!?

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2012年5月8日にスティーヴン・キングのオフィシャルサイトが伝えるところによると、「Doctor Sleep」は、2013年1月15日に出版される模様。

U.S. publication date for Doctor Sleep has been tentatively set for January 15, 2013

記録のため、全文を引用する。

Stephen King returns to the characters and territory of one of his most popular novels ever, The Shining, in this instantly riveting novel about the now middle-aged Dan Torrance (the boy protagonist of The Shining) and the very special twelve-year-old girl he must save from a tribe of murderous paranormals.

On highways across America, a tribe of people called The True Knot travel in search of sustenance. They look harmless—mostly old, lots of polyester, and married to their RVs. But as Dan Torrance knows, and tween Abra Stone learns, The True Knot are quasi-immortal, living off the “steam” that children with the “shining” produce when they are slowly tortured to death.

Haunted by the inhabitants of the Overlook Hotel where he spent one horrific childhood year, Dan has been drifting for decades, desperate to shed his father’s legacy of despair, alcoholism, and violence. Finally, he settles in a New Hampshire town, an AA community that sustains him, and a job at a nursing home where his remnant “shining” power provides the crucial final comfort to the dying. Aided by a prescient cat, he becomes “Doctor Sleep.”

Then Dan meets the evanescent Abra Stone, and it is her spectacular gift, the brightest shining ever seen, that reignites Dan’s own demons and summons him to a battle for Abra’s soul and survival. This is an epic war between good and evil, a gory, glorious story that will thrill the millions of hyper-devoted readers of The Shining and wildly satisfy anyone new to the territory of this icon in the King canon.

少年時代にオーバールックホテルで恐ろしい体験をしたダン・トランスは、数十年間放浪し、父親の絶望的な遺伝によりアルコール依存症と癇癪持ちになってしまった。

ダンは最終的にニュー・ハンプシャー州の街のAA(アルコホーリクス・アノニマス/断酒の会)コミュニティに落ち着く。
そしてダンは、養護老人ホームで自らの「かがやき」のかつての力の名残を用い、幸せな死を看取るドクター・スリープとして働く事になる。

そこでダンは、未だかつてないほどの「かがやき」を持つエブラ・ストーンと出会い・・・・。

ところで、主人公はダニー・トランスではなくダン・トランスなんですね。

以下、2012年5月9日追記

スティーヴン・キングのオフィシャルサイトで、「Doctor Sleep」の出版予定日が訂正されました。

誤:2013年1月15日
正:2013年

以下、訂正のツイート。

「Doctor Sleep」出版予定日の訂正ツイート

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2012/05/06

「ダーク・タワー」シリーズの新オフィシャル・サイトオープン!

2012年5月3日 スティーヴン・キングの「ダーク・タワー」シリーズの新しいオフィシャル・サイトがオープンした。

The Dark Tower Official Website
The Dark Tower Official Website/スクリーンショット
The Dark Tower Official Website/スクリーンショット

サイトのデザインやトップページの構成は、スティーヴン・キングのオフィシャル・サイトと共通なので使い勝手や導線も同様ですね。

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2012/05/05

Lilja's LibraryでキングのNo.1作品を決める投票が!?

POLL - STEPHEN KING'S BEST BOOK/Lilja's Libraryスクリーンショット
2012年5月2日、スウェーデン在住のLiljaによるスティーヴン・キングのファンサイトLilja's Libraryにおいて、キング作品のNo.1を決める投票(poll/世論調査)が開始された。

POLL - STEPHEN KING'S BEST BOOK

なお、投票は1人1票で、その投票が10,000票に達した時点で投票は締め切られ、順位が発表される模様。

関心がある方は是非投票を!

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2012/05/04

Josh Booneの映画「Writers」にキングがカメオ出演!?

2013年に公開が予定されている、Josh Booneのコメディ映画「Writers」にスティーヴン・キングが本人役でカメオ出演する模様。

「Writers」
監督・脚本:Josh Boone
出演:グレッグ・キニア(ビル/著名な作家)、ジェニファー・コネリー(エリカ/ビルの元妻)、リリー・コリンズ(サマンサ/ビルとエリカの大学生の娘)、ローガン・ラーマン(ルー/サマンサのクラスメイト)、スティーヴン・キング(本人役)

Writers (film)/Wikipedia
Writers (2013)
/IMDb

詳細は不詳。

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2012/05/03

リメイク版「キャリー」のマーガレット・ホワイト役はジュリアン・ムーアに決定か!?

MGM Offers Julianne Moore Iconic Mom Role In ‘Carrie’ Remakeのスクリーンショット
2012年5月2日に映画.comが伝えるところによると、クロエ・グレース・モレッツがキャリーを演じるリメイク版「キャリー」に登場するキャリーの狂信的な母親であるマーガレット・ホワイト役はジュリアン・ムーアに決定した模様。

ジュリアン・ムーア、リメイク版「キャリー」で狂信的な母親に

記録のため全文を引用する。

[映画.com ニュース] キンバリー・ピアース監督、クロエ・モレッツ主演で、スティーブン・キングの処女作を35年ぶりに再映画化するリメイク版「キャリー」。もうひとつの主要な役どころであるキャリーの狂信的な母親役が、ジュリアン・ムーアにオファーされたことが明らかになった。

母親のマーガレット役には、以前からムーアかジョディ・フォスターかと噂されていた。しかし米Deadlineによれば、製作の米MGMはこのほどムーアに脚本と契約条件を送付し、正式にオファーをしたという。

1976年にブライアン・デ・パルマ監督、シシー・スペイセク主演で映画化された「キャリー」は、狂信的な母親に育てられた超能力を持つ高校生の少女キャリーが、執ようなイジメに遭った末に怒りを爆発させ、惨劇を引き起こすというオカルトホラー。キャリーを演じたスペイセクがアカデミー賞主演女優賞、母親役のパイパー・ローリーが同助演女優賞にノミネートされた。

主演のモレッツは、米Comingsoon.netとの最近のインタビューで「6月1日から撮影に入る」と明言。さらに、キャリー役を演じるにあたっては「すべての自尊心をかなぐり捨て、自分自身とはまったく異なる外見を作り上げる」と意気込みを語っている。

リメイク版「キャリー」は、2013年3月15日の全米公開が決定している。
(映画.com速報)

ニュースソースはこちら。

MGM Offers Julianne Moore Iconic Mom Role In ‘Carrie’ Remake

なお、Comingsoon.netの記事はこちら。

Exclusive: Chloe Moretz Offers a Carrie Update

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2012/05/01

クロエ・グレース・モレッツ「キャリー」のプロムのドレスを自らデザイン!

リメイク版「キャリー」について語るクロエ・グレース・モレッツ
2012年5月1日にハリウッドチャンネルが伝えるところによると、クロエ・グレース・モレッツはリメイク版「キャリー」で、キャリーがブロムに身に着けるドレスのデザインを自らが行っている模様。

現代版「キャリー」を演じるクロエ・モレッツ、劇中の衣装を自らデザイン!

記録のため、全文を引用する。

スティーヴン・キング原作、ブライアン・デ・パルマ監督による青春ホラー「キャリー」(77)リメイク版の主演に抜擢された若手演技派女優クロエ・モレッツ(15)が、劇中で着用する衣装を自らデザインしていることが明らかになった。


「キャリー」は、超能力を持つ高校生の少女キャリーの孤独が描かれる。盲目的なキリスト教信者である母からの理不尽なしつけと学校でのいじめにより、居場所を失ったキャリーが追いつめられていく悲劇だ。

モレッツがデザインを考案しているのは、本作の肝となるプロムシーンでのドレス。撮影は6月からスタートするというが、モレッツはすでに忙しい創作作業にてんてこまいの様子。

ETonline.comに対し彼女はこのようにコメントしている。「ドレスをデザインしているんだけど、すっかりのめり込んじゃってるの。自分が演じる役にこんなにのめり込んだことはないわ。(デザインは)クールよ。たっくさんやることがあるけど、楽しい。でも、本当にやることがいっぱいなの」。

リメイク版「キャリー」はキンバリー・ピアース監督がメガホンを取り、2013年に全米公開される予定だ。

なお
ニュースソースはここ。

Chloe Building Own 'Carrie' Prom Dress

ここでは、リメイク版「キャリー」について語るクロエ・グレース・モレッツのインタビュー動画を観ることが出来る。

驚いた事に、クロエ・グレース・モレッツはブライアン・デ・パルマの「キャリー」を観ていない模様。

クロエ・グレース・モレッツは次のように語っている。

"I'm actually building my own dress and kind of going really deep into it, and I've never gone so deep into a role before," says Chloe, presumably talking about the prom dress Carrie wears in the film's third act. "Yeah, it's cool, it's a lot of work. Fun, but a lot of work."

Chloe also informs us that she starts work June 1 in Toronto, "and right now I'm just doing a lot of really amazing pre-production."

"I'm actually not looking at the original," she says, "even though De Palma's movie was one of the best movies ever made. It's completely iconic and I'm proud to be able to be doing a retooling of it. We're kind of going off the book. It's darker and much more psychological. More Black Swan. You're really looking into her mind and it really looks into the relationship of Margaret and Carrie. It's set in modern time, so it's a lot different."

とのこと。

因みにこの部分は、comingsoon.netの次の記事からの引用。

Exclusive: Chloe Moretz Offers a Carrie Update

ついでなので、引用がもれている部分を引用する。

"It's something that's very different from me," Moretz says of Carrie's wardrobe. "It's an out of body thing. I'm becoming a totally different person for it. I'm letting go of all of my self-esteem issues and just kind of going into it. You have to."

"That was a cool poster!" Moretz laughs. "Kim sent that to me. She said, 'Oh my god, you've got to look at this. It's really, really, really cool!' We both felt so pumped. Now we're chomping at the bit to get in there."

リメイク版「キャリー」のファンメイドのポスター ラストの引用部分は、例のファンメイドのポスター(右の画像)について。

どうやら、このファンメイドのポスターは、リメイク版「キャリー」の監督を務めるキンバリー・ピアースがクロエ・グレース・モレッツに送った模様。

2人ともこのファンメイドのポスターに超興奮したようですね。

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