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2012年6月の17件の投稿

2012/06/28

ジョー・ヒルの新作「NOS4A2」のカバー画像公開!

ジョー・ヒルが「NOS4A2」の表紙画像を公開
2012年6月27日 ジョー・ヒルの新作長篇「NOS4A2」のカバー画像が、ジョー・ヒル本人のツイートにより公開された。

Cover of the new novel. (Design by Mary Schuck) I am happy.

ジョー・ヒルの新作「NOS4A2」については以前のエントリー『ジョー・ヒルの最新長編は「NOS4A2」!?』でお伝えしている。

その辺りを引用する。

CNN: What's next?

Hill: I'm working on the third draft of a new novel. The novel is called "Nosferatu," but it's actually spelled "NOS4A2," and it's a vanity license plate. It's got a lot of stuff about American highways in it, and it's a horror novel. It's a scary road story. And I've got about 10 issues left in "Locke & Key." I've actually got about 200 pages on the book that will be after "NOS4A2" as well.

CNN:今後の活動は?

ヒル:現在「ノスフェラトゥ("Nosferatu")」(正確には「NOS4A2」)と言う新作長編の第3稿に取り組んでいます。この表記は自動車のナンバープレートで、物語はアメリカの高速道路を舞台にしたホラー小説です。更にコミック・ブック「Locke & Key」も10冊分程度残っているし、「NOS4A2」の次の小説も200ページくらい執筆しています。

とのこと。

これを前提として、先ほどの「NOS4A2」の表紙カバーの画像を見てみましょう。
「NOS4A2」 「NOS4A2」のナンバープレートに蚊がぶち当たって死んでいるのが見てとれますね。

ジャック・ケッチャムの「ロード・キル」でしたっけ、たくさんの虫が自動車のウインドウにぶつかって死んでいく場面から始まる小説。
自分の生は多くの死に支えられている。ただ単に生きて行くためだけに多くの命を奪っている、と言う物語。刑事が白い壁のドール・ハウスを作ったりしている物語。悪い奴は自分の周りに白い壁を、良い奴は自分の内部に白い壁を作る物語。

それを思い出しますね。

Amazon.co.jpでもペーパーバックのラージプリント版の予約が始まってますが、出版は2013年4月30日なの?

ハードカバーが先に出て、ペーパーバックが2013年4月に出る、ってことで良いですか。

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2012/06/24

スタンリー・Qブリックの「The Streaming(「ストリーミング」)」って!?

今日はスティーヴン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督作品「シャイニング」の素晴らしいパロディ映像を紹介する。

題して「The Streaming(「ストリーミング」)」
「The Streaming(「ストリーミング」)」より

それでは「ストリーミング」の予告編を観てみましょう。

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
ALL NERDS ABOVE THE AGE OF 18
(18歳以上のオタク限定)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
原作:スティーヴン・スウィング
(swingはJAVAのグラフィカルユーザーインターフェース (GUI) を構築するためのツールキット)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
監督:スタンリー・Qブリック
(queueはコンピュータの基本的なデータ構造の一つ)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
トランス一家は、フォルクスワーゲン ニュー・ビートルに乗ってオーバールック・ホテルへ向かう。(「シャイニング」ではフォルクスワーゲン ビートル)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
ホテルの支配人アルリクセンの面接を受けるJAVA開発者ジャック。
(「シャイニング」ではアルマン)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
ハローランは「スクリーミング」と呼ばれる天からの贈り物についてダニーに説明する。(「シャイニング」では「シャイニング」)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
それって、3G回線みたいなもの?

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
ジャックはホテルでJAVAの開発を始める。
(「シャイニング」では小説の執筆)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
ダニーは三輪車でホテル内を探索する。

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
403 Forbidden
403号室への入室は禁じられています。

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
その頃ダニーは403号室の前で・・・・
(「シャイニング」では237号室)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
All programming and no play makes Jack a dull boy.
プログラミングばかりして遊ばないとジャックはばかになる。
(「シャイニング」では All work and no play makes Jack a dull boy.)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
スマートフォンで遊ぶダニー。
(「シャイニング」では機関車のおもちゃ)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
ハロー、ダニエル!

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
PCの惨殺死体が!
(「シャイニング」では双子の惨殺死体)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
あなたの息子は、LG-970 オプティマス・ブラック アンドロイド2.2 Wi-Fi モデルだ。

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
しかし、このホテルは1994年から、U.S.ロボテクス・スポーツター 14,400 FAXモデムを使っている。

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
テン・ドット! テン・ドット! テン・ドット! ・・・・
(「シャイニング」では、レドラム! レドラム! レドラム! ・・・・)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
.net
(「シャイニング」ではMURDER)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
あなたの息子には、再フォーマットが必要です。
(「シャイニング」では教育)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
今年最高のブログラマー映画だ!
------マーク・ザッカーバーグ (Facebookの最高経営責任者)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
iPhone5より恐ろしい!
------ビル・ゲイツ (マイクロソフトの共同創業者・会長)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
エレベーターのすきまから大量のバグが・・・・
(「シャイニング」では大量の血液)

「The Streaming(「ストリーミング」)」より

「The Streaming(「ストリーミング」)」より

「The Streaming(「ストリーミング」)」より
ひあーーーーーず、ジェームズ・ゴズリン!
(「シャイニング」では、ジョニー)
なお、ジェームズ・ゴズリンはJAVA言語の生みの親。

いやあ、素晴らしいですね。

折角なので、「The Streaming(「ストリーミング」)」の予告編映像をはっておきます。
是非動画でご覧になってください。


いかがですか。
本当に素晴らしい「シャイニング」のパロディに仕上がっていますね。

もう、本当に素晴らしい。
こんなに素晴らしいパロディは珍しいと思いますよ。

なお、この「The Streaming(「ストリーミング」)」、は2011年9月にノルウェーで開催されたJAVA技術者のカンファレンス「Java Zone」のプロモーション映像。

「Java Zone」では毎年まいとし映画のパロディのプロモーション映像を制作しているようです。

関心がある方は是非どうぞ。

「Java Zone」

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2012/06/22

ロック・ボトム・リメインダーズがビジュアル系バンドに!?

ロック・ボトム・リメインダーズ
左からエイミ・タン、スティーヴン・キング、スコット・トゥロー

2012年6月20日 Los Angeles Timesにロック・ボトム・リメインダーズの記事が掲載された。

Rock Bottom Remainders' last chapter is at El Rey, ALA convention

写真は2012年6月20日に撮影されたもののようだが、今回のステージは6月22日にロサンゼルスで、6月23日にアナハイムで開催される予定なので、リハーサルの写真だと思われる。

記事の内容のほとんどは、ロック・ボトム・リメインダーズの紹介なので、記事の内容の紹介は割愛する。

おそらく、日本時間の明日以降には、22日のライヴの記事がどこかからでると思うので、その辺りは後日。

関連エントリー
ロック・ボトム・リメインダーズのサヨナラ・ツアーって!?

2012/06/01

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2012/06/21

All Work and No Play Sport Coat って!?

「スティーヴン・キング研究序説 ココログ分室」では、数々のオーバールックホテル模様のアイテムを紹介して来ましたが、今日はなんとスポーツコート。
日本語ではスポーツジャケットと言うのかな。

先ずは画像をどーん。
All Work and No Play Sport Coat
All Work and No Play Sport Coat 

どうですか。この圧倒的な存在感。

パンツも当然これね。
All Work and No Play - AM
All Work and No Play - AM

ついでにこっちの画像もどーん。Palm Beach-A
Palm Beach-A

こいつも凄いですよね。

色違いもあるよ。
Southbeachflat_1
South Beach-A

だんだん目がチカチカしてきたよ。

これらのアイテムは全て次のサイトで販売しています。

関心がある方は是非!

LOUD MOUTH

余談ですが、このLOUD MOUTHのパンツ、プロゴルファーのジョン・ディリーが愛用しているようです。

john dalyで画像検索すると凄いよ。

わかっていると思うけど、このデザイン、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」の舞台になっているオーバールック・ホテルの床に敷きつめられていたカーペットと同じデザイン。

関連エントリー
『ヤフオクにオーバールックホテルのカーペット柄のマットが大量に出品!?』
2012/03/07

『オーバールック・ホテル柄のネクタイが!?』
2011/07/04

『お客様だよ! て言うか、オーバールック・ホテルだよ!』
2010/03/24

『オーバールックホテルのカーペットが!?』
2009/09/20

『こんな素敵なスケートボードが!』
2008/11/05

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2012/06/20

「You Can't Kill Stephen King」日本公開か!?

「You Can't Kill Stephen King」

さて、皆さん「You Can't Kill Stephen King」の事は覚えているかな?

以前のエントリー『「You Can't Kill Stephen King」って何ぞや!?』で紹介したように、まぁ予告編を観る限りだけど、6人の男女のグループが間違った場所、----ここではスティーヴン・キングが住んでいるメイン州のENCOMIUMと言う街、と言う設定----、に 行っちゃって、酷い目に遭ってしまう、と言うベタと言うか、予定調和的と言うか、ボンクラと言うか、非常に楽しそうなホラー・コメディ。

で、そのオフシャル・ツイッター・アカウントCan't Kill King(@CantKillKing)の2012年6月19日のツイートが興味深い。

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@CantKillKing
We are happy to officially announce that "You Can't Kill Stephen King" has sold in Japan both theatrically and for DVD/VOD

我々は「You Can't Kill Stephen King」が劇場公開とDVD/VODリリースを前提として、日本の配給会社に売れた事を公式にアナウンス出来る事を喜んでいる。

まあ、VODはアジア市場向けだと思うので、VODの日本国内リリースはないと思うけど、何らかの形で「You Can't Kill Stephen King」が日本で劇場公開され、さらにDVDがリリースされる可能性が出て来た、と言うことですね。

て言うか、リツイートしてる2人がまたこりゃ、興味深いところですね。
折角なので予告編をどうぞ。

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2012/06/18

リメイク版「キャリー」のキャストディナーが!?

2012年6月17日のクロエ・グレース・モレッツのツイート
2012年6月17日のクロエ・グレース・モレッツのツイートが興味深い。

#Carrie #CastDinner instagr.am/p/L9Hzt-jnQP/

そのツイートによると、どうやら2012年6月17日にリメイク版「キャリー」のキャストを集めたディナーが行われた模様。

因みに、既にご承知のようにクロエ・グレース・モレッツはリメイク版「キャリー」でキャリー・ホワイトを演じる予定。

折角なので、クロエ・グレース・モレッツがアップした写真を貼っておく。(クリックすると拡大します)
リメイク版「キャリー」のキャストディナー!?

おそらく、手前の席がクロエ・グレース・モレッツの席なんでしょうね。

中央の黒っぽい表紙の本みたいなものが何なのか気になりますね。

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2012/06/17

キューブリック個人所有の「シャイニング」!?

スタンリー・キューブリックの「シャイニング」のファンサイト「The Overlook Hotel」で、スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」の画像が公開されているのを発見した。

Stanley Kubrick’s personal copy of Stephen King’s novel, The Shining.

因みにこの「シャイニング」は、前述のようにスタンリー・キューブリック個人所有の書籍で、ロンドンのスタンリー・キューブリックアーカイブに収蔵されているもの。

スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」
スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」の表紙。

上部に大きく〈S.K.〉の文字が読みとれる。〈S.K.〉とは、スタンリー・キューブリックのことか、それともスティーヴン・キングのことか。
まあ、おそらくキューブリックの事でしょうね。

中段には〈SCREENPLAY COPY〉、〈WORKING COPY 7.17.77〉の文字が読みとれる。因みに「シャイニング」が出版されたのは1977年1月。

スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」
スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」の8ページと9ページ。
ちょうどアルマンとの面接の場面。文春文庫版「シャイニング(上)」の22ページ6行目から。

余白に多くの書き込みがあり、多くの部分にラインマーカーが引かれている。

スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」
スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」の86ページと87ページ。文春文庫版「シャイニング(上)」の170ページ5行目から。

ダニーとハローランがシャインについて話す場面。

こちらのページも、余白に多くの書き込みがあり、多くの部分にラインマーカーが引かれている。

スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」のゲラ

スタンリー・キューブリック個人所有の「シャイニング」のゲラの表紙部分。

タイトルは、「THE SHINING」に改題される前の「THE SHINE」と表記されている。

ところで、今回紹介した、キューブリックの「シャイニング」のファンサイト「The Overlook Hotel」は、非常にレアな「シャイニング」情報てんこ盛りのサイトである。

是非訪問していただきたい。

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2012/06/16

The Stephen King Universe Flow Chart が超人気!

2012年6月1日にtessie girlが公開したThe Stephen King Universe Flow Chart(但し「ダーク・タワー」シリーズ除く)が世界中で超人気です。

The Stephen King Universe Flow Chart

先ずは、このフローチャートを見てください。(クリックで拡大します)

The Connections in the STEPHEN KING UNIVERSE

凄いですね。
どなたか日本語版を作ってはいががでしょうか。

因みにこのフローチャートを制作したGillian Jamesは、5年生(多分10歳の頃)からのキング好き。

そのきっかけは、1人のクラスメイトが母親のくたびれた「キャリー」を学校に持ってきたこと。

その「キャリー」は、なんと4つの部分に引きちぎられ、順番に回し読みをすることになり、その事を母親に話したら、彼女はウィッグを振り乱し「そんなもの読むの止めなさい! 今すぐに!」と叫びだしたそうです。

そんな訳で、Gillianのキング人生が始まった訳です。

Gillianはキングの描くキャラクター、セリフ、ユーモアのセンスが大好きで、特に作品同士のコネクションが大好きのようで、それを今回のフローチャートにまとめたようです。

なお、Gillianのキング作品ベスト5は次の通り。

1.「ザ・スタンド」
2.「死のロングウォーク」
3.「タリスマン」
4.「デッド・ゾーン」
5.「11/22/63」(未訳)

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2012/06/11

No.1のキング作品は・・・・これだ!

Books
スウェーデンのLiljaが主宰するスティーヴン・キングのファンサイトLilja's Libraryで開催されていたNo.1のスティーヴン・キングを決める投票(poll/世論調査)が締め切られ、2012年6月5日に結果が発表された。

概要については、先日のエントリー『Lilja's LibraryでキングのNo.1作品を決める投票が!?』を参照いただきたい。

10,000 FANS HAS VOTED! #1 - 66

気になる結果は次の通り。

1. The Stand (1978/1990) 「ザ・スタンド」 2,390票
2.
It (1986) 「IT」 1,435票
3.
The Shining (1977) 「シャイニング」 440票
4.
'Salem's Lot (1975) 「呪われた町」 379票
5.
The Green Mile (1996) 「グリーン・マイル」 322票
6.
The Talisman (1984) 「タリスマン」 313票
7.
Pet Sematary (1983) 「ペット・セマタリー」 287票
8.
The Dark Tower 1: The Gunslinger (1982) 「ダーク・タワーⅠ ガンスリンガー」 276票
9.
The Dark Tower 4: Wizard and Glass (1997) 「ダーク・タワーⅣ 魔道師と水晶球」 273票
10.
Duma Key (2008) 「悪霊の島」 214票

11. Misery (1987) 「ミザリー」 212票
12.
Under the Dome (2009) 「アンダー・ザ・ドーム」 207票
13.
Bag of Bones (1998) 「骨の袋」 195票
13.
11/22/63 (2011) 未訳 195票
15.
Needful Things (1991) 「ニードフル・シングス」 193票
16.
Insomnia (1994) 「不眠症」 189票
17.
The Long Walk (1979) 「死のロングウォーク」 183票
18.
The Dark Tower 7: The Dark Tower (2004) 「ダーク・タワーⅦ 暗黒の塔」 171票
19.
The Eyes of the Dragon (1984/1987) 「ドラゴンの眼」 143票
20.
The Dark Tower 2: The Drawing of the Three (1987) 「ダーク・タワーⅡ 運命の三人」 135票

21. Rose Madder (1995) 「ローズ・マダー」 129票
22.
Lisey's Story (2006) 「リーシーの物語」 122票
23.
Christine (1983) 「クリスティーン」 115票
24.
The Dark Tower 3: The Waste Lands (1991) 「ダーク・タワーⅢ 荒地」 106票
25.
Desperation (1996) 「デスペレーション」 105票
26.
The Dead Zone (1979) 「デッド・ゾーン」 99票
27.
Cell (2006) 「セル」 82票
28.
Hearts in Atlantis (1999) 「アトランティスのこころ」 76票
29.
Different Seasons (1982) 「スタンド・バイ・ミー」 / 「ゴールデンボーイ」 74票
30.
Gerald's Game (1992) 「ジェラルドのゲーム」 71票

31. The Tommyknockers (1987) 「トミーノッカーズ」 69票
32.
Dreamcatcher (2001) 「ドリームキャッチャー」 67票
33.
The Dark Tower 5: Wolves of the Calla (2003) 「ダーク・タワーⅤ カーラの狼」 66票
34.
Dolores Claiborne (1992) 「ドロレス・クレイボーン」 64票
34.
Carrie (1974) 「キャリー」 64票
36.
The Dark Half (1989) 「ダーク・ハーフ」 53票
37.
Cujo (1981) 「クージョ」 46票
37.
The Girl Who Loved Tom Gordon (1999) 「トム・ゴードンに恋した少女」 46票
39.
Firestarter (1980) 「ファイアスターター」 43票
40.
From a Buick 8 (2002) 「回想のビュイック8」 31票

41. Storm of the Century (1999) 「悪魔の嵐」 30票 ※邦訳はドラマのみ (書籍は未刊行)
41.
Nightmares & Dreamscapes (1993) 「いかしたバンドのいる街で」 / 「ヘッド・ダウン」 30票
43.
Thinner (1984) 「痩せゆく男」 29票
43.
On Writing (2000) 「小説作法」 29票
45.
The Running Man (1982) 「バトルランナー」 23票
45.
Full Dark, No Stars (2010) 未訳 23票
47.
Black House (2001) 「ブラック・ハウス」 22票
47.
Four Past Midnight (1990) 「ランゴリアーズ」 / 「図書館警察」 22票
49.
Skeleton Crew (1985) 「骸骨乗組員」 / 「神々のワード・プロセッサ」 / 「ミルクマン」 21票
50.
Night Shift (1978) 「深夜勤務」 / 「トウモロコシ畑の子供たち」 20票

51. Rage (1977) 「ハイスクール・パニック」 19票
51.
The Regulators (1996) 「レギュレイターズ」 19票
53.
Everything's Eventual (2002) 「第四解剖室」 / 「幸運の25セント硬貨」 15票
54.
The Dark Tower 6: Song of Susannah (2004) 「ダーク・タワーⅥ スザンナの歌」 14票
55.
The Dark Tower: The Wind Through the Keyhole (2012) 未訳 9票
56.
The Colorado Kid (2005) 「コロラド・キッド」 8票
57.
Cycle of the Werewolf (1983) 「マーティ / 人狼の四季」 7票
58.
Danse Macabre (1981) 「死の舞踏」 6票
59.
Roadwork (1981) 「ロードワーク / 最後の抵抗」 5票
59.
Blaze (2007) 未訳 5票

61. Just After Sunset (2008) 「夕暮れをすぎて」 / 「夜がはじまるとき」 4票
62.
Mile 81 (2011) 未訳 3票
63.
Blockade Billy (2010) 未訳 2票
64.
The Plant (1982/1983/1985/2000) 未訳 0票
64.
Ur (2009) 未訳 0票
64.
Faithful (2004) 未訳 0票

上記日本語版の作成は、 stephen king database@bizzyradio さん。
大変お疲れさまでした。

さて、ここからが今日の本題。

先ず驚いたのは1位と2位の桁違いの得票数。

1. The Stand (1978/1990)「ザ・スタンド」2,390票
2. It (1986)「IT」1,435票

まあ順位は順当だと思うけど、ともかくその得票数が凄い。

1位と2位だけでなんと3,825票。
つまり、10,000票のうち約38%が「ザ・スタンド」「IT」に投票されている、と言う事。

まあ、投票した人の気持ちはわかりますが、こんなに圧倒的に愛されていたとは思いませんでした。

3. The Shining (1977) 「シャイニング」 440票
4. 'Salem's Lot (1975) 「呪われた町」 379票

続く3位と4位も順当だと思うけど、この並びで「キャリー」の順位(34位)が思いのほか低いのが興味深い。

5. The Green Mile (1996) 「グリーン・マイル」 322票
6. The Talisman (1984) 「タリスマン」 313票
7. Pet Sematary (1983) 「ペット・セマタリー」 287票

個人的には6位に「タリスマン」が食い込んでいるのは非常に嬉しい。
「ペット・セマタリー」の7位にも、物語が物語だけにちょっとびっくり。

驚いたのは、「デッド・ゾーン」の順位が想像以上に低い点。

26. The Dead Zone (1979) 「デッド・ゾーン」 99票

これは驚いた。
「デッド・ゾーン」は少なくともベストテンには入っていると思っていたし、わたしも実は「デッド・ゾーン」に投票したのでした。

あとは、「ファイアスターター」もちょっと低いかな。

39. Firestarter (1980) 「ファイアスターター」 43票

ところで、やはり短篇集はなかなか良い順位にはなり難いようですね。

そう考えると、まあここからは余談ですが、フェルディナント・フォン・シーラッハの「犯罪」「罪悪」と言う短篇集が評価されてしまうのは、やはり特異なことなのではないかな、と思いました。

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2012/06/09

「IT」も映画化か!?

キャリー・ジョージ・フクナガ
2012年6月7日にThe Hollywood Reporterが伝えるところによると、スティーヴン・キングの「IT」も映画化される可能性が出てきた模様。

Stephen King's 'It' to Be Adapted by Cary Fukunaga Into Two Films (Exclusive)

概要は次の通り。

「IT」
監督・脚本:キャリー・ジョージ・フクナガ
共同脚本:チェイス・パーマー
製作:ロイ・リー、ダン・リン、セス・グレアム=スミス、デヴィッド・カッツェンバーグ
共同製作:ジョン・シルク
制作:ワーナー・ブラザーズ

映画「IT」は全2部構成になる模様。
ワーナー・ブラザーズは2009年に「IT」の映画化権を取得していた模様。

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2012/06/08

「十時の人々」も映画化ですか

2012年6月8日にシネマトゥディが伝えるところによると、スティーヴン・キングの短篇小説「十時の人々」が、トム・ホランドによって映画化される可能性が出てきた模様。

スティーヴン・キングの短編小説「十時の人々」、『チャイルド・プレイ』のトム・ホランド監督が映像化!

記録のため全文を引用する。

[シネマトゥデイ映画ニュース] 小説「ダーク・タワー」シリーズや「ペット・セマタリー」などで知られるホラー作家スティーヴン・キングの短編小説「十時の人々」が、映画化されることがわかった。Deadline.comなど複数のメディアが報じている。  

本作は、映画『チャイルド・プレイ』やオリジナル版『フライトナイト』などでメガホンを取ったトム・ホランド監督の制作会社デッド・ラビット・フィルムズが企画している作品。ホランド監督がキング作品を映像化するのは、テレビ映画「スティーブン・キング/ランゴリアーズ」、映画『スティーヴン・キング/痩せゆく男』に続いて3度目となる。  

原作の「十時の人々」は、ボストンを舞台にタバコをやめようとしている男ブランドンが、なかなかやめられずにいた肩身の狭い喫煙者たちと10時にある広場に集まっていると、やがて世界を襲うことになるとんでもない事実に直面するという物語。タバコ中毒に苦しんでいたキング自身の状況をベースにしているらしい。  

撮影は今年の夏から開始される予定で、映画化では原作の90年代の設定ではなく、現代を舞台に描いていくそうだ。はたして、どのような映画になるのだろうか?
 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

ニュースソースはここ。

Stephen King’s ‘The Ten O’Clock’ People Gets Feature Treatment From Tom Holland

こちらの記事を読むと、トム・ホランドは既に契約している模様ですね。

ホランドのコメントを引用する。

Holland said the tale was inspired by King’s own struggles with a smoking habit. “This was Stephen trying to deal with his cigarette jones and the fairly new no-smoking laws back in the ’90s,” Holland said. “This film will be a modernization of the original short story, a paranoid suspense piece.”

「この物語は1990年代の禁煙法に対するキングのひとつの挑戦である。」
「この作品は、近代的なオリジナル・ストーリーで、偏執的なサスペンス作品に仕上がるだろう」

この記事を受けて、本作「十時の人々」を翻訳した白石朗氏は次のようにツイートした。

35

「十時の人々」はかなり好きな作品。禁煙話がまさかの方向に突き進む感覚が特に。文春文庫『メイプル・ストリートの家』に収録されています。

ところで、キングの短篇「十時の人々」は、白石さんが仰る通り文春文庫「メイブル・ストリートの家」と、文藝春秋「ヘッド・ダウン ナイトメアズ&ドリームスケープスII」に収録されてます。

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2012/06/07

【訃報】レイ・ブラッドベリ

レイ・ブラッドベリ
2012年6月6日にio9.comが伝えるところによると、レイ・ブラッドベリが亡くなった模様。

つつしんでご冥福をお祈りします。

R.I.P. Ray Bradbury, Author of Fahrenheit 451 and The Martian Chronicles

Ray Bradbury — author of The Martian Chronicles, Fahrenheit 451, Something Wicked This Way Comes, and many more literary classics — died this morning in Los Angeles, at the age of 91.

We've got confirmation from the family as well as his biographer, Sam Weller.

His grandson, Danny Karapetian, shared these words with io9 about his grandfather's passing: "If I had to make any statement, it would be how much I love and miss him, and I look forward to hearing everyone's memories about him. He influenced so many artists, writers, teachers, scientists, and it's always really touching and comforting to hear their stories. Your stories. His legacy lives on in his monumental body of books, film, television and theater, but more importantly, in the minds and hearts of anyone who read him, because to read him was to know him. He was the biggest kid I know."

Karapetian added:

If you're looking for any single passage to remember him by, I just picked up my copy of The Illustrated Man, my favorite of his books. The introduction is entitled "Dancing, So As Not to Be Dead," and there are some great lines about death. My favorite:    

"My tunes and numbers are here. They have filled my years, the years when I refused to die. And in order to do that I wrote, I wrote, I wrote, at noon or 3:00 A.M.    

So as not to be dead."    

I'm an actor, something he was always been really proud of, and told me once, after getting cast in a play. "You're living out my life! You're doing everything I wanted to do but couldn't!" He was such a driving force in my life, but what always fascinated me were his impact on others. How his stories lifted people up and saved them from lonely summers. Who among us was never buried deep in a Bradbury story, lost in his meticulously yet effortlessly crafted metaphor?

大変なショックです。

一人の作家が亡くなっただけなのではなく、月並みな表現ですが、大切だった何かが終わってしまったような気がします。

わたしにとってのブラッドベリは、SFから文学へのそして叙情的な詩歌のような分野への架け橋のような作家だったような気がします。

ご冥福をお祈りします。

冒頭の写真は、2007年に撮影されたレイ・ブラッドベリのロサンゼルスの自宅。なんだか面白そうなものがいっぱい写っていますね。

また、レイ・ブラッドベリの訃報に接しスティーヴン・キングを含む多くの著名人がコメントを発している。

Spielberg, Lindelof, Stephen King and Others Remember Ray Bradbury

キングのコメントを引用する。

Stephen King, in a statement, noted Bradbury’s prolific output and praised the power of his works. “The sound I hear today is the thunder of a giant's footsteps fading away. But the novels and stories remain, in all their resonance and strange beauty."

今日わたしは巨人が去っていく、まるでいかづちのような跫を聞いた。
しかしそのいかづちの共振たる彼の作品群は、奇妙な美しさを伴って永遠に輝き続けるだろう。(超意訳:tkr)

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2012/06/06

風間賢二氏がキング作品の翻訳を!?

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風間賢二氏の2012年6月5日のツイート

キングの翻訳をしていて、Ginsu Knifeというのが出てきたので調べたら、日本でもけっこう出回ってた。自分の無知を再確認。で、こんな広告を発見。冗談キツイよ、米国人w。http://www.google.co.jp/imgres?q=ginsu …ギンスナイフで切り裂かれた死体写真もあったが、それはマジやばかった。

と言う訳で、風間賢二氏のツイートによると、風間賢二氏はGinsu Knifeが出てくるスティーヴン・キング作品の翻訳を行っている模様。

ところで、現在までに翻訳が出版されていない最近のキング作品は「11/22/63」「FULL DARK, NO STARS」「THE WIND THROUGH THE KEYHOLE」あたりだろう。

順当に考えると、風間賢二氏が翻訳をしていると言うことなので、「ダーク・タワー」シリーズの新作「THE WIND THROUGH THE KEYHOLE」あたりではないだろうか。

と言うのも、風間賢二氏は「ダーク・タワー」シリーズ全作を翻訳しているし、「THE WIND THROUGH THE KEYHOLE」が出版されるかされないかの時期に、趣味で読んでいる、とツイートしたりもしていた。

しかし、それではあまりにも面白くない。

そんな訳でわたしはGoogleさんに聞いてみることにした。

取りあえず、stephen king ginsu knife をGoogleさんに突っ込んでみる。

芳しくない。

ならば、stephen king ginsu knife full dark no stars を突っ込んでみる。

ビンゴ!

どうやら風間賢二氏が翻訳しているのは「FULL DARK, NO STARS」らしい。

しかし、「FULL DARK, NO STARS」はご存じのように、短篇(中篇)集なので、風間賢二氏が掲載作品全作を翻訳しているのか、それとも短篇(中篇)のうちの一作を翻訳しているのか。

疑問は深まる。

でいろいろとGoogleさんに聞いてみると、そうこうしているうちに、風間賢二氏が翻訳しているのは「A GOOD MARRIAGE」であることが判明した。

と言うのも、「A GOOD MARRIAGE」にはこんな一節があったのだ。

And the portly man standing over her with what appeared to be a Ginsu knife just looked ridiculous in his armlets and leather underpants-more like an accountant than someone about to carve up the Bondage Bitch du jour.

なんとなくだけど、風間賢二氏に「A GOOD MARRIAGE」の翻訳をオファーする気持ちがわかりますね。

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わたしのツイート

間違えた。「いいくに作ろう鎌倉幕府」に似た「1922」じゃなくて、「A GOOD MARRIAGE」に一票。

風間賢二氏のツイート

そう、最新映画化決定作品です。

さて、ここでまた疑問が。

「FULL DARK, NO STARS」の全訳版が出版されるのか、それとも雑誌かなにかにその中の一作「A GOOD MARRIAGE」が掲載されるのか、わたしの追求は続く。

ここだけの話、直接風間さんに尋ねれば良いじゃん、と思う人もいると思いますが、直接尋ねるのではなく、ツイートや周辺の状況証拠から、外堀を埋めながら、類推していくのが楽しいのですよね。

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2012/06/05

【訃報】リチャード・ドーソン

「Family Feud」のホストを勤めるリチャード・ドーソン
「クイズ100人に聞きました」の元ネタの米ABCの「Family Feud」のホストを勤めるリチャード・ドーソン。

2012年6月2日 映画「バトルランナー」に登場する殺人ゲームTVショー「ランニング・マン」のホスト役デイモン・キリアンを演じたリチャード・ドーソンが79歳で亡くなった。死因は食道がんによる合併症だった模様。

つつしんでご冥福をお祈りします。

「バトルランナー」と言えば一部のファンからはカルトムービー化した作品として絶大な人気を誇る作品だが、一般的にはダメ映画と言うか筋肉バカ映画と言うレッテルを貼られている作品だと思う。

しかしながら「バトルランナー」には観るべき点がいくつもある、良質の娯楽作品に仕上がっているとわたしは考えている。

特にこのリチャード・ドーソンである。

リチャード・ドーソンとアーノルド・シュワルツェネッガー/「バトルランナー」より。
リチャード・ドーソンとアーノルド・シュワルツェネッガー/「バトルランナー」より。

「バトルランナー」は、1985年までの10年間、「クイズ100人に聞きました」の元ネタである米ABCの「Family Feud」のホストを勤めた、リチャード・ドーソンをその愛すべき司会者のイメージのまま、あろうことか「バトルランナー」(1987)における悪役にキャスティングしてしまっているのである。

このキャスティングは正に天才的だったと思う。

そう、この「バトルランナー」の成功のひとつの大きな要因は、リチャード・ドーソンをデイモン・キリアン役にキャスティング出来たことによるところが大きいと思う。

しかも、大人気クイズショー「Family Feud」のホスト役として全米に愛されたリチャード・ドーソンは、この「バトルランナー」において、「Family Feud」のホスト役を彷彿とさせるアクションやセリフ、またそれ以上に「Family Feud」のお約束になっていた、一般人の女性ゲストにキスをするところまで、「バトルランナー」で再現してしまっているのだ。

これは素晴らしすぎる。

日本で言うと、関口宏が「クイズ100人に聞きました」そのままの感じで憎々しく悪役を演じているようなものなのだ。

「バトルランナー」において、10年間培ってきた、自らの愛すべきキャラクターを破壊する、凄まじいセルフ・パロディをフィルムに焼き付けたリチャード・ドーソン。

この「バトルランナー」におけるリチャード・ドーソン演じるデイモン・キリアンと言うキャラクターは映画史上に残る素晴らしい悪役の一人だと言える。

「バトルランナー」の中で永遠に生き続けて欲しいものである。

最後に「Family Feud」で笑いが止まらなくなったリチャード・ドーソンの映像を紹介する。

Richard Dawson Laugh Attack - 1985 Family Feud

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2012/06/03

「ショーシャンクの空に」20周年記念スペシャルイベントが!?

2012年6月1日にMansFieldNewsJournal.comが伝えるところによると、映画「ショーシャンクの空に」の20周年記念スペシャルイベントが企画されている模様。

Special events being planned for 'Shawshank' 20th
2012/06/01

Shawshank: Big events planned for movies 20th anniversary
2012/06/02

概要は次の通り。

映画「ショーシャンクの空に」は、オハイオ州マンスフィールドの元オハイオ州立少年院(現在は博物館)とその周辺で撮影された。

ラストシーンに登場するカシの大木は、マラバー・ファーム州立公園に隣接する個人農場内にあるが、2011年夏の嵐の影響で真っ二つに裂けてしまった。

2013年夏に実施される予定の「ショーシャンクの空に」20周年記念スペシャルイベントを企画しているビル・マレンは、地元のルネッサンス劇場で「ショーシャンクの空に」を上映イベントや、それ以外にもいくつかのイベントの企画を立てている模様。

また主催者は、モーガン・フリーマンとボブ・ガントンをゲストとして招待しようとしており、2012年4月にモーガン・フリーマン招待の寄付金集めのイベントが実施され、ボブ・ガントンについては招待のオファーのための観劇ツアーが予定されている模様。

「ショーシャンクの空に」は、現在ではマンスフィールド周辺の街の歴史の一部になっており、多くの観光客も訪れている模様。

41 現地ではアンディが乗ったバスを復元したり、様々なロケ地が今でも観光名所になっている模様。

写真は「ショーシャンクの空に」のラストシーンに登場するカシの大木の刺青を入れたミシガン州のジェイク・ウェルズとその彼女のミランダ・ビショップ。

ウェルズとビショップは「ショーシャンクの空に」の大ファンでロケ地めぐりのため何度もマンスフィールドを訪れている模様。

なお、「ショーシャンクの空に」の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」は、「ゴールデンボーイ」に収録されています。

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2012/06/02

イム・ピルソンもキング好き!?

「人類滅亡報告書」 2012年5月27日にKstyleが伝えるところによると、韓国の映画監督イム・ピルソンはスティーヴン・キングファンである模様。

「南極日誌」のイム・ピルソン監督、今回は“人類滅亡”?

SF映画不毛の地と言われる韓国でSF映画を製作するイム・ピルソン。
その苦悩が感じられる非常に興味深いインタビュー記事になっていますので、是非全文を読んでいただきたい。

インタビュー記事のうち、該当部分を引用する。

「人類滅亡報告書」……実はイム・ピルソン監督そのもの?

イム・ピルソン監督の説明通り、「人類滅亡報告書」は予算に比べて完成度の高い作品に見える。ゾンビ扮装から彗星が地球に衝突するシーンの処理も悪くなかった。

「私たちの技術力で頑張りました。もちろん、世界的なグラフィック会社と同じレベルだとは思いませんが、ハリウッド映画の100分の1、200分の1の予算でそれなりにベストを尽くしたわけです。今は、岩に卵を投げるくらいですけど、次は、岩に石を投げ、その次はドリルで穴を開けることができるでしょう。このようなチャレンジが韓国映画の裾野を広げるだろうと思います。映画を見て、“未完に終わった実験”“学生向け映画”と低い評価をする方もいますが、イ・チャンドン監督のような偉大な映画だけでなく、映画らしい映画も重要だと思います。厳しい基準で評価することは理解しますが、また違う意味があるという事実を覚えてほしいですね」

イム・ピルソン。彼は勉強よりも漫画を描くのが好きだった。彼は作家のエドガー・アラン・ポー、スティーヴン・キング、そしてスティーヴン・スピルバーグ監督の超マニアだったという。髭を伸ばし、R-18指定の映画を見たりした彼は、ストーリーが気に入れば選ばずに見た。よく言えば映画マニアで、小説マニア。悪く言えば、学校に適応できなかった者だった。

「映画から抜け道を見つけました。それが、今仲良くしているリュ・スンワン監督とも似通った部分です。幼い頃は小説をたくさん書いていましたが、スティーヴン・キングと村上春樹を混ぜたストーリーや、他に高校を舞台にするホラーも書きました」

とのこと。

「人類滅亡報告書」
監督:イム・ピルソン、キム・ジウン
出演:リュ・スンボム、コ・ジュンヒ、キム・ガンウ、キム・ミンソン、ペ・ドゥナ

なお、「人類滅亡報告書」「素敵な新世界」「ハッピーバースデー」「天上の被造物」の3編からなるオムニバス作品。

イム・ピルソンは「素敵な新世界」「ハッピーバースデー」の2本を監督している。

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2012/06/01

ロック・ボトム・リメインダーズのサヨナラ・ツアーって!?

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これは、2012年5月30日のリドリー・ピアスンのツイート。

Ridley Pearson @RidleyPearson
5月30日のツイート

Rock Bottom Remainders tickets for the the farewell tour, June 22, are now on sale through Ticketmaster. Who's coming?

6月22日に開催される、ロック・ボトム・リメインダーズの「サヨナラ・ツアー(The Farewell Tour)」のチケットはチケットマスターを通じて発売中。ゲストは誰が来るのかな?

チケットが販売されているチケットマスターのサイトによると「サヨナラ・ツアー」と言う表記はありませんね。

ロック・ボトム・リメインダーズ Rock Bottom Remainders with special guest Roger McGuinn and More!
日時:2012年6月22日 20:00
会場:El Rey Theatre (ロサンゼルス/カリフォルニア州)
チケット:$40〜$200

まと、ロック・ボトム・リメインダーズのオフィシャル・サイトによると、今回のツアーは、20周年記念ギグ「The Past Our Bedtime Tour」と銘打ったツアーらしい。

6月22日には前述の通りロサンゼルスで、6月23日にはアナハイムでギグが行われる。

因みに、200ドルのチケットでギグに先駆けて開催される「VIP Meet & Greet followed by concert」とか言うロック・ボトム・リメインダーズの20周年記念イベントにも参加できる模様。

「ロック・ボトム・リメインダーズ」オフィシャルサイト/スクリーンショット
今回の出演は、スティーヴン・キング(作家)、エイミ・タン(作家)、マット・グレイニング(アニメーション作家)、ミッチ・アルボム(作家)、デイヴ・バリー(作家)、スコット・トゥロー(作家)、ジェイムズ・マクブライド(作家)、グレッグ・アイルズ(作家)、リドリー・ピアスン(作家)、ロイ・ブラウント・ジュニア(作家)、キャシ・カーメン・ゴールドマーク(作家)、サム・バリー(作家)。

そしてスペシャル・ゲストはバーズのロジャー・マッギン!

チケットマスターの情報によるとパンクバンドのセブンセカンズも出演する模様。

なんとかして見たいものですね。

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