「アルカード城の殺人」にキングの序文が!?
2012年6月30日に扶桑社ミステリー文庫から出版されたドナルド&アビー・ウェストレイクの「アルカード城の殺人」にはスティーヴン・キングの序文がついている模様。
「アルカード城の殺人」
著者:ドナルド・ウェストレイク、アビー・ウェストレイク
翻訳:矢口誠
出版社:扶桑社(扶桑社ミステリー文庫)
概要:時は一八九×年、トランシルヴァニアの森に建つアルカード伯爵の古城。
蔵書整理のため到着したばかりの司書が殺害される。容疑者は、夜にしか活動しない伯爵とその娘、うろんな博士と言動のおかしい助手、いわくありげな女占い師など怪しげな人物ばかり。
はたして真犯人は誰なのか? 容疑者たちの証言から真相を推理する探偵役は読者であるあなた。
キングやストラウブも出演したミステリーイベントを、主催者であるウェストレイク本人が小説化した犯人当てゲームの逸品! (序文 S・キング)
本書「アルカード城の殺人」は1987年に発表されたドナルド・ウェストレイクとアビー・ウェストレイク共著の「Transylvania Station」の翻訳で、なんと全199ページの作品。
原書にも、今回翻訳された「アルカード城の殺人」と同様にスティーヴン・キングの序文が掲載されている。
なんとなくですが、メアリー・シェリーやバイロン、ジョン・ポリドリの「ディオダディ荘の怪奇談義」の事を思い出しますね。
翻訳はわずか199ページの作品なので、あっと言う間に読めちゃますね。
関心がある方は是非。
| 固定リンク | 0
コメント