キングに映画芸術科学アカデミーからのオファーが!?
2012年6月29日にDeadline Hollywoodが伝えるところによると、米・映画芸術科学アカデミーは、スティーヴン・キングら176名の映画人を新たな会員候補者のリストに追加し、それぞれの会員候補者に新会員としてオファー(招待)した模様。
OSCARS: 176 Invited To Join Academy
該当部分を一部引用する。
Also of note: Mathew McConaughey finally became a member (he’s not been a nominee yet, though); and in the writers branch, author Stephen King made the list even though his most recent actual screenwriting credits go back more than two decades for the likes of Pet Sematary and Creepshow – the two credits the Academy lists for him on its press release. Obviously his novels and short stories account for a lot of movies getting made.
なお、映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences / AMPAS)は、映画産業における芸術と科学の発展を図るため、アメリカ合衆国などの映画業界人たちによって結成されている団体であり、ロサンゼルスとビバリーヒルズに本拠を置き、アカデミー賞の選考・授与、映画文化・映画教育・映画技術の研究に対する助成などを行っている。
また、同映画芸術科学アカデミーの会員は、映画業界のプロフェッショナル6,000人以上からなっている。そのメンバーの大多数はアメリカに拠点を置いているが、会員にふさわしい業績をあげた映画人なら国籍・居住地に関係なく会員となれる。とのこと。(Wikipediaよりほぼ引用)
スティーヴン・キングの映画界に対する功績は、監督、出演、脚本、原作、原案と多岐にわたるが、今回の映画芸術科学アカデミーの新会員候補者リストへの追加は、キングの脚本家としての功績によるもの。
因みに、原作や原案は一般的に映画制作のスタッフとしては評価されないため、キングの80作以上に及ぶ映像作品の原作や原案の功績は、映画芸術科学アカデミーからは評価されない模様。
なお、キングの映画の脚本家としての功績は、「クリープショー」(1982)、「死霊の牙」(1985)、「キャッツ・アイ」(1985)、「地獄のデビル・トラック」(1986)、「ペット・セメタリー」(1989)の5作品程度。
これらの作品のうち、「ペット・セメタリー」と「クリープショー」 の功績により、キングは映画芸術科学アカデミーからオファーされた模様。
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