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2012/11/25

「東西ミステリーベスト100」にキング作品が!?

「東西ミステリーベスト100」 2012年11月21日に文藝春秋社から刊行された、週刊文春臨時増刊「東西ミステリーベスト100」海外編にスティーヴン・キングの「ミザリー」がランクインした模様。

「東西ミステリーベスト100」

「東西ミステリーベスト100」とは、本誌のまえがきによると、

「東西ミステリーベスト100」編集部は、日本推理作家協会、SRの会、各大学ミステリークラブ、各地の読書会、国内外のミステリー通など、総計795人に、現存するすべてのミステリー作品からベストテンを選出するアンケートを発送し、387人から回答を得ました。

本誌はその順位にしたがって「あらすじ」と「うんちく」を書き下ろしたものであり、ミステリーガイドとしては本邦唯一最高のものと自負しております。

とのこと。

そんな「東西ミステリーベスト100」海外編の第61位にスティーヴン・キングの「ミザリー」が選出された訳。

ところで、「東西ミステリーベスト100」は1986年に文春文庫より刊行されたミステリーガイドで、本誌はさの2012年の改訂版、と言う位置付け。

表紙にもある《死ぬまで使えるブックガイド。》の看板に偽りなし、読みではあるし、紹介されている全202冊を全部読んでみようかな、と言う気持ちにもなる。

タイトルや著者名だけではなく、きちんと「あらすじ」が紹介されているのにも好感を覚える。本邦唯一最高のミステリーガイドと銘打つ理由も頷ける。

ざっと数えたところだが、わたしは全202冊のうち、大体半分くらいは読んでいるようである。
読んでいるようである、と言うのは、実際に読んだ作品か、読んでいない作品かが判然としない作品も多く、読んだ作品だとしても内容をすっかり忘れてしまっているような作品も多い。

数年かけて全202冊の読み直しをしてみようかな、と言う気持ちにもなってしまう。

ところで、興味深いのは、1986年版は海外編に力点が置かれているが、2012年版は国内編に力点が置かれている点。

ここ25年間における国内ミステリー小説と海外ミステリー小説の力関係の異動が顕著に現れているのではないだろうか。

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