« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014年4月の5件の投稿

2014/04/27

「アメイジング・スパイダーマン2」もキングの影響を!?

オズコープ社
さて、今日も全ての事象はスティーヴン・キングの影響を受けている、と言うキングファンの妄想的エントリー。

本日、俎上に乗せるのは2014年4月25日に日本国内で公開が始まった映画「アメイジング・スパイダーマン2」 

そんな訳で、2014年4月26日「アメイジング・スパイダーマン2」をシネマサンシャイン平和島で観た。4DX 3D版。

さて、「アメイジング・スパイダーマン2」のどの辺りがキングの影響を受けているか、と言うと、冒頭の画像で紹介したオズコープ社の社長室の床のデザインがスティーヴン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」に登場するオーバールック・ホテルのカーペットのデザインとほぼ同様なのだ。

ピーターとハリー。「アメイジング・スパイダーマン2」より 本作「アメイジング・スパイダーマン2」は映画に関する言及が多く、例えばピーター・パーカーの部屋には「欲望」(1967)や「地球に落ちて来た男」(1976)のポスターが貼られている。

「欲望」と言う映画は、カメラマンが主人公で、そのカメラマンが街中で撮影した写真の謎をめぐる物語である。原題は「Blowup」、写真の「引き伸し」を意味する。

これは本作「アメイジング・スパイダーマン2」においては、ピーターが撮影したスパイダーマンの写真のクレジット表記を見たハリーが、ピーターを通じてスパイダーマンを探すことを暗喩している。ピーターはそのためにのっぴきならない状況に追い込まれる。

また「地球に落ちて来た男」は、地球に落ちて来た宇宙人をデヴィッド・ボウイが演じた作品である。彼は地球では登録されていない技術特許を地球にもたらし財を築くが、その結果・・・・、と言う物語である。

ここでは特別な能力を持つ男の苦悩と家族への思いを暗喩している。またピーターの両親についての暗喩とも考えられる。もちろんカメラもある種の意味を持っている。

そう考えた場合、オズコープ社の床が「シャイニング」の舞台となるオーバールック・ホテルのカーペットと同じデザインになっている、と言うことは、ジャック・トランスがそうであったように、ハリー・オズボーンは、オズコープ社という場によって、常規を逸して行くことを暗喩している。

因みに本作「アメイジング・スパイダーマン2」は、北米では5月2日の公開を予定している。日本国内で本作をいち早く観るチャンスである。

また、わたしが観たシネマサンシャイン平和島では、関東初の4DX上映が行われているし、もちろんIMAXシアターでは、IMAX 3D版の上映も行われている。

可能な限り大画面で観ていただきたい作品である。

| | | コメント (1) | トラックバック (0)

2014/04/20

第五回翻訳ミステリー大賞は「11/22/63」に!

第五回翻訳ミステリー大賞授賞式
2014年4月19日 東京本郷の鳳明館・森川別館で開催された第五回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンションで、第五回翻訳ミステリー大賞が発表された。

第五回翻訳ミステリー大賞受賞作はなんと、スティーヴン・キングの「11/22/63」

決定! 第五回翻訳ミステリー大賞

この翻訳ミステリー大賞とは、翻訳ミステリー大賞シンジケートが主催する賞で、フィクションの訳書が少なくとも一冊以上ある、またはそれに準ずる翻訳家の投票による文学賞。

第五回翻訳ミステリー大賞の投票者は47名。
そのうち、13票が「11/22/63」に投票されている。

なお投票結果は次の通り。

『11/22/63』13票
『ゴーン・ガール』10票
『シスターズ・ブラザーズ』7票
『緑衣の女』7票
『冬のフロスト』5票
『遮断地区』4票
『コリーニ事件』1票

この極東の文学賞である翻訳ミステリー大賞のトロフィーが、文藝春秋社を通じてスティーヴン・キングに届くと思うと、いろいろと感慨深いものがある。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/04/08

『映画版「シャイニング」あらすじ』がキュート

か@BoyWithTheThornさんのツイートによる、スタンリー・キューブリックの映画
「シャイニング」のあらすじがキュート。

映画版シャイニングあらすじ

映画版「シャイニング」あらすじ

これ、おそらくは、Frozen! the first partを元ネタにして作成した物だと思いますが、非常に興味深いです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/04/07

「アンダー・ザ・ドーム」シーズン2プレビュー

「アンダー・ザ・ドーム」より
2014年6月30日から米CBSで放送が開始される「アンダー・ザ・ドーム」シーズン2のプレビュー映像が公開されていた。

Under the Dome - Season 2 Preview

と言ってもこの映像、シーズン1の映像に一部インタビュー映像を加えたものなんですけど。

「アンダー・ザ・ドーム」シーズン1は、とんでもないクリフハンガーで終わっているので、余計に期待が高まりますね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/04/06

「銀河鉄道999」、謎のドーム突破なるか?

「銀河鉄道999」チェスターズミルに派遣
2014年4月1日のクランクイン!によると、銀河鉄道株式会社の「銀河鉄道999」がチェスターズミルに派遣された模様。

銀河鉄道999、謎のドーム突破なるか? 松本零士氏、宇宙規模による人命救助を語る

突如町にドームが出現し、1976人が完全に孤立したアメリカ・チェスターズミルに、銀河鉄道株式会社が誇る『銀河鉄道999』が、人命救助のため派遣されたことがわかった。

アメリカ・チェスターズミルに起こった現象とは、謎の透明な巨大ドームが町全体を覆い、全てがドームの中に閉じ込められてしまったというもの。このままでは医薬品や食料など必需品が不足するのは間違いなく、政府は対応を求められていたが、試みた救援作戦は、ことごとく失敗に終わっていた。

今回、その政府の失敗を打破すべく『銀河鉄道999」がチェスターズミルの救援の乗り出した。『銀河鉄道999』の生みの親である松本零士氏は「銀河鉄道の輸送力は他に比するものがなく、独自の警察力も持っていますから、状況が不安定な場所にも駆け付けられます。今後は銀河鉄道が人々を救う姿が見られるといいですね」とコメントを寄せており、銀河鉄道という宇宙規模の組織による人命救助の可能性を語る。

謎のドームに覆われた町チェスターズミルは、『キャリー』『シャイニング』『ショーシャンクの空に』など、いくつもの傑作を発表してきたスティーヴン・キング小説『アンダー・ザ・ドーム』に登場する。しかもその『アンダー・ザ・ドーム』は、まもなくTSUTAYA先行でレンタル開始となる海外ドラマと同じ名前だ。…ここまでくればわかるだろう。本日4月1日はなんの日か…そう、エイプリルフールだ。

原作者・松本零士氏まで巻き込み、『銀河鉄道999』とエイプリルフールだけの特別コラボレーションを果たした『アンダー・ザ・ドーム』は、4月16日よりTSUTAYA先行でレンタル開始。またアマゾンにて『アンダー・ザ・ドーム』DVD‐BOXが先行発売。価格は9300円(税抜)。アマゾン限定スペシャルDVD‐BOX1万2000円(税抜)。

だってさ。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »