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2015年1月の4件の投稿

2015/01/31

「ペット・セマタリー」のような事象が!?

2015年1月29日にCNN.co.jpが伝えたニュースが興味深い。

死んだはずの猫、埋葬の5日後に「復活」 

フロリダ (CNN) 米フロリダ州タンパで車にはねられ死んだと思われた猫が、埋葬された5日後に近所の家の庭に姿を現す出来事があった。地元の動物愛護団体によると、27日に手術を受けて回復に向かっており、インターネットでは「ゾンビ猫」のニックネームで話題を振りまいている。

同州タンパベイの動物愛護団体ヒューメーン・ソサエティによると、オス猫の「バート」は先週、路上で血を流して横に倒れているのを飼い主のエリス・ハトソンさんが見つけた。呼んでも反応がなく、体は冷たくなっていて、顔にひどい傷を負っていたことから、ハトソンさんは死んでいると思い込み、近所の人の手を借りて自宅の庭に埋葬した。

ところがその5日後に、近所の家の庭を歩いているバートをその家の住人が見つけ、ハトソンさんに届けた。バートは自力で墓からはい出て来たとみられる。

ハトソンさんがヒューメーン・ソサエティに連れて来たバートは片目がつぶれて歩くことも難しく、脱水状態だった。それでも奇跡的に内臓に損傷はなく、27日に片方の眼球を摘出してあごをワイヤで固定する手術を受け、快方に向かっている。

これだけの重傷を負ってもバートは非常に人懐こく、人が来るとゴロゴロ喉を鳴らして甘えている。早ければ来週にも飼い主の元に戻れる見通しだという。

以前から死んだはずのペットの犬や猫がひょっこり飼い主のところに帰ってきた、と言う話はよくあるが、それらの話の多くは生前のペットに似ているだけで全くの別の犬や猫である可能性が高いと考えられる。

しかし今回の事象はどうやら本当に埋葬された墓から自力で這い出して来た事象のようだ。

スティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」を踏まえてタンパで興味深いのは、第二次セミノール戦争。

興味深いところをWikipediaから引用する。

第二次セミノール戦争が1835年暮れのデイド虐殺で始まった。この時、セミノール族がブルック砦(タンパ)からキング砦(オカラ)の補強のために行軍していたアメリカ陸軍部隊を待ち伏せした。セミノール族はアメリカ陸軍108名のうち一人を除いて殺すか瀕死の重傷を負わせた。900名から1,500名のセミノール族インディアン戦士が7年の間、アメリカ陸軍に対して沼沢地を舞台にゲリラ戦術を効果的に使った。カリスマ的若き戦闘指導者オセオーラが、1837年の休戦交渉に応じて逮捕され、1年も経たないうちに監獄内で死んだ後、この戦争とセミノール族を象徴するようになった。戦争は1842年まで引き摺った。アメリカ合衆国政府はこの戦争でアメリカ史上初の焦土作戦を採り、2千万ドルから4千万ドルを使ったと推計していて、当時としては天文学的数字である。セミノール族のほとんど全ての者がミシシッピ川の西にあるクリーク族の土地に強制的に追放された。約300名の者がエバーグレーズに留まることを許された。

キーワードとして驚くのはキング砦。

後にインディアンのベトナム戦争と呼ばれるセミノール戦争で、ミクマク族の埋葬地のような埋葬地が出来たのかどうかはわからないが、今回のケースは「ペット・セマタリー」で描かれた事象と酷似しているような印象を受ける。

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2015/01/26

「死のロングウォーク」的なランニング大会が5月に世界同時開催

Wings for Life World Run 2015年5月3日 全世界同日同時刻に33カ国で一斉にスタートするランニング大会 Wings for Life World Runが、どう考えてもスティーヴン・キングの「死のロングウォーク」にそっくりな件。

と言うか、「死のロングウォーク」の影響を受けている件(当サイト推測)。

Wings for Life World Run

このWings for Life World Runの概要は次の通り。

・世界の6大陸、33カ国、35会場で約5万人のランナーが、5月3日に同時にスタートする。

・スタートから30分後にキャッチャーカーが時速15kmでランナーを追跡と始める。

・キャッチャーカーは徐々にスピードを上げ、最終的には時速35kmになる。

・キャッチャーカーに追い付かれたランナーは強制的にリタイヤさせられる。

・最後の一人(男女それぞれ一名)になったランナーがその会場の優勝者となる。

・走った先にゴールがあるのではなく、ゴールが追いかけてくるレース。

・全世界35会場で一番最後まで走っていたランナーがワールド・チャンピオンになる。

Longwalk どうです。

どう考えても「死のロングウォーク」みたいでしょ。

Wings for Life World Runは警告なしでアウトなので、「死のロングウォーク」より厳しいかも。

関心がある方は是非。

因みに日本会場は滋賀県高島市。

琵琶湖のほとりがWings for Life World Runのコースになっています。

因みに昨年のワールド・チャンピオンは、男性はオーストリアのレースで78.58km走ったLemawork Ketemaさん(エチオピア)、と女性はノルウェーのレースで54.79km走ったElise Molvicさん(ノルウェー)。

レイ・ギャラティだったらどこまで行けるかな。

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2015/01/19

「ロンドン版 ショーシャンクの空に」

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2014年1月18日 森ノ宮ピロティホールで「ロンドン版 ショーシャンクの空に」を観た。
当初の予定では、シアタークリエの東京公演を観るつもりだったのだが、諸般の事情で、森ノ宮ピロティホールの大阪公演で観る事になった。

「ロンドン版 ショーシャンクの空に」
演出:白井晃
脚本:オーウェン・オニール、デイヴ・ジョーンズ
原作:スティーヴン・キング 「刑務所のリタ・ヘイワース」(「ゴールデンボーイ」に収録)
出演:佐々木蔵之介(アンディ・デュフレーン)、國村隼(レッド)、三浦涼介(トミー・ウィリアムズ)、谷田歩(ボグス・ダイアモンド)、小林勝也(ブルックシー・ハトレン)、板尾創路(グレゴリー・スタマス)、粟野史浩(ハドリー)

02
舞台版「ショーシャンクの空に」と言えば、2013年11月に公演された、演出:河原雅彦、脚本:喜安浩平、出演:成河(アンディ)、益岡徹(レッド)版があるが、今回の「ロンドン版 ショーシャンクの空に」の舞台の構成は、第1幕:60分、第2幕:85分と言う比較的短い印象を受けた。

また、演出は機微や舞台の魔法を楽しむより、力強いストーリーを楽しむ演出になっていたような気がする。

アンディ役の佐々木蔵之介は映画のティム・ロビンスのイメージを踏襲しているのか、寡黙で何を考えているのかわからない誤解されやすいキャラクターを好演していた。

一方レッド役の國村隼は物語の語り部役でもあることもあり、全編通して饒舌に語りに語りまくっていた。

舞台てして考えた場合観客に語る部分の演出は難しいのだな、と言う印象を受けた。
これは、観客に語りかける演出が説明に過ぎると、舞台としてのリアリティを削ぐ印象を観客が受けてしまうため。

ところで、今回の「ロンドン版 ショーシャンクの空に」は佐々木蔵之介と國村隼のW主演と言うことらしいのだが、主役は完全にレッドであり、絶望していたレッドが希望を取り戻すまで見事に描いていた。

余談だが、W主演とか言うものには反感しか感じない。

また、スティーヴン・キングのファンだと公言する板尾創路はグレゴリー・スタマス刑務所長役を好演。囚人から憎まれ、看守たちからも疎まれている憎々しいキャラクターを創出していた。

余談だがカーテンコールでは板尾創路はひときわ大きな拍手を受けていた。

演出には残念ながら大きな驚きはなく順当なものだったが、クライマックス部分の蝶の演出は大変素晴らしかった。

大阪公演の後は福岡公演を残すのみだが、関心があるかたは是非。

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2015/01/01

EXILEもキングファンなのか!?

「第65回NHK紅白歌合戦」より
2014年12月31日に放送された「第65回NHK紅白歌合戦」に出演した、EXILEのメンバーの衣装の背中に大きく《19》と刺繍されていた。

「19 Road to AMAGING WORLD」

また、2015年3月にリリースされるニュー・アルバムのタイトルはなんと「19 Road to AMAGING WORLD」

19 ロード・トゥ・アメイジング・ワールドだよ。

これはどう考えてもEXILEがスティーヴン・キングファンであり、ローランドと共にダーク・タワーの探索に旅立つことの表明ではなかろうか。

いや、そうに違いない。

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