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2015/02/01

「-小尾 芙佐が語る- 翻訳の魅力」3月14日開催

2015年3月14日 朝日カルチャーセンター湘南教室で、翻訳家の小尾芙佐による公開講座「-小尾 芙佐が語る- 翻訳の魅力 ―翻訳家になるまで、そして「アルジャーノンに花束を」との出会い―」が開講される。

-小尾 芙佐が語る- 翻訳の魅力 ―翻訳家になるまで、そして「アルジャーノンに花束を」との出会い―

◆講師◆
翻訳家 小尾芙佐

◆講座内容◆
翻訳家として、ミステリ・SFをはじめとして近年は古典の翻訳にも取り組んで55年。

読書好きの少女時代~出版社勤務を経て翻訳家になるまで、そして夫や姑の理解のもと当時は珍しかった「働く母」となったこと、さらに名作『アルジャーノンに花束を』との出会いとその翻訳という仕事の裏話についてお話しします。

『アルジャーノンに花束を』を読んだ方にも読んでいない方にも、翻訳の裏側を楽しんでいただければと思います。(講師記)

◆日程◆
2015年3月14日(土) 13:00〜15:00

◆会場◆
朝日カルチャーセンター湘南教室
神奈川県藤沢市藤沢438-1 ルミネ藤沢店

◆受講料◆
会員 3,024円(税込)
一般 3,672円(税込)

◆講師紹介◆
1932年生まれ。津田塾大学英文科卒。
翻訳家。

訳書に『闇の左手』(ル・グィン)、『われはロボット』(アシモフ)、『アルジャーノンに花束を』 『五番目のサリー』(キイス)、『IT』(キング)、『消えた少年たち』(カード)、『竜の挑戦』(マキャフリイ)、『くらやみの速さはどれくらい』 (ムーン)、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(ハッドン) 、 『ジェイン・エア』(C・ブロンテ)、『高慢と偏見』(オースティン)ほか多数。

スティーヴン・キングファンとしては、小尾芙佐と言えばもちろん「IT」な訳だけど、講師紹介の訳書の紹介がステレオタイプな観点で恐縮だが、カルチャーセンターに通う一般の受講者にとっては取っ付きにくい作品が多い印象を受ける。

古典的な作品はともかく、翻訳家小尾芙佐は尖った作品を数多く担当されていらしたんだなあ、と言う印象を受ける。

関心がある方は是非。

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コメント

こんばんは。
小尾芙佐さんの「アルジャーノンに花束を」は何回も読みました。
原作がどんな風な文章だったのかはわかりませんが、漢字や平仮名片仮名などなどの使い分けによって素晴らしい訳だと思います。
「IT」だとリッチィのモノマネの口調の表現が本当に楽しかった!「11/22/63」にも彼が出てきたけれど、微妙にキャラが違う気がします…ベゥがリッチィに向かって「ビービーリッチィ!」とよく言ってましたが、「11/22/63」では「ピィ」と言っていた気が…「11/22/63」を(キング作品普及の為に)人に貸しているのですぐに確認が取れませんが。まぁ、ジェイクが当時のデリーに行った事による変化というやつなんでしょうかねえ。

投稿: 亀山瑠衣 | 2015/02/01 22:26

余談ですが、「ビービーリッチィ!」についての訳語が違う話を白石さんに尋ねたことがあります。

酔っぱらっていたので回答は忘れました。

すいません。

投稿: tkr | 2015/02/07 20:16

こんばんは。お返事ありがとうございます。
tkrさんも気がついていらっしゃったのですね。
白石さんの回答が気になります。原文はどうなんでしょう。
白石さんの訳が大好きです。「アンダー・ザ・ドーム」の発がんスティックという言いまわしが気に入って、心の中で煙草のことをそう読んでいます。

投稿: 亀山瑠衣 | 2015/02/08 18:34

原文は、beep beep richie. ですね。

投稿: tkr | 2015/02/09 20:06

原文、ありがとうございます。

う〜ん。余計に白石さんの「ピィ」の訳が気になります!
思い出したら、是非お願いします。

投稿: 亀山瑠衣 | 2015/02/10 23:14

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