ダニー、わたしたち「白と金」に見える、それとも「青と黒」に見える?
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ジョー・ヒル原作の映画「ホーンズ 容疑者と告白の角」の日本版ポスターと予告編が公開された。
「ホーンズ 容疑者と告白の角」
監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:キース・ブーニン
原作:ジョー・ヒル 「ホーンズ 角」(小学館文庫刊)
出演:ダニエル・ラドクリフ(イグ・ペリッシュ)、ジュノー・テンプル(メリン・ウィリアムス)、マックス・ミンゲラ(リー・テルノー)、ジョー・アンダーソン(テリー・ペリッシュ)、ケリ・ガーナー(グレンナ・シェイパード)、ジェームズ・レマー(デレク・ペリッシュ)、キャスリーン・クインライン(リディア・ペリッシュ)、ヘザー・グラハム(ベロニカ)、デビッド・モース(デイル・ウィリアムス)
予告編を観る限りだけど、原作に忠実っぽい。
もちろん蛇も出る。
個人的にはヘザー・グラハムに超期待。
ぼくは座して待つ。
「ホーンズ 角」
著者:ジョー・ヒル
訳者:白石朗
出版社:小学館(小学館文庫)
余談だけどポスターのアートワークは「スウィニー・トッド」みたいだよね。
さらに余談だけど、Amazonでアクリルフォトスタンドとか光沢プリントとかたくさん売ってるけど・・・・
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2015年2月17日にシネマトゥデイが伝えるところによると、テレビミニシリーズ「11/22/63」にジェームズ・フランコが出演する模様。
と言うか、なんとジェームズ・フランコが主演ですと。
ジェームズ・フランコ、J・J・エイブラムス×スティーヴン・キングのHulu新ドラマで主演!
J・J・エイブラムスとスティーヴン・キングによるHuluの新しいテレビミニシリーズにジェームズ・フランコが主演することが決まった。The Hollywood Reporterなどが報じている。
同ドラマはキングのベストセラー小説「11/22/63」を基にしたもので、ケネディ大統領の暗殺を止めるために英語教師ジェイク・エッピングがタイムトラベルをするというストーリー。ジェームズが演じる高校の教師ジェイクは、過去で恋に落ちたり、オズワルドに阻まれたり、変わろうとしない過去というさまざまな障害に直面するという。
ミニシリーズ「11/22/63」は9エピソードから成る予定で、久々のテレビ出演となるジェームズはプロデューサーにも名を連ねている。配信開始日はまだ発表されていない。(澤田理沙)
なお、ニュースソースはここ。
James Franco to Star in Hulu's J.J. Abrams-Stephen King Kennedy Assassination Drama
こいつは楽しみ。
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2015年2月15日に更新された翻訳ミステリー大賞シンジケートのブログエントリーによると、「グリーン・マイル」の読書会が2015年3月14日(土)に千葉県千葉市にて開催されることが決定した模様。
日 時:3月14日(土)15:50~17:50(二次会別途予定)
場 所:JR千葉駅より徒歩10分程度
課題書:『グリーン・マイル』(上・下)
定 員:20名
参加費:一般 1000円 学生 500円(会場・資料印刷代等実費)
ゲストとして翻訳家の白石朗氏も本読書会に参加の予定。
関心がある方は是非。
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先日新宿の地下街を歩いていたらこんなポスターに出くわした。
驚いたことに、このCOACHのポスターに登場しているモデルは、スタンリー・キューブリック監督作品の「シャイニング」(1980)でダニー・トランスが着用していたセーターを着用しているのだ。
因みに「シャイニング」でダニーが着ていたセーターはこちら。
おいおい権利はどうなっているんだよ。
このままじゃ、ワーナー VS. COACH になっちゃうよ。
そもそもダニーのセーターは既製品なの、それともオリジナルなの。まさか、ダニーはCOACHのセーターを着ていたの。
いろいろな疑問がわいてくる。
自宅に戻り、 COACH APOLLO で検索して驚愕する。
なんと、COACHはダニーのセーターを商品化していたのだ。
しかも、セレブリティに大人気らしい。
ちよっと検索すると、ジェイミー・キングやレナ・ダナムの画像がヒットする。
¥141,480 SALE ¥70,740
商品詳細 ウール100%
カラー:ブラック/マルチカラー
因みにこのセーター、COACHの2014-2015の秋冬コレクションの1点だった模様。
デザインはスチュアート・ヴィヴァース。
スチュアート・ヴィヴァースはCOACHのエグゼクティブ・クリエイティブ・デザイナー。
もう1点、スカーフもあった。
因みにこのセーター、最近流行のいわゆるアグリーセーター(ugly sweater)に分類されるものだと思う。
COACHがアグリーセーターをコレクションとして発表した訳。
カラーバリエーションはブラック以外にも。
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@Schunagさんと@R_SRISさんのツイートによると、どうやら「シャイニング」の続篇である「ドクター・スリープ(仮)」の刊行準備が着々と進んでいる模様。
なお、写真上部のハードカバーはスクリブナー社版の「Doctor Sleep」。
写真下段のハードカバー(箱/トレイケース)はセメタリー・ダンス社の箱入りサイン入り750部限定の「Doctor Sleep」。翻訳家の白石朗さんの私物。
白石朗さんはその画像を公開している。
画像1 トレイケース
画像2 トレイケースを開けたところ
画像3 スティーヴン・キング、ヴィンセント・チョン、エリン・S・ウェルズ
なお、ヴィンセント・チョンは表紙の、エリン・S・ウェルズは挿絵のイラストレーター。
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映画「ベイマックス」の同時上映作品「愛犬とごちそう」が興味深い。
と言うのも、本作に登場する犬の名前はウィンストン。
ウィンストンと言えば、どう考えてもウィンストン・チャーチルから名前がとられていると考えられるし、キャラクターの顔もチャーチルに似せられている。
そしてもう一匹、ウィンストン・チャーチルから名前がとられた猫がいる。
そうスティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」に登場する猫チャーチである。
これは「愛犬とごちそう」がキングの影響を受けていると言わざるを得ない。
因みに「愛犬とごちそう」は、人間の、しかも脂質や塩分が高い食べ物をペットのウィンストンに食べさせ続ける点で動物虐待ではないか、と批判を受けているが、物語としてはペットの飼い主に対する愛情を描くハートフルな作品に仕上がっている。
「ベイマックス」と同時上映なので関心がある方は是非。
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公募した質問や相談に村上春樹が返事を書くサイト「村上さんのところ」で、村上春樹が久しぶりにスティーヴン・キングについて語った。
先ずはひとつめ。
はじめまして、こんばんは。私はスティーヴン・キングの小説が大好きです。特にお気に入りは、『骨の袋』と『ローズ・マダー』です。村上さんも彼の作品がお好きだと以前どこかで読みました。どうか翻訳していただけませんか? 村上さんの翻訳でスティーヴン・キングを読むのが夢です。 もちろん、村上さんの小説も大好きですよ! これからもご活躍を期待いたします。 (しじみねこ、女性、42歳、非常勤公務員)
僕は初期のキングはわりに熱心に読んでましたが、途中からほとんど読まなくなりました。どうしてかな? ちょっとわかりません。キングさんはボストン・ レッドソックスの熱心なファンで、よく球場に見えていました。フェンウェイ球場の有名人です。メイン州にお住まいなんですが、メインもやはり「レッドソックス・ネイション」なので。それからボストンには「スティーブン・キング」という家具屋みたいなのがあって(絨毯屋だっけな)、その搬送トラックをよく見 かけます。バンの脇に大きく「STEPHEN KING」と書いてあって、それを見るたびに何かしら不吉なことが起こりそうな気がしたものです。どうでもいいことですが。
村上春樹拝
村上春樹がキングファンだと言うのは既に皆さんご承知だと思いますが、いかんせんその情報は古いものが多く、村上春樹が最近のキング作品を読んでいるのかどうかは、キングファンの中では永年の疑問となっていた。
これに対するひとつの回答として、今回の質問は非常に興味深いものである。
また、キングも村上春樹も特定のチームを応援する野球ファンであり、そこに質問の回答を絡めるあたりもキングファンとしては喜ばしい限りである。
私は北海道の小さな港街出身です。私はこの街が大嫌いで、お金になることは何でもして19歳で上京しました。冬には流氷がきて、ギューギューという地の底から響くような、氷が擦れる音で目覚めます。空は毎日灰色で、ほたて加工場から生臭い匂いがします。人口に見合わない巨大パチンコ店が3つもあり、駐車場は常に埋まってます。港付近にはトラブルがあったのか、ロシア人立ち入り禁止のスナックが立ち並びます。 私がこの街を嫌いな理由は、この街ではとにかく病んだ人が多いのです。例えば同じクラスの子のうち、1人は真冬の海に車ごと突っ込み、1人は家に火をつけました。2人は自殺し、1人は精神病院に入ったままです。失踪や新興宗教もとても多いです。 私自身はこの街にいると歪むと思い、早いうちに脱出しましたが、東京の人にその話をするとたいてい笑われます。現代にそんな闇のある土地があるか、思いすごしだ、と。 では何故私はこんなに生まれ故郷に気味悪さを感じ、逃げたくなるのでしょうか。自殺者や頭がおかしくなった人が多いのは何故でしょうか。 村上さん、土地が人を歪ませることはあると思いますか。だとしたら何が原因なのでしょうか。 (たまこ、女性、34歳、ペットシッター)
そうですか。そういう場所が実際にあるんですね。なんだかスティーブン・キングの小説の舞台になりそうです。決心してそこを出ることができてよかったですね。そういう場所があるかもしれないということは、僕にも想像できます。決して笑ったりしません。むしろ肌寒くなります。
僕も故郷に久しぶりに帰ると、いろんな亡霊に巡り会います。そこには僕自身の亡霊も含まれています。良いところなんですが、もうここに戻ることはできないなと思います。
村上春樹拝
この質問と回答も興味深い。
と言うのも、キングの作品には生まれた街を出て行くこと、出て行かずに残ることが描かれることが多いから。
その背景を知った上で、「なんだかスティーブン・キングの小説の舞台になりそうです」と言う回答が嬉しいです。
因みにこの「村上さんのところ」、2015年3月まで公開されているようなので、関心がある方は是非。
あらゆる回答が非常に興味深いですよ。
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2015年3月14日 朝日カルチャーセンター湘南教室で、翻訳家の小尾芙佐による公開講座「-小尾 芙佐が語る- 翻訳の魅力 ―翻訳家になるまで、そして「アルジャーノンに花束を」との出会い―」が開講される。
-小尾 芙佐が語る- 翻訳の魅力 ―翻訳家になるまで、そして「アルジャーノンに花束を」との出会い―
◆講師◆
翻訳家 小尾芙佐◆講座内容◆
翻訳家として、ミステリ・SFをはじめとして近年は古典の翻訳にも取り組んで55年。読書好きの少女時代~出版社勤務を経て翻訳家になるまで、そして夫や姑の理解のもと当時は珍しかった「働く母」となったこと、さらに名作『アルジャーノンに花束を』との出会いとその翻訳という仕事の裏話についてお話しします。
『アルジャーノンに花束を』を読んだ方にも読んでいない方にも、翻訳の裏側を楽しんでいただければと思います。(講師記)
◆日程◆
2015年3月14日(土) 13:00〜15:00◆会場◆
朝日カルチャーセンター湘南教室
神奈川県藤沢市藤沢438-1 ルミネ藤沢店◆受講料◆
会員 3,024円(税込)
一般 3,672円(税込)◆講師紹介◆
1932年生まれ。津田塾大学英文科卒。
翻訳家。訳書に『闇の左手』(ル・グィン)、『われはロボット』(アシモフ)、『アルジャーノンに花束を』 『五番目のサリー』(キイス)、『IT』(キング)、『消えた少年たち』(カード)、『竜の挑戦』(マキャフリイ)、『くらやみの速さはどれくらい』 (ムーン)、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(ハッドン) 、 『ジェイン・エア』(C・ブロンテ)、『高慢と偏見』(オースティン)ほか多数。
スティーヴン・キングファンとしては、小尾芙佐と言えばもちろん「IT」な訳だけど、講師紹介の訳書の紹介がステレオタイプな観点で恐縮だが、カルチャーセンターに通う一般の受講者にとっては取っ付きにくい作品が多い印象を受ける。
古典的な作品はともかく、翻訳家小尾芙佐は尖った作品を数多く担当されていらしたんだなあ、と言う印象を受ける。
関心がある方は是非。
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