「ストレンジャー・シングス 未知の世界」第4章「The BODY」
最近「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を観ている。
ご承知の通り「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は1980年代のポップカルチャーへのオマージュに満ちており、スティーブン・スピルバーグ、ジョン・カーペンター、スティーヴン・キングなどの影響を見て取る事ができる。
そんな中、今回紹介するのはシーズン1の第4章「遺体("The Body")」。
スティーヴン・キングファンとしてはこのタイトルで驚く事になる。と言うのも "The Body" とは「スタンド・バイ・ミー」の原題なのである。
「スタンド・バイ・ミー」はご承知の通り、4人の少年たちが、失踪した少年の「死体"The Body")」を探すイニシエーションの旅に出る物語である。
もちろんこの「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の冒頭の物語は、第1章「ウィル・バイヤーズの失踪(" The Vanishing of Will Byers")」で失踪した少年を4人の少年たちが探す、と言うものである。
そしてもう一点興味深いのは、第4章「遺体("The Body")」には登場人物の一人がスティーヴン・キングのハードカバーを読んでいるシーンがある。
そこのシーンのセリフは「その本いいよな。面白い話だ」である。本編映像では残念ながらどのハードカバーを読んでいるのかは確認する事はできないが、キングのハードカバーの中では比較的薄い本のような印象をうける。
そんな「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、スティーヴン・キングのテイストあふれる作品である。関心がある方は是非。
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