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2018/05/02

「ミスト 短編傑作選」に新訳はあるのか?

2018年5月10日に文藝春秋(文春文庫)から刊行される予定の「ミスト 短編傑作選」だが、その収録作品に新訳があるのかどうかを考えてみた。

「ミスト 短編傑作選」の収録作品は次の通り。

「ミスト 短編傑作選」
 ・「ほら、虎がいる」(松村光生訳)
 ・「ジョウント」(峯村利哉訳)
 ・「ノーナ」(田村源二訳)
 ・「カインの末裔」(松村光生訳)
 ・「霧」(矢野浩三郎訳)

確認作業の結果だが、現在までに日本国内で発表されている「ジョウント」「神々のワード・プロセッサ」に収録)は、大村美根子訳なので今回の「ジョウント」は新訳だと考えられることがわかった。

しかしながら、今回の確認作業を通じて、われわれが慣れ親しんできた翻訳作品についても、翻訳家の高齢化が進んでいることを当然の事ながら実感する。

ところで最近SNSで【ジェンダー感(ジェンダー観)】がアップデートされていない作家の作品の存在についての議論があるが、それと同時に日本語の変化を考えると、翻訳にもある種の賞味期限があることが否定出来ない、と感じた。

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